すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

大山登山のお話(神奈川県)

湘南の海を見下ろす丹沢山塊の一角に 大山(おおやま)という信仰の山があります

古墳時代に渡来系の「秦氏」が拓いたという秦野の盆地から見上げる大山の山容は見事な三角形で 古くから山岳信仰の対象とされてきたようです

 

南にある相模湾から吹く湿った風が大山にぶつかると雲がたまりやすくなる関係で 春から夏にかけてこのあたりは雨が多いのだそうです

このため 大山は別名「雨降山」あるいは「阿夫利(あふり)山」と呼ばれ 山頂には巨大な岩石を御神体(磐座)として祀った阿夫利神社の本社(上社)があり 中腹に阿夫利神社下社が鎮座しています✨

 

大山が一躍有名になったのは江戸時代でした

「雨降山」である大山は 五穀豊穣 さらには商売繁盛にも御利益があるとされ 江戸から気軽に出かけられる手軽さもあって 男神である大山を参拝したのち 女神である江の島の弁財天を参拝する「大山詣り」が庶民の間で大流行しました

江戸の人口が100万人の頃 年間20万人が大山を訪れたといわれています!

 

谷あいの道を進むと 伊勢崎市営の大山第1駐車場があります

※第2駐車場の方がもっと上にありますが すぐ満車になるようです

電光掲示板があって 上まで行かなくても空車か満車かわかるようになっていました

 

案の定 第2駐車場は満車だったので 第1駐車場にとめました

 

ハイキングコースが整備されていて 遠足の定番コースにもなっているようです



門前町では「とうふ」が有名です

豊かな清水と 奉納された大豆からつくられた精進料理がルーツだそうです

ここから登山口までは1kmちょっと(30分ほど)歩かなくてはいけません

朝から気温は35度近くまで上がり アスファルトの道は苦行のようです💧

↑ 写真は すまきの後ろ姿(笑)

 

先日の登山で すまりんもかぶっていました⤵

※実は これは前日のお話で 二日続けての登山です^^;

日差しが強烈なので 今日は二人揃って この格好(笑)

 

名物のお饅頭屋さんがあるので 帰りに立ち寄ることにします(^_-)-☆

 

車道を離れて 細い路地を進みます

ここは「とうふ参道」と呼ばれ 豆腐を食べさせる料理屋や かつての宿坊から続く旅館などが並んでいます

「とうふ坂」の案内板がありました⤵

江戸時代には参拝者たちが手のひらに豆腐をのせてすすりながら この坂を登ったのだとか…

 

とうふ参道を過ぎると 「こま参道」がはじまりました

大山詣りの代表的な土産物に「大山コマ」がありました

今でも参道沿いにコマが売られています



老舗のお豆腐屋さん

「大山とうふ料理誕生の店」と書かれていました

 

長い階段の参道ですが 踊り場の足元にはコマの絵が...

「27」の踊り場を通過したら 大山ケーブルの駅があるそうですが...

すまりんたちは ケーブルは使わず 徒歩で登る計画を立てていました

 

階段の途中には 退屈しないようにか クイズもありました

 

9つめの踊り場を通過🐾🐾

 

クイズの答えがありました

 

10こめの踊り場は コマが大きく描かれています

 

ずっと階段が連続しているわけではないのですが 暑くてかなり体力を消耗してしまいました^^;

 

また クイズです⤵

最初から読んでくださった皆さんは お分かりですよね(^_-)-☆

 

15こめの踊り場...

 

数段の階段もあります(^_-)-☆

 

18こめ...

 

さっきのクイズの答えがありました⤵

 

20こめの踊り場は賑やかでした

 

ケーブルカーまで あとひと踏ん張り! だそう...

 

25こめ...   あと2つとなりました!

 

ようやく登山口までたどり着きましたが あまりの暑さにもうバテ気味^^;


左側の階段を登っていくと40分ほどで神社 (下社)に行くことができるようですが…

今日の暑さではとても頂上まで体力が持ちそうにないので💦

やっぱり ケーブルカーを利用することにしました^^;

 

ケーブルは 20分ごとに運行されています

大人は 往復だと10円だけお得なのですね(笑)

 

ケーブルが到着しました

満員につき 立ち乗りのかたもおられました

かなりの急勾配で上がって行きます

 

5分もかからず「阿夫利神社駅」に到着です

現在地の標高は678m

駅からの眺め⤵

猛暑の中 歩いて登らなくてよかった^^;

今ごろ後悔して引き返しているかも(笑)

 

カジュアルな格好のかたは 下社のみの参拝をされるのでしょう...

 

すまりんたちも まず下社へ参拝します

 

「ルーメソ」!?

その謎を すまきは知っていました...

「ラーメン」ののぼりをわざわざ裏返して横に飾っているのでした👀

つまり「ラーメン」です(笑)

むかし 間違えて飾ってうけたから 今はわざとそうしてあるのだそうな(笑)

もう 「ラーメン」にしか見えませんよね?(笑)

 

ケーブル駅から参道の階段をのぼっていくと 阿夫利神社下社の社殿が見えてきました

源頼朝が平家打倒の兵をあげるとき 阿夫利神社に太刀を奉納したそうで...

その故事が庶民に広まり 江戸時代の大山詣りでは木刀が奉納されるようになりました

ここからは湘南の海岸が一望できます✨

霞んでいますが 江の島も見えました⤵

 

阿夫利神社下社の社殿で 登山の無事を祈願しました

御祭神は大山祇神(おおやまつみのかみ)です

 

登山の前に 拝殿の裏に入ってみます

中はひんやりとしていました

見栄っ張りの江戸っ子たちは 奉納する木刀の大きさを競い合い 6mもの巨大な太刀が奉納されたりしたようです

かつては下社は無く(これからすまりんたちも向かう)山頂まで担ぎ上げなければならなかったので 大変だったことでしょう💦

 

名水が湧き出ていて 行列ができていました

 

すまりんたちも ペットボトルに水を補充!

 

さて これから頂上の本社へと向かいます!

ちょっと標高は高くなりましたが ここはアルプスのような高山ではないので やはり溶けるような暑さでした💧

ここから 徒歩での登山です🐾🐾

入山前に 自分で幣を振って身を清めます✨

お清め料は一人100円ですが お札をいただけました(*^^*)

 

頂上への参道は いきなりの急階段からのスタートです💦

道沿いには丁石が立ててあり ここが「一丁目」です

頂上は「二十八丁」と記されていますね...

指標があると励みになります(*^^*)

 

頂上まで行かない人は ここから遥拝します

 

10:30 出発!

一瞬で 足が棒に💧

階段の途中にもう「二丁目」がありました!

 

登り切って 振り返った景色⤵

くらくらするほどの急階段です!ひっくり返ったら 大変😱

 

ここから 本格的な山道となります

 

10:39 「三丁目」通過

     ・

     ・

     ・

10:50 「七丁目」通過

ここには夫婦杉がありました⤵

樹齢は500~600年だそう...

     ・

     ・

10:57 「十丁目」

登り始めて そろそろ30分になるところです

暑くてたまらなかったけど 思ったよりペースよく進んで行けました🐾🐾

数分おきにあらわれる「丁目」の案内のおかげです(^_-)-☆

 

10:59 「十一丁目」を通過しました

ここまでは 1丁が3分以内のペースでした

ところが...

そこからは 1丁の間隔が倍近くに広まっていることが多かったです💧

(すまりんたちの歩く速度が落ちたのかと思いましたが 下りでも確認しましたので)

 

 

11:04 「十二丁目」

     ・

     ・

11:14 「十四丁目」

ぼたん岩と書かれています

足元を見ると⤵

たしかに ぼたんの花みたいな石がたくさんありました

 

11:18 「十五丁目」

こちらは 天狗の鼻突き岩

穴は 思ったほどは深くありませんでした

 

11:25  広い場所に出ました!

「本坂追分」という分岐点です

「十六丁目」に当たります

休んでおられるかたが多かったので すまりんたちも 腰を下ろして休憩しました

 

ここから大山山頂(本社)までは40分だそう...

 

頂上の「二十八丁」を目指し ひたすら歩きます🐾🐾

こういう足場があると 歩きやすくて助かりますよね(^_-)-☆

 

と思ったら すぐに元に戻りました^^;

 

 

11:45 「二十丁目」 富士見台です🗻

でも 富士山は 雲の中^^;

 

「二十一丁目」には3分で着きました(*^^*)

 

「二十二丁目」までは 6分かかりました^^;

 

「山頂まで300m」の看板がありました

あと一息ですが 暑さで 皆さん しんどそうでした💦

何度も頂上に参拝されている年配の女性に声を掛けられたのですが 「今回がいちばんしんどい!」とおっしゃってました

それにしても今年の夏は暑すぎましたね💧

 

すまきもヘロヘロしています(笑)

でも すまきの目の前には もう鳥居が見えているはず...

 

12:17 鳥居をくぐりました

 

「二十七丁目」です!

この階段を登ったら ゴール✨

ふもとの参道では「27」の踊り場を通過したら 大山ケーブルの駅がありましたが...

「二十七丁目」の次は「本社」です(*^^*)

12:19 「二十八丁目」🚩

登りに要した時間は 約110分
標準所要時間90分よりも20分も遅いですが 💦

分岐での休憩時間と この暑さを考慮すると まぁまぁかな...

 

山頂には ありがたいことに茶屋がありました(*^^*)

下調べしていなかったので すごく嬉しくなりました!

軽食や冷やしキュウリもあったけど...

 

迷わず かき氷✨を注文(^_-)-☆

 

ちいさな須磨が かき氷に興味津々!

ちいさな須磨は2022年にお空に行った愛猫の分身です

 

かき氷で生き返ったすまりんたち...

「本社」と「奥社」を参拝することにしました

 

「大山頂上本社」

 

山頂の碑の前にて記念撮影📷

 

山頂からの見晴らしもありました

あちらは小田原の方向⤵

 

本社の裏手にまわります

 

こちらが「大山山頂奥の院」です

 

正確な時刻が分からないのですが^^;

13時ごろ下山開始しました🐾🐾

(帰りは 写真をほとんど撮りませんでした)

 

これは もう ほとんど下って 階段の近くまで戻ってきたところです

 

14:03 「一丁目」の鳥居前で記念撮影📷

下りは標準時間の60分くらいだと思います(^_-)-☆

 

ここから急いで階段の参道を駆け下り...

 

14:20発のケーブルに無事乗ることができました(^_-)-☆

次は20分後だったと思うので 乗り損ねたら暑い中待ちぼうけになるところでした^^;

 

行きで ちらっとご紹介した名物のお饅頭屋さん

大山まん志゙う本舗  良辨

江戸時代から続く老舗です✨

店名は 大山寺を開山した僧 良辨(ろうべん)の名前をとってつけられたのだそうです

※良辨は 奈良時代東大寺の初代別当(住職)となったえらいお坊さんです

 

名物 大山まん志゛う(1個 95円)

沖縄産の黒糖を使用した皮に 上品な甘さのこしあんが包まれています

賞味期限は 製造日を含め3日ですが 硬くなるのでできたら当日中がおすすめとのこと

 

すまりんたちは 本日は温泉宿に宿泊するので 5個購入しました

(すまきが3つ食べました)

皮がふんわりやわらかく黒糖の風味がとても良かったです(*^^*)


持ち帰れるなら 余分に買って 冷凍保存してもよさそうだなと思いました

 

次は

鶴巻温泉にある老舗旅館「陣屋」のお話です

真木温泉(真木温泉~山梨県)②

夕食は 18:00か18:30から選択できました

「真木温泉①」からの続きです

 

お食事処「斐路炉亭」にて いただきます

廊下の突き当りから中庭に出ます

 

入り口で履き物を脱いで 館内に上がります

 

すまりんたちは こちら「頬白」のお部屋でした

落ち着いた雰囲気の個室です✨

客室と同じ 川ビューのお部屋 (*^^*)

 

ドリンクメニュー

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ミネラルウォーター(温泉水)は お宿のイチ押しの「弥生の舞」だと思います

1ℓ 500円は 正規のお値段なので 良心的ですね(*^^*)

 

これは 客室に無料で提供されていたもの(1ℓ)の写真です⤵

※隣の🐱はちいさな須磨:2022年にお空に行った愛猫の分身です

 

すまきは ビールを...

 

すまりんは烏龍茶をいただきました(^_-)-☆

 

スタッフさんが 二人の写真を撮って下さいました(*^^*)

すまきが猫背になっているので すまりんがでっかく見えますよね(笑)

 

ど真ん中に すまりんの苦手な○○が ありました💦

 

お品書き

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【食前酒】濁りワイン

お酒ですが 甘くて飲みやすかったです

 

【先付】 豆乳麺

豆乳が原料ということで とてもヘルシー✨

ミョウガとごまがトッピングされています

お汁も"あおさつゆ"なので 美味しく飲めますよとのこと...

 

 

【前菜】料理長お奨め肴 夏の旬菜五種盛り

さっきから全ての写真に写り込んでいるガニの見た目が すまりんは怖いです💦

その割には 接写してます...(笑)

まるごとぼりぼり食べられるそうで すまきがぼりぼりと食べてくれました

でも 鮎の甘露煮の上に... はさみが残ってました💧

 

ぽとっ...😱

他の3つは 山くらげのピリ辛和え・鶏肉とチーズの重ね焼き・空豆です

 

【刺身】甲斐サーモン 妻いろいろ

グリーンのは 搾菜(ザーサイ)です

サーモンは脂がのって美味しかったです(*^^*)

たくさんあるので 最後のほうはちょっと飽きてしまいましたが💦

 

 

【焼き物】 岩魚汐焼き

すまきは頭もぼりぼり食べていました

 

 

鍋物】 富士桜ポークのレモン煮

胡麻だれで いただきます

 

出来上がるころにスタッフさんが来られ 蓋をはずして下さいました

お肉は やわらかくてあっさりしていました(*^^*)

 

 

【揚げ物】 鯉甘酢餡掛け スプラウト

もうおなかが大きくなりかけていて「揚げ物」はしんどいかなぁと思ったら... すごくあっさりしたお料理で ペロっといただけました(*^^*)

 

 

【台の物】 朴葉味噌温石焼き

お肉は 甲州ワインビーフ

温石は 富士山の溶岩だそうです

富士山が世界遺産となった今では これはとても貴重なものですね

 

両面美味しそうに焼き上がりました✨

 

 

【食事】 五目釜飯

とうもろこしと薄揚げが炊きこまれていました

もっちりご飯に甘いトウモロコシ...

 

朴葉味噌の余りも ご飯にのっけると美味しいですよ!とのことで...

ごはんにのっけて 美味しくいただきました(*^^*)



留椀・香の物

 

 

【甘味】 葡萄二色ゼリー

 

赤いのは苺のお麩ショコラ  グリーンはアンゼリカ(蕗の砂糖漬け)です

 

ほうじ茶と共に美味しくいただきました

 

ボリュームも満点✨

まさに山間の温泉宿のお食事といったメニューで デザートまで美味しくいただきました

ごちそうさまでした(*^^*)

 


夕食の間にお布団を敷いて下さってます

敷き布団はちょっと凸凹がある硬いめのもので 枕は標準的なものでした

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寝心地は良かったです(*^^*)

※翌朝もお布団はそのままにして下さいました

 

ーーーーーーーーーー

翌朝

朝食は8:00か8:30から選択できました

すまりんたちは8:00スタートです(^_-)-☆

 

夕食と同じ会場にていただきます


お部屋も同じでした

 

 

ヨーグルト・サラダ・刺身こんにゃく

 

茶碗蒸し

 

がんも&厚揚げ・山菜のお浸し

 

焼き鮭

 

豆腐

ポン酢につけて いただきました

 

ご飯はおひつで登場

お茶も急須で下さいました

 

香の物・お味噌汁とともに 炊きたてご飯を美味しくいただきました

 

フルーツ

 

朝食もとても美味しかったです(*^^*)

 

チェックアウトは10時ですが すまりんたちは レイトチェックアウトのプラン(12:00)でした

食事会場を出る時 スタッフさんが揃って見送って下さいました

すまりんたちのチェックアウトの時刻もきちんと把握して下っていたようで...

「勤務が10時までなのでお見送りができません」と 挨拶して下さいました💛

 

食後「弥生の舞」の工場に歩いて行きました

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※「弥生の舞」については前回書きましたので そちらをご覧ください

 

工場にはスリッパでは行けないので フロントで靴を出していただく必要があります

または チェックアウト後に行くことも可能(^_-)-☆

 

車で行くこともできますが すまりんたちは案内に従い歩いて行きました


お宿から見える赤い亀橋を渡ります

 

草むらの中に記念撮影スポットがありました

※ここから亀橋を振り返って撮影するというものです

すまきがイヤイヤながら 草むらに入って写真を撮ってくれました

    ⇩ ⇩ ⇩

すまき! ご苦労さん✨

 

けっこうな登りの道は 食後の運動にぴったり(*^^*)

と言っても3分あれば登れるくらいの距離です(^_-)-☆

 

たぬきさん!?

いや…アナグマさんかな?

 

坂を登り切ってすぐの所に工場はありました

 

階段をのぼります

 

見学券の提示をして 中に入りました

 

一組 先客がおられましたが すぐに帰られたので すまりんたちの貸し切りに...

テレビ画面では「弥生の舞」の宣伝のビデオが流れていました

お水は自由に試飲できます

弥生の舞で淹れたコーヒー1杯をサービスして下さいます(アイス または ホット)

ここ工場の二階は「富士見櫓」という名前なので 富士山が見えるはずなのですが...

 

残念ながら 富士山は雲の中^^;

時々 ちらっと見えましたが 頂上は見えませんでした⤵

 

ここから車で25分の所にある 雁ガ腹摺山(がんがはらすりやま)から 旧500円札の裏に印刷されていた富士山が見えるそうです

1994年まで使われていた 旧500円札...

お札の顔は 岩倉具視

すまりんは まだ記憶にありますよ(笑)

 

ちょうど 新札が発行されて間もない時で スタッフのかたが新札を一緒に並べて下さいました

一万円札は ちょうど切らしておられて 5000円と1000円のみでしたが すまりんたちは まだ見たことがなかったので テンション上がりました✨

 

退出の際 お土産として「弥生の舞」1ℓ もいただきました

ちょっと重いけど 嬉しいお土産(*^^*)

すまりんたちは マイカーで来ていたので 問題なし✨

 

お得な定期購入の申し込みも可能です

一回きりの購入でも 1ℓ×10本 5000円のところ 宿泊客割引で4000円で購入できます

 

お宿の売店でも同様(^_-)-☆

せっかくなので すまりんたちは2箱購入しました(^_-)-☆

温泉水と言っても全く癖がなく とても美味しいお水です✨

 

すまも好きにゃ💗

 

※現地では(工場もお宿も)クレジットカードが使用できないので注意です

すまりんたちは宿泊代はオンライン決済していました(^_-)-☆

夕食のドリンク代などは 現金支払いになります

 

温泉に浸かって 温泉を飲んで 温泉満喫した すまりんたちでした(*^^*)

 

 

次回は 神奈川県の大山参拝のお話です(^_-)-☆

 

真木温泉(真木温泉~山梨県)①

都心から甲州街道を山梨へ向かう途中に 真木という温泉地があります

すまきとすまりんが本日お泊まりするのは そこにある一軒宿...

その名も「真木温泉」

もう少し手前に別の案内板があったのですが 行き過ごしてしまい💦 こちらの狭い道から進入してしまいました^^;

 

途中 中央道の事故渋滞に巻き込まれたため 予定よりも約1時間遅れの到着です^^;

真木温泉山梨県大月市

チェックイン15:00  チェックアウト10:00

※すまりんたちはレイトチェックアウト(12:00)の宿泊プランでした

駐車場に入ると スタッフのかたが出て来られ 案内して下さいました

※JR大月駅から無料送迎バスも出ています(要予約)

 

まずは門の前にて たぬきさんの隣で記念撮影✨

 

和風の庭を進んで行きます

数奇屋造りのお宿✨

 

玄関にて靴を預かっていただきます

右手にフロントが見えています

貴重品ボックスは日帰り入浴のためでしょうか

 

正面には「弥生の舞」という飲む温泉水の販売がありました

 

左手には小さな売店...

おつまみなども販売されていました

 

フロントにてすまきがチェックインの手続きを行っている間に すまりんはこちらのお部屋に案内されました

 

ウェルカムは 葡萄のゼリーとお抹茶でした

売店にも売られていた「巨峰きらら」というお菓子です

 

お宿に隣接するお水の工場の見学券(コーヒーサービス付き)をいただきました

※オープンは朝9時から正午までなので 明日利用します(^_-)-☆

 

さっそく 客室に案内していただきます

本館には武田信玄上杉謙信ゆかりの品が展示されていました


一旦 本館を出ます

スリッパは大小ありました

 

客室数は16室で 全室川に面しています(温泉露天風呂付き)

提灯のところから右に行くと離れ客室・庭園・貸切風呂があります

 

すまりんたちは 左手に進みます

こちら側は階段が多いので 足に不安のあるかたは予約時注意が必要かもしれません

 

右手に お水の工場へ続く道(山道)があります

スリッパで行くことはできないので 朝にフロントで靴を出していただくか チェックアウト後に行くことになります (車でもアクセス可能)

 

まだ階段はあります

...と言っても どこも緩い階段です(^_-)-☆

 

こちらの建物の中にすまりんたちのお部屋はありました

左手に飲泉場(?)がありますが 何も出ていませんでした

 

スリッパのまま上がります

こちらにも真木温泉のお話や 飲む温泉水(弥生の舞)の展示がありました

弥生の舞はイチ押し商品のようです✨

 

突き当りの右手には男女別の大浴場

 

すまりんたちのお部屋は スタンダードの客室で 大浴場から近い場所にありました

客室 楢(NARA)

昔懐かしいドアノブ✨

 

内側がボタンになっていて 外出時 ボタンを押してからドアを閉めると外から鍵をかけなくても施錠されます(^_-)-☆

 

入り口は かなり狭いです

内側の壁にこんなものが⤵

今は 使われていませんが 昭和レトロな感じですね(笑)

 

キッチンカウンターもありました

吊り棚にグラスが収納されています

茶筒の中には小分けのお茶っ葉が入っていて ポットにはお湯が入っていました

引き出しの中は栓抜きとワインオープナー

 

冷蔵庫

中の飲み物は有料ですが 空いているスペースは自由に使って下さいとのこと...

ただし 翌朝9時に自動でロックされるので 注意!

フロントに電話したらロック解除して下さいます(^_-)-☆

 

右手がお手洗いで 正面は洗面所です

 

お手洗い

 

洗面所

壁かけのドライヤーと 下の籠にもドライヤーがありました

 

スキンケア用品・綿棒・髭剃り・歯ブラシ・ヘアブラシ

 

蛇口のレバーは旧式(下げ吐水)でした

慣れとは怖いもので(笑)水をとめようとレバーを下げて 一気に水勢が激しくなって... を何度かしてしまいました^^;

 

奥に内風呂があります

※温泉ではありません

 

お部屋は広々としています✨

 

お水は 弥生の舞(1ℓ)

案内のパンフレットもありました

すまりんは すでに 興味があります(*^^*)

 

館内案内のファイルには 周辺観光案内や 夕食におすすめの飲み物もありました

 

鍵は1つです

 

クローゼット

浴衣は「大(青)」と「中(赤)」が1枚ずつ準備されていましたが 案内のスタッフさんが 「特大(青)」と「大(赤)」を追加して下さいました

 

作務衣(フリーサイズ)もありました

他は フェイスタオル・足袋・ビニール巾着がありました

バスタオル・フェイスタオルはそれぞれ各自2枚ずつありました

※大浴場や貸切風呂へは お部屋から持っていく必要があります

 

全室喫煙OKのようで 金庫の上に灰皿が置かれていました

 

加湿機能付き空気清浄機が設置されています

コンセントはお部屋の中に数か所ありましたので不便はなかったです

 

広縁には マッサージチェアがありました

全室に置かれているマッサージチェアは2016年に新調されたそうで 古いタイプのものではありませんでした

とても気持ち良かったです(*^^*)

正面の扉は先ほどの浴室です

 

デッキにはチェアーと露天風呂があります

窓を開けると川のせせらぎが...✨

 

客室風呂(温泉

保温のため シートが掛けられています

 

真木温泉は 単純硫黄泉

無色透明 わずかに硫化水素のあるアルカリ性のお湯です

泉温 13.4℃   PH 10.2  低張性

 

温度は41℃に調整されていましたが熱かったので2℃下げていただきました

※フロントに連絡すればOKで お部屋に来られることもありません(^_-)-☆

 

 

大浴場にまいります(※男女入替なし)

大浴場は夜通し利用可能で 翌朝9:30まで入ることができました

お部屋から近いので ストレスなく混雑状況を確認できました(^_-)-☆

 

男湯

 

※以下2枚の男湯の写真は公式ホームページよりお借りしました

殿方浴場 内風呂

 

女湯

 

脱衣所はゆったりしていました

 

温泉分析書

 

スキンケア用品は備わっていて「弥生の舞」を使ったミストも試供品として置かれていました

 

アゴム・ヘアブラシ

シャワーキャップ・綿棒

 

※ すまきによれば 男湯は ハンド&フェイスソープ・「弥生の舞」のテスター2種・ヘアブラシが置かれていたそうです

綿棒くらいは 端っこにあったかもしれませんね...

 

 

内風呂

 

バスアメニティはお部屋のと同じでした

 

浴槽も広いですが 熱かったので長湯はできませんでした💦

 

露天風呂



続いて 貸切風呂にまいります

離れ客室の前を進んで行きます🐾🐾

スリッパのままでOK(^_-)-☆


庭園内に「星影」と「月代」二つの貸切露天風呂があります

※右の建物はお手洗いです

 

こちらが貸切露天風呂

空いていれば 自由に利用できます

(ただし すまりんのお部屋からは遠いので 空いてるかの確認に来るのは大変です^^;)

 

扉を開けると左右に分かれて露天風呂があります

利用可能時間は 15:00~0:00/ 翌6:00~9:30

 

まずは左手の「星影」

 

脱衣所はクーラーが効いていてとても涼しかったです

カウンターの上には綿棒とティッシュのみ置かれていました

 

露天風呂(

保温のためのシートが張られています

 

※洗い場はありません

広い段差があり(←浅いです)半身浴も可能です(^_-)-☆

湯温はぬるいめでしたが 非常に暑い日でしたので 長湯はできませんでした

 

向かいの「月代」

「星影」と左右対称になっています

 

浴槽の広さも多分同じです

 

 

母屋の玄関の手前を左手に行くと...

美容・健康・不老長寿の神が祀られている「弥生神社」があります

けれど 小山を登る必要があり 今回は暑すぎてあきらめました^^;

ちゃんとした服装で行かないと虫もいそうでしたので...^^;

 

 

夕食は次回に(^_-)-☆

  ...

 

富士山~宝永山登山と大砂走りリベンジ(^_-)-☆

昨年の夏

三度目の富士登頂を果たした すまきとすまりんですが...

極度の疲労で せっかくの御殿場名物「大砂走り💨」を駆け下りることができず とても悔しい思いをしました💦

 

前回は 疾走どころか よろよろ歩いていました(~_~;)

(15秒の動画です)

よく見たら 前を行く人たちも 歩いています...

 

大むかし(笑)富士登山をした時...

「須走ルートの砂走り」では 面白いほど軽快に走って下れたのに…

しかも 伸縮性に乏しいジーンズで らくらく下ってます^^;

 

このままで終わるわけにはいかない!

ということで 負けず嫌いのすまりんたちは

「大砂走り」のリベンジ のためだけにやってきました(笑)

昨年と同じ「御殿場口 五合目」の駐車場へと車を走らせます🚗

登頂の予定はないですが 今日は山頂まで良く見えていますね!

カンカン照りでもないので 体力消耗も少なくて済みそうです(^_-)-☆

 

朝の7時半に「御殿場口 五合目」の駐車場に到着

駐車場は結構いっぱいでした

 

富士山の側火山である「宝永山」が富士山の中腹にそびえています

※さすがに「下りだけ」というルートはありませんので 宝永山まで登り そこから走り下りる予定です(笑)

 

お手洗いをすませたら...

「御殿場口 五合目登山口」の鳥居横にあるバス停で「水ヶ塚公園行き」の始発バスを待ちました

 

下山は 前回の登頂の時と同じ この鳥居がゴールとなります(^_-)-☆

 

今回は 軽い登山(?)ということで ちいさな須磨も参加します!

ちいさな須磨は2022年にお空に行った愛猫の分身

 

水ヶ塚公園で「富士宮口 五合目」行きのシャトルバスに乗り換えです

 

8:41 バスが来ました (バスの出発は9時です)

登頂を目指す登山客に混じり すまりんたちは違う目的でバスに乗ります(^_-)-☆

 

9:30 「富士宮 五合目」に着きました

 

まずは出発の記念撮影から📷

みんな 顔がでかすぎ(笑)

 

まずは お決まりの 富士宮ルート「六合目」を目指します🐾🐾

 

六合目までは普通に進むと 20分ほどで到着します🚩

 

先に到着した人に「小屋の手前に 鹿がいるよ!」と教えていただきました

草をくわえていますね

7秒ですが 草を食べるかわいい動画が撮れました⤵

 

ただいま ちょうど10時!

六合目「雲海荘」は霧のなかでした

ここから道が分かれます

 

宝永山を目指す人にとっては ここが最後のトイレ ということで すまきが 行きましたが(有料 300円)... 半日ぐらいダメージが残るほどの激臭だったそうです💦

富士山頂を目指す人は上の写真の左の道を進み 宝永山へは右の細い道を行きます

 

すまきを待っている間に 一瞬 霧が晴れて山頂がのぞきました

ここから見たら一瞬で登れそうですが 実際の山頂はかなり遠いです

 

10:05   すまりんたちは宝永山に向けて出発🐾🐾

ちょっと怪しい 後ろ姿...(笑)

さっき すまりんが腰に巻いていたのは 日よけの帽子でした(笑)

変な格好ですけど ^^;

盛夏の昼間登山ということで 少しでも日焼けを減らしたくて...

 

ガスっていますが  時折日が差してじりじりと焼き付けてきました

この道は 富士山の中腹をぐるりと一周する「お中道」の一部になります

大沢崩れなど富士山の崩壊が進んでいるため 現在お中道のほとんどは通行禁止になっています

www.aranciarossa.work

 

霧が薄らぐと 雄大な宝永山火口が目の前に広がっていました!

宝永山火口は 第1・第2・第3と3つの火口がありますが 第1火口が最も大きくて直径1km以上あり 富士山頂の火口よりも大きいそうです

 

ちいさな須磨は ワクワク!

 

登山道は火口底を経由して正面の火口壁を登って行きます

 

10:28   ほどなく宝永山第1火口に到着しました

さっきの六合目からここまでは ほとんどアップダウンがなくて らくちんなのですが...

背後に写っている宝永山のピークまでは結構な登りになります💦

 

宝永山は 宝永山第1火口の縁のいちばん高い所にあたります

Wikipediaより改変

こうしてみると アリ地獄の底にいるみたいですね...

 

足もとはこんな感じのガラガラしたスコリアの砂礫です ⤵

これからアリ地獄の斜面を登って外に這い出さなければいけません

火口の底には大きな石がゴロゴロ

噴火の時に吹き飛ばされた巨石でしょうか...

 

噴水のように吹きだしたマグマがそのまま固まったような岩が落ちていました

 

延々と アリ地獄の斜面を登ります🐾🐾

本日のいちばんしんどい行程です^^;

 

正面には壁のような火口壁がそびえています


だいぶ上まで登ってきました

上に行くほど砂礫が小さくなるせいか 次第に一歩進んでも半分ぐらいずれ落ちるようになって なかなか進みません💦

 

撮影につき ちょっと大げさになっていますが... 一瞬の動画です

でも だいたいこんな感じなんですよ^^;

これは すまりんたちだけの感想ではなくて ここを登られるかたは皆さん そうおっしゃいます

 

11:41  ようやく稜線に到着!

 

宝永山の石標がある 断崖の端までピストンします

 

五合目からは休憩時間を入れても2時間ちょっとで宝永山登頂です🚩

 

霧で視界が全くありませんが 晴れていたらこんな景色のはずです

※昨年 9合目付近から宝永山を見下ろして撮影した写真です

 

宝永山は 江戸時代中期の1707年(宝永4年)におこった宝永大噴火でできました

Wikipediaより↑

 

有史以来 富士山は17回の噴火が記録されていますが この宝永の大噴火以降300年以上沈黙を保っていて いつ活動を再開しても不思議ではないといわれています

宝永噴火は 噴火の49日前に発生した南海トラフ巨大地震である宝永地震によって誘発されたものと考えられていて もし現代に同じことが起これば 西日本と東日本が同時に深刻な被害を受ける可能性があります💧

 

山頂の石標は壊れ気味でした^^;

宝永山の標高は2693m!

 

登頂記念にちいさな須磨も記念撮影📷

めちゃくちゃ緊張顔💦(笑)

ごめんね^^;

 

あぁ こわかったにゃ... と まだ放心状態?(笑)

 

下をのぞくと 黄色っぽく色の違う岩肌がありました

実際には赤褐色のスコリアが堆積したものだそうで「赤岩」とよばれています

かつては富士の土台となった古富士火山が露出したものといわれていましたが 近年これも宝永噴火の噴出物であることが示されました

噴出したスコリアは 急冷されると黒くなりますが 熱源の火口に近い所はゆっくりと冷えてヘマタイト(赤鉄鉱)ができ 赤褐色になるのだそうです


ここで大休止(^_-)-☆

さきほど登ってきた宝永火口の底を見下ろしながら 小袋入りのナッツを食べました

 

さん 発見!

一瞬 雷鳥かと思いましたが... 飛ぶ鳥でした^^;

 

さて 重い腰をあげて出発!

ここで 砂走りに備え スパッツを装着しました

(そのままだと 靴の中に砂がどっさり入ってしまいます)

 


12:20 馬の背の分岐点まで戻ってきました

ここから御殿場口の上りの登山道(※御殿場口登山道は 上りと下りが別ルートになっています)に出て 山頂を目指すこともできます

今回すまりんたちが登りはじめた「富士宮口 五合目」から宝永火口を経て 御殿場口登山道に入るルートは 2008年に当時の皇太子徳仁親王が利用されたため「プリンスルート」とよばれています✨

 

一方 すまりんたちは こちらに下り ⤵

御殿場口の下山道に合流して 車をとめてある「御殿場口 新五合目」へと向かいます(^_-)-☆

 

12:25

少し下ると「下り六合」という分岐で 御殿場口の下山道に合流しました

 

わずかに下っただけで 霧の層を抜けて一気に視界が晴れました✨

ここから「大砂走り」

いよいよ昨年のリベンジです!

今日はまだまだ体力が温存されていますよ(^_-)-☆

 

富士登山オフィシャルサイトのマップでは下り六合から次郎坊までの所要時間は40分...

次郎坊から大石茶屋までは40分の行程と記されています

つまり 順調に下山すれば1時間20分で 茶屋に到着することになります

 

頂上から疲労困憊で下りてきた昨年...

下りのギアを入れることができず この行程に2時間以上も要してしまいました💧

 

さて 今回は いかに...⁉

ふもとに見えるのは約2000年前の噴火で形成されたといわれる「二ッ塚」という側火山で 上塚と下塚に分かれています

 

ここから 走ります💨

22秒の動画です⤵

不細工ながら(笑)けっこう飛ばしていたのですよ

どんどん下界に近くなって楽しかったです(*^^*)

 

すまきの快走もご覧ください(※すまりんは 止まって撮影)

あっと言う間に下って来れました(^_-)-☆

 

やはりスパッツは必須だと思います!

スパッツなしの人が 何度も道端で靴から砂を出しているのを見ました

靴に砂が入ると楽しさ半減ですね💦

 

次郎坊の案内表示がありました

 

さすがに 最後のほうは疲れましたが^^; それでも走ることができました

 

12:57 次郎坊通過

ここまで32分...

富士登山オフィシャルサイトの所要時間より8分早いタイム(^_-)-☆

ここからは下り坂が緩やかになっていきます

この辺りはまだ走っているかたも見えますが この先はだんだん平らになり 歩く人が増えてきます

 

振り返れば ずいぶん下ってきたことがわかりました

 

ちょっと日差しがきつくなってきましたので 再びかぶり物を...

視界が限られるので あまり快適ではないのですけど^^;

 

この辺りは もう走る人は見かけませんでした

「バス停まで800m」の看板が見えてきました

まもなく大石茶屋

昨年はここまでの道のりがどれだけ長かったことか...

今年はあっという間で 嘘のようでした

 

13:21 茶屋に到着!

次郎坊からは24分で来れました!

標準所要時間40分よりも なんと16分も早いタイムです✨

 

「御殿場口 五合目 駐車場」の案内板の前を通過

まだまだ 体力的には余裕がありました(^_-)-☆

 

ゴールの鳥居です!

 

13:29 ゴール🚩 

12:20 宝永山の山頂から下山開始して 70分!

砂走りからは 64分のタイムです✨

リベンジ大成功✨

楽しかったので またトライしたいくらいです(笑)



次は「真木温泉」というお宿のご紹介です

すまきが作る「自宅で簡単 シチリア料理✨」

6月にシチリアを旅したすまりんたち...

 

郷土の美味しいお料理やスイーツにもたくさん出会えました(*^^*)

 

その中で

シチリアで何度も見かけたアランチーノと⤵

トラーパニを代表する料理 ブジアーテ アッロ スコーリオを⤵

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おうちで再現してみることにしました

 

今回の料理人は 我が夫の「すまき」です(^_-)-☆

 

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初めてご覧になるかたのために まずはお料理の紹介をさせていただきます

 

➊アランチーノ arancino

一般的なアランチーノは 丸い形をしています

”-ino”は「小さい」という意味の接尾語

小さいオレンジarancia(アランチャ)🍊に見えるので こういわれるそうです

そのわりに シチリアで食べたのはどれも大きかったです(笑)

 

アランチーノは いわゆるライスコロッケで ミートソース・チーズ・ピスタチオ・ほうれん草など 色んな味があります...

ローマでは「スップリ」と言われます

※ローマでフランス軍人がこのライスコロッケを食べた時 食べるまで中身がわからないため「surprise」と呼んだそうで それが訛ってスップリになったそうです

 

オレンジの形でなく 尖っているものも たまにありました

アツアツのアランチーノは とっても美味しかったので ぜひ家でも作りたいということで 今回 すまきが何度かトライして 自宅でも簡単に作れるようにしました(^_-)-☆

 

 

❷ブジアーテ アッロ スコーリオ(Busiate allo scoglio)

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トラーパニで宿泊したホテルのスタッフさん 一押しのメニュー!

旅の最終の夕食でいただき その美味しさに感動しました✨

ブジアーテは シチリアの伝統的なパスタで 細い棒に生地を巻き付けて作られ ソースがよく絡むのが特徴です

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スコーリオは「岸壁」という意味!

日本でも ”スパゲッティ アッロ スコーリオ”という料理を耳にしますが いわゆる魚介のパスタです(^_-)-☆

 

パレルモの空港でブジアーテを見つけたので購入しましたが...

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ロングパスタではありませんでした💦

町で見かけたお土産屋さんにロングのがあったのですけど その時は気づかずスルーしていました^^;

ブジアーテはイータリーなどのイタリア食材店でも購入できますが  売られているのはショートパスタのようです

 

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では ここからお料理本番!

 

まずは ミートソースのアランチーノを作ります

自宅では 名前のとおり「小さいオレンジ」で (^_-)-☆

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材料(4つ分)

 

・ミートソース(ボロネーゼソース)市販のもの 1袋

・牛ひき肉 100gぐらい

・オリーブ油 大さじ1/2

・にんにく 少々

 

・米 1合(150g)

・固形コンソメスープの素 半個

・トマトペースト 1袋(18g)

・塩 ひとつまみ

・バター 3g

 

・薄力粉+水 適量

・細目パン粉 適量

・揚げ油

 

 

【下準備】

市販のミートソースは水分が多くて包みにくいので フライパンで水気を飛ばします

もう少し肉っ気も欲しいので 牛ミンチを追加しました

 

少しのオリーブ油でニンニク半かけ分ぐらい炒めます

油に香りが移って ニンニクがこんがり色づいてきたら…

塩コショウした牛ミンチを投入します⤵

イタリアンの巨匠 落合シェフによれば ミンチは塊のまま両面に焼き色をつけるほうが メイラード反応という化学変化がおこって香ばしい風味が出るそうですよ(^_-)-☆

そろそろミートソースを投入する頃合いのようです

 

ミートソースを投入後 少し煮詰めたら 放置して冷まします

 

冷めたらけっこうコッチリします

 

 大さじ1杯分ぐらいずつ ラップに包みます(×4)

(半分ほど余りますが... 残りはテキトウにお願いします💦)

冷凍しておくと ごはんに入れる時 扱いやすいですよ(^_-)-☆

※お好みでチーズをひとかけら一緒に包んでおいても美味しいです💛

 

コンソメ・トマトペースト・お塩を入れて ご飯を炊きます

※米1合 ←  コンソメ (半分)+トマトペースト1袋 + 塩一つまみ

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普通の分量の水と共に ひと混ぜして... 

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「かため」で炊飯します

炊きあがったらバターを入れて...

よく混ぜて4等分⤵

 

 

②冷凍しておいた具材を中央に入れ 丸く成形します

 

もちろん手でも大丈夫ですが...

うちでは ふりふりおにぎりメーカー(おにぎりマラカス)を使いました

10年以上前に購入したような気が。。。

 

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シャカシャカとリズムよく♪

まん丸ライスボールの完成✨

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このままだと緩めで崩れるので

 ちょっとギュッと握っておきます(^_-)-☆

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③仕上げに入ります

 

薄力粉少々

水で溶いてこれくらいにします⤵

おにぎりをくぐらせて...

細目パン粉をまぶし...

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180度の油で5分ほど オレンジ色になるまで揚げます

ニトリで購入した角型の揚げ鍋↑

アスパラなども丸ごと揚げられて 油も節約できる優れもの✨

 

美味しそうに揚がりました(*^^*)

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見た目は本場のに負けていないかも💛

中はこんな感じです⤵

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チーズ入りバージョン⤵

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すまきが試行錯誤したおかげで 硬さもお味もパーフェクトでした✨

断面をお見せしたくて包丁でカットしましたが

本当は アツアツを "丸かじり"がおいしいです(*^^*)

 

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ブジアーテ アッロ スコリオ(Busiate allo scoglio)

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材料(2人分)

 

・パスタ  ブジアーテ

 

・いか たこ 等の魚介類 適量

・あさり ムール貝 等の貝 適量

・シーチキン(ツナ缶) 大さじ1

ドライトマト 5~10g(お好みで)

 

・にんにく 1かけ

・オリーブ油 大さじ2

・白ワイン 大さじ1

イタリアンパセリ 少々

 

【下準備】

あさりは砂出しし ムール貝は洗ってヒゲを取っておきます

いかとたこはぶつ切りにします

※ こだわらなければ冷凍のシーフードミックスでも何でもOK(^_-)-☆

 

ドライトマトは細かく刻んでおきます

※トマトペーストでも トマト缶(1/4ぐらい)でも代用可能

 

 

①にんにくをオリーブ油で炒めてこんがりしたら…

 

貝を入れて白ワインを注ぎ…

蓋をして 殻が開くまで蒸し焼きにします

 

貝を一旦取り出して…

 

②同じフライパンに たこ・いか・シーチキン・ドライトマトを入れて煮詰めます

適宜オリーブ油を追加してもよいと思います(分量外)

 

③水1ℓ に大さじ半分ぐらいの塩(分量外)を入れ 沸騰させてブジアーテを規定時間茹で始めます

※ たこ・いかを煮詰めるフライパンの水分が足りなくなってきたら ブジアーテのゆで汁を適宜追加します

 

④茹で上がったブジアーテをざるにあげてフライパンに入れて絡め 皿に盛ります

取り分けておいた貝を乗せ イタリアンパセリのみじん切りを散らして完成です

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ムール貝をたくさん買ってしまったので 貝が多めです💦

 

 

※ちなみに ブジアーテは 自宅で簡単に作ることができました(^_-)-☆

材料はセモリナ粉と水だけです

※二人分:セモリナ粉200g+水100g

※セモリナ粉はTOMIZ(富澤商店)で購入

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こちらは すまりんの担当です(^_-)-☆

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寝かせた生地を伸ばして 竹ひごにクルクル巻き付けるだけ(^_-)-☆

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最初は楽しかったけど だんだん面倒になってきました^^;

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けれど

手打ちパスタは すごくもっちりして最高に美味しかったです(^_-)-☆

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以上

すまきの「自宅で簡単 シチリア料理✨」のレシピのご紹介でした

もし 良かったら試してみられて シチリア気分を味わってみて下さい(^_-)-☆

 

 

これまでの 「おうちで簡単シリーズ」

2つだけでした(笑)

 

次回は

「富士山大砂走り リベンジ」の巻(^_-)-☆

シチリア旅行記⑪~シチリア最後の夜... そして帰国

シチリア旅行記 いよいよ最終回です!

 

初回からのお話... ずらり✨

 

塩田から戻って ホテルで1時間ほど休憩後...

着替えて夕食に行きました(^_-)-☆

 

今日も無事 夕日を拝むことができましたが ちょっと曇りがち...

 

岬には昨日行っておいて正解でした⤵

 

こちらは 宿泊したホテルのスタッフさんおすすめのお店

La Perla  ※真珠の意味 

1982年創業の老舗です✨

昨日行ったら貸切られていたので 本日19:30に予約を入れていました

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屋内にもテーブルがありますが 景色が見える席に案内して下さいました


QRコードからメニューを読み取り 口頭でオーダーするシステムです

※お願いすればメニューの冊子も渡してもらえるようです

 

袋入りのパンを持ってきて下さいました

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席料 COPERTO(一人2€) に含まれています

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袋入りだと余ったものを持ち帰ることができるので 廃棄せずに済みますね

 

飲み物は ミネラルウォーターにしました(ACQUA 1ℓ:2.5€)

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お料理は全て すまきとシェアしました

 

ANTIPASTO DI TONNARA(マグロの前菜):14€

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ツナ3種の盛り合わせですが 説明がなかったので詳細は不明です^^;

薄造りですが 歯ごたえがあり かなり塩味がきついのが気になりました...

でも お酒を飲みながら 少しずつ味わうのには良いのかもしれません(^_-)-☆

FRITTO CALAMARIヤリイカフリット):16€ 

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イカはプリップリで美味でした(*^^*)

 

BUSIATE  SCOGLIO:18€

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※SCOGLIO(スコーリオ)は 「岸壁」という意味

日本でも ”スパゲッティ アッロ スコーリオ”という料理を耳にしますが いわゆる魚介のパスタです(^_-)-☆

ホテルのかたから聞いたのですが トラーパニを代表する料理なのだそうです✨

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ブジアーテBUSIATE)はシチリアの伝統的なパスタで 細い棒に生地を巻き付けて作られ ソースがよく絡むのが特徴です

これが魚介の出汁を吸って すごく美味しくて 感動!!

※先日 家でトライした写真です⤵

材料もセモリナ粉と水だけ! 生地を寝かせる時間も30分と 簡単にできて楽しいです(^_-)-☆

 

SORBETTO LIMONE(レモンのシャーベット):3€

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お口直しのはずが かなり甘くて全部食べ切れませんでした^^;

 

支払額は 全部で 61.5€

クレジットカードで支払い可能なのですが すまりんのクレカ2枚がはねられ すまきのもはねられ 結局 現金払いになりました^^;

クレジットカードのせいにされたけど  機械のエラーだったと思います💧

 

20:40  日の入り後の空 

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サマータイム適用中のため 実際は19:40ということです

 

ホテルの表玄関は施錠されているので裏口から入ります

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鍵はルームキーと共にいただいています

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セキュリティーがしっかりしているホテルは安心(*^^*)

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シチリア最後の夜が更けていきました..,

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ーーーーーーー

翌朝...

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7:30 ホテルで朝食をいただきました

メニューは前日と少しだけ変化していました

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ピスタチオクリーム入りのクロワッサンが仲間入り⤵

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昨日と同じ席にしました

昨日 食べ尽くしたので^^; 今朝は ひかえめ...

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フルーツは 酸っぱかったです💦


チェックアウト後..,

最後のザクロジュースを飲みました

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結局 3日連続...

一人3杯も飲んだことになります^^;

ジュースをいただいたあとは 港の前のバス乗り場まで向かいました🐾🐾

 

再び サトゥルヌスの泉

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Max(笑)

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「もう やめてくれ~」

 

バス停前の旅行センターでチケットを購入しました

※事前に予約は受け付けていなくて 当日早めに行っての購入となります

 

9:00発のプルマン (長距離バス)で パレルモ空港へ...

運転手さんは車中で切符のチェックをするだけで バスのサイドの荷物入れは自分で開閉しなくてはなりません💦

開け方が分からない人もいました...

 

10:15 パレルモ空港着

荷物はコンパクトなスーツケースだけなので 帰りも機内持ち込みします(^_-)-☆

 

空港では あまり買い物をする時間もなかったのですが...

「フルッタ ディ マルトラーナ」の詰め合わせと 昨晩食べたパスタ(ブジアーテ)を見つけたので購入! 

すでにぎゅうぎゅうのスーツケースに ぎゅう〜っと押し込みました

 

ローマに向かう機内にて...

飲み物を英語で聞かれました

 すまきが「Water, please !」

 すまりんが「Me, too」と言ったら...

なんと!

「コーラ」が二つ出されました^^;

今 コーラ要らんかった(笑)

 

※すまきの名誉のために言いますが(笑)発音が悪かったのではなく 3列席の窓側だったので 声が届きにくかっただけだと思います^^; 

 

ローマで国際線に乗り継ぎです

日本に向かう機内はほぼイタリア人だったような...

 

機内食は食べないこともあるのですが 今回は毎回いただきました

往復とも ITA Airwaysでしたが 食事は「行き(日本発)」のほうが 美味しかったです

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「行き」は 飛行時間が14時間以上とすごく長かったですが「帰り」は偏西風のおかげで11時間で済みました(*^^*)

 

ロシアの戦争が終われば もう少し飛行時間が短くなるのに...

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ありし日の我が家の愛猫 須磨 ↑

 

ところで...

「帰り」も 一番前で足が伸ばせる席を確保したはずなのに なぜか2列目の座席に変更になっていました^^; 

通路側にイタリア人の大柄なおじさんが座っておられたので トイレに立つのにすごく気をつかいました^^;

すまりんは そのかたが起きておられるときに一度だけ失礼して行かせていただきました

すまきは窓側に座っていたのですが なんと11時間一度もトイレに行きませんでした💦

エコノミー症候群にならなくて 良かったです

 

朝食:袋の中にも パンが入っていました

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さて

楽しかった旅もいよいよ終わりです

今回も 心に残る景色にいっぱい出会えました(*^^*)

どこの景色か わかりましたか?(^_-)-☆

 

帰宅後...

ふたりのスーツケースに押し込んでいたお土産を並べてみました

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真空パックのピスタチオが1つ破れていましたが 残りは無傷(^_-)-☆

それぞれの商品は記事の中で紹介済みなので ここでは省略させていただきます

気になるかたがおられましたら いつでもコメントにてご質問下さい(*^^*)

 

すまりんは大好きなイタリアを自由に旅したくて ずっとイタリア語を勉強しています

シチリアは方言がきついということで 心配していましたが...

みなさん標準語で話して下さったからか 観光先での会話には大きな問題はありませんでした

聞き取れなかった言葉は 全て方言だと信じている... 笑 

 

また いつかイタリアに行くこともあると思うので 次はもっと余裕で話せるように精進したいと思います 

 

旅のお話は以上です...

最後までお読み下さり ありがとうございました(*^^*)

 

 

すまりんの海外旅行シリーズ✨

www.aranciarossa.work

 

次回は

すまきの「おうちで簡単 イタリア料理!」の巻です(^_-)-☆

アランチーノとブジアーテ アッロ スコーリオに挑戦!

 

シチリア旅行記⑩ ~ ファヴィニャーナ島の岬 カーラロッサ とトラーパニ郊外の塩田の風景

連泊なので お部屋に荷物を置いたまま観光に出発!

 

本日はシチリアの西海岸沖にあるファヴィニャーナ島に行きます (^_-)-☆

ホテルから港までは500mほどなので 歩いて向かいました🐾🐾

 

途中にあるサトゥルヌスの泉 Fontana di Saturno 

1342年に造られたようです

 

トラーパニの町の守護神「サトゥルヌス」に ハトがとまっていました

「頭にのるなよ~」って言ってるみたい(笑)

 

トラーパニ港の切符売り場

ファビニャーナ島には 高速船やフェリーでアクセス可能

船便も30分おきぐらいに出ているので予約の必要はなさそうです

切符売り場では 全員分のパスポートの提示や 代表者の連絡先(電話番号)を登録しなくてはなりませんでした

日帰りかどうかも聞かれました

 

トラーパニからファビニャーナ島までの所要時間は30分(1人18.87€)

トラーパニの沖合にはエガディ諸島とよばれる3つの島があるので 船を間違えないようにしないといけません

すまりんたちは 9:00発(9:30ファビニャーナ寄港)の FEDERICAに乗船しました

※『行き先』が なぜかトラーパニになっていますが 最終的にトラーパニに戻ってくるということでしょうか...?

カッコいい双胴船です✨

 

天気予報では昼前から曇りとのことですが^^; 天気はまずまず!

 

座席は好きな場所を選べます(*^^*)

 

予定通り 30分でファビニャーナ島に到着!

港は帰りの切符を買う人で混雑していました

まだ早い時間帯なので 島に宿泊した方々でしょうね

 

歩いていると あちこちでレンタル自転車の客引きがありました

すまりんたちは ネット検索で お店を決めていました

NOLEGGIO FLORIO  ※noleggioは レンタルという意味

ここから自転車に乗って4km先のカーラロッサを目指します🚲

 

すまりんたちは 普段 自転車に乗らないので とても不安💦

吉備路のサイクリングでも二人して転びました^^;

 

特にすまりんはどんくさいので(笑)最初用意して下さった自転車は足がつかず不安で できるだけ小さい自転車と交換していただきました💦

 

店の奥から引っ張り出されてきた自転車(子供用??)

足の着地面積が少しでも増えるよう サドルをめいっぱい下げていただきました

ペダルも割れておんぼろで 変速機もありませんが 命には変えられません!

でも ペダルが壊れているのは... それはそれで問題かも(笑)

普段は貸し出されていない自転車のようで 店員さんが試し乗りで安全を確認してから 渡して下しました

 

9:55 よろよろと出発

 

繁華街を過ぎてまっすぐな道になり ちょっと安心!

緊張しながら自転車をこぐこと およそ20分...

 

ジューススタンド横に標識があり その手前には自転車やバイクがとめられていました

そのまま進入している人も何名か見かけましたが すまりんたちの前を走っていた人が ジューススタンドの人に声をかけられ 自転車を置きに戻ってきたので すまりんたちも自転車から降りました

 

赤丸で囲まれた自転車の標識には "禁止"を意味する斜線はありません

下には「eccetto(=除外する) frontisti」と イタリア語表記されています

 

検索しても意味が分からなかったので  後日 知人のイタリア人に聞いたところ なんとイタリア人でさえ普段使わないレアな言葉なのだそう👀💦

"frontisti"というのは 『警察トロールをする人やその区間の住人』をさす言葉なのだそうで つまり 「観光客は 自転車での進入禁止!」ということです

 

日本語でも 一生使わないようなレアな言葉はありますが 標識は誰が見てもわかりやすい表示にするほうが良いですよね

 

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おんぼろ自転車ですが 盗難防止のため鍵はしっかりかけました(^_-)-☆

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ここから歩いて岬に向かいます🐾🐾

 

ふたたびこの標識がありましたが 自転車で進入する人は あとを絶ちませんでした

 

あちこちに 石切り場の跡が残されています

良質な凝灰岩が採れるため 古代ローマ時代から 神殿や教会をつくるための石が採掘されていました

 

ファビニャーナ島の中で最も美しいビーチと言われる「カーラロッサ(=赤い入り江)

実際は”青い入り江”なのに 不思議だなぁと思って調べてみたら...

紀元前のローマ軍とカルタゴ軍の海戦で海が血で染まったからなのだそう😱

トラーパニは年間通じて風が強い土地だそうで 旗がたなびいていました

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シチリアのシンボル「トリナクリア」

※詳細は「シチリア旅行記①」に記しています(^_-)-☆

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雲がちょっと多くなってきました💦

サングラスを持ってきたけど 必要なかったかな...

なんだか すまりんの格好は『ど根性ガエル』っぽいですね^^;

 

このあと 日が差して海の色が変化してエメラルドグリーンになりました✨

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なんとか美しい景色を見ることができたすまりんたちです(*^^*)

 

ところで...

ここカーラロッサは 福山雅治さんが登場する東芝 REGZAのCM 『海のうえで』篇で放映されたこともあり ある現象で有名になりました✨

これは NHK「旅するイタリア語」のTV画面です⤵

船の影が海底に映り まるで船が空中に浮かんでいるような光景...

とってもきれいですね✨

海が凪いでいると良さそうです...

時刻としては正午辺りがベストと聞きました

 

小関裕太さんが訪れた時は残念ながら宙船は見れなかったようです💦

 

すまりんたちも しばらく海を眺めていましたが 無理でした(>_<)

心眼で見えたことにしておこう...(笑)

 

雲が空を覆い尽くしてきたので これ以上の景色は期待できず 戻ることにしました

紫の花は野生のローズマリーだと思います⤴

 

岬から 再び自転車で走ります

ちょっと慣れてきましたが いつも慣れてきたころに返却となります^^;

 

自転車を返却し 島でお昼を食べることにしました

LA LAMPARA   Trattoria fish food

メニューはイタリア語と英語表記です

すまりんたちはをつけたメニューを注文しました

 

パンは席料に含まれています

※席に着いてから持ってきて下さいました

 

飲み物はミネラルウォーターを注文

 

Insalata verde (green salad)  5€

当時は円安で 日本円で850円ほどでしたが たまには野菜を食べたかったので...

 

Spaghetti ai ricci di mare(ウニのスパゲッティ)25€

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ファビニャーナ島に来ないとなかなか食べられないメニューらしく すまきがどうしても食べたかったんですって!

 

Tonno alla griglia (grilled tuna fish)  20€

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ファビニャーナ島で水揚げされるマグロ(ツナ)のグリル焼き

 

全て すまきとシェアしました

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ウニのスパゲッティは 残念ながら"磯の香り"というよりは"磯臭い"感じで すまりんたちにはその美味しさが分かりませんでした^^;

マグロのグリル焼きは ちょっと塩味がきつかったですが 美味しかったです

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思ったより早く食事が終わったので予定より1本早い船に乗れそう...ということで 支払いをすませたら港に急ぎました💨

これを逃すと1時間待ちぼうけになりますので^^;

帰りの切符の購入時もパスポートは必要でしたが 電話番号は聞かれませんでした

行きの段階で 詳細は登録されているのでしょうね

 

並ばずに切符を買えたので ちょっと余裕ができました(^_-)-☆

 

~~~~~~~~

30分後 トラーパニの港に戻ってきました

 

港からホテルへの帰り道...

こちらのお店に立ち寄り 買い物をしました

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nacusuzza

※許可を得て店内の商品を撮影させていただきました

オレンジやレモンのジャムやシロップ...

シチリア名産のアーモンド・ピスタチオ  トラーパニの塩...

ピスタチオのペーストや パスタ...

先の記事でご紹介したフルッタ ディ マルトラーナf:id:aranciarossa:20240617110416j:image

シチリア関連のマグネットf:id:aranciarossa:20240617110414j:image

レモンがデザインされた陶器など...f:id:aranciarossa:20240617110247j:image

 

購入した商品

シチリア名産ブラッドオレンジのジャム・トラ―パニの塩・シチリア名産アーモンド(皮なし・皮付き)・マルサラワインのチョコ・カンノーロのマグネット・鍋敷き


さらに ホテルのすぐ近くにあるバールに寄りました

昨日も訪れた Il Salotto Trapani です(^_-)-☆

またまた生絞りザクロジュースを注文!

 

スカートをはいた すまき⤵

 なんて...(笑)

さっきのお店で購入したお土産が入った袋です

 

14時ごろ 一旦 ホテルに戻りました

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きちんとベッドメーキングして下さっています✨

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飲み物も補充されていました(*^^*)

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小一時間休憩後...

 

シチリア旅行最後の観光に出かけることに(^_-)-☆

先ほどもお塩を購入しましたが ここトラーパニは「塩」が名産✨

5kmはなれた「塩田」まで 歩いて見学に行きます(^_-)-☆

※塩田へはバス路線も無く ツアーも開催中止で予約できなかったので今回は無理だと思っていたのですが 思いがけず時間が余ったので行ってみようということになりました

 

サトゥルヌスの泉の前を通ったら...

彼は またハトに囲まれていました^^;

大人気のようですね✨

ハトも気になるけど 流れるお水も気になる須磨

 

生前の須磨です⤵

お水のタワーが大好きでした...

 

港の通りに出ました

ここからは 海沿いをまっすぐ歩いて行きます🐾🐾

SALINE  (塩田)の案内表示がありました

 

蒸し暑い中 ひたすら歩きます🐾🐾

 

風車と塩田の看板

まもなく到着のようです(^_-)-☆

 

歩き始めて1時間ちょっと...

16:15に到着しました

さらに5km先に「塩の博物館」があるようですが 徒歩ではここが限界です💦



風車の横に 広大な貯水池が広がっています✨

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トラーパニの塩田です!

塩田の脇には塩の山があり何名かの観光客のかたが写真を撮っておられました

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フラミンゴがいました!

動物園以外で見るのは初めてです

 

オフシーズンだからか人も少なく写真も撮り放題でした(*^^*)

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ピンク色にも見える塩田には よく見ると塩のかたまりが見られました

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「旅するイタリア語」の場面⤵

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※すまりんたちのいる場所とは違う塩田です

すまりんたちが訪れた時と同じ 初夏ですが 2019年のこの時 シチリアは60年ぶりの大寒波に襲われて寒かったのだそうです💦

 

冬の塩田は こんなふうになるそうですよ⤵

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今は まだ塩は析出していませんが この塩山は 観光客のために置いて下さっているのでしょうね

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大きな塊もありました!

持ち上げてみたら 思ったより軽く片手でも大丈夫なくらいでした(^_-)-☆

雪合戦みたいに見えますね...

🔍接写してみました

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 ⇩ ⇩ ⇩

さっきお店で購入したお塩と同じくらいの粒の大きさです

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塩田の近く...

ちょっと道を逸れた所で塩の販売をしているのを すまきが見つけました!

※許可を得て撮影させていただきました

オレガノ風味のお塩がたくさん並んでいました

ところで...

さっきのお店にはバスソルトがなかったけれど こちらにありました(*^^*)

ココナッツ・ラベンダー・ローズ・ミント

良い香りで全部気になりましたが ラベンダーとローズを購入!

 

16:45分ごろ ホテルに向かって再びてくてく🐾🐾

ずっしり重かったですが欲しかったバスソルトをゲットして ご機嫌のすまりん!

 

1週間にわたる旅で疲れた体にむち打ち(笑)往復10kmを歩ききり 18時ごろホテルに戻ってまいりました

※ぼーっとして 到着時の写真を撮り損ねました^^;

 

 

着替えて夕食に向かいます!

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