すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

カムイポプニカ アーホイヤー~ 曇天の礼文島観光~

曇天の利尻島を出発したすまきとすまりん...

稚内利尻島礼文島を結ぶ最北のハートランドフェリー礼文島に向かいます

利尻島泊港(おしどまりこう)から 目の前に見えている礼文島香深港(かふかこう)まで およそ45分の航海です

 

香深港が近づいてきました



曇天の礼文島に到着です(笑)

礼文町のマスコットキャラクター あつもん

あつもんは ぱっと見は 犬か羊に見えますが(←すまりんだけ?^^;

実はお花✨

礼文島にのみ自生する野生のラン… レブンアツモリソウ(礼文敦盛草) です

 

港の前のお土産店で購入した 礼文島渡航証明書に あつもんがいました💛

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裏はレンチキュラー(海の向こうの利尻富士 & 礼文島の澄海岬(すかいみさき)


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※澄海岬の右下の花がレブンアツモリソウです

 

まずは 港の前にあるレンタカー会社へ…

すまりんたちはもちろん事前に予約していましたが カウンターが少ないので あっと言う間に行列ができていて 20分くらい待つことに…^^;

ここにレブンアツモリソウ のオブジェがありました✨

7月ですが 現在の気温は 15.7 ℃

この日は風がきつく 半袖では寒いくらいでした

※晴れていたら 半袖でも大丈夫です(^_-)-☆

 

礼文島の道路は 基本的に東海岸を南北に走る一本道だけ!

観光場所も決まっていますから 車を借りた人の走るルートはほぼ一緒のようです

なのに車はナビ付きで さらにレンタカーの職員のかたが 丁寧に地図で重要ポイントを教えてくださいました(*^^*)

 

最初に北へ向かいます🚗

  ❶ 高山植物園

  ❷江戸屋山道・スコトン岬

  ❸澄海岬

  ❹金田ノ岬

  ❺メノウ浜 & 地蔵岩

  ❻桃台猫台 🐈🍑

  ❼桃岩展望台

 

 

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高山植物

花の島 礼文に咲く花を まとめてお手軽に見られる植物園です

駐車場は無料(^_-)-☆

開園期間:5月上旬~9月下旬 9:00~16:30 

入館料金:310円

 

ビジターセンターで入場料金を支払うと マップを貸して下さいました

 

館内にレブンアツモリソウの鉢がありました⤵

つぼみがついています!

本来の開花時期は5月下旬~6月中旬ですが 観光客のために時期をずらせて開花させているのだそうです

この様子だと 開花まで あと4~5日といったところでしょうか…  

今年は全体として開花が異常に早く レブンアツモリソウに関しては6月初旬に花が終わってしまったそうで 結局咲いている姿を見ることができませんでした^^;

あつもんで 我慢します(笑)

 

こちらの真っ白な花は レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)

ウスユキソウは 和風のエーデルワイスです ✨

本土でもウスユキソウは見られますが このレブンウスユキソウは礼文の固有種です

レブンアツモリソウもレブンウスユキソウも お隣の利尻島には咲かないそうで 本当に不思議です✨

 

自由にいただける 高山植物の種がありました

種をいただいてお花を育ててみたかったのですが すまきが『うちは高山とは程遠い気候なので無理に決まってる』というので やめました^^;

 

先ほどのマップの裏側です⤵

ちょうど6月下旬でしたから 色んなお花が咲いている予定でしたが…

風が強いばかりで ガーデンも閑散としていました

入場料金を支払ったのに… ちょっと悲しくなりました(>_<)

 

でも レブンウスユキソウがひっそりと咲いていました(*^^*)

目立たない花ですが よく見ると惹きこまれそうな魅力のあるお花です

すまりんはウスユキソウが大好きです…

 

この黄色い小花はキジムシロと言います

野山に咲いていてもきっと見過ごしてしまうと思いますが^^; こうして名前を知ると愛おしくなりました💛

 

こちらはウルップソウ

ウルップ島で採取されたので この名前が付いたそうですが ここ礼文島のほか 白馬岳や八ヶ岳でも見られるそうです

※ウルップ(得撫)島は 北方領土の最北である「択捉島」のひとつ北にある島です

 

チシマゲンゲ(館内に 無料でいただける種がありました)

 

ちょっと寂しい庭園だったけど…

ずっと会いたかったレブンウスユキソウの花に会えたので すまりんは満足でした


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江戸屋山道を経てスコトン岬へ

 

レンタカー会社にて写真で教えていただいた「分岐部」にさしかかりました

ここを 左に入って「江戸屋山道」を進んで行きます🚗

 

スコトン岬に向かって 丘の上にずっと一本道が続いています

晴れていたらどんなにか気持ちいいでしょう…

 

記念碑がありました

銭屋五兵衛記念碑と書かれています

銭屋五兵衛は 江戸時代に活躍した加賀の商人で 北前船で財をなし「海の百万石」とも称されました✨

当時 日本は鎖国下でしたが 彼は海外貿易の必要性を感じ 礼文島を拠点にロシアと密貿易を始めたのだそうです👀

※故郷の石川県金沢市に記念館があるそうです

 

このすぐ隣にあるトド島展望台

スコトン岬の向こうに 最果ての無人島「トド島」を望むことができます
※「トド島」は 海驢島・海馬島とも表記されます

トドがいるから 「トド島」と言う説も 島の形がトドっぽいからという説もあるようです

 

丘の向こうが「スコトン岬」で その向こうに見えるのが「トド島」です

山道を何組かの団体さんが歩いておられ 時々観光バスも行き交っていました

 

まもなく礼文最北端のスコトン岬です

 

駐車場に到着しました

観光バス用の駐車場もありましたが 今は人が少ない様子です(^_-)-☆

 

こちらはお土産ショップ

海産物やお菓子など 豊富な品揃えでした

まさにウニのシーズンでした✨

 

"とど肉まんじゅう" なんてのもありますが👀

"昆布ソフトクリーム"を食べました(^_-)-☆

ほんのりグリーンのソフトクリーム

最初のひと口は昆布の風味が広がりましたが その後は慣れてしまったのか 普通のソフトクリームとあまり違いを感じられなくなりました^^;

とっても美味しかったですけど…

 

 

最北限のトイレ

ちょっと覗いてみたところ…

 想像したよりずっときれいでした✨

 

さて ここからは島の最北端まで歩いて行きます🐾🐾

写真では 想像つかないかもしれませんが ものすごい風でした

ソフトクリームを外で食べたら 飛んでいきそうです^^;

最北端の案内の看板から さらに北へと歩いて行きます🐾🐾

風に飛ばされそうになりながら 階段を下って行きました🐾🐾

今思い返しても怖いくらいの風でした(>_<)

すまきが撮影した動画です⤵

※途中に写っている赤いのはすまきの携帯ケースです

 

すまりんは 顔はこっち向きですが もはやお面は要りません(笑)

ところで 岬の先端に『最北限』という微妙な言い回しの碑があります

イメージとしては礼文島の北の端が日本の北の果てのように思いますが...

スコトン岬:北緯45度27分 宗谷岬:北緯45度31分

…ということで 宗谷岬の方がわずかに北にあります(^_-)-☆

 

でも 本当の日本最北端は「択捉島のカモイワッカ岬」ですよね!?

 

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澄海岬(すかいみさき)

綺麗な名前の岬…

晴れていたらとても素敵なのでしょうけど 天気は相変わらずドン曇り^^;

観光バス用の大きな駐車場がありましたが 今は一台もとまっていません

天気もこんなだからか 個人の観光客もほとんど見かけませんでした^^;

海沿いの遊歩道を歩き 小高い丘の階段を上って行きました🐾🐾

 

数分で 頂上に到着🚩

こちらも凄い風が吹いていました

 

ここからの景色が有名なようです

礼文島の中で最高の透明度を誇る入り江で…

夏には「レブンブルー」と呼ばれる翡翠色の海を見ることができるそうです

いちおう夏ですけど… 天気が^^;

それでも  深い青色がとても美しい入り江だと思いました✨

 

晴れていたら こんな綺麗なんですって(*^^*)

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礼文島渡航証明書の裏面にもありましたが これはお宿で買ったポストカードです

 


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金田ノ岬

金田ノ岬はスコトン岬の向かい側にある岬です

礼文島の北の端ではありますが スコトン岬よりわずかに南なので 「礼文最北端」でもなく 観光地化はされていないようです


なので… 車窓からの1枚

厚い雲が恨めしいですが 最果て感はありますね…

 

強風の中 車の真横を空中浮遊する海鳥

 

この辺りには天然のアザラシがいるそうですが …

今日は波が荒くて どこかに行ってるようです

会いたかったなぁ…

 

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観光の後半に入る前に 腹ごしらえです(^_-)-☆

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礼文島の玄関口 香深港に戻ってきました

フェリーターミナルの2階にあるこちらのお寿司屋さんに行きました

寿司処 武ちゃん 

※営業時間は この時は10:30~20:00でしたが 季節により異なるようです

お寿司屋さんですが 他のメニューも充実しています✨

 

せっかくウニの季節にやってきたのだから…

ということで すまきが奮発して「うに丼」をおごってくれました

お店の入り口のパネルに「時価」と書かれていた あの「うに丼」…

 

注文した時 「一つ5500円です」とのことで二人揃って青ざめました💧

いまさら「シェアします」とも言えず^^; 

覚悟を決めた すまき(笑)

 

こちらが 5500円の「うに丼」✨

旬のエゾバフンウニが敷き詰められていました✨

お吸い物も付いています

これは 美味しくないわけがないですよね

とろけるように甘かったです💛

どんぶりが小さく見えますが(笑)ミニうに丼ではありません

 

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メノウ浜 & 地蔵岩

ここは元地海岸にある小さな浜です

名前から想像できますが この浜はメノウの原石が打ち寄せられることで有名です

しかも 誰でも自由に拾うことができるという ありがた〜い浜なのです✨

メノウのサンプルが柱の足元に埋められていました⤵

メノウと聞くと すまりんはやっぱりオレンジや緑のマーブル模様を想像しますが こちらで採れるメノウは やや透き通った白色です

サンプルの特徴をしっかり覚えてから 砂浜で採集開始です!

 

浜では何組かのかたがメノウを拾っておられましたので すまりんたちも さっそく浜に下りました

しかし…

タイミングが最悪なことに この直後 雨が降り出し^^;

数分後にはけっこうな雨となってしまいました

欲に目がくらんだすまりんたちは パーカーを被り 雨の中 メノウを探し続けました(笑)

 

5分ほど粘りましたが もう限界… ずぶ濡れです^^;

 

昔から石を拾うのが得意なすまきが たくさん拾いました

 

すまりんは 大きいのを拾った!と思ったら すまきに「ガラスだ!」と一蹴され がっかり(笑)

 

さて  ほぼすまきの戦利品を ダッシュボードに 並べてみました✨

ちいさな須磨がチェック中…

海岸のメノウはとり尽くされているので 波が高い日の翌日がねらい目だと聞きました

いつか ゆっくり拾ってみたいなぁ…

 

メノウ浜のすぐ延長に もう一つの観光スポット地蔵岩があります

ギリギリまで車で行けたのですが 知らずに雨の中を走りました^^;

こちらが 地蔵岩⤵

高さ50mの切り立った岩が背後の尾根部から分離しています 

切り立った岩が手を合わせているように見えることから地蔵岩と呼ばれるそうですが 分離部分だけでも 特徴的なフォルムですよね…

すまりんたちには全く関係なかったですが^^;

 夕日の絶景スポットとしても人気だそうです✨


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桃台 猫台 🍑🐈

先ほどの地蔵岩と並び 礼文の三大奇石と言われる桃岩猫岩

名前がかわいすぎて ずっと気になっていましたが

この展望台に来ると まとめて見られるそうです(^_-)-☆

駐車場は無料

雨はやまず 相変わらず強い風が吹いていました^^;

膨らんだすまりんの後ろにあるのが まず 桃岩🍑です

ガスっていますが…

霧が晴れると なんとか先っぽまで見えました!

かわいいですね🍑

 

猫岩を拝むには ちょっとだけ上に登る必要があります

二人とも ずぶ濡れ^^;

けっこう長かったですね(笑)

でも 緩やかな階段で 1分くらいで到着です

 

数名のかたが見学されていました

濡れ鼠のすまきの後方に 🐈がいました!

たしかに 猫です…

 

お空の須磨に会いたくなりました

...

 

呼んだかにゃ?


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桃岩展望台

本日の最後の観光にまいります🚗

途中に観光バスがとまっていて そこからツアーの団体さんが雨の中を歩いて展望台へ向かっておられました

すまりんたちは車でお先に…

 

無料の駐車場に車をとめたら そこから徒歩で展望台に向かいます🐾🐾

展望台までたった200mなのに 徒歩で10分もかかるそう

急な坂道を想像していたら…

けっこう緩やかな歩きやすい道でした(*^^*)

「花の楽園 礼文」だけあって 季節により沢山の種類の花が見られるんですね

 

風で激しく揺れるお花が猫じゃらしのようで可愛かったです

7月ごろに満開になるイブキトラノオというお花です

雨のためちいさな須磨を車に置いてきてしまいました^^;

下りてきたあと 連れ出して 遊んであげようと思います(^_-)-☆

 

だんだん霧が濃くなっているので とにかく 急ぎます💨

 

4分で到着しました🚩

桃岩は… 皆さんが向いておられる方向にありました(笑)

 

なんとなく 桃?

このあと 完全に隠れて真っ白になりました^^;


晴れていたら こんな夕日の写真が撮れるようですよ

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※お宿で買ったポストカードです

 

雨が小降りになるのを待ってちいさな須磨を連れ出すことに成功!

天然の猫じゃらしに 須磨大興奮✨

いっぱい遊びました(=^・^=)

 

眼下に礼文最大の香深(かふか)の街並みが見えます

中央よりやや右のひときわ高いビルが 本日泊まるお宿です

 

カムイポプニカ アーホイヤー!

  アイヌ語で晴れを呼ぶおまじない

 

明日は晴れるといいな… 

 

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次回は

礼文島の素敵なお宿「花れぶん」のご紹介です(^_-)-☆

奄美の海の写真集✨

今回は 奄美大島の美しいを一気にご紹介します(^_-)-☆

※駐車場などの詳細情報は省略させていただきます

 

❶ハートが見える風景

❷マネン崎展望所

❸ホノホシ海岸

❹今里の立神 & 崖の下 海の上 徳浜展望所

❺加世間峠 (2つの海が見える丘)

❻奄美クレーター (赤尾木湾) & 大島つむぎ

❼あやまる岬

❽笠利崎灯台の夕日

❾ハートロック

❿土盛海岸の子抱き岩

 

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❶ハートが見える風景

奄美大島の南の端に近い場所にあります

ここから見ると 入り江 (嘉鉄湾) の形がハートに見えるということです

 

頑張って写真撮りましたが ハートに見えるでしょうか?

サンゴ礁が広がる奄美ブルーが印象的✨

デートにもおすすめのスポットです(^_-)-☆

 

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❷マネン崎展望所

「ハートの海が見える展望台」からすぐ近くにあります

広場に入ると 左右に海が開けていて 異なる雰囲気の眺めが楽しめます

 

まずは左側からの景色です

「ハートの湾」を手前側から見る風景になります

正面の山が切れ込んでいる辺りが先ほどの「ハートが見える展望台」です

こちらから見ても青い海がとてもきれいです!

 

次は右側からの景色

向こうの島は 加計呂麻島です↑

 

奄美大島加計呂麻島の間の海は 幅2km・全長20kmの大島海峡という内海で「瀬戸内」とも呼ばれます

 

とても おだやかな海でした

 

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❸ホノホシ海岸

早朝の風景…

ホノホシ海岸は奄美大島の最南端部の海岸で 太平洋に面しています

海岸の石は 荒波に洗われて 丸くなっています

どこを見ても丸い石ばかり👀 

 

(前回の記事の中でも聞いていただきましたが…)

波が引くとき 石同士が擦れ合ってコロコロと音が聞こえます♫♫

 

こちらは 日の出直後の白波…  25秒の動画です

この世のものとは思えぬ幻想的な光景✨

お空の須磨に通じているようで ちょっと切なくなりました (>_<)

 

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❹今里の立神 & 崖の下 海の上 徳浜展望所

奄美の西海岸…

今里の集落の沖合にあるこの巨岩は「今里の立神(たちがみ)と呼ばれます

※立神は港を守るように沖合に浮かぶ小島で奄美各所に存在していると言われます

海のかなた「ネリヤカナヤ」から来られた神様が最初にとどまられる場所として 古くから信仰の対象とされてきたそうです

今里の集落の路地はすべてこの立神に向かっているそうです

 

そこからちょっと進んだ所にある「崖の下 海の上 徳浜展望所」

 

徳浜の断崖

鎌倉時代の大地震によってできたもので 約5億年前の地層が見えているのだそうです!

 

断崖の前には「崖の下 海の上 徳浜展望所」が整備されています

切り立った岩の下に水底まで澄んだ海を望むことができます

 

向こうに「今里の立神」が見えていますね

 

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❺加世間峠(2つの海が見える丘)

島の北部の加世間峠 (かしけんとうげ) にやってきました 

 

ここから見えるのは 島のいちばんのくびれの部分です

幅わずか800mの陸の両側から 青い海が迫っています✨

 

まずは右側…

 太平洋です

東シナ海と太平洋を区切るラインはもう少し沖の喜界島を通るので 厳密には東シナ海です

 

お次は左側…

 東シナ海に連なる赤尾木湾です

 

ちょっと函館っぽくて 写真撮影には良い景色ですね(^_-)-☆

午前中は逆光になることが多いので 午後の観光がおすすめだそうです

 

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奄美クレーター (赤尾木湾) & 大島つむぎ

 

2つの海が見える丘から左手に見えていた「赤尾木湾」ですが…

隕石の衝突でできたクレーターだといわれています

 

言われてみると きれいな円形をしていますね↓

 

※彗星核と推定される隕石が地上数kmの上空で爆発したことによる衝撃波でクレーターが形成されたのだろうと言われていますが 否定する説もあるようです

 

海の景色ではありませんが…

赤尾木湾の近くの「奄美大島紬村」の泥染めの写真です

大島紬独特の黒い光沢は染料中のタンニンが泥田の中の鉄分(酸化第2鉄)と結びつくことによって発色されますが この鉄は隕石に由来しているのではないかといわれています

大島紬は 前もって染め分けたタテ糸とヨコ糸を組み合わせて絵柄をつくるという 非常に細かく根気の要る作業を経て織り上げられていきます…

 

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❼あやまる岬

撮った写真が どれも なんとなく丸い…

奄美大島の最北端…

太平洋に面した「あやまる岬」は なだらかな地形が『綾に織られた手まり』に似ているので この名前が付いたと言われています

 

海の青さも最高✨

 

広い敷地内にはレジャースポットもあり大人も子供も楽しめるようになっています

カフェ・展望台・お土産ショップ・サイクル列車・ゴルフ・芝スキー…

🔍大人気の海水プールもありますよ⤵

 

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❽笠利崎灯台の夕日

 

奄美最北端の笠利崎で夕日を見ようと車を走らせましたが

駐車場に到着したのは日の入り時刻の5分ほど前!

しかも…

灯台はあんな高い所にあって 夕日は丘の向こうへ沈みます^^;

 

とにかく走る💨

 

3分ほどで上がってきました!

『間に合った!』と思ったのに…

残念ながら 向こうには山があり太陽はその裏へと消えた後でした(>_<)

 

 

途中 車窓から撮影した夕日の写真を どうぞ…

日の入りを見るには 時間に余裕を持って行かないといけません

 

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❾ハートロック

恋のパワースポット✨と言われる「ハートロック」はこの先の海岸にあります

 

きれいな白いビーチです

 

「ハートロック」は 干潮時 (潮位80cm以下で) 現れるハート型の潮だまり

とっても綺麗でした(*^^*)

 

翌朝…

まだ潮位が下がりきっていないけれど 近くを通ったので来てみました

誰もいない静かな海岸…

ハートロック! ギリギリ見えていました(*^^*)

前日とはまた違った景色を見ることができました(^_-)-☆

 

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❿土盛海岸の子抱き岩

土盛海岸 (ともりかいがん) は 空港からほど近い場所にあります

太陽が隠れてしまい 雲行きが怪しくなりましたが それでも美しい青い海

 

晴れていたら どんなにか美しかったでしょう…

 

土盛海岸のシンボルの子抱き岩

石灰岩の上に砂岩が乗っているのですが…

子供を背負っているように見えるので そのように呼ばれるそうです

すまりんには『フエキくん』に見えました

 

すまきには『妖怪人間』に見えたそうです⁉

フンっ💨と 鼻息 荒そう… (笑)

 

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奄美の綺麗な海の特集…楽しんでいただけましたでしょうか?

 

次回は

奄美の郷土料理「鶏飯」のお話です(^_-)-☆

指宿ぐるっと観光

九州の右足「薩摩半島」のつま先に 砂風呂で有名な指宿(いぶすき)があります

わずか10km四方ほどのコンパクトな場所の中に 開聞岳や池田湖など 火山が生み出す変化に富んだ景色が満載で 何度行っても飽きない観光地です

 

鹿児島市街を出発し🚗

桜島🌋の浮かぶ錦江湾を左手に眺めながらドライブすること1時間あまり…

 

「薩摩富士」とよばれる 美しい円錐形の開聞岳が見えてきました⤵

開聞岳は標高924mの火山🌋で 日本百名山の一つです

実は二重式火山で 真ん中から上は一度噴火で吹き飛んでいます

中腹の肩のような部分より上が あとから盛り上がった中央火口丘になります

すまりんたちは 2011年にふもとから登りました

※すまりんの両親も一緒です(^_-)-☆

4合目でかなりお疲れ…^^;

でも頑張りました!

各合目ごとに看板があるので 励みになります(^_-)-☆

重度の高所恐怖症のすまりんママですが 登るしかありません(笑)

すまりんパパが先導して すまりんたちが後ろから見守ります✨

写真撮ってる場合じゃないですが^^; こんな光景 めったにないので(笑)

 

無事 登頂🚩

曇っていましたが 素敵な思い出になりました(*^^*)

 

すまりんパパは富士山に登りたかったみたいですが…

薩摩富士🗻で満足したようです(笑)

 

以上は前置きで(笑)

 

今回は 以下のスポットを番号順に ご紹介していきます(^_-)-☆

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❶ 池田湖と花壇

 

見て下さい!  この景色…

お花畑から湖越しに見る開聞岳は 素晴らしくて感動しました✨

青空だったらどんなにか美しかったでしょう…

この湖は池田湖です

九州最大のカルデラ湖で 周囲は15km  深さは233mもあります!

ネス湖の「ネッシー」ならぬ 「イッシ―」という謎の生物がいると噂されています

 

イッシ―に会えなくて残念にゃ…

 

お花畑は春が見ごろですが 年間通じて色々なお花を楽しめるようです

 

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❷ 枚聞神社(ひらききじんじゃ)

 

薩摩一の宮として人々の信仰を受けてきた由緒ある神社です

県道をはさんだ向かい側に駐車場がありました

 

主祭神天照大御神です

ご神体の開聞岳が社殿の向こうにそびえています✨

樹齢800年のクスノキ


枚聞神社の見どころや周辺の観光案内もありました⤵

急いでいて 駆け足で神社にお参りしただけなのですが^^;

宝物殿には「松梅蒔絵櫛笥(通称:玉手箱)」という室町時代の化粧箱があるそうです

※宝物殿の拝観料は100円です

 

さらに…

神社から700mほど離れた場所に日本最古の井戸と言われる玉乃井があります

記紀に登場する海神(わたつみ)の娘 豊玉姫が使っていた井戸と言われています

「山幸彦が豊玉姫との出会いの場面」はこの玉乃井だったそうです✨

※見学は自由ですが 駐車場がありませんので 神社から歩いて行かれるのが良いと思います(^_-)-☆

 

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❸砂むし会館 砂楽

 

世界でも珍しい 天然砂むし温泉

徒歩1~2分ほどの場所に専用駐車場があります

平日の正午でしたが 駐車場は混雑気味でした^^;

 

〜砂むしの利用方法〜

エスカレーターで二階に上がり受付をします

すまりんたちは 砂よけ用とお風呂用のタオルを持参していましたので 最も安い「砂蒸しセット」を申し込みました

※「砂蒸しセット」の料金は 大人 1100円  小人600円

 砂蒸しで着用する浴衣のみを貸していただけます

 

もちろん フェイスタオルやレンタルバスタオルなどが含まれたセットがありますので 手ぶらで訪れても大丈夫です(^_-)-☆

浴衣がはだけるのが気になる場合はレンタルインナーもあります

 

➁1階に下りて ロッカー室で浴衣に着替えます

靴を脱いで備え付けのビニール袋に入れ ロッカーに入れます

浴衣の下に着ていいものはレンタルのインナーだけです

※通気性の悪いものを着てしまうと火傷や体調不良になりやすいので 専用のインナー以外は着用しないようにとのことです

 

更衣室内は撮影禁止で 砂蒸し場へのカメラ・スマホなどの持ち込みは禁止されています

 

③ 砂蒸し場(屋外)へ向かいます

すまりんたちは砂楽さんでの砂蒸し体験は3回目ですが たしか以前から「撮影禁止」だったので 1枚も写真がありません

指宿いわさきホテル 砂むし温泉」で撮影した写真を載せますね⤵

首の下に持参した砂よけタオルを敷いて砂に横たわります

上から砂をかけてもらうと ドスッと重いです!

一生懸命もがかないと手も足も簡単には動きません^^;

土砂に埋まってしまったら すまりんは一発アウトです😱

 ※いわさきホテルのスタッフさんが撮って下さった写真です↑↑↑

 

砂蒸しの時間は およそ10分

見やすい場所に時計があるので 時間を確認できますし 隣の人が起きる時間も目安になります

 

天然砂むし温泉は 海岸に自然湧出する豊富な温泉を利用して行われます

泉質はナトリウム塩化物泉で 泉温は80℃ほどあるそうです

 

数分で背中からじわーっと温まり しばらくすると汗がふき出てきます

もちろん時間より早く出ることも可能ですが すまりんたちは10分間頑張りました

出る時は 基本は自力で砂から出ます

えいや―っと足に力を入れると 無事に出ることができました(笑)

 

④大浴場の浴衣回収コーナーにてシャワーで砂を落とします

 あとは 温泉にゆっくり浸かります(^_-)-☆

 ※温泉のみの利用も可能です

 

着替えた後も お肌サラサラが続いて びっくりします!

 

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長崎鼻

長崎鼻」といえば大分県の国東半島の先端にもありますが こちらは九州の右足 (薩摩半島)の先っちょにある長崎鼻です(^_-)-☆

 

岬の500mほど手前に市営の無料駐車場がありますが そんなに広くありません

下調べをしてなくて もっと近くに駐車場がないかと探しながら車を走らせていると 自転車のおじさんが近づいてきました🚲

「100mほど先のお店の駐車場にとめて 店内でジュースでも購入すれば 駐車料金がタダになる」と教えて下さり すごい勢いで自転車をこいで誘導して下さいました

お店の前には別のおじさんが立っておられ 手際よく駐車場内に誘導して下さいました

連係プレイですね✨

すまりんたちが車をとめさせていただいたお店です

※岬に向かって左手にあるお店ですが 帰りに撮影したので向きが逆になっています

こちらで購入した 手作りの「鍋ふち黒糖」が 両親に大好評でした✨

こんな美味しい黒糖は久しぶりだとすごく喜んでくれたので また買いに行きたいのですが… なかなか 遠いです^^;

 

ここ長崎鼻は浦島太郎 伝説の地なんだそうです…

こちらのパネルによると…

浦島太郎のモデルは山幸彦で 乙姫様のモデルは豊玉姫

二人は竜宮城で出会って結ばれたということで 玉手箱は枚聞神社に奉納されたと書かれています

先ほどの「枚聞神社」の記述とはちょっと違っていますが いろいろ夢があっていいですね(^_-)-☆

 

岬に向かう遊歩道の分岐部に竜宮神社がありました

乙姫様である「豊玉姫」が祀られています

縁結びや夫婦円満にもご利益があるそうですよ(^_-)-☆

色んな神社でお祀りされている神々の名前がずらり✨

 

こちらの過去記事でも豊玉姫が登場します

www.aranciarossa.work

 

竜宮神社をあとにして遊歩道を下って行きます  ※振り返った写真です

 

浦島太郎と亀さん

竜宮神社で手厚く祀られている豊玉姫と比べ  山幸彦(火遠理命)の待遇はちょっと差があるような…^^;

 

写真スポットにて 記念撮影📸

たしかスマホを置ける場所があって 自分で撮りました

開聞岳が綺麗に見えていますが 晴れていたら最高ですね!

 

薩摩長崎鼻灯台✨に到着です

都合により写真2枚つなぎ合わせていますが 地上からの高さは10mほどです

「恋する灯台」とも言われます💛

 

灯台から さらに南に歩いて行くこともできます🐾🐾

元々は遊歩道があったようで その跡が残っているのですが…

その歩道もかなり朽ちていて快適ではありません

昔はもう少し歩きやすかった記憶があるのですが…

無理のない範囲で行ける所まで行ってみようということになりました

この辺りまで来るとかなり足場が悪く

パンプスで来てしまったすまりんは後悔しました^^;

これ以上は危険と判断⤵

 

灯台に向かって戻って行きました🐾🐾

 

ちなみに 2011年に両親と来た時は もっと爽やかな天気でした!

開聞岳」を背景に 記念撮影✨(photo by すまき)

 

一方… すまりんママが撮ってくれた写真

いったい何を撮ったのでしょう^^;

 💭人間岳(にんげんだけ)(笑)

 

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西大山駅

「JR日本最南端の駅」として 有名ですね(^_-)-☆

位置的に最南端ということで 終点の駅ではありません

小さな無人駅です

電車はめったに通ることはないですが ホームには自由に入ることができます

せっかく良い景色なのに風が強くて…

 お天気もイマイチですね^^;

晴れてほしかった…

 

駅前には 幸せを呼ぶという黄色いポストが✨

指宿市の花「菜の花」の色なのだそうです💛

 

幸せの鐘も 素敵ですね(*^^*)

 

すまりんたち 知らなかったので写真がないのですが^^;

駅前にある「中園久太郎商店(兼 観光案内所)」で JR最南端駅到着証明書(100円)が購入できるそうです(^_-)-☆

 

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スヌーピー山 (・´`(●)

 

おや? 遠くに見覚えのあるフォルムが見えてきました!

これって もしかして…  

この辺りで有名なスヌーピー山のようです (・‘‘∪

たしかに スヌーピーに見えますよね?

すまりんは スヌーピーが大好きです(*^^*)

 

でも… 

須磨の耳にも見えなくはないです(笑)

 

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❼唐船峡そうめん流し

すまりんたちは これまで何度となく訪れています(^_-)-☆

指宿市の市営の施設で「回転式そうめん流し」発祥の地なのだそうです

広い駐車場は500台近く駐車可能で 観光バスも訪れます

 

営業時間

    4月~10月 10:00~15:30 (L.O. 15:00)
   11月~3月 11:00~15:30 (L.O. 15:00)

※繁忙期または天気によっても営業時間が変わるようですので ご注意下さい

 

長い坂道を下って行きます🐾🐾

エレベーターもありますので 足に不安があるかたも大丈夫です⤵

こちらで食券を購入します

そうめんに おにぎりやマスの塩焼きなどがセットになった定食もあります


屋根付きの広いスペースにテーブルがたくさんあり 沢山のかたが食事を楽しんでおられました

名水百選の「唐船峡京田湧水」を使用したそうめん流しです✨

すまりんたちはそうめん単品 (580円)を2人前注文しました

流れるそうめんが気になる須磨 

美味しそうに食べる すまき⤵

3人前でもよかったかも(笑)

 

開封後の写真ですが^^; )唐船峡めんつゆ✨です!

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鹿児島のアンテナショップで見つけました

地元のスーパーでは200円台で売られているようですが ショップでは倍近くしました

でも すごく美味しくて 感動!!

 

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❽鰻温泉

池田湖の隣に 周囲5km足らずの円形の火口湖「鰻池」があります

鰻池のほとりにある鰻温泉征韓論が受け入れられずに明治政府の官職を辞した西郷隆盛が逗留した場所として知られています

西郷隆盛は13頭の犬を連れて 狩猟を楽しんだそうです…

鰻温泉の集落のあちこちに かわいい犬の像が置かれていました💛

 

1頭めのシロは 鰻池湖畔にある駐車場に居ました

 

温泉に向かう途中にいるのは #2 サワちゃんです

このあとも 次々とワンちゃんがあらわれました

 #3  ゴン  #4  テツ  #5 クロ

 

鰻温泉の温泉街

この足跡は 誰かな…

#6 ツン

うさぎ狩りが得意なツンは女の子です💛

ピンと立った耳と尾っぽが特徴だったそうで この名前が付いたようです

 

東京上野の西郷さんがつれているのは この「ツン」なのだそうです

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※ツンは雌ですが 銅像を製作する際のモデルは雄犬だったのだそうです^^;

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 #7 ユキ #8 ジョウイカ  #9 ハヤ

ジョウイカは外国人に吠える犬で この名前(攘夷家)になったのだとか…

 

ところで 先ほどから案内板に『スメ広場』とありますが こちらです

「スメ」は天然の温泉の地熱を利用したカマドのことです

地元の人たちが野菜や卵を蒸すのに使われていますが 観光客向けのスメも設置されていて 蒸し料理を体験することができます

 

近くに食材を扱うお店があったのかもしれませんが すまりんたちはワンちゃん達を探すほうを優先したので 今回は利用していません^^;

 

広場から少し下がった場所に西郷さんの逗留した家の跡がありました


西郷さん… 犬を連れていますね

この子は やっぱりツンかな…?

 

お待たせしました 

残りのワンちゃんたちです

 

#10 ツマ

 

#11 カヤ

西南戦争で亡くなった西郷さんですが 愛犬数匹を一緒に連れて出陣したそうです

諸説あるようですが 最後まで一緒にいたのが このカヤだったそうで 西郷さんが涙ながらに手放した後 保護されたようです

カヤは 浜辺で西郷さんを待って鳴き続けていたのだとか…(>_<)

 

 #12 ブチ   #13 トラ

ブチはかわいい首飾りをつけていました(*^^*)

 

ちょっと奥まった所にいる子もいて 探すのにちょっと時間を要しました

途中で雨が降ってきて焦りましたが 無事に13頭 出会うことができました(*^^*)

 

ツンスマと 一緒に💛

 

指宿観光のお話は 以上です(^_-)-☆

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次回は…

 奄美大島の THE SCENE amami spa & resort のお話です

渥美半島 ちょこっと観光

すまりんたちは愛知県の南東部に突き出した渥美半島にやってきました

本日は すまりんたちが訪れた観光スポットと

「道の駅」で見つけた美味しいもののお話です(^_-)-☆

 

❶ 田原城

❷ 伊良湖岬

❸ 日出の石門

★道の駅 あかばねロコステーション

 

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原城

渥美半島の中ほどにある原城田原藩1万2千石の居城でした

 

博物館の前に無料の駐車場があります

 

室町時代にこの地を領した戸田によって築かれた田原城

今川・織田・徳川の勢力がせめぎあう東三河の地にあって 幾度も城主を変えることになります…

江戸時代になると 徳川家の故郷である三河国には譜代大名の小藩が多数置かれました

原城も徳川家譜代の家臣であった戸田  次いで三宅が入り 田原藩明治維新まで200年間続きました

駐車場から 本丸と二の丸を区切る空堀を進みます🐾🐾

立派な石垣は 後に姫路城主となる池田輝政の持ち城であった時代に整備されたと考えられています

 

井戸跡

 

二の丸に櫓が復興されています

原城には天守がなく 二の丸櫓がその役割を担っていました

二の丸櫓の横の坂を下って行きました🐾🐾

 

こちらが桜門

再建された桜門は二階建ての櫓門で こちらが大手門にあたります

原城は 袖池・桝池とよばれる濠に囲まれています

 

桜門から再び城内に入り二の丸を突き抜けると 正面に鳥居が見えました

 

こちらが本丸跡ですが  巴江(はこう)神社になっていました

三宅氏の祖先である 児島高徳が祀られています

もともと田原城は海に面した城で 海水が城を囲む様子が巴(ともえ)の形に似ていることから巴江城の別名があったのだそうです

 

二の丸に 田原市博物館がありました

入場料:一般 310円   小・中学生150円 (月曜休)

 

二の丸櫓は 古写真では下見板張りだったようです

総漆喰の今のものとは全然雰囲気が違いますね

 

田原藩と言えば 有名なのが 渡辺崋山 

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  パンフレットより

 

博物館にも詳しい展示があり わかりやすいビデオが上映されていました

崋山は貧困の中 苦労して勉学に励み 学者となって田原藩江戸藩校の総指南役となりました

さらに画家としても名を成し

国宝「鷹見泉石像」など多くの名作を残しています

  wikipediaより

 

天保3年1832年家老職を命ぜられましたが 蘭学を修め西洋事情に明るかった崋山は 鎖国日本が世界から遅れをとっていることを憂い「慎機論」といった攘夷の非を唱える書を記したほか 異国船対策として砲台を築き海防に努めました

また 内政では新田開発のほか 義倉「報民倉」をつくってました

 

近くにある池ノ原公園に 崋山の銅像がありました

 

天保6年から8年にかけて

江戸三大飢饉のひとつに数えられている「天保の大飢饉」がありました

天保4年に3198万人だった日本の人口が 天保9年には125万人も減少したと推計されるほど大量の餓死者を出した飢饉でしたが 崋山の「報民倉」のおかげで 田原藩では一人の餓死・流浪者も出なかったそうです!

これにより 田原藩は幕府から表彰される栄誉を賜りました✨

しかし 蘭学者を嫌う幕府の目付 鳥居耀蔵(とりいようぞう)による蛮社の獄がはじまります…

鎖国政策を批判したかどで 崋山をはじめ 彼と交流のあった高野長英などの蘭学者が逮捕されることになりました(>_<)

 

ちなみに高野長英は 幕府の追手を逃れて 一時すまりんの故郷の宇和島に潜伏していたことがあります

こちらは宇和島市にある 高野長英の居住地跡です

裏から見たところ⤵



お話戻りまして…

蟄居となった崋山は ここ池ノ原で幽囚の日を送ることとなりました

公園には その屋敷が復元されています

厳しい世評のなか 藩主にまで災いが及ぶことをおそれた崋山は 屋敷の納屋で切腹して果てたそうです

屋敷の隣に その納屋も復元されていました

※窓から撮った写真です⤵(中に入ることはできません)

 

崋山が没して27年後の明治元年

その罪科は赦免され 同24年 功臣として正四位を贈られました✨

 

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伊良湖岬

伊良湖岬渥美半島の最先端!

端っこ好きのすまりんたちは ここをはずすわけにはいきません(^_-)-☆

 

広い駐車場(無料)が完備されています

駐車場の前には 土産物店が並んでいました

すまりんたちは 学生の時に訪れたことがあります

お店の前にココナッツジュース(丸ごとのココナッツに大きなストローが差してある…)が並んでいて すまきと一緒に飲んだ記憶があるのですが この時は見かけませんでした

お店の様子もあの頃とはちょっと様変わりしてるみたいです

 

 

ここから先 車両は立ち入り禁止です

 

海際の道と山側の道… どちらでも岬に行くことができます🐾🐾

片道10分ほどの距離です

すまりんたちは 行きは山側  帰りは海際の道を使いました

 

ここ恋路ヶ浜唱歌「椰子の実」の舞台になった浜だそうです

1898年(明治31年)の夏 伊良湖岬に滞在していた柳田國男恋路ヶ浜で漂着した椰子の実を見つけたそうです

その話をもとに親友の島崎藤村が作詞した曲が 唱歌「椰子の実」なのだそうです

 

舗装道路は山の方へ向かいますが途中から海岸の方へ下って行きます

 

階段を下ると 灯台が見えてきました✨

「日本の灯台50選」のひとつ 伊良湖岬灯台

高さ約15mの白亜の灯台です✨

渡り鳥が雁行して海を越えていってます↗

 

正面に見えるのは 三島由紀夫の「潮騒」で有名な神島

伊勢湾をはさんで 向こう側に伊勢志摩の山影がうっすらと見えています

 

ちなみに すまりんたちは逆に伊勢から伊良湖岬を望んだこともあります

 

海岸沿いに整備された石畳の遊歩道は ずっと向こうの港の方まで続いていました

背後の山の上には 第四管区海上保安本部 伊勢湾海上交通センターの管制塔がそびえていて 大型船が行き交う伊良湖水道航路を見守っていました⤵

日本経済を支える 自動車輸出の要となる航路ですね

 

海際の道を 駐車場へと戻りました🐾🐾

前方の岬の向こう側が これからご紹介する「日出の石門」です

 

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日出の石門 (ひいのせきもん)

 

国道脇の駐車場に車をとめ 道路を横切った所にある階段を下りていきます🐾🐾

名前からも想像できますが「日出の石門」は有名な日の出スポットです

この時は 雲が多いめの 昼下がり (笑)

 

国道は断崖の上を走っていて 海岸まではかなりの高さがあります

 

途中の岩の上からは 延々と続く長い砂浜が望めました

眼下に広がる砂浜は 片浜十三里(かたはまじゅうさんり)といい 静岡県浜名湖まで約52km(十三里)にわたり続いているそうです!

遠州灘に面していて 波が高く サーファーに人気のスポットのようです✨

※危険な離岸流があるため 遊泳は禁止です

 

海岸の大きな岩山は岸の石門   沖にある岩山は沖の石門と呼ばれます

共に太平洋の荒波によって岩の真ん中が侵食され洞穴となっています

 

沖の石門は 先ほどの伊良湖岬の「恋路ヶ浜」からも見えていました

🔍

恋路ヶ浜からは 10月中旬と2月中旬に沖の石門の穴から朝日がのぼる瞬間に出会えるそうです✨

これは ぜひ見てみたいですね(*^^*)

 

そして こちらが 岸の石門

12月中旬~1月の上旬に この穴を通して日の出が見られるそうです!

岸の石門の穴をくぐってみました

 

波を撮影していたら 想定外の波が来てしまい足が濡れてしまいました^^;

おもしろ動画をご覧ください⤵

※撮影者は すまき   ギャーギャー騒いでいるのも すまきです!

 こういう時 すまりんは比較的冷静なのです(笑)

 

靴の中まで びしょ濡れ⤵

 

実は この浜は NHK大河ドラマ「どうする家康」でも登場しました

大高城から逃げ出した家康が本多忠勝に出会うシーンは この海岸で撮影されたそうです

広い砂浜は天竜川が運んできた土砂が沿岸流で堆積してできたのだそうです

晴れていたらもっと美しい景色だったでしょうね…

 

ちいさな須磨は 海賊風?

 

お遊びはこれくらいにして…

 再び階段を戻ることにします🐾🐾

 

途中に「椰子の実」の歌碑がありました

恋路ヶ浜のところでも触れましたが…

伊良湖岬に滞在していた柳田國男から『恋路ヶ浜に漂着した椰子の実の話』を聞いて島崎藤村が作詞した曲なのだそうです


唱歌 ・ 椰子の実 "YASHINOMI"

 

それにちなんで 昭和54年 北マリアナ諸島のロタ島から メッセージをつけた1000個の椰子の実を放流したところ…

そのうちの1つがここに流れ着いたそうです!

植えられた椰子の木は こんなに大きくなっています👀

 

昭和63年からは 石垣島を『遠き島』に見立て 伊良湖岬恋路ヶ浜に届くようにと毎年椰子の実を投流していたようです

平成11年から平成24年までの投流と漂着の記録がありました

ロマンがあって素敵ですね(*^^*)

 

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最後は おいしい話題で(^_-)-☆

 

道の駅 あかばねロコステーション

国道42号線にある道の駅で 目の前は太平洋✨

 

まずは こちらのお店に行きました

LuLuMoana(ルルモアナ)

オススメの 「みたらし団子ソフト」も気になりましたが…

 "フローズン"という言葉に惹かれ…

 「フローズンメロンサンデー」をいただきました

メロンは渥美半島の特産品ですね(^_-)-☆

 

ちゃっかり単品の「みたらし団子」も付けています(笑)

どちらも大満足の美味しさでした(*^^*)

 

すまりんたちはこの後 お店の中をぶらぶら…

新鮮な野菜や 海の幸も多く販売されていました

綺麗なトマトを箱で買ったのですが すごく甘くて感動しました

 

そして こちらで購入した いちごのジュース

いちごミルクジュース1杯500円ですが 本日限定『いちごを購入するとジュースが200円引きで300円になる』そうです

いちごを1パック購入すれば 二人とも割引して下さるとのことでした

 

いちごは600円からありましたし いちごを買って割引していただく方がお得なのですけど…

このあと温泉宿に宿泊の予定だったので

「今日いちごを持って帰れないので…」と 1杯500円で購入しました^^;

「なみなみ入れておいてあげる(^_-)-☆」と言われましたが

300円だともうちょっと少ないのかは 不明です(笑)

 

「報民倉」というお菓子を見つけました!

今回の記事の最初の方で出てきましたが

米を備蓄し飢饉に備えるために渡辺崋山が建てた蔵のことです

俵型のモナカの皮と 壺に入った餡のセットです(6個入り1300円)

俵に 「崋山」とありますが 置く方向が逆でした^^; 

 

うぐいす餡には小豆の粒が入っていました

皮はサクサクで 餡の甘さも上品で 美味しかったです(*^^*)

 

今回のお話は以上です

 

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次回は 渥美半島の老舗のお宿「角上楼」のお話です🐈

豊川稲荷参拝と七色のいなり寿司

日本三大稲荷というものがあるそうです

 

諸説ありまして

「京都の伏見稲荷」を筆頭とし 「茨城の笠間稲荷」 そして「豊川稲荷」が挙げられることが多いようですが…

「佐賀の祐徳稲荷」や「岡山の最上稲荷」なども候補なのだそうです

 

今回すまきとすまりんは 愛知県東部にある豊川稲荷を訪れました

豊川稲荷は新幹線の豊橋駅から車 (または電車) で30分ほどの場所にあります

 

門前町のはずれに 大きな公共駐車場がありました

 

まだ朝早めなので 人通りの少ない表参道を進みます🐾🐾

稲荷だけあって きつねさんが沢山いますね(*^^*)

レトロな門前町

 

500mほどで 総門に着きました

豊川稲荷は 正式には妙厳寺という曹洞宗の寺院です

 

商売繁盛のご利益で全国的に知られています

室町時代(1441年)に創建されて以来 織田信長豊臣秀吉徳川家康など有力者の信仰をあつめてきました

 

山門

天文5年(1536年)今川義元が寄進したという歴史ある建物です✨

※寛政5年(1792年)に修理が行われ 昭和29年にも大修理が行われたそうです

 

門をくぐって左手奥に進むと 巨大な本殿が見えてきます

 

寺院ですが鳥居がありますね ⤵

神仏習合です

 

豊川いなり大本殿

通称「豊川稲荷」豐川吒枳尼眞天(だきにしんてん)がお祀りされています

江戸時代に庶民の間で商売繁盛や家内安全・福徳開運の善神として全国に信仰が広がり 現在も年間500万人もの参拝客が訪れるそうです

 

柱に『ご真言が掲げられています

向かって右は 南無豊川枳尼眞天(ナムトヨカワダキニシンテン)

左は 唵尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オンシラバッタニリウンソワカ

 

拝む時は

「ナムトヨカワダキニシンテン」を3回唱えたあと

「オンシラバッタニリウンソワカ」を7回唱え…

  再び「ナムトヨカワダキニシンテン」を3回唱えて 拝礼します

 

途中でこんがらがって分からなくなってしまいました^^;

すまりんにはご利益なさそうです(笑)

 

案内に従って「奥の院」と「きつね塚」へ行ってみます

本殿脇の廊下を通って行きます

 

まずは「きつね塚(霊狐塚)」

伏見稲荷のように鳥居が並ぶのではなく たくさんののぼりが立てられています

千本旗(せんぼんのぼり)とよばれ 奉納すると千日の功徳行願に当たると言い伝えられているそうです

不思議な雰囲気の空間を歩いて行くと…

おびただしい数の狐が見守る拝所にたどりつきました

きつね きつね きつね…

石像の数は千体以上…

よく見ると少しずつ表情が違っていますね⤵

圧倒される景色に 皆さんたくさん写真を撮られていました

 

帰路は別の道が用意されています

 

こちらはおさすり大黒天

テカテカ✨

真言「オンマカキャラヤソワカ」を唱えながらさするとよいようです

 

アルコールで手指を消毒してから…

なでなで✨

オンマカキャラヤソワカ  オンマカキャラヤソワカ

 

すまきも なでなで✨

参拝者がいろいろ体感できる参拝方法は ご利益がある気持ちになりますし 楽しいですよね(^_-)-☆

「昔の人にとってはディズニーランドに行くような感覚だったのかも…」 とすまきが言っていましたが (笑)

すまきのワクワク度って… ^^;

 

こちらは招ききつねみくじ(300円)

普段 あまりおみくじを引かないすまりんですが 変わりみくじは興味があります

しかも かわいいきつねさん

色んな色があったけど ここは神聖そうな「しろギツネさん」にしました

きつねさんの底面からおみくじを取り出します

やったー! 大吉✨✨✨でした

 

奥の院は きつねみくじのすぐお隣にありました

本殿の新築に伴い旧本殿の拝殿を移築したもので 文化11年(1814年)の建築だそうです

願いが通る木の間を抜けてお参りします

 まずは すまきが⤵

すまきが通れるなら すまりんも余裕(笑)

 

拝殿の彫刻の目玉「上り龍と下り龍」

「下り龍」の方に説明書きがありました

名匠 諏訪ノ和四郎の作だそうです

 

景雲門安政5年(1858年)の建物です

奥の院の拝殿が移転されたものだそうです

この写真…門の内側でした^^;

表は 諏訪ノ和四郎による綺麗な彫刻があったはずです^^;

 

池では亀が甲羅干しをしていました

 

参拝を終えたすまりんたちは 再び門前町にもどり…

せっかくなので 豊川市のB級ご当地グルメ「豊川いなり寿司」を食べてみようということになりました

こちらは来恩(らいおん)というお店 

"変わりいなり"を食べられると有名ですが10時前に伺った時はまだ準備中…

お店のかたが入り口におられて

「テイクアウトなら今から準備しますよ」と言って下さいました

 

お言葉に甘えて 開店前ですが「開運七福神いなり」を一つお願いしました

こちらのお店のいなり寿司はバリエーション豊か✨

どんなお味なのか楽しみです!

 

5分くらいで作りたてをいただきました(*^^*)

あとですまきと半分こします(^_-)-☆

 

いなりずし(=あぶらげずし) の由来は諸説あるそうですが お稲荷さんにお供えしてあった油揚げの中にご飯を詰めて寿司にしたのがはじまりだそうです

発祥の地も諸説あるそうですが…

豊川稲荷門前町で 江戸時代の後半に「あぶらげずし」が考え出されたと言われ いなりずし発祥の地の候補とされているそうです

 

お箸は一膳(一人前だから 仕方ありません^^;)

お箸は 旅で持ち歩いているので 問題なしです(^_-)-☆

でも…

ケチってしまったので 福が半分になるのでは… と心配になりました(笑)

 

七色のいなりです✨

持ち歩いてる途中で 偏ってしまい 修正しましたが もう少しきれいに並んでいたものと思われます…

黒色がなくて ちょっと赤色が多いめですね…

 

すまりんたちの味覚と記憶によれば…

  緑色  わさび

  黄色  柚子・黒糖・プレーン

  赤色  唐辛子・梅・紅生姜

 

最初にお箸で二つに割って ふたりで同じ色を食べて行ったのですが…

唐辛子がすごく刺激的で  他はどれも美味しかったです!

 

実は 最後に唐辛子を食べてしまいました (>_<) 笑

 

店内では他の味付けの物に加え ひつまぶし・辛子明太子・数の子などがトッピングされたものなど さらにバリエーション豊富ないなりずしを味わえるようです

テイクアウトでも 「プレミアム」だと"トッピングあり"いなりが入っているようです

 

 

以上 豊川稲荷参拝といなりずしのお話でした

 

次回は

 渥美半島の観光のお話です(^_-)-☆

伊豆大島ぐるっと観光

東京都心から約120km南に位置する伊豆大島

周囲52㎞のレモンのような形をした島で 中央に活火山の三原山を擁します 

伊豆大島には 調布から小さな飛行機が飛んでいますが  

東京・熱海から東海汽船の船便で行くのがポピュラーな方法です

横浜・久里浜・伊東を経由する便もあり 大型客船と高速ジェット船が出ています

 

船便だと熱海から伊東経由で向かうジェット船が所要45分で最も早いです

すまりんたちも熱海からジェット船に乗って伊豆大島に向かいました🚢

 

途中 富士山がきれいに見えていました 

 

伊豆大島へ向かう定期便🚢はその日の風向きによって到着する港が変わります

「元町港」「岡田港」

どちらの港になるかは当日にならないとわからないので レンタカーの営業所も両方に対応できるようになっていました

※二つの港の距離は7kmほどで 車で10分ちょっとです(^_-)-☆

 

 

元町港に到着

 

港の周辺には お土産屋やレンタカー会社が並びます

 

町中に椿の木が植えられていました

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この時期は「椿まつり」開催中…

まさに椿の花が見ごろを迎えていました(*^^*)

 

にゃんこのアンコさん

昭和のあのヒット曲がよみがえってきます

にゃんこアンコ椿は恋の花 

 

すまりんたちはこのたび 伊豆大島をぐるり観光しました🚗

の順にご紹介していきます

三原山は前回の記事のリンクを貼らせていただきます

 

❶赤門(源為朝ゆかりの不思議な神社)

❷地層断面(巨大バームクーヘン!)

❸波浮の港と港鮨(伊勢海老天丼・べっこう寿司)

❹裏砂漠(絶景✨)と 三原山登山

❺大島公園椿園・動物園 (入園無料!)

❻椿トンネルと神秘的な切通し✨

❼椿花ガーデン(椿とうさぎに癒される…)

 

 

ーーーーーーー

❶赤門 

源為朝の居住跡 (ホテル赤門の敷地内)

保元の乱において 平清盛源義朝を相手に得意の強弓で大活躍した源為朝ですが 戦いに敗れ 弓が引けないよう腕の腱を切られて伊豆大島流罪となりました

傷が癒えた為朝は 島の代官を従えて大暴れし 伊豆七島を支配したそうです

けれど ついに討伐の軍を差し向けられ 自害して果てました

こちらのホテルは代官の子孫のかたが経営されているそうです

門の中には入ることはできません

ホテルの前を右へ進んでいくと遺構を見学できます→→

 

駐車場から見た風景

広い敷地です✨

 

為朝神社という 独特の社殿の神社がありました

なんだか神聖な雰囲気が漂っています✨

 

為朝の強弓は最後まで健在で 一矢で300人の乗る軍船を沈めたと伝えられています

また 為朝は自害することなく琉球へ逃れ そこで生まれた彼の子が 初代琉球国王の舜天となったという伝説が 琉球王国の正史である『中山世鑑』や『おもろさうし』に記されているそうです

 

為朝の身代わりとなって死んだという鬼夜叉の墓がすぐ脇にありました

 

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ーーーーーーー

❷地層断面(巨大バウムクーヘン

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島を一周する道路を進んでいると 高さ30mの巨大な地層の壁が現れました👀

100回以上も繰り返された三原山の大噴火により バウムクーヘンのような地層ができたのだそうです!

この独特な地層は長さ630mにおよびます

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路肩に駐車できるスペースがあるのでそこに車をとめて見学しました

 

港と船の時間に合わせて(?)一日何本かバスも走っているようです

バス停の看板も微妙に凝っていますね⤵

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気づかれましたか?

フォークが刺さっていますよ(笑)

むしょうにバウムクーヘンが食べたくなりました(*^^*)

 

…ということで 港の売店バウムクーヘンを購入(笑)

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帰宅してお皿に並べてみました(^_-)-☆

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こんな感じかな??

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バウムクーヘンはしっとりと美味しかったです(^_-)-☆

 

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❸波浮(はぶ)の港と 港鮨

伊豆大島の最南端  波浮港

見晴らし台からの眺めはとっても綺麗です✨

もともとは噴火でできた火口湖でしたが元禄地震の大津波で海とつながり 江戸時代に開削され港として整備されました

周囲を火口壁に囲まれた港は風待ち港として栄えました✨

 

お待たせしました ♫にゃアンコ椿は恋の花

少し昔の歌ですが大ヒット曲につきご存知のかたも多いのではないでしょうか


www.youtube.com

 

ぐるっとまわって港まで下りてみます🚗

 

まずはグルメから…(^_-)-☆

小さな町並みの中に 港鮨はありました(大島町波浮港1)

お店の真横 (上の写真では向こう側)に駐車場があります

この時は 昼のみの営業 (12:00~14:00)※火曜日休

 

開店と同時に行きましたが予約でほぼ埋まっていました

すまりんたちはギリギリ入ることができましたが あとから来られたかたは1時間待ちと言われていましたので予約がおすすめです(^_-)-☆

昭和を感じさせる展示…

でも ブラウン管のテレビは飾り物ではありません

この後ニュース番組が流れていました👀

 

メニュー

ドリンクは生ビール・ノンアルビールのほかに日本酒・焼酎など色々ありました

ソフトドリンクは烏龍茶・ジュース・コーラ

 

すまりんたちはお店の名物「伊勢海老天丼」伊豆大島の郷土料理「べっこう寿司」を注文しました

 

伊勢海老天丼✨

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伊勢海老がドカンとのっていて ものすごいボリュームです✨

べっこう寿司はシェアしましたが どんぶりは1人一つずつ!

野菜の天ぷらも添えられていて 緑色のはアシタバです

「今日摘んでも明日には新しい葉が出てくる」と言われる 元気の源のような植物ですが 伊豆大島で多く栽培されています✨

少し苦みはありますが サクサクいただけました(^_-)-☆

 

食事を注文するとお吸い物が付いてくるのですが 伊勢海老天丼には伊勢海老の頭の味噌汁(単品だと600円)が付いていました✨

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見た目は すまりんにはちょっと怖いけど^^; エビの濃厚なお出汁が出ていて大変美味しかったです(*^^*)

 

べっこう寿司✨

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大島近海で獲れた白身魚を青唐辛子醤油に漬け込んだピリ辛のお寿司

先にも書きましたが 伊豆大島の郷土料理です!

ツヤツヤと輝いていて もちろん美味しかったです!

 

満腹になったすまりんたちは このあと波浮港を散策しました🐾🐾

港まで徒歩1分です(^_-)-☆

伊豆大島の地図がありました

現在地の波浮港は島の南の小さな入り江です

 

すごく水が綺麗でした✨

大島最古の船舶信号機⤵

 

野口雨情 作詞の「波浮の港」の碑がありました

ちいさな須磨は鵜が気になっているようです…

 

碑の隣には長さが不ぞろいの棒が並んでいました

鎚で手前から打ち鳴らしていくと「波浮の港」の音楽になるようです♪

誰でも奏でられる この曲専用の「鉄琴」ということですね(^^♪

 

実際の曲はこちら…


www.youtube.com

 

続いて ♫すまきの演奏♫をお聞きください

※どんな曲か知らずに叩いています(笑)

正面にアパートがありましたが こんなのばかり聞かされてたら嫌になりそうですね^^;

 

このあと車で高台までやって来ました

向こうに見える島 (と言うより岩)は 筆島と言います

筆の穂先に似ているので そのように名付けられたそうです

火山の火道に溜まったマグマが硬化し 浸食によって露出した岩頸という地形で 高さが30mもあるそうです

もっと近くに行くこともできますが すまりんたちは時間の関係で上から写真を撮っただけです(^_-)-☆

 

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❹裏砂漠と 三原山登山

島の東側にある "日本唯一の砂漠" 裏砂漠

まるで月面にいるような錯覚さえ覚える不思議な眺め…

突然顔を出した富士山にも うっとりです

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翌日の三原山登山では…

強風の中 ダイナミックな火口をのぞきました(^_-)-☆

 

観光の詳細はこちらをご覧ください(^_-)-☆

 

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❺大島公園椿園・動物園

すまりんたちが伊豆大島を訪れた2月はまさに「椿まつり」の真っ只中…

園内には たくさんの椿が咲いていました

園芸品種が1000種 3200本  ヤブツバキ(自生種)が5000本 もあるそうです

なんと入園無料!

 

椿資料館 営業時間:8:30~16:30 

こちらも自由に見学できます

椿にこんなたくさんの種類があるなんて 知りませんでした

香りの体験コーナー⤵

 

館内にも綺麗な椿が展示されていました

 

外に出ると 真っ白なオオシマザクラ(大島桜)が咲いていました

オオシマザクラの葉っぱは桜餅に使われるので「モチザクラ」とも呼ばれるそうです

例年は3月下旬ごろ開花するそうですが 今年は桜を含め花の開花時期が異常に早かったですね…

 

続いて動物園に移動します🐾🐾

 

東京都立大島公園 動物園

営業時間:8:30~17:00(無料)

上野動物園と同じ『東京都立』の動物園ですが ここは無料です!

 

たしかにパンダはいませんし上野動物園のようなにぎやかさはありませんが…

無料で地味に楽しめる動物園です(^_-)-☆

あくびの瞬間をとらえました(笑)⤵

見ている時はほとんど動かなかったゾウガメですが 5分ほどしてもう一回見てみたら 奥へと移動していました

 

レッサーパンダは素早くてなかなか写真が撮れませんでした^^;

 

仔豚もいました!

 

ロバさんは何してるのかな…

   ⇓ ⇓ ⇓

板を食べていました👀

 

向こうの子が気になるんですね…

 

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❻椿トンネルと神秘的な切通し✨ 

泉津地区には椿トンネルがあります

新設された大島一周道路から旧道の方に進むと 椿の木が道の両側から覆いかぶさるような「椿のトンネル」が100mほど続く…そうですが…

残念ながら椿はほとんど咲いていませんでした^^;

つぼみも落ちた花も見当たらなかったので とっくに散ってしまったのかもしれません

異常気象のせいでしょうか

椿園では 沢山の花が咲いていたけど どうしてでしょうね…

 

椿トンネルの北側終点近くに 泉津の切通があります

門のように並んだ巨木の間に 異世界への入り口のような階段が続いています

先は私有地となっていて異世界ではないので すぐに戻って来ましょう

 

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❼椿花ガーデン

 

ガーデン前にバス停があります

 

こちらから入場します (※有料施設です)

館内で入場券を購入し 説明を受けました

 

そこまで広い敷地ではありませんが ある理由であっと言う間に時間が過ぎて すまりんたちは1時間近く滞在しました

 

まずは園内の椿の見学です

ピンクの椿が印象的でした✨

椿の木の下には ピンクの絨毯💖

 

ここからはポップコーンの小径です!

白い椿が沢山!!!

 

あ! もしかしてこれがポップコーンなのですね✨

たしかにポップコーンにしか見えなくなりました(笑)


富士見 展望の丘へ向かいます

富士山 見えるといいな…

 

実は ここ 椿まつりのポスターになっているスポットです

     ⇓ ⇓ ⇓

ポスターのようにはいきませんが 富士山も見えてました(^_-)-☆

🔍

 

気になっていたウサギの森へ…

うさぎに餌をあげることができるコーナーです(*^^*)

※だっこはできません ※餌は有料です

さっそく 購入しました(^_-)-☆

餌を見ると うさぎが集まってきました💛

かわいすぎる20秒⤵

できるだけ多くの子に食べてもらいたかったのですが

『餌を短くすると手をかじられます!』と注意書きがあったので 最初は長いままあげてました

うさぎさんたちは 餌をもらったら一旦そこから離れてくれるので次の子にあげやすかったです(^_-)-☆

 

次はすまりんの目線からの動画です⤵

うさぎが釣れそうです(*^^*)

ひと口分が小さいと とどまって連続で食べてますね(笑)

 

本当はもっとゆっくり見ていたかったのですが フェリーの時間が迫ってきていたので名残惜しいまま 施設をあとにしました

 

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前日利用した元町港は 本日閉鎖になっていて「岡田港」の表示が出ていました

中には入れますが 閑散として誰も見当たりません

 

当日どちらの港になるかは 朝にホテルで聞くと教えて下さいます

車はレンタルした港の方に返却しますが もう一方の港まで車で送って下さいます

 

岡田港に到着!

波は高いけれど 今日も良い天気に恵まれて良かったです!

楽しかったにゃ…♥

 

※こちらは すまりんたちが宿泊したホテルのお話です

www.aranciarossa.work

 

 

次回は    
「豊川稲荷と七色のいなりずし」のお話 です(^_-)-☆

 

日本唯一の砂漠と三原山登山のお話

本日は三原山のお話です

 

 裏砂漠

   三原山登山

 

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まずは「裏砂漠」のお話です

 

伊豆大島には東京都道208号大島循環線と言う 島を一周する道路があります

けれど島の東岸にはほとんど集落がなく寂しい一本道をひたすら進むことになります🚗

 

そんな道の途中にぽつんとあらわれる道標

「月と砂漠ライン」の分岐点です

ロマンチックな名前の道は 島の中央の三原山に向かって伸びています

 

2㎞ばかり進んだ所にゲートがあり 道は行き止まります

右折して細い道を進むと500m先に車が数台とめられる駐車場がありました

 

こちらが駐車場⤵

簡易トイレが設置されていました

 

ここから「裏砂漠」の展望台へ向かう登山道に進むことができます🐾🐾

足元は細かい火山灰で 海辺の道のようです

 

低木の間の道を進むと…

 

一気に見晴らしが開けました!

↖左手に広がる黒い荒野が「裏砂漠」です

 

国土地理院が発行する地図に日本で唯一「砂漠」と表記された場所だそうです

 

しばらく進むと 小さな看板と石碑が見えてきました

もく星号 遭難の地です

1952年(昭和27年)4月9日…  羽田から大阪を経由し福岡に向かう日本航空の旅客機「もく星号」が墜落し 乗員乗客全員の37名が亡くなった事故が ここでありました

戦後初の定期旅客路線で 当時は機体に愛称がついていました

まだGHQ占領下で 機体も操縦士もノースウェスト航空から借りていたものだったそうです…

 

 

真っ青な空と 黒い砂だけの世界

三原山の陰から 不意に富士山の頂が顔を出しました

裏砂漠第1展望台 からの眺めは 奇跡の絶景でした✨

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こはちょうど三原山外輪山の東側の稜線にあたります

 

噴火を繰り返してのっぺりと火山噴出物に覆われた三原山

黒い三原山と 雪を頂いた白い富士山✨

 

普段見ることのない砂漠と富士山のツーショットにテンションが上がります

足元は一面 小さく砕けた黒いスコリアで覆われていました

高温で融解した表面はガラス質になっていてキラキラと輝いています✨

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最終目的地の第2展望台へ向かいます🐾🐾

穏やかに見えますが 風がびゅうびゅうと吹きすさんでいます!

 

終点の裏砂漠第2展望台

頂上です🚩

月の地表に降り立ったような錯覚を覚える景色でした

 

こちらは三原山の火山活動を観測する機器なので触れてはいけません

 

後ろを振りかえれば 一面の裏砂漠と 稜線沿いに歩いてきた道が見えます

 

左手には三原山

こちら側からだと単なる盛り土みたいに見えますね

比較するものもないので なんだか小さく見えてしまいます

月面に降り立った宇宙飛行士も こんな錯覚を感じるのでしょうか…

 

 

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後半は 翌日の三原山登山 」のお話です

 

大島温泉ホテルの屋上から見た 朝焼けの三原山

 

三原山登山道路をドライブして外輪山の縁にある山頂口展望台へと向かいました🚗

 

登山道路の途中

山頂付近から始まった割れ目噴火の火口跡を望む展望台がありました

山を割るように 火口の窪みが列をなしています

当時はここから高さ1000mにも達する真っ赤な溶岩が噴き上がりました

 

1986年…

時の中曽根内閣・鈴木東京都知事が 一万人にのぼる伊豆大島全島民の避難を決断した「三原山の大噴火」は すまりんもかすかに憶えています

 

さらに5分ほど車を走らせると 山頂口展望台の駐車場に到着です

 

本日も空は晴れ渡り 相模湾が一望できました(*^^*)

 

三原山レストセンターの横に登山口があります

ここからは徒歩での登山になります🐾🐾

 

レストセンターから歩くことわずか1分…

御神火茶屋の前から 外輪山に囲まれた火口原にそびえる三原山が見えました

三原山展望所(外輪山展望台)

歩きたくない人は ここで記念写真となります(^_-)-☆

 

すまりんたちは 9:45に登山スタートです

山頂までの距離はおよそ2.2kmで 普通に歩けば40分くらいの行程だそうです

 

一般車両はここで通行止め⤵

山すそに取りつくまで 平坦な火口原の道を2kmほど歩きます

1986年の噴火の際には この火口原一面に溶岩が広がったそうです

今は植物も生えていますが 固まった溶岩流が道の両側に盛り上がっています

溶岩には種類があってパホイホイ溶岩とかアア溶岩とか奇妙な名前がついています

「パホイホイ」は表面が滑らかなタイプ

「アア」は表面がトゲトゲしたタイプ

 ※どちらも火山の多いハワイの現地語に由来する学術用語だそうです

 

退避シェルターがありました

御嶽山の噴火でもそうでしたが まずは降り注ぐ火山弾から身を守らなくてはいけません

 

だいぶ山に近づいてきました!

そろそろ道が上り坂になります…

ここは標高620mで 山頂までは320mです

雲がもくもく…

クジラ雲🐋?

 

すまりんたちは約30分で 頂上火口縁に到着です🚩

道の先に大きな岩が見えていますね

アグルチネートといって マグマのしぶきが積み重なってできた岩なのだそうです

もとは火口の中でできたものが 1986年の噴火の際に火口を満たした溶岩の中に浮かんで ここまで流されてきたのだそうです

噴火のときにこんな場所にいたらひとたまりもないと思いますが…

神様の存在を信じたくなるような奇跡が起こったそうです✨

 

こちらは巨岩のすぐ隣に立つ三原神社の鳥居

古来から御神火として 三原山自体が信仰の対象となってきました

雲がかかっていますが ちょうど鳥居の方向に富士山も見えます

 

こちらが社殿

火口至近のこんな場所にあるにもかかわらず 1986年の噴火の際にも なぜか溶岩流は神社を避けるように左右に分かれ 被災しなかったのだそうです

まさに神の奇跡ですね!

 

鳥居の下には流下した溶岩が黒々と広がっています

当時は灼熱地獄のような景色だったに違いありません…

 

火口を一周するお鉢巡りができます

※ふもとの大島温泉ホテルからも直接歩いてくることができます

 

おすすめに従って 反時計回りに火口を一周してみます(^_-)-☆

 

三原神社からすぐ近くにある 火口展望台

公衆トイレ管理用の車と 東大地震研の車が入ってきました

(※一般車両は上がれません)

 

ここから火口展望所に向かって 急坂を登っていきます🐾🐾

写真からは想像つきませんが 風がきつくて飛ばされそうでした(>_<)

 

これはホルニトと呼ばれる溶岩の丘

溶岩は表面が冷えて固まっても中は熱く流動性を保っているので 中だけ流れ出して溶岩洞というチューブ状の構造をつくることがあります

洞内のガス圧などが高まって 天井を破って噴き出してできた丘がホルニトだそうです

 

ガスが噴き出してきた穴があいています 

中で溶岩洞につながっているそうです

 

三原山桜島阿蘇のように火口から煙はあがっていませんが 火口の外側に わずかに白い蒸気を噴いている場所がありました

🔍



平坦な山頂の中央に火口があるので この位置からはまだ火口を覗くことはできません

 

対岸は伊豆半島

眼下に広がる砂漠のような景色…

昨日訪れた裏砂漠に対して こちら側を表砂漠というそうです

 

南の方には 伊豆七島の島影がみえました

特徴的な円錐形の島は利島(としま)です

写真を撮っている間も 強い風が吹きつけて すごく寒かったです

 

前を歩く人も強風で難儀しているようでした^^;

 

ここで 風向き変わりまして…

 

両腕に風を受けて 一気に駆け上がるすまき

 

すまりんも 追い風のうちに 走ります(笑)

 

火山観測機器です

 

三原山山頂中央火口に到着🚩

最強の風!!!

すまきの髪では 風の強さがイマイチ伝わらないと思うので (笑)

すまりんのボサボサ頭をご覧ください (笑)

つかまっていないと飛ばされそうでした(>_<)

 

すまきが精一杯 手を伸ばして上から撮影した写真です⤵

この中になみなみいっぱい溶岩が溜まっていたのですね^^; 

恐ろしや…

 

火口縁は広く 台地の中央に落とし穴のような火口が開いています

中央にコンロ穴のある焼肉屋のテーブルのようです

 

あちらに見えるのが 冒頭にご紹介した裏砂漠展望台

 

さらに火口のふちを一周していきます🐾🐾

 

裏砂漠展望台の正面までやってきました 🔍

あんなに広大だった裏砂漠がちっぽけに見えました

 

強風は続きます…

せっかく下り道になったのに 向かい風^^;

目に砂が入ってすごく痛かったです

すまきはあまり痛がりませんでしたが 瞳の大きさの差でしょうか(笑)

 

 

真ん中のこげ茶色の丘は 1986年の割れ目噴火の火口壁です

割れ目の所まで下りてきました

強風にあおられながら なんとか割れ目の中を覗いてみました

ここから炎のカーテンが噴き上がっていたのですね!

 

大島温泉ホテルへの道の分岐がありました

 

すまりんたちはそのまま一周していきます🐾🐾

 

ちょうど11時  お鉢を一周して戻ってきました

予定通り ちょうど50分くらいですね(^_-)-☆

 

20分ほどで 無事 下山しました (^_-)-☆

山頂の強風がウソのように 穏やかです

強風のためすまりんのカバンの中にいたちいさな須磨もほっとしているみたいです

 

 

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次回は伊豆大島ぐるっと観光のお話です(^_-)-☆