日本三大稲荷というものがあるそうです
諸説ありまして
「京都の伏見稲荷」を筆頭とし 「茨城の笠間稲荷」 そして「豊川稲荷」が挙げられることが多いようですが…
「佐賀の祐徳稲荷」や「岡山の最上稲荷」なども候補なのだそうです
今回すまきとすまりんは 愛知県東部にある豊川稲荷を訪れました
豊川稲荷は新幹線の豊橋駅から車 (または電車) で30分ほどの場所にあります
門前町のはずれに 大きな公共駐車場がありました
まだ朝早めなので 人通りの少ない表参道を進みます🐾🐾
稲荷だけあって きつねさんが沢山いますね(*^^*)
レトロな門前町…
500mほどで 総門に着きました
商売繁盛のご利益で全国的に知られています
室町時代(1441年)に創建されて以来 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康など有力者の信仰をあつめてきました
山門
天文5年(1536年)今川義元が寄進したという歴史ある建物です✨
※寛政5年(1792年)に修理が行われ 昭和29年にも大修理が行われたそうです
門をくぐって左手奥に進むと 巨大な本殿が見えてきます
寺院ですが鳥居がありますね ⤵
神仏習合です
豊川いなり大本殿
通称「豊川稲荷」豐川吒枳尼眞天(だきにしんてん)がお祀りされています
江戸時代に庶民の間で商売繁盛や家内安全・福徳開運の善神として全国に信仰が広がり 現在も年間500万人もの参拝客が訪れるそうです
柱に『ご真言』が掲げられています
向かって右は 南無豊川枳尼眞天(ナムトヨカワダキニシンテン)
左は 唵尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オンシラバッタニリウンソワカ)
拝む時は
「ナムトヨカワダキニシンテン」を3回唱えたあと
「オンシラバッタニリウンソワカ」を7回唱え…
再び「ナムトヨカワダキニシンテン」を3回唱えて 拝礼します
途中でこんがらがって分からなくなってしまいました^^;
すまりんにはご利益なさそうです(笑)
案内に従って「奥の院」と「きつね塚」へ行ってみます
本殿脇の廊下を通って行きます
まずは「きつね塚(霊狐塚)」へ
伏見稲荷のように鳥居が並ぶのではなく たくさんののぼりが立てられています
千本旗(せんぼんのぼり)とよばれ 奉納すると千日の功徳行願に当たると言い伝えられているそうです☝
不思議な雰囲気の空間を歩いて行くと…
おびただしい数の狐が見守る拝所にたどりつきました
きつね きつね きつね…
石像の数は千体以上…
よく見ると少しずつ表情が違っていますね⤵
圧倒される景色に 皆さんたくさん写真を撮られていました
帰路は別の道が用意されています
こちらはおさすり大黒天
テカテカ✨
ご真言「オンマカキャラヤソワカ」を唱えながらさするとよいようです
アルコールで手指を消毒してから…
なでなで✨
すまきも なでなで✨
参拝者がいろいろ体感できる参拝方法は ご利益がある気持ちになりますし 楽しいですよね(^_-)-☆
「昔の人にとってはディズニーランドに行くような感覚だったのかも…」 とすまきが言っていましたが (笑)
すまきのワクワク度って… ^^;
こちらは招ききつねみくじ(300円)
普段 あまりおみくじを引かないすまりんですが 変わりみくじは興味があります
しかも かわいいきつねさん…
色んな色があったけど ここは神聖そうな「しろギツネさん」にしました
きつねさんの底面からおみくじを取り出します
やったー! 大吉✨✨✨でした
奥の院は きつねみくじのすぐお隣にありました
本殿の新築に伴い旧本殿の拝殿を移築したもので 文化11年(1814年)の建築だそうです
願いが通る木の間を抜けてお参りします
まずは すまきが⤵
すまきが通れるなら すまりんも余裕(笑)
拝殿の彫刻の目玉「上り龍と下り龍」
「下り龍」の方に説明書きがありました
名匠 諏訪ノ和四郎の作だそうです
景雲門は安政5年(1858年)の建物です
旧奥の院の拝殿が移転されたものだそうです
この写真…門の内側でした^^;
表は 諏訪ノ和四郎による綺麗な彫刻があったはずです^^;
池では亀が甲羅干しをしていました
参拝を終えたすまりんたちは 再び門前町にもどり…
せっかくなので 豊川市のB級ご当地グルメ「豊川いなり寿司」を食べてみようということになりました
こちらは来恩(らいおん)というお店
"変わりいなり"を食べられると有名ですが10時前に伺った時はまだ準備中…
お店のかたが入り口におられて
「テイクアウトなら今から準備しますよ」と言って下さいました
お言葉に甘えて 開店前ですが「開運七福神いなり」を一つお願いしました
こちらのお店のいなり寿司はバリエーション豊か✨
どんなお味なのか楽しみです!
5分くらいで作りたてをいただきました(*^^*)
あとですまきと半分こします(^_-)-☆
いなりずし(=あぶらげずし) の由来は諸説あるそうですが お稲荷さんにお供えしてあった油揚げの中にご飯を詰めて寿司にしたのがはじまりだそうです
発祥の地も諸説あるそうですが…
豊川稲荷の門前町で 江戸時代の後半に「あぶらげずし」が考え出されたと言われ いなりずし発祥の地の候補とされているそうです☝
お箸は一膳(一人前だから 仕方ありません^^;)
お箸は 旅で持ち歩いているので 問題なしです(^_-)-☆
でも…
ケチってしまったので 福が半分になるのでは… と心配になりました(笑)
七色のいなりです✨
持ち歩いてる途中で 偏ってしまい 修正しましたが もう少しきれいに並んでいたものと思われます…
黒色がなくて ちょっと赤色が多いめですね…
すまりんたちの味覚と記憶によれば…
緑色 わさび
黄色 柚子・黒糖・プレーン
赤色 唐辛子・梅・紅生姜
最初にお箸で二つに割って ふたりで同じ色を食べて行ったのですが…
唐辛子がすごく刺激的で 他はどれも美味しかったです!
実は 最後に唐辛子を食べてしまいました (>_<) 笑
店内では他の味付けの物に加え ひつまぶし・辛子明太子・数の子などがトッピングされたものなど さらにバリエーション豊富ないなりずしを味わえるようです
テイクアウトでも 「プレミアム」だと"トッピングあり"いなりが入っているようです
以上 豊川稲荷参拝といなりずしのお話でした
次回は
渥美半島の観光のお話です(^_-)-☆