すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

芸予要塞跡「小島」と三大急流 来島海峡の渦潮見物

すまきとすまりんは 瀬戸内海に浮かぶ小さな島を訪れました

その名は 小島 (おしま)

小さくても 歴史的には大変重要な役割を果たした島です✨

ーーーーーーーーーー

 

明治期の日本において

帝都東京が「頭」だとすれば...

瀬戸内海一帯は 重要臓器の入った「体幹」だったと言っても過言ではないでしょう

   当時の日本で最も工業化が進んでいた大阪

   横浜と並ぶ一大国際貿易港 神戸

   東洋一と謳われ 後に戦艦大和を作る呉海軍工廠

   日本の火砲の砲弾を一手に製造した大阪砲兵工廠

 ・・・・・

 

  ロシア ウラジオストック艦隊 Wikipediaより

もしも瀬戸内海に ロシア艦隊の侵入を許してしまえば

柔らかな ”はらわた” を食い破られるがごとく 日本の命運は尽きてしまうに違いありません!

(ちょっとホラーっぽくなっちゃいました😱)

 

そこで...

明治日本は瀬戸内海を守るため 入り口となる海峡に要塞を築きました

   ⇩ ⇩ ⇩

※幅の広い"豊予海峡"を守る豊予要塞日露戦争後に (大砲の性能が向上して射程が伸びてから) 築かれました

 

豊予要塞の構成要素 「鶴御崎砲台」の記事はこちら⤵

 

大小多数の島からなる芸予諸島では 戦艦のような排水量の大きな船が通ることのできる海峡は限られていました

本州側の「三原瀬戸」と 四国側の「来島海峡」以外は 浅くて哨戒艦ぐらいしか通れなかったようです

「三原瀬戸」と「来島海峡」

このふたつのチョークポイントを守るため大久野島 (広島県) と小島 (愛媛県) に砲台が築かれました

 

今回すまりんたちは 来島海峡急流観潮船に乗って「小島」で下船し 芸予要塞の砲台跡を見学してきました(^_-)-☆

 

しまなみ海道西瀬戸自動車道)の「大島南インター」を下りてすぐ「道の駅 よしうみいきいき館」 があります

観潮船はここから出航します! 

 

『みきゃん』は愛媛県のイメージアップキャラクター🍊 ※ワンちゃんです

 

一方 こちらは今治市バリィさん

ちょっと色あせてしまってますが(笑)第1回ひこにゃん 第2回くまモンに続く 第3回ゆるキャラグランプリ王者✨なのです

頭には来島海峡大橋をイメージ したクラウンをかぶり タオルのハラマキをしています

今治といえば 「今治タオル」が全国的に有名ですが…

実は 「焼き鳥の町」でもあります!

バリィさんは今治のスターなので 焼き鳥になることはないですね

 

すまりんは愛媛の出身なので 久しぶりの故郷入りにワクワク(^_-)-☆

 

こちらで乗船券を購入しました

 

多くの人は観潮船に乗るだけで 小島には上陸しません

※観潮船は予約なしでOKですが 小島に上陸する場合は7日以上前に予約の必要があります

 

「小島行き」とスタンプが押されたチケットと 上陸時の注意書き

大人(中学生以上)の料金は

観潮船 1800円 + 小島上陸 700円 → 2500円でした

※小島見物の際 さらに5000円追加で ガイドさんに解説をお願いできます


ガイダンステープならプラス500円でOK⤵

※ガイダンステープの場合 保証料1000円も一緒に支払いますが 破損なく返却すれば 返金されます

すまりんたちはガイダンステープを貸し出していただくことにしました

 

「日本三大急潮」というものがあります

関門海峡鳴門海峡と ここ来島(くるしま)海峡が挙げられるのだそうです

もしかして豪快な渦潮🌀が見られるのでしょうか!

 

小島には売店がないとのことで 水分補給用のペットボトルを購入

※島では自販機を一台見かけましたが 使えなくなっていたら困るのでこちらで購入しておくことをおすすめします(^_-)-☆

 

観潮船乗り場に移動します🐾🐾

 

待合所もありました

 

いざ 乗船!

 

ちいさな須磨も楽しそう!

ちいさな須磨は2022年にお空にいった愛猫の分身です

 

まずは直上にある 来島海峡第一大橋をくぐります

来島海峡大橋は 第一・第二・第三の三つの長大橋で構成された 世界初の三連吊橋なのだそうで 全長は4105m

橋は高速道路なのですが側道は徒歩や自転車でも通れるので 尾道から今治まで全長70kmのしまなみ海道サイクリングをされるかたも多いです🚲

 

船はまず港からピンクのラインを通って 波止浜(はしはま)湾に向かいます

 

造船所の立ち並ぶ 波止浜湾が見えてきました

 

湾内に入って造船所を見学...

細長い湾に造船所が7社並んでいて "造船長屋"と言われます

 

いちばん奥にあるのが有名な今治造船

現在国内最大✨ 世界第4位の造船会社だそうです!

 

Uターンして造船長屋の外に出ます...

正面に見える小さな島が 来島海峡の由来となった来島(くるしま)です

ここに「来島村上水軍」の根拠地 来島城がありました

村上水軍と言えば どうしても海賊🏴のイメージがありますね^^;

 

島に残る八千矛神

 

今治側の岸には 向かい合うように厳島神社の弁財天が祀られています

🔍

 

→→→ 目的地の小島が近づいてきました

小島上陸者がいなければそのまま通り過ぎるのですが すまりんたちのために港に一時停泊していただきます

ただいま12:20 

ここで降りたのはすまりんたちだけでした

 

迎えは80分後... 次の便で同じ船が来てくれます

またにゃー💗

 

何軒かの家はありましたが ほとんどが空き家のように見えました

多くの人は本土に家を持っていて こちらには通いで来られると聞きました

 

ガイダンステープを頼りに 芸予要塞探索スタートです(^_-)-☆

 

ちょっと怖い💧⤵

 

港の前は広場になっていました

移動時間の目安も書かれていました

一周65分くらいのようですが 写真を撮る時間も要りますし 道を間違えたりするかもしれないので 80分後に間に合うよう ちょっと早歩きで巡ることにしました💨

ひと様に迷惑をかけることは許されませんから...^^;

 

28cm榴弾砲のレプリカが置かれていました

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第11話「二百三高地」の撮影で実際に使われたものだそうです✨

 

トイレのある休憩所(ここに自販機がありました)

休憩所の内部には 往時の写真が飾られていました

 

まずは島の南側... 南部探照灯跡に向かいます🐾🐾

 

正面に見えるのは来島海峡第三大橋

カニさん🦀 発見!

 

海岸沿いの道はちょっと荒れ気味でした

 

ちょっと上級者向けっぽいキャンプ場

 

その奥に 探照灯がありました

夏草が生い茂っています!冬に来るべきですね^^;

クモの巣が多くあまり近寄る気にはなれませんが 往時の石組がそのまま残っていました

南部の遺構はこれぐらいなので 一度港に戻ります💨

 

結局 最後まで どなたともすれ違うことはありませんでした

猛暑の中 砲台巡りで小島に上陸する酔狂な人は いないようです(笑)

 

一方 こちらは 港からまっすぐ島の中央に向かう道

 

古いトイレがありましたが さっきの港のトイレのほうが綺麗そうです

 

遊歩道を登って行くと🐾🐾

発電所がありました⤵

レンガ造りの建物がきれいに残っています

冒頭でも紹介しましたが  日露戦争後 大砲の射程が伸びたおかげで幅の広い「豊予海峡」を守る豊予要塞の建設がはじまりました

それに伴い この「芸予要塞」は不要となり廃止されることになりました

 

広島側の大久野島は のちに毒ガス製造施設が建設されたため 敗戦後 占領軍の指示により火炎放射器で徹底的に焼き払われました

 

一方 小島は すでに廃された施設だったために建物がそのまま残されたようです

太平洋戦争の戦中戦後 疎開してきた何組かの家族がこれらの建物を利用しておられたそうです 

かまどなど 生活の跡も残っていました

 

発電所跡を奥に進むと…

南部砲台跡がありました⤵

砲弾を貯蔵した地下室でしょうか

 

その横に大きな砲座がありました

上から見ると丸い砲座が二つ残っているのがわかります⤵

 

南部砲台の横には集落がありましたが 人の姿は全くありません

 

椿のトンネル

夏なので花は咲いていませんが...

実がいっぱい成っていました✨

 

「明治三十二年 陸軍省」と彫られた標石

弾薬庫跡です

敵から狙われないよう 両側が遮蔽された谷あいの場所に設置されています

そのせいか道がぬかるんでいて向こうまで行くのはちょっとはばかられました

...ので 標識のみ撮影🔍

 

けれど この後 隣に伸びる遊歩道を進み 坂の上まで行くと...

レンガ造りの弾薬庫が見下ろせました⤵

湿気がこもらないよう床がアーチで底上げされた構造です

今は屋根が落ちていますが かつては菊間瓦で葺かれていたそうです

 

山頂近くにある 中部砲台へと向かいます

...と ハンミョウ発見!

たくさんいて 道案内してくれました

ハンミョウを追いかけて写真を撮っていたら時間が押してきたので^^; これ以上はあきらめ 中部砲台を目指しました💨

 

島の最高所まで登っていきます🐾🐾

 

見晴らしの良い場所に出ました!

橋の向こうに見えているのは 潮流信号所の電光板

 

上向きの矢印は今後流速が早くなるという意味だそう...

この後の 急流観潮巡りに期待が持てそうです(^_-)-☆

 

「N」は北流(九州側に向かって潮が流れる)を示しています

 

中部砲台跡に到着

夏草が茂っていますが 石組は往時の面影をそのまま残しています

明治時代の海岸要塞としては”完全に近い状態で残っている日本唯一の場所”なのだそうです✨

こちらに6門の28cm榴弾砲が設置されていました

日露戦争では旅順要塞攻略の際にこのうちの2門が移送され 勝敗を決定づけた二百三高地の陥落に重大な役割を果たしました

 

奥に向かい3つの砲座が並んでいました

 

各砲座にはそれぞれ2門の榴弾砲が置かれていたそうです

榴弾砲は高い仰角で撃つ砲で 砲弾は放物線を描きながら目標に到達します

このため海上の敵艦から大砲は見えないようになっています

 

砲座と砲座の間には 地下室がありました

 

砲座間の連絡のために 伝声管が備えられています

宮崎駿アニメっぽいですね✨

 

さっそく あそぶ すまき

すまー  すまー すまー

!!!

聞えるにゃ♥

 

砲座の奥には レンガ造りの地下兵舎が並んでいました

 

兵舎と砲座の間に 指令所へ向かう階段がありました

猛暑の中 急な階段に げっそりでしたが^^;

頑張って上がりました

 

平らになったと思っても さらに階段^^;

 

ようやくゴール🚩 

 

ここが島のてっぺんです✨

 

来島海峡を一望のもとにおさめることができました

 

こちらは南東側... 今治方面⤵

 

こちらは北西側... 敵が来るとすればこちら側からです!

 

ここにも伝声管の穴がありました

 

一段下にある 指令所の地下室

伝声管はこちらに開いていました⤵

上の観測所から弾着の位置を伝えたりするのに使われたのでしょうか

 

※島の北側には北部砲台跡もあるようですが

この砲台が廃された後に爆撃訓練の的とされたため破壊が進んでいるようです

 

そうこうしているうちに上陸から1時間が過ぎていました

お迎えまでに20分弱しかないので 急いで港に戻ります💨

約束の5分前には港に着きましたが 船が遅れていて 迎えが来たのは10分遅れでした

 

再び観潮船に乗って急流の来島海峡見物です→→→

急流ポイントを見ながら港へと戻って行きます→→

 

要塞のある小島に別れを告げ…

 

第三大橋をくぐって西水道を進みます

 

海が波立って流れています

船の両側に渦潮が巻いていました🌀

 

18秒の動画です  ※音量にご注意下さい!

 

船は中水道に向かいます

 

こちらは第二大橋

 

ちょっとのっぺりした所がありますね

海底から潮が湧き上がる場所は平らな水面になるのだそうで「湧き潮」と呼ばれます

嵐の前の静けさみたいな不気味な感じがありました

 

ここで船は引き返します

最大7ノット(時速13km)という潮の速さに船は一瞬で流されてしまいます

 

エンジンを切って流されるままに回転中の動画です 

※こちらも音量にご注意下さい

 

ちなみに 鳴門海峡の潮の速さは最大10ノットだそうです

※記事に添付のインスタで動画もご覧になれます(^_-)-☆

 

今回の「来島海峡クルーズ」では ちょっと小さめでしたが鳴門の時よりもたくさん渦が見られたような気がしました(*^^*)

鳴門へは 渦潮が現れやすいタイミングを調べてから行きましたが 今回は下調べしていなかったのに迫力のある流れが見れてラッキーでした✨

 

今回のお話は以上です(^_-)-☆

 

長い記事をお読み下さりありがとうございました

 

次回は 尾道散歩のお話です(^_-)-☆

空気神社 と 道の駅「寒河江 チェリーランド」のさくらんぼパフェ🍒

山形市から東へ30km…🚗

すまりんたちは 朝日町の山中にいます

新潟県との県境となる朝日連峰の山懐に ホテル・コテージ・スキー場などを備えた 「Asahi自然観」というリゾートがあります

 

こちらが ホテル自然観

ホテルの前にこれから向かう「空気神社」の案内板があります

 

施設内の道を少し進むと 広い駐車場がありました

右の建物がお手洗いだったと思います↗

 

今回の目的地「空気神社」はこちらから参ります

このあたりはブナの森が広がる自然に満ちた土地

森のパワーを頂きながら 丘の上へと進みます🐾🐾

※ここから先は お手洗いはありません

 


空気神社は神社と名がついていますが 宗教法人ではありません

きれいな空気の恩恵に感謝し 敬愛の心を育むために平成2年に建立された 世界にひとつだけの「空気」を御神体とする神社です

 

宇宙を構成する五元素と言われる「木・火・土・金・水」のモニュメントがありました

こちらは「木」⤵

丸太がぶらさがっています

 

「火」

お祭りの時には フレームの中で火が焚かれるのでしょうか…

 

「土」

 

「金」

 

「水」

水が滴っていました



10分ほどで 丘の上に到着です!

写真では閑散とした雰囲気ですが この前後に子供連れのかたや お一人のかたなど何名かがお参りに来られました

 

正面に鎮座するのが空気神社✨

自動案内機のボタンを押すと 空気神社についてのお話を聞くことができます

 

鏡に見立てられた5m四方のステンレス板が設置されています

ご本殿は鏡の下にあり 1年を表す12の素焼きの瓶に空気を入れてお祀りしているそうで一般の人が鏡の上に乗ったり 物を置くことは禁じられています

 

ブナの緑が写り込んで それは美しかったです✨

 

参拝の仕方の説明がありました

一般の神社の参拝方法とはちょっと違っていてユニークです(*^^*)

①2礼のあと4拍手

 拍手時 「春・夏・秋・冬」と念ずる

②手のひらを内側に両腕でV字を作り 深呼吸しながらきれいな空気に感謝する

③1礼

すまき きれいな空気に感謝中です✨

とても暑い日でしたが 林の中にいると清々しい気分になりました

それだけでも お参りした甲斐がありました(*^^*)

 

すまきが すまりんとちいさな須磨の写真を撮ってくれました

ちいさな須磨は2022年にお空に行った愛猫の分身です

 

一生懸命 鏡をのぞき込む須磨

直に乗せることができないので 鏡の中のお顔が見えづらくて...

 

黒子のすまりんがお手伝いして すまきが撮影してくれました(^_-)-☆

かわいく撮れたかにゃ?

 

夏季期間中 LEDによるライトアップ✨が行われていて すまりんたちが訪れた時も開催されていました

残念ながら 今回 夜に訪れることはできなかったのですが…

昼間とはまた違った幻想的な光景に出会えることでしょうね(^_-)-☆

紅葉の季節も素晴らしいと聞きました!

 

 

空気神社のお話は以上です(^_-)-☆

では...

道の駅で見つけた美味しいパフェのお話で締めくくりたいと思います!

 

「山形で本場のさくらんぼを食べたい!」と思ってずっと楽しみにしていましたが…

今年はサクランボの収穫時期が早すぎて… 😱

例年なら最盛期と思われる時期にも関わらず どこを見てもさくらんぼは見当たりませんでした(>_<)

 

最後の望みをかけて やってきたこちらの道の駅

空気神社から国道287号線を山形空港の方向へ 30分ほど車を走らせたところにあります

その名も「道の駅 寒河江 チェリーランド」

山形県のほぼ中央にある さくらんぼの王国です🍒

 

地元だからこそのお手頃価格の「尾花沢スイカ」がたくさん並んでいましたが…

さくらんぼは全く見当たりませんでした(>_<)

あきらめていたところ…

冷凍さくらんぼのパフェがメニューにあることが判明しまして せっかくだから食べてみようということになりました(^_-)-☆

 

🍒cherry cafe chouchou シュシュ

コーヒーが美味しいと評判ですが 美味しそうなメニューも沢山ありました

反対側には手描きのパフェ✨⤵

さくらんぼが盛り盛りですね✨

 

店内のボードにも手描きの可愛いメニューが…💛

 

二人とも シュシュパフェを注文(^_-)-☆

右の さくらんぼが多いめのパフェです

ちなみに左のはグラデーションパフェで こっちも美味しそうで悩みましたが 今回は「さくらんぼ」の気分でした🍒

お値段は お高いめですが^^;

奥のカウンター席でひっそりと(笑)いただくことにします


パフェ 到着✨(呼び出しがあったので すまきが運んできてくれました)

飲み物はテイクアウトもできる"さくらんぼ水"です

パフェを注文すると一杯無料で付いてきます

もう一個は 多分すまきが飲んでいるのでしょう(笑)

茶色のカップさくらんぼの種入れです

 

かわいい〜💛

冷凍と言えども さくらんぼがごろごろ入っていました

下の部分のグラデーションが まさにすまりんの好みです(*^^*)

うまく撮影したら すごく映えそうですね✨

 

ちいさな須磨はパフェよりお水です(笑)

 

ひんやりさくらんぼがたくさんなので けっこうな食べ応えでした

さくらんぼは甘くて美味しかったです🍒

今回の旅では さくらんぼはこれっきりでしたが 大満足でした(*^^*)

 

またいつか

さくらんぼの最盛期をねらって山形に来たいと思います

 

 

次回は

瀬戸内海に浮かぶ芸予要塞と うずしお観光のお話です(^_-)-☆

出羽三山②~月山登拝の巻~

すまきとすまりん…

出羽三山めぐりのトリに月山登拝をしました

 

※前回 書きましたが 正式な参拝順序は羽黒山→月山→湯殿山です

トリは「湯殿山」であるべきでした^^;

www.aranciarossa.work

 

 

鶴岡市内から望む今朝の月山は ちょっと曇り気味のようですが…

早朝スタートで 一路「八合目駐車場」をめざします!

月山高原ラインと名前がついているので もう少し広いドライブウェイを想像していたのですが 結構細いヘアピンカーブ道を登っていきます🚗

早朝だから下りてくる車はまず無いと思いますが 昼になると大型バスも通行するので注意が必要ですね

 

だんだん霧が濃くなってきました^^;

八合目駐車場に到着しましたが…残念ながらは視界ゼロの霧の中😱

うーん 残念^^;

 

それでも 駐車場には車がとまっていました

広い駐車場ですが 夏の週末は大混雑するそうです

 

現在 朝の6:30

レストハウスは閉まっていますが 自販機で水を買いました

 

真夏ですが 標高1380m なので ちょっと肌寒いくらいでした

6:36 登山スタートです!

 

まずは池塘が散在する月山 弥陀ヶ原湿原の木道を進みます🐾🐾

 

同じ名前の立山の弥陀ヶ原を思い出しました (かなり前の写真です)

 

月山も晴れていたらよかったです…

池塘の中にはえている草は ミヤマホタルイというイグサの仲間で 高山植物です

 

登山道は高山植物の宝庫でした✨

小さな星形の黄色い花は「キンコウカ」です

 

弥陀ヶ原を一周する散策コース(2.2km)もあるようですが…

月山登頂をめざす人はここを右に折れます→→

 

月山の登山ルートは複数ありますが 今回 すまりんたちがとったルートは 八合目まで車で行ける上 なだらかな尾根線上のルートをたどるので 難易度は比較的低いです

まずは九合目の仏生池小屋をめざします🐾🐾

 

道端にちらほら咲いているのは「ゼンテイカ

別名の「ニッコウキスゲ」の方が有名ですね(^_-)-☆

※北海道では「エゾカンゾウ」としても知られていますが エゾカンゾウは変種とする説もあります

 

ケルンが積んでありました

 

ごろごろした石の道ですが 所々に円盤状の石が配置されているので その上を踏んでいけば 思ったより歩きやすかったです(*^^*)

すまりんには この石たちが "グラニュー糖でコーティングされたクッキーに見えました

歩きながら「クッキーが食べたい クッキーが食べたい」と唱えていたら…

 

次の休日にすまきが作ってくれました💛

見た目は普通ですが すまきが焼くクッキー(サブレ)は超美味しいです✨

 


こちらは「ウラジロヨウラク

鈴なりになったピンクのお花… かわいいですね

 

この辺りは万年雪なのか ちらほらと雪渓がありました

すまりんは 雪渓を渡るのが苦手ですが 歩く場所にはありませんでしたので問題なしです(^_-)-☆

 

ハクサンイチゲ」の群落がありました

幸せを招く花と言われます✨

 

ハクサンフウロ

 

「ウサギギク」

葉っぱの形がうさぎの耳を連想させるのでこの名前が付いたと言われますが 葉っぱが下の方に1枚だけしか写っていません^^;

しかも半分クマザサに隠れています^^;

 

「ウゴアザミ」

 

「マルバシモツケ

葉っぱが丸い形をしています

 

見渡す限りに たくさんの高山植物の花が咲いていて まさにお花畑のようでした

 

お花を探しながら歩いているうちに仏生池小屋に到着しました

仏生池はクロサンショウウオの生息地として知られているそうです!

 

左の建物はお手洗い(※チップが必要です)

仏生池小屋は夏季のみ営業されていて10名程度の宿泊が可能だそうです

※詳しくは公式ホームページをご覧ください

 登山ルートや時間についても記載されています

中の写真は撮っていないのですが 立ち寄りでも カレー・うどん・甘酒・ソフトクリームなど いただけるようです

案内板には ここからの登り・下りの目安時間が書かれていました

 

ホームページによれば 登山口からここまで「登り」の所要時間は1時間30分

すまりんたちは1時間20分で登ってきました(^_-)-☆

 

ただいまの時刻は8:00前…

「頂上まで1時間15分」ということなので 9:00過ぎには山頂に着きそうです

 

数分だけ休憩して 8:00にスタートしました

 

オモワシ山(標高1828m)

真の頂を隠して自らを頂上と「思わし」めることに由来しているのだそう…

 

前半に比べると ちょっと足場が悪くなったような気がします

 

このあたりは「シャクナゲ」の群落のようです

 

オニヤンマが 木の枝にぶら下がって風に耐えていました👀

 

九合目を過ぎてもまだ お花が咲き乱れています💛

霧が濃くて映えませんけど^^;

 

行者返し

突然現れた急斜面に「行者返し」と書かれた木碑がありました

月山登山の最大の難所と言われますが 実際はそこまで大変な道ではありません

役行者(えんのぎょうじゃ)が 山頂を目指しここを通りかかった時  修行の未熟を理由に金剛童子と除魔童子によって押し返されたという伝説によりそのように呼ばれるのだそう

※金剛童子と除魔童子出羽三山羽黒山・月山・湯殿山)の開祖 蜂子皇子(はちのこおうじ)の脇侍です

 

「トウゲブキ」

 

「イワカガミ」

目立たないけど かわいらしいお花が咲いていました

 

また ケルンがありました

ケルンは正しいルートの道しるべの役割があるそうです

登山者が 一個ずつ積まれているのでしょうか…

中には慰霊目的のものもあるので 崩してはいけないと思うと ちょっと緊張します

すまりんたちは 今回もそのまま通り過ぎました🐾🐾

 

 

ところで この花はなんでしょう…

びっくりした直後の猫のしっぽに似ているので...

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すまきが勝手にビクリネコノオ(びくり猫の尾)と呼んでいました

 

礼文島で見た「イブキトラノオ」が頭に浮かんだようです!

 

ほんとうの名前はコバイケイソウ(^_-)-☆

ちいさな須磨も興奮気味です(笑)

ちいさな須磨は2022年にお空に行った愛猫 須磨の分身です

 

 

木の歩道がありました

もう山頂は間近のはずです!

 

岩の間にひっそりと咲いているのは  和風エーデルワイス

「ミヤマウスユキソウ」です

綿毛が露に濡れて ゼリーっぽくなっています

 

紫のは「チシマギキョウ

ハクサンイチゲもあちこちに咲いていました

 

歩きやすい道が続きます…🐾🐾

 

ミヤマキンバイ

 

霧のむこうに 建物の影が見えてきました!

 

実はこのちょっと手前に右へ登る道がありました(下山時に撮った写真です)

「月山の頂上三角点」はすまりんが指さしている方向にあったのですが 霧の中に見え隠れする神社に気をとられて全く気付いておらず そのまま道なりに進みました^^;

帰りに気づいて 行ってきました

 

9:21 月山神社本宮に到着です

仏生池小屋からは約1時間20分  登山口からだと2時間45分…

おおよそ標準タイムです(^_-)-☆

神域内は撮影禁止でした

石鳥居をくぐってお祓いを受け 本殿にお参りし…

社務所にて お守りを授かりました

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月山は卯年を御縁年とされていて この年に参拝すると12年分の御利益があるそうです

すまりんたちが訪れた2023年は まさに卯年🐇✨

ご利益いっぱいいただけたかな(*^^*)

羽黒山の御縁年は午年で  湯殿山の御縁年は丑年です

 

登拝認定証もいただきました(無料)

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月山神社を少し通り過ぎたところに 月山頂上小があります

こちらも夏季のみ営業されていて休憩・食事・宿泊が可能です

 

小屋の脇の道をさらに進みました🐾🐾

左へ行くと 所要9時間あまりの道のりを経て肘折温泉に至ります

歩いて行ったことはありませんが 肘折温泉には泊まったことがあります

 

一方 右へ行くと湯殿山に至ります

 

なだらかな頂上付近にも 池が散在していました

そろそろ引き返すことにします🐾🐾


おや!小さなネズミさん発見💛

どこかに隠れてしまうのかと思ったら…

道案内してくれるかのように立ち止まりながら 前を走って行きました

15秒の動画でご覧ください⤵

 

そのまま先導してくれて やがて本宮の鳥居の中に入って行きました

もしかしたら 神様のお使いだったのかもしれませんね(*^^*)

ちいさな須磨に気づかれなくてよかった^^;


下山時に 「月山山頂」に寄りました

2分ほどで登れるくらいの距離です(^_-)-☆

 

先に登られたかたが写真を撮っておられたのですが…

ちょうど新しい「月山プレート」を作って来られたのだそうです!

割れてしまっているプレート⤵

 

ピカピカのプレートを手にして 撮っていただいた写真

ちいさな須磨と三人で 「はいチーズ!」

帰りに山頂に登って ラッキーでした✨



下山途中で霧が晴れてきました

もう少し早く晴れてくれたら もっときれいな山やお花の写真が撮れたのに…

でも 信仰の山だから 霧がかかっているくらいのほうが雰囲気が出て良かったのかもしれません

 

 

下山後… 

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山形自動車道にて🚗

月山湖(※人造湖)越しに残雪の残る月山が見えました

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ついさっきまで あそこにいたなんて なんだか夢のお話みたいです

 

 

次回は  

 将棋の町にある老舗のお宿「天童荘」のお話です(^_-)-☆

出羽三山①~"語るなかれ 聞くなかれ"の湯殿山と 羽黒山登拝 の巻~

山形県庄内平野と山形盆地をへだてる山並みの中に

東日本の山岳信仰の拠点 出羽三山があります

 

「三山」の名の通り 出羽三山月山・羽黒山湯殿山の三つの聖地の総称です

それぞれに神社がありますが 修験道を中心とした山岳信仰の場で 明治時代の神仏分離政策以前は神と仏を一緒にまつる神仏習合の山でした

三つの霊山を総称して出羽三山神社といいます

 

羽黒山は「現世」 月山は「前世」 湯殿山は「来世」を祈る山とされ 古くから現在・過去・未来を巡る「生まれ変わりの旅」として 出羽三山への参拝が広がったのだそうです

 

あとで知ったのですが^^;

参拝の順序としては 羽黒山→月山→湯殿山 が正式なのだそうです!

色々見てみましたが 全てにおいてそう書かれてあるので 間違いないと思います

 

まず 羽黒山で現世利益をいただき

月山(過去・死)→湯殿山(未来)の順に巡ることで 生まれ変わりを果たすと言われています

 

すまりんたちは なんと 湯殿山羽黒山→月山の順で参拝しました😱

 ● ● ● ^^;

 ※「月山」については次回お話します

 

 

まずは湯殿山神社から…

江戸初期までは 村山市にある「葉山」が出羽三山の一つとされていて 湯殿山出羽三山総奥院として 別格の位置づけがなされていたようです

 

神秘に包まれた湯殿山については「語るなかれ 聞くなかれ」とされていますので このブログでも軽い紹介にとどめておきます(^_-)-☆

 

山形と鶴岡を結ぶ月山道路から 脇道にそれて湯殿山を目指します🚗

すまりんは小学校の時 ある映画で 湯殿山の名前を知りました

タイトルは覚えていますが ここには怖くて書けません^^;

なんとなく すまりんは緊張気味に助手席に座っていました

湯殿山有料道路を通って…🚗

 

大鳥居前の仙人沢駐車場に到着

大きな赤い鳥居が目を引きます✨

この大鳥居の向こう… 1kmあまり登ったところに湯殿山神社はあります

湯殿山神社のそばに標高1500mの「湯殿山」という山があるのですが その山頂に湯殿山神社はあるのだと思っていました…

実際は 月山から流れ下る梵字川という川のほとりの谷あいに湯殿山神社は鎮座されています

ちなみに湯殿山については (羽黒山・月山と釣り合いをとるために)近くのそれらしい山を後世になって「湯殿山」と名付けたという説もあり 登る道もありません

 

湯殿山神社までは 1.2kmの道のりで バスだと約7分  徒歩だと約30分かかるそうです

 

駐車場の前に 売店兼休息所がありました

 

参拝は土足厳禁なので足拭き用のタオルが売られていました(※神社でも購入可能)

すまりんたちは 自然乾燥しました(笑)

 

湯殿山神社までのバスは1時間に1〜2本の間隔で運行されています

歩いて往復するつもりだったのですが

ちょうどバスの出る時間ということで 急いで切符を購入💨

料金は 片道200円 往復400円です

帰りはバスの時間が合わないと思い 片道切符を購入しました

 

7分後…

湯殿山本宮前のバス停に到着

ここから先は 撮影禁止です

アップダウンのある道を150mほどすすむと本宮に至ります🐾🐾

湯殿山神社からさらに先には「月山山頂」に至る登山道が続いています

 

「語るなかれ」「聞くなかれ」

ここで見たこと 体験したことは 訪れた人だけのもの(^_-)-☆

 

帰りは歩いて戻ってきました🐾🐾

未来への生まれ変わりを祈るこの地で 多くの行者が即身仏となられました

山形県に多く残る即身仏のミイラは ここ仙人沢で入定された行者たちのものだそうです

湯殿山はおごそかな霊気漂う神秘の聖地でした

 

ーーーーーーーーーー

羽黒山

 

冒頭で書きましたが…

出羽三山は 月山・羽黒山湯殿山の三つの聖地の総称です✨

 

最初にお話しした「湯殿山神社」は 山深い沢の奥にある修行の場で 今でこそアクセスが容易になりましたが 雪深い冬はもちろんのこと かつては夏でも健脚の人でないとお参りできなかったようです

月山も標高1984mの高峰で 山頂付近にある「月山神社」の参拝には本格的な登山が必要です

 

一方 標高414mの羽黒山の上に鎮座する「羽黒山神社」は 一般の人にもお参りしやすいため 山頂の「出羽神社(いではじんじゃ)」に 3社の神を併せて祀る三神合祭殿があり 出羽三山をまとめて参詣できるようになっています!

 

すまりんたちは これから羽黒山に向かいます

鶴岡から羽黒街道を進むと…🚗

高さ24m 幅15mの大鳥居に出迎えられます

車で鳥居をくぐりぬけ…

矢印の方向に3kmほど進むと 随神門前駐車場に到着します

羽黒山神社へは随神門から2446段の石段を登る表参道が正式なルートですが 羽黒山有料道路(普通車400円)を通り車で山頂まで行くこともできます(^_-)-☆

 

すまりんたちは表参道の石段を登ることとします🐾🐾

 

猛暑のさなか 門前の売店の自販機で水分補給✨

※参道の中間点に「茶屋」はありましたが 途中 自販機を見かけませんでしたので 飲み物を持っていない場合は 買っておくのが良いと思います(^_-)-☆

須磨も のどがかわいたにゃ♥

 

羽黒山 登山口にて…

積雪の時期に「五重塔」まで行ったことがあるのですが そこから先は初めてです

 

羽黒山随神門

※明治までは仁王門とよばれていましたが 神仏分離で改名されました

 

随神門から いったん下り 祓川(はらいがわ)の流れる谷へ向かいます🐾🐾

階段を下りたところには たくさんのお社がありました

 

この道を少し行った森の中に 白山遥拝所のある白山神社があるようです

白山が見えるわけではないので 神社(遥拝所)までは行きませんでした^^;

 

神橋

神聖な場所にある赤い橋は独特の雰囲気がありますよね…

昔 参拝者はこの川で身を清めてから山頂までの生まれ変わりの道を歩いたそうです

写真では見づらいですが 「須賀の滝」と言う小さな滝があります

 

以前 撮影した写真で ご覧ください(^_-)-☆

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この時は 別世界みたいですね…

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橋を渡った少し先に 国宝五重塔✨があります

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木碑を見ると 雪が深かったことがわかります↑

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今回は緑の中の五重塔の写真を撮る気満々だったのですが…

残念~! 修理中でした^^;

 参拝はできるようになっていました(^_-)-☆

 

ところで ここは羽黒山神社の参道ですが 修験道神仏習合のため「別当寺」というお寺があり 山門や五重塔が建てられたそうです

江戸時代にはこの塔の周囲に多くの建造物があったそうです

明治時代の神仏分離により山内の寺院はほとんど取り壊されましたが 五重塔はかろうじて残されたそうです

 

杉の木がたくさんありましたが 五重塔の近くに ひときわ大きな杉がありました

樹齢一千年以上と言われる爺杉(じじすぎ)で国の天然記念物に指定されています

 

ここから杉木立の石段を登って羽黒山頂まで登れば社殿に至ります🐾🐾

約2㎞の参道の両側に樹齢300〜500年の杉が500本以上あるそうです!

この杉並木の参道は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の3つ星にも認定されています🌟🌟🌟

 

一の坂

山頂までの石段の総数は 2446段🐾🐾

数を聞くと ちょっとびっくりしますが 実際は緩やかな階段もあります

この日は猛暑でしたが 気候の良い時にゆっくり登れば ちょうどよい運動になりそうですよ(^_-)-☆

 

以前登った3333段の石段は きつかったです^^;

 

石段の脇にも ところどころにお社がありました

 

火石✨

大昔… この辺りがまだ浜だった頃 この石は光を放っており 漁師が灯台の代わりにしていたという言い伝えが残っているそうです

 

湯殿山遥拝 ※こちらも方角だけで 湯殿山は見えません

 

ここから二の坂です

 

それにしても 大きな杉が多いですよね!

 

二の坂茶屋

寄って行こうと思ったら 団体さんでいっぱいだったのでスルー^^;

かき氷・あんこ餅・きなこ餅・納豆餅などのメニューがありました

 

芭蕉

奥まった所が芭蕉塚だったようですが そのまま通過してしまいました^^;

奥の細道にもある「涼しさやほの三日月の羽黒山」の句にちなみ建立されたそうです

 

 

🔎かろうじて木のかげに灯籠が見えていますね

 

御本坊跡別当寺宝前院跡)

かつての賑わいは 今となっては夢の跡のようです…

 

鳥海山遥拝 

葉が落ちて見通しが良くなったら 鳥海山が見えるのかもしれません!

 

ちょっときつかった「二の坂」を過ぎました🐾🐾

ちいさな須磨は 袋に揺られ らくらく参り(笑)

ちいさな須磨は2022年にお空にいった愛猫の分身です

 

三の坂の始まりです

 

これだけでは いまいち 場所が分かりませんね…

 

 

羽黒山 斎館

かつてお寺でしたが 神仏分離の時 神社の「斎館」として残されたそうです

現在は参拝客の宿泊や食事処となっているそうです

 

鳥居が見えました

昔は青銅の鳥居だったそうですが戦争で供出されたため再建されたそうです

 登山口(随神門)からここまでの所要時間は1時間くらいです

 

厳島神社(かつては弁天堂だったそうです)

龍の彫刻が見事でした✨

 

手前の厳島神社の案内板が写ってしまってますが こちらは 蜂子社です

出羽三山の開祖 蜂子皇子(はちのこおうじ)をお祀りしています✨

 

三神合祭殿(さんじんごうさいでん)

萱葺きの豪壮な建物で 国の重要文化財です✨

月山・羽黒山湯殿山の三神が合祀されています

見上げると 海老虹梁の上に「力神」がおわしました!

モリモリの筋肉で 屋根を支えておられるのでしょうか…

悪を寄せ付けないように(?)睨みをきかせておられました

冒頭でも触れましたが…

羽黒山は「現世」 月山は「前世(死後の往生)」 湯殿山は「来世 (生まれ変わり)」を祈る山とされます

三神合祭殿を参拝することで 出羽三山神社全てお参りしたこととなります

 

 

鏡池 (三神合祭殿の正面にあります)

平安〜江戸時代中期まで数百枚の銅鏡が奉納されたことにより鏡池と呼ばれるそうです

また 奉納された鏡の190枚が重要文化財に指定されているとのこと…

 

芭蕉銅像がありました

「涼しさやほの三か月の羽黒山」を含む3句が刻まれていました

 

蜂子皇子(はちのこおうじ)のお墓

蜂子皇子は飛鳥時代の皇族で 蘇我馬子に暗殺された崇峻天皇の第三皇子です

聖徳太子にかくまわれて馬子の追手を逃れ 丹後から船で北へと向かい ついに鶴岡にたどりついたと伝えられています

この後 海岸から三本足の烏に導かれて羽黒山に登り出羽三山を開いたのだそうです



鏡池越しに見る三神合祭殿

 

羽黒山頂にバスのりばはありますが 本数が少ないので下りも歩くことにしました

下りは 五重塔まで25分 🐾🐾

そこから登山口(随神門)まで さらに15分ほどかかりました

 

徒歩の場合 参拝時間を含めて往復2~3時間みておかれたら良いと思います

ちなみに すまりんたちは参拝時間も短いめだったので 2時間で戻ってきました

 

 


こちらは今回の旅で購入した木村屋さんの「古鏡こきょう」というお菓子です

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3個入り594円

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羽黒山の「鏡池」から出土された古鏡をかたどったお菓子✨

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木村屋さんのこだわりの特製餡に求肥が入っていてモチっと美味しかったです💛

 

次回は月山登拝のお話です

 

   ...

 

源氏物語執筆地「廬山寺」と 藤原道長の栄華の跡...

上賀茂神社参拝のあと すまきとすまりんが訪れたのは

源氏物語の執筆地跡」と言われる 廬山寺(ろざんじ)というお寺です

源氏物語」の執筆者は 言わずと知れた紫式部 

今年 (2024年) のNHK大河ドラマの主人公です✨

 

源氏物語」は古典の教科書にも出てきますよね...

原文や小説は読んだことがなくても もしかしたら『源氏物語 あさきゆめみし(←源氏物語をもとに作られた漫画)』を読まれた女子は多いのではないでしょうか?

光源氏✨ 美しいですよね(*^^*)💛

 

さて 「廬山寺」の場所ですが…

京都御所のすぐ東隣りにあります

地理院地図航空写真より

 

ここは南北に走る寺町通の北の果て...

今はずっと下った四条寺町あたりが繁華街ですが 平安時代にはこのあたりが京都の中心地だったのでしょうか

源氏物語執筆地」の案内がありました

廬山寺は第18代天台座主延暦寺中興の祖といわれる元三大師良減(慈恵大師)が開山したお寺です

もとは船岡山南麓にありました

応仁の兵火や 信長の比叡山焼き討ちで寺は荒廃し その後 正親町天皇の勅命により天正元年(1573年)紫式部邸宅跡だったこの地に移転したのだそうです

紫式部が住んだ当時の邸宅は 曾祖父の中納言藤原兼輔の時代から受け継がれた築100年の「旧い家」だったそうです

鴨川の堤防の西側に接していたため「堤邸」とよばれたこの家で 紫式部は一生の大部分を過ごしたと言われます

 

現在の本堂は 江戸時代に再建されたものです

光格天皇によって仙洞御所の一部が移築されたのだそうです

 

本堂脇から奥に入っていきます

 

紫式部の歌碑がありました

めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に
    雲がくれにし夜半の月影
        紫式部

有馬山ゐなの笹原風吹けば
    いでそよ人を忘れやはする
        大弐三位

紫式部の娘 賢子 は大弐三位と呼ばれました

大河ドラマでは紫式部の名前は「まひろ」とされていますが 本当の名はわかっていません

「藤原香子」だったのではないか という説もあるようです

 

庫裏にあがって 有名な源氏庭を拝観させていただきました

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 拝観時間:9:00~16:00(休館日あり)
 料金:大人500円 小中学生400円

※館内撮影禁止ですが入り口にある紫式部像とお庭は撮影可能でした

この地が紫式部の邸宅跡であることは考古学者の角田文衛博士によって考証されました

それを記念して廬山寺の境内に顕彰碑がたてられるとともに「源氏庭」が整備されたのだそうです

 

源氏物語の第二十帖に「朝顔」の巻があります

アサガオ」と呼ばれる植物は 時代によって変化してきたそうです

万葉の時代には「キキョウ」のことを指し その後 日本に渡来してきた「ムクゲ」に変わり 平安時代初期に現在の「アサガオ」を指すようになったというのが通説のようです

 

こちらでは紫式部にちなみ 石と苔の庭に紫のキキョウを植えられているそうです

キキョウの花は6月末~9月頃に開花するということですが  今は12月...

でも 冬日の木漏れ日がきらめく庭も 年の瀬の落ち着かなさを忘れさせてくれるようでとてもよかったです(*^^*)

 

ちいさな須磨も ひなたぼっこ🌞

甘えん坊の須磨...💗

ちいさな須磨は2022年にお空にいった愛猫の分身です

 

 

庫裏を出て境内を歩いていると「廬山寺陵 参道」という石碑を見つけました

裏手に小径が続いています...

 

進んで行くと🐾🐾

慶光天皇の御陵」がありました

慶光天皇??? 聞き慣れないお名前だと思ったら…

以下の理由でした

第118代 後桃園天皇崩御したときに皇子がいなかったため 7親等離れた光格天皇が即位することになりました

ところが光格天皇の父は典仁”親王”であり 宮中での序列が摂関家よりも下になります

このため天皇は父に太上天皇の尊号を贈ろうとしましたが 時の老中 松平定信はこれを拒み 断念せざるを得ませんでした

この件はあとをひいて 後に松平定信の失脚の原因にもなったようです

 

明治時代の世になり典仁親王明治天皇の高祖父であるということでこの件が再検討され 「慶光(きょうこう)天皇」と追諡されたというお話があったそうです

なので 実際に皇位につかれた天皇ではありません

 

 

廬山寺を出て寺町通をもう少し南に下ると 学校のグラウンドが見えてきます

 

角を曲がった片隅に 法成寺跡の石碑と案内がありました

この世をば わが世とぞ思ふ 望月の かけたることも なしと思へば🌕

...と栄華を誇った藤原道長は 晩年 法成寺の創建に心血を注ぎこみました

極楽浄土を再現した絢爛豪華な建築は後に宇治平等院のモデルとなったともいわれます

1028年 背中の腫物が悪化して死期を悟った道長は 法成寺の阿弥陀堂無量寿院)で九体の阿弥陀如来の手と自分の手とを糸で繋ぎ 僧侶たちの読経の中 自身も念仏を口ずさみ 西方浄土を願いながら往生したと伝えられています

1000年前の栄華をしのばせるものは 今は何も残っていません...

 

寺町通をはさんで向かい側は 京都御苑の森が広がっています

 

こちらは「梨木神社」の鳥居です

鳥居の向こうには かつて参道がありましたが 社殿の修復費を捻出するため開発業者に貸し出され 参道は分譲マンションになっています

 

京都御苑の清和院御門をくぐって 少し中に入ってみます

 

左の壁仙洞御所・大宮御所で 突き当たりは京都御所の土塀です

※仙洞御所は退位した天皇 (上皇) の御所で 大宮御所は上皇の后の御所です

 

 

清和院御門を入ってすぐ右手に 土御門第跡の案内がありました

藤原道長の邸宅跡です

当初は1町の規模でしたが 拡張が行われて 後一条・後朱雀・後冷泉ら三代の天皇の里内裏ともなり 道長家の繁栄を象徴する邸宅となりました

当時の大内裏はもっと西の方の二条城の北の辺りにありましたから 御所の隣に屋敷が構えられていたわけではありません

 

徒然草の第二十五段で 兼好法師

「京極殿(土御門第)・法成寺など見るこそ 志留まり 事変じにけるさまはあはれなれ…南門は焼けぬ 金堂はその後倒れ伏したるまゝにてとり立つるわざもなし」

と記しています

鎌倉の頃には 道長の栄華の跡は見る影もなくなっていたようです...



 

次回は

京都の老舗和菓子屋さんが手作りする可愛い和菓子のご紹介です(^_-)-☆

紫式部ゆかりの「上賀茂神社」と 300年の歴史のすぐき漬けのお話

2024年最初の記事です

ちょっと遅れての投稿となりましたが 本年もどうぞよろしくお願いいたします

 

お正月の地震で被災された方々…

そして今もなお避難生活を強いられている方々に心よりお見舞い申し上げます

 

かつて訪れた美しい能登が 早く元気を取り戻しますように…

以前訪れたこちらのお宿も半壊したそうですが 復興の暁にはぜひ再訪したいと思います!

 

 

さて

今回のお話の舞台は 京都…

昨年12月 すまきとすまりんは 上賀茂神社に参拝しました

 

下鴨神社の記事でもご覧いただいた京都上空の写真(photo byすまき)

賀茂川と高野川の合流地点「鴨川デルタ」⤵

 

上賀茂神社は さらに賀茂川をさかのぼった所にあります

冬晴れの青空に「大鳥居」がよく映えていますね✨

※この大鳥居は2020年に作られたそうです

 

大鳥居の次にあるのが 「一の鳥居」

初詣ののぼりが立ち並んで 新年を迎える準備万端です!

山城国一の宮なのですね…

上賀茂神社の正式名称は 賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)

ユネスコ世界文化遺産古都京都の文化財」の17の構成遺産の第1番目に挙げられています

 

「一の鳥居」と奥の「二の鳥居」の間に広場があります

ここは上賀茂神社の馬場です🐎

神社にはよく御神馬が飼われていて馬場がある神社もありますが 上賀茂神社は特に馬と縁が深い神社なのだそうです

 

山城国風土記逸文によると…

欽明天皇の御代に災害がおこり凶作に見舞われたので 卜部伊吉若日子(うらべいきのわかひこ)という人に占わせたところ 賀茂の神の祟りであることがわかりました!

若日子は勅命をうけ 4月の吉日に祭礼を行いました

馬には鈴をかけ 人は猪頭(ししがしら)をかぶって 駆競(かけくらべ)をしたところ 風雨はおさまり豊作となったのだそうです👀

 

それ以来 上賀茂神社は “乗馬発祥の地”とされ 祭礼はのちに朝廷の行事にも組み込まれ 京都三大祭りのひとつ 葵祭となったそうです

 

馬場のかたわらにあるのが 重要文化財外幣殿げへいでん(馬場殿)

やんごとなき方々が参詣の折に装束を替えたりする場所ですが  葵祭などの神事にも使われるそうです

 

二の鳥居をくぐるとすぐに「細殿」が見えます

賀茂別雷神社上賀茂神社)の公式ホームページより「境内案内」の一部を添付させていただいてます

 

細殿(拝殿)

細殿前には 有名な立砂(たてずな)がありました

この形は 御神体神山(こうやま)を模したものだそうです 

 

よく見ると 左右の立砂のてっぺんにそれぞれ松の葉が立っていました

「陽 (奇数)」と「陰(偶数)」の一対になっているそうです

 

有料 (500円)ですが お清めの砂も分けていただけます

 

 

拝殿の裏手にある 「手水鉢」

「橘手水」と書かれていて 手水鉢の中に沢山の橘(たちばな)が!

季節柄でしょうか…  とても華やかです💛

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※コロナ感染対策でひしゃくは撤去され筒からの流水に変わっているそうです

全体にかわいらしく飾られていて とっても癒されました(*^^*)

ところで この手水には 名水「神山湧水」が使われているそうです

飲用可能ということ…でしょうか

 

流れるお水が大好きなちいさな須磨が代表で(笑)

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ちいさな須磨は2022年にお空にいった愛猫の分身です

 

本殿へと向かう途中に 縄で結界された平らな岩がありました

岩上(がんじょう)

" 賀茂祭葵祭)には宮司がこの岩の上に蹲踞(そんきょ)して勅使と対面し 御祭文に対して神のご意志を伝える「返祝詞(かえしのりと)」を申す神聖な場所" だそうです

間違いなくパワースポットでしょうね✨

 

山の方へ続く階段は神事に使われるのでしょうか… 

昼間でもちょっと暗がりになっていて神聖な雰囲気でした✨

 

上賀茂神社の境内には24の摂社・末社があります

「岩上」の横に須波(すわ)神社があります

 

階段の横から「岩上」の方を見ると ここにも何か結界が張られていました

 

この須波神社には五柱の神々が祀られているそうです

🔍 心を鎮める癒しの神々…

最近 心がざわつくすまりんは お賽銭をちょっと多いめで よ~くお参りしました

 

 

片山御子神( 別称:片岡社 

💗縁結びの社💗として有名です

楼門のすぐ近くに鎮座する第一摂社で主祭神玉依姫命(たまよりひめのみこと) 

 

絵馬が美しい と思ったら...

なんと『紫式部が参拝に通われていた神社』なのだそうです👀

恐ろしいほどの歴史を感じますね!

先日からNHK大河ドラマ「光る君へ」が始まりましたが 紫式部役の吉高由里子さん藤原道長役の柄本佑さんがこちらを参拝されている様子を後日TVで見ました!

ご祭神の玉依姫命上賀茂神社のご祭神 賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)のお母さんです

玉依姫命は その父 賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)とともに 下鴨神社の御祭神でもあられます(^_-)-☆

下鴨神社についてはこちらをご覧ください⤵

www.aranciarossa.work

 

すぐ横の「片岡橋」を通って本殿に向かいました

※これは本殿側から撮った写真です

 

楼門 

東西の回廊とともに国の重要文化財✨に指定されています

 

中門

ご神紋の双葉葵⤵

さらに奥に「拝殿」がありますが 特別期間以外は入ることができません

なので... 今回はここから参拝しました(^_-)-☆

 

先ほどの💗縁結びの社💗でも名前が出てきましたが 

上賀茂神社の御祭神は 賀茂別雷大神

お母さんは玉依媛ですが お父さんが⚡雷神様⚡ということで このようなお名前なのだそうです!

  ⇩ ⇩ ⇩下鴨神社の記事でも書きましたが...)

賀茂建角身命の娘の玉依媛が賀茂川で遊んでいると 川上から丹塗の矢が流れてきました

それを持ち帰って寝床の近くに置いたところ 玉依姫は懐妊し 男の子が生まれたのだそうです

男の子が成人し その祝宴に集まった人々の前で 祖父の賀茂建角身命がこう言いました

「お前がお父さんと思う人にお酒を注ぎなさい」

すると 男の子は 屋根を突き抜け天に昇っていきました

これにより この子の父が神であることがわかったそうです...

 

楼門の前に架かる橋は「玉橋」といいます

ロープが張られ一般参拝客は通行できなくなっていましたが 神事の際には神官がこの橋を渡って本殿に入られるそうです

玉橋の下を流れる川は御物忌川(おものいがわ)です

御手洗川(みたらしがわ)と合流してならの小川となり「橋殿」の下を流れています

合流点⤵

 

「橋殿はしどの(舞殿ぶでん)」 

ならの小川はこの先をずっと流れて行きます

 

紫式部の歌碑がありました

紫式部

ほととぎす 声まつほどは 片岡の 杜(もり)のしずくに 立ちやぬれまし

(激しく情熱的な)ほととぎすの声が聞こえるのを待ちながら 私は💗片岡 (片岡社)💗の杜🌳🌳🌳の中に立ち(滴る露に)濡れていましょう... 直訳

愛する人が自分のもとにやってくることを期待しながら(?) 片山御子神社に通う紫式部... かわいらしいですね(*^^*)

もうすでに吉高由里子さんのイメージです(笑)

 

 

「願い石(陰陽石)」

2つくっついたような形の大きな石です

両手で同時に触れると願い事が叶うと伝えられています

願い石にお願いをする すまき

真冬なので 石はとても冷たかったです^^;

 

ちいさな須磨も 小さなお手手を...

多分 無心の 須磨(笑)

 

石のパワーをいただいた後 横にある賀茂山口神社にお参りしました

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ふと見ると 境内に樽が並べられ「すぐき漬」ののぼりが立っていました

すぐき漬けは 千枚漬け・しば漬けと並び「京都の三大漬物」と言われます

上賀茂神社になぜ「すぐき漬け」と言うことですが...

約500年前(安土桃山時代)に上賀茂神社の社家の間で 初めてすぐきの栽培が始まったことと関係あるようです

 

すまりんは もう20年ほど前(?)テレビで紹介されたのを見てから お店で見つけたら購入するようになりました

すぐき漬けは すっぱいお漬物ですが くせになる美味しさなのです(*^^*)

なにより健康効果が凄いらしいです✨

 

上賀茂神社のすぐ東の通りにある すぐき漬けのお店に行ってみました

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御すぐき処  京都 なり田 上賀茂本店

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300年以上も続く老舗です

プロムナードの石がお洒落ですね✨

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実は テレビ放送で取り上げられていたお店が なり田さんでした!

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店内には おいしそうなお漬物がずらりと並んでいます

こちらは冷蔵商品⤵

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中央のカブみたいなのが「生のすぐき漬け」です

カブの変種の「スグキナ」を 塩だけで漬け込んだものだそう...

見た目は大根とカブの中間みたいです

すぐき漬けから発見された「ラブレ乳酸菌」は植物性乳酸菌の一種で 整腸作用や免疫力の向上を助けるほか 抗ガン作用もあると言われています

「ラブレ乳酸菌」入りの加工品は今では色々出回っていますね(^_-)-☆

 

※生の場合 賞味期限は1週間ほどでした

※値段は重さにより異なります(100g当たり486円)

 

一方 こちらは「真空パック包装のすぐき漬け」です

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100g当たりのお値段は生の物と同じですが...

真空パックのすぐき漬けは加熱処理してあるので これ以上発酵が進まないのだそうです

お店のかたから教えていただくまで 知りませんでした!

 

デパートで購入しているのは 丸ごとのも刻んだものも"真空パック"ばかりでした!

発酵が進んだすっぱいのが好みのかたは「生」のがいいですね(^_-)-☆

ラブレ菌の効果もMAXに受けることができそうです✨

逆に すっぱいのが苦手なかたは真空パック包装のが良いかもしれません

 

せっかくなので「生」と 日持ちする「真空パック」と 両方購入しました

オンライン購入もできますよ(^_-)-☆

 

最後は

上賀茂神社の一の鳥居のすぐ前にある美味しい「やきもち」のご紹介です

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葵家 やきもち 総本舗

こちらでは 賀茂名物の「やきもち」をいただけます

 

よもぎとプレーンの二種類があります

⇩撮影用によもぎを足して下さいました⇩ 

プレーンのやきもちを すまきと1個ずついただくことにします

 

おはぎも美味しそうですけど 今回は我慢(笑)

 

希望なら 鉄板で温めて下さいます(*^^*)

※別のかたの分も 一緒に温められています


完成✨

中のあんこ (粒あん)も上品な甘さで 本当に美味しかったです💛

 

お店のかたが すまりんたちの写真を撮って下さいました

「 一の鳥居がちょうど写るのでいい感じでしょう?」とのこと...


ダイエット中だったけど 美味しかったのと 日持ちも5日ほどだったので箱入りのも購入しました

トースターで温めたら 焼きたての風味がよみがえってきましたよ(^_-)-☆

 

 

次回は

源氏物語執筆地「廬山寺」のご紹介です

 

カムイポプニカ アーホイヤー~ 雨のち晴れの利尻島観光~

本日は北海道の離島 利尻島の観光のお話です

 

利尻島へは 稚内からフェリー🚢も出ていますが

空路を利用する場合は 丘珠(おかだま)空港からアクセスが可能です✈

ANAでは 夏季限定で 新千歳空港利尻空港の便もあります

道央の空港といえば「新千歳空港」が有名ですが

実は札幌駅からわずか5㎞の場所に この「丘珠空港」があります

滑走路が短いので 主に道内短距離路線の拠点となっていますが 将来の札幌オリンピック開催も視野に 規模を拡張する計画もとりざたされているようです

 

すまりんたちは 旅の初日「丘珠空港」から飛びました✈

地下鉄東豊線新道東駅から歩くこと20分ほどで 到着です

栄町駅からバスも出ています)

 

ところが…

到着地 (利尻島) が 霧で見通しが悪いとのこと

出航できるかも分からないようです^^;

 

飛ばなかったらどうしようと すまきがスマホにかじりついて代替プランを検索していました

そして…

「このまま列車で稚内まで行って あさイチで船に乗るしかない」と 恐ろしいことを言いました😱

 

結局 すまりんたちの飛行機は『着陸できない場合 丘珠空港に引き返す条件便』として定刻通り出発することになりました

 

係員のかたに先導されながら 飛行機まで歩きます🐾🐾

後ろに搭乗口がある ATR 42-600という飛行機です

最前列には向かい合わせになっているシートがありました

CA用ではなく 乗客用です!

飛行機に後ろ向きに乗ったことはないので ちょっと気になりましたが そこに座られたお客さんは 離陸の前に 空いている席に移動しておられました

やっぱり 前向きがいいですよね^^;

 

ちいさな須磨と一緒に 無事利尻島に着陸できることをひたすら祈りました

カムイポプニカ アーホイヤー

 カムイポプニカ アーホイヤー

 ※アイヌ語で晴れを呼ぶおまじない(^_-)-☆

 

どうなることかと思いましたが 霧の中を無事着陸!

この日は もう夕方近いこともあり そのままホテルに向かいました

 

翌日は 朝イチのフェリーで礼文島に行きました🚢

礼文島観光の記事です⤵

礼文島ではこちらのお宿に宿泊しました⤵

 

そして 翌々日

すまりんたちは 再び 利尻島へと戻ってきました🚢

… が まだ 天気は回復しません^^;

美しいはずの利尻山利尻富士)は厚い雲が垂れこめてほんの裾野しか見えません

梅雨のない北海道にも 蝦夷梅雨と呼ばれる現象があるそうで…

天気予報は 今日も明日も「曇りまたは雨」^^;

旅先では晴れて綺麗な景色に出会えることが多いすまりんたち…

きっと今回も奇跡が起きると信じていました✨

 

カムイポプニカ アーホイヤー

 

こちらが利尻島の海の玄関口 鴛泊(おしどまり)です

フェリーターミナルはびっくりするほどきれいで立派でした✨

利尻富士町のマスコットキャラクター:りっぷくん りっぷちゃん 

道案内の標識など 島のあちこちで見かけました

港の前でレンタカーを借りて 島一周のドライブへスタートです🚗

 

周囲は63kmで 車だと だいたい1時間半ほどで一周できます🚗

結局すまりんたちは 2日間で島を2周しました

実際に観光した順番とは異なりますが

泊港から反時計回りに 観光スポットを紹介していきます(^_-)-☆

 

ペシ岬

甘露泉水

夕日ヶ丘展望台

沓形岬

見返台園地 展望台

寝熊の岩・人面岩

麗峰湧水

仙法志御崎公園

オタトマリ沼・白い恋人の丘

姫沼

 

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ペシ岬

泊港のシンボル✨

北風から港を守る屏風のような役割を果たしている小高い丘がペシ岬です

20万年前にはじまった利尻火山の活動でできた溶岩ドームなのだそうです

最終日の早朝 お宿からペシ岬に行きました🚗

前日の夕方から天気が回復し 少しだけ日差しがありました(*^^*)

 

泊港の駐車場に車をとめ 歩いてペシ岬へと向かいます🐾🐾

のっぺりとした独特のフォルムですよね…

標高90m…  20分ほどで頂上まで登ることができます(^_-)-☆

 

港から数分歩いた辺りに 登り口がありました

登山開始!

 

中腹の展望台

会津藩士の墓もありました⤵

※病気や海の事故で亡くなったかたのお墓で 戊辰戦争とは関係ありません

 

利尻島も花の楽園ですから あちこちにお花が咲いていて 楽しめました

 

ここで道が二つに分かれます(左:急坂 右:緩やか)

すまりんたちは直登コース (左) を行きました🐾🐾

足元はこんな感じなので 滑らないよう注意です!

 

頂上に到着🚩

先に登っておられたかたが写真を撮って下さいました(*^^*)

色んな方向から吹く風にそれぞれ名前が付いています

ちいさな須磨も風を感じているかな?

 

利尻山の山頂は なんとか見えていました⤵

 

下りは「なだらかコース」を行きました🐾🐾

正面に見えている白い灯台を目指します!

なだらかコースにも 石ころ区間があるので 歩きやすい靴で行かれることをおすすめします(^_-)-☆

 

映えスポットに到着✨

朝日が綺麗に見える場所ですが 今朝はちょっと残念^^;

それでも 雲の合間から差し込む光で幻想的な雰囲気がありました

ちいさな須磨と3人で💛

 

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甘露泉水

 

こちらは利尻山の鴛泊(おしどまり)コースの登山口

キャンプ場の駐車場があります

登山はまたの機会にして 今日は甘露泉を訪ねます(^_-)-☆

利尻山登山ではトイレがないので 携帯トイレを持参しなくてはなりません

そのためのゴミ箱がありました⤵

外来植物の侵入を防ぐための靴洗い場⤵

 

その先に 一面に黄色い花が咲いていました

背の高い タンポポそっくりの花…

おそらく 要注意外来生物の豚菜(ブタナ・タンポポモドキ)です^^;

群生すると芝が枯れたりの被害が出るため 駆除されることも多いそうです

かわいい花なのに 害草とか言われて かわいそうですね

 

 

目立たなかったけど あちこちにお花を見つけました(*^^*)

 

コウリンタンポポ  ヤマアジサイ

 

ミヤマキンポウゲ   カラフトダイコンソウ

 

10分ほどで甘露泉水に到着!

鴛泊コースの三合目付近にあたるそうです

甘露泉水は日本名水百選の一つです✨

最北端の名水ですね(^_-)-☆

岩の間から 冷たい水が湧き出ていました

須磨も飲みたいにゃ♥

おいし…♥

 

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夕日ヶ丘展望台

 

冒頭の着陸時の写真にも写っている丘で 利尻空港からほど近い所にあります

 

手前が駐車スペースです⤵

 観光バスも訪れていました

飛行機出発までの時間調整にも良さそうですね(^_-)-☆

 

すまりんたちは観光バスと入れ違いに 登り始めました

道は整備されていて 歩きやすいです

 

あっと言う間に頂上が見えました!

 

駐車場から5分ほどで三角点に到着🚩

 

まだ時間も早く天気もいまいちですが… 夕日が美しいスポットだそうです

長い岬は 先ほどご紹介した「ペシ岬」

 

利尻山はほぼ山頂まで見えていますが この天気では映えません^^;

 

右手の島はポンモシリ

※ポンモシリはアイヌ語で「小さい島」のこと…

海鳥の繁殖地として知られているそうです

 

いつか夕日がきれいに見える時に来れるといいな…

 

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沓形岬 (くつがたみさき)

利尻島第二の港 「沓形港」に隣接する岬です

上の写真の左手前に 岬に向かう歩道があります

 

すまりんたちは 行列のできるラーメン屋さんの待ち時間にやってきました

※グルメのお話はまとめて後日にさせていただきます(^_-)-☆

 

沓形岬の広場に到着!

利尻山礼文島を一望できる場所として人気のスポットです

 

礼文島は12km離れていますが 肉眼でもはっきり見ることができました

 

利尻山の山頂は雲に隠れたり 現れたりしていました

6月上旬にはクロユリが咲いて さらに美しいのだそうです✨

 

展望所に行ってみます💨

 

真東の方向をカメラにおさめました

ここからの日の出は美しいでしょうね(*^^*)

右端に見えているのは礼文島です↗

 

礼文島スマホで望遠すると前日宿泊した「花れぶん」が見えました

 

利尻富士🗻と沓形岬灯台✨〜

満足度は 70点(笑)

 

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見返台園地 展望台

利尻山の中腹にある展望台

 

展望台に車で直接行くことはできませんが 近くまで車道が通じています

 

終点が駐車場になっていて トイレも完備されています

ここから利尻山の登山ルート(沓形コース)も出ているそうです

 

今にも雨が降りそうな天気ですが 急いで展望台まで行ってみます💨


ゆっくり行ったら 多分10〜15分ほどの道のりです(^_-)-☆

道の真ん中にロープが張られていて 両側を一列で通行できるようになっていました

でも足元が草で塞がれている箇所があちこちに⤵

下りてくる人とのすれ違いが難しいこともありました^^;

展望台に到着🚩

 

山側の景色は 真っ白です^^;

ここは利尻山の五合目付近で 晴れていたら山頂が綺麗に見えるはずです

今の景色は ここまでですね(笑)

 

反対側(海側)を見てみましょう…

無料の望遠鏡をのぞき込むすまきが 海賊🏴に見えました(笑)

 

先ほどご紹介した沓形岬

礼文島も見えています⤵

 

もう一度振り返った時 利尻山利尻富士)のすそ野が見えましたが …

これ以上は無理そうなので あきらめました^^;

 

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寝熊の岩・人面岩

利尻島の西海岸を南に向かって走っていると…

岩の上に赤い鳥居が見えてきました

道が広くなっているところに車をとめて 参拝しました

 

北のいつくしま弁天宮

この岩は「龍神の岩」と言うそうで弁天宮はその上に建てられています

海風にさらされながらも 人々を守って下さっているのですね

 

海岸には昆布が漂っていて 橋の上に立つと昆布の香りがしました!

お酒とお醤油をちょっと入れたら美味しいお吸い物になりそう!と思ったけど…

生きてる昆布から出汁は出ないのですよね^^;

 

すぐ近くに奇岩があるそうなので 見物に行きました🐾🐾



寝熊の岩・人面岩とあります

 

まずは「人面岩」から…

たしかに 鉢巻をした男性に見えますね…

 

お次は「寝熊の岩」

たしかに…

熊が寝ています 💤💤💤

 

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麗峰湧水


寝熊の岩のすぐ近くにあり 駐車スペースもありました

名水百選には含まれていませんが 大きな道沿いにあるので気軽に寄れるスポットです

二か所の注ぎ口から 冷たい水がけっこうな勢いで流れ出ていました

利尻山に浸透した雨水や雪解け水が長い年月を経て 湧き出しているそうです

 

須磨も飲みたいにゃ♡

 

須磨は流れるお水が大好きだったよね…  顔も洗ってたし^^;

海洋深層水のペットボトルが丈夫だったのでこの時たまたま使用していましたが 中は普通のお水です

 

おいしかったかな?

 

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仙法志御崎公園

 

すまりんたちは利尻島の最南端に向かって走っています🚗

正面に仙法志御崎公園が見えてきました

海岸の岩は利尻山が噴火した際の溶岩でできたのだそうです

相変わらず磯では昆布の香りが漂っていて ウニ漁の船も見られました⤵

 

記念撮影スポットにて 利尻富士をバックに…

…のはずが^^;(笑)

 

ちょっとは晴れてきたんですけど…

 

こんな景色 見れたらいいな…

 

ところで こちらではアザラシの餌やり体験ができるのです

アザラシは一頭だけなのですが 政宗くんに会えるそうです

100円で 餌を購入しました

 

餌をあげている人は1人だけで あとは皆さん見物のようです

 

こちらが政宗くん

プールの中をすごく早く移動していました

 

なかなか撮影が難しくて^^; 一瞬の動画です⤵

 

先ほどのかたが政宗くんに餌をあげましたが…

なんとカモメに奪われてしまいました!

このカモメさんたち…

餌を持っている人を見つけて 完全にインターセプトしてくるのです^^;

 

すまきも みんなに見守られながら頑張りましたが あげようとした瞬間 カモメがものすごい勢いで飛んできて 失敗しました (>_<)

今度こそ"一瞬"の動画(笑) 3秒なので よそ見しないでご覧下さい

奪われた瞬間 ギャラリーの残念そうな声も聞こえますね^^;

この一回であきらめました^^;

 

そうそう

この辺りの海岸では 天然のアザラシも見られるそうなのですけど この日は見当たりませんでした


その代わり 昆布が大量に漂っているのを間近で見物しました

※共同漁業権の漁場の区域内で貝類や海藻類をとることは 漁業権侵害になり禁じられています

 

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オタトマリ沼 / 白い恋人の丘

 

まずはオタトマリ沼から…

湖畔にはショップがあり ちょっとしたお食事も可能です(^_-)-☆

"ちょっとした"お値段ではありませんが^^; 美味しいウニの軍艦もありました

※グルメのお話は後日にさせていただきます

 

こちらがオタトマリ沼

利尻島最大の湖で とても透明度が高いことで知られています

周囲約1kmで 遊歩道があるので歩いて一周することもできます

 

さっきまで曇っていたのが 晴れてきて 見物する人が増えてきました

完璧ではありませんが 利尻島で初めて見る利尻山利尻富士)の山頂✨

雲が流れて 刻々と様子が変わっていました

もっと綺麗に見えた瞬間もあったと思います

湖が凪いでいる時は"逆さ利尻富士"を見ることもできるそうです(^_-)-☆

 

ちいさな須磨は 山よりも鳥…

晴れてよかったにゃ…

 

続いて… 白い恋人の丘

すまりんたちは車で行きましたが

オタトマリ沼から歩いて行くこともできます🐾🐾

正式名称は沼浦展望台ですが 今では「白い恋人の丘」の方が有名みたいです

 

みんな大好き 北海道の銘菓「白い恋人

f:id:aranciarossa:20230708184855j:image

パッケージに描かれている雪の利尻山はこの丘から眺めたものだと言われています

 

雲もありますし 雪山でもありませんが すがすがしい眺めを堪能できました

ここでプロポーズをして その写真を利尻富士町観光協会へ持参すると 石屋製菓公認の「プロポーズ証明書」が進呈されるそうですよ(*^^*)

素敵ですね💛

そういえば すまりんは プロポーズされた記憶がないのですが…^^;

すまきに言ったら はぐらかされました(笑)

 

撮影用に スマホを置くテーブルがあったので ちいさな須磨と3人で💛

利尻富士町観光協会には 行きませんでしたよ(笑)

 

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姫沼

美しい"逆さ利尻富士"を見られるスポットとして有名です✨

観光バスもとまれる広い駐車場があり トイレも完備されています

姫沼まではここから徒歩2分ほどです

橋を渡ります🐾🐾

 

売店がありました(早朝なので営業時間外)

利尻山の湧き水を使ったコーヒーをいただけるそうですよ(^_-)-☆

 

左手には 美しい姫沼と…利尻富士が見えました!!

姫沼は利尻山の北側にある神秘的な人口沼で 周囲は約800ⅿ

ぐるっと1周することもできます

にわかに明るくなって 綺麗な写真が撮れました

もっと美しい利尻富士の写真は世の中にいっぱいありますが 利尻富士が顔を出してくれただけで もう贅沢は言いません(笑)

 

こちらは前日 姫沼からほど近いお宿 雲丹御殿の前で撮影したものです

今回の旅のベストショットかもしれません(^_-)-☆


あぁ 最後に晴れて良かったです(*^^*)

 

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次回は ウニづくし?

「雲丹御殿」のお話です(^_-)-☆