すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

世界遺産 "百舌鳥・古市古墳群"を一日で全制覇!後編:百舌鳥古墳群

後半は 百舌鳥(もず)古墳群23基を回ります(^_-)-☆

 

古市古墳群については前編をご覧ください⤵

 

古市古墳群を制覇したすまりんたちは藤井寺駅まで戻ってきました🐾🐾

ここから電車で百舌鳥古墳群へと向かいます🚃

 

一旦 最初の阿部野橋駅まで戻り…

大阪メトロに乗り換え...

御堂筋線終点のなかもず駅へ🚃

時刻は14時すぎ 

後半戦スタートです(^_-)-☆

 

前編で書きましたが 古墳の多くは敷地内に立ち入ることができないので

すまりんたちの訪問認定のルールとして

「できるだけ古墳の名前が分かる案内板を撮影すること」

天皇陵は拝所から見学すること」

 の2点にしました

 

こちらは ニサンザイ古墳 [27/49]

※ニサンザイも 陵(ミササギ)の転訛したものだろうと言われます

今の墳丘長は290mですが元々は300m以上で 全国第7位の規模だそうです✨

被葬者は不明ですが 大王墓とみられる立派な古墳なので「東百舌鳥陵墓参考地」として宮内庁の管理下にあります

第18代反正天皇の陵は別の古墳とされていますが 実はこちらなのではという説もあるそうです

 

住宅街を通り抜けて…

 

現れたのは 御廟山古墳 [28/49]

墳丘長203mで 百舌鳥古墳群の中で4番目の規模の前方後円墳です✨

応神天皇陵は前編にも出てきましたが 実はこちらの御廟山古墳にも応神天皇が祀られていると伝えられています

古市古墳群のほうの応神天皇陵の考古学的名称も 「誉田御廟山古墳」でしたね

御陵ではなく御廟というところに 複数の応神天皇陵があるヒントが隠されているのかもしれません…

いろんな鳥がいますよ…

もはや 後ろ姿の写真しか撮られたくない すまりん(笑)

 

夕暮れの日差しになってきました

まだ21基も残っています!

次の古墳へ向かいます🐾🐾

堺市百舌鳥古墳群は 古墳巡りのルートがとてもよく整備されています

道路も赤く舗装されていて 多分迷うことはありません

大きな市なので お金持ちなのでしょうか…

 

善右ヱ門山(ぜんえもんやま)古墳 [29/49]

次にご紹介する「いたすけ古墳」の陪塚(ばいづか・ばいちょう)と考えられています

※陪塚は前編でも登場しました

近しい人や家臣を埋葬した墓と考えられていますが 武器や宝物のみを納めたものもあったようです

 

 

いたすけ古墳 [30/49]

濠に囲まれた 墳丘長146mの前方後円墳です

私有地であったためにかつて宅地造成が計画されました

橋をかけて重機を入れ 樹木が伐採されたところで市民による保存運動がおこり堺市が買い上げて国史跡に指定されたのだそうです

堀には朽ち落ちた橋が残されています

今は水鳥たちの休憩所になっているようです…

 

もうすぐ15時…  

冬の太陽が傾いてきました

お次は巨大古墳✨  履中天皇陵です

濠を廻って拝所へ向かいました💨

下の図から分かるように墳丘は台地の西端に かつての海岸線と平行に築かれています

大阪湾に浮かぶ船からその偉容がよく見えるように作られたと考えられています

到着した船は百舌鳥古墳群の巨大な墳墓群に目を奪われたことでしょう…

さらに大和の都へ向かう人々は かつての大和川水系の流路をさかのぼり

今度は古市古墳群を目の当たりにすることになります!

 

 履中天皇陵の拝所入り口に到着

履中天皇陵古墳 [31/49]

百舌鳥耳原南陵(もずのみみはらのみなみのみささぎ)として 第17代履中天皇陵に治定されています

考古学的には上石津ミサンザイ古墳の名称があり 墳丘長365mの全国第3位の巨大な前方後円墳です✨

履中天皇仁徳天皇の第一皇子で 父のあとを継ぎ即位しました

 

いよいよラストスパートです!

履中天皇陵の西側をぐるっと回って北へ向かいました💨

ここまで歩いた距離は約22km

 

大仙公園に円墳が復元されていました

お隣にある 七観音古墳の復元だそうです

 

こちらが本物の 七観音古墳 [32/49]

ツツジの植え込みにしか見えませんが…

世界遺産構成要素ってどういう基準で選択されているのでしょう

 

お向かいにある 寺山南山古墳 [33/49]

どちらも履中天皇陵の陪塚だそうです

 

公園を進むと 次々と古墳が現れました

旗塚古墳 [34/49]

 

銭塚古墳 [35/49]

大阪府立堺支援学校の敷地内で フェンス越しに眺めるしかできません…

説明板もありませんでした

 

ここにも古墳カレーのお店が!

古墳カレーが気になるかたは前回の記事をご覧ください(^_-)-☆

 

長塚古墳 [36/49]

仁徳天皇御陵参拝道という碑がありますが 元は別の場所にあったものだそうです

 

ここから仁徳天皇陵の陪塚ラッシュです

収塚古墳 [37/49]

 

太夫山古墳 [38/49]

小さいけれど濠のある 可愛らしい前方後円墳です

"孫太夫"は江戸時代に所有していた庄屋の名前だそうです

 

竜佐山古墳 [39/49]

 

狐山古墳

仁徳陵の濠端に並ぶ一連の古墳で説明板もありますが構成遺産ではないようです

 

 

仁徳陵の南西隅にやってきました

見えているのは三重になっている一番外の濠で向こう端まで650mもあります

 

銅亀山古墳 [40/49]

地元では "どんがめやま" と呼ばれるそうです

 

ここから引き返し 巨大な仁徳陵を反時計回りに進みます

いよいよ 仁徳天皇陵古墳 [41/49] の拝所に到着

三重の濠に囲まれているので 空から見ないと墳丘の様子をうかがうことすらできません

こちらが一番外の濠⤵

こちらが二番目の濠⤵

皇居外苑✨を思わせる広い拝所で 一番内側の濠は鳥居の向こうにあります

考古学的には大仙古墳と呼ばれていますが

百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)として第16代 仁徳天皇陵に治定されています

墳丘長525m!

日本最大の前方後円墳で エジプトのピラミッドや秦の始皇帝陵に比肩する世界最大級の墳墓とされています✨

仁徳天皇は「民のかまど」のエピソードに代表される善政を敷いた聖帝として知られています

茨田堤(まむたのつつみ)を築き 難波の堀江を開削して淀川の開発を行い 墨江(すみのえ)の津を設け それまで大和にあった皇居を 外交貿易を意識した難波高津宮に移しました

 

せっかくなので 二人それぞれ記念撮影📷

ここまでの歩行距離は 25.3km です

 

最後の力を振り絞ります

仁徳陵の南東コーナーに差し掛かりました

おや?またまた可愛い猫さんがいました♡

やむなく休憩(笑)

人懐っこくて可愛かったです(*^^*)♡

 

塚廻古墳 [42/49]

私有地に挟まれてスペースがないためか 縮小した説明板が苦肉の策のように掲示してありました

 

源右衛門山古墳 [43/49]

大きな仁徳陵だけあって 陪塚がたくさんあります

仁徳陵の陪塚は 失われた分も含めると15基もあったそうです…

 

大安寺山古墳 [44/49]

 

仁徳陵の1周は約2850mだそうで ウォーキングやランニングをされている方がたくさんおられました


 

茶山古墳 [45/49]

もう日が暮れます…💨

 

丸保山古墳 [46/49]

 

菰山塚古墳 [47/49]

 

永山古墳 [48/49]

こちらは仁徳陵の陪塚という説と 独立した古墳という説があるようです

 

さあ 大トリ✨まで ひとふんばり🐾🐾

 

 

そして...

反正天皇陵古墳 [49/49]

考古学的には田出井山古墳(たでいやまこふん)と呼ばれる墳丘長148mの前方後円墳です

第18代 反正天皇陵の百舌鳥耳原北陵(もずのみみはらのきたのみささぎ)とされていますが  父の仁徳・兄の履中陵と比べて規模が小さすぎることから 先にご紹介した ニサンザイ古墳 [27/49] こそが反正陵であるとする説もあります

「反正」の諡号は「正しい状態に返す」という意味だそうです

生まれながらにして(←?) 綺麗な歯並びだったので 存命中は瑞歯別(みずはわけ)命とよばれました

仁徳天皇の第三皇子で 前編の一番最初に訪れた古墳の主 允恭(いんぎょう)天皇の一つ上のお兄さんにあたります

奇しくもご兄弟でトップとラストを飾っていただきました✨

※ご紹介した順番は公式の順番ではなく すまりんたちが回った順番です

 

世界遺産 百舌鳥・古市古墳群を 一日で全制覇!コンプリートです✨

 

すまりんのお遍路さん万歩計によれば本日の歩行は52000歩🐾🐾 

歩行距離は 34kmと表示されていますが

Google Mapからの推計では約30kmです(^_-)-☆

余分な4kmについては 出発点までの歩数や 駅やレストランでの移動 また看板を探して同じ場所をぐるぐると行ったり来たりした分など... 諸々のことが含まれているので 歩数としてはかなり正確なのでは と思います(^_-)-☆

 

日は暮れて 夕闇が迫ろうとしています

なんとか明るいうちに間に合ってよかった(*^^*)

 

南海電鉄 堺東駅

 

こちらは前編で紹介した古市古墳群(photo byすまき ※別日に撮影

大阪湾へと流れる大和川と支流の石川に囲まれた一帯に前方後円墳が散在しています

 

そして今回の百舌鳥古墳群

大阪湾に沿った堺の街並みの中に 巨大古墳が並んでいるのがわかりますね

 

 

次回も てくてくシリーズ🐾🐾

 東京都「玉川上水を歩く」の巻です(^_-)-☆

世界遺産 "百舌鳥・古市古墳群"を一日で全制覇!前編:古市古墳群

2019年「百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群」世界文化遺産に登録されました

この地区には200基を超える古墳がありますが そのうち49基が世界遺産構成要素となっています

※23基は大阪府堺市にある百舌鳥(もず)古墳群にあり

26基は大阪府羽曳野市藤井寺市にまたがる古市ふるいち古墳群にあります

2つの古墳群は それぞれ約4km四方の範囲に広がり しかも距離が10km以上離れているので 49基全部の古墳を一筆書きに見て回るのはなかなか大変そうです

 

今回 すまりんたちは あえて

世界遺産 百舌鳥・古市古墳群を 一日で全制覇🐾🐾』

 にチャレンジしてみました!

 

※基本は徒歩ですが 両古墳群間の移動は電車を利用し 古市古墳群内でも一度 電車を使いました (そのへんはお許しを...)

 

古墳の多くは敷地内に立ち入ることができないので 訪問認定のルールとして

「できるだけ古墳の名前が分かる案内板を撮影すること」

天皇陵は拝所から見学すること」

 の2点にしました

 

まずは日本で最も高いビル「あべのハルカス」がそびえる天王寺からスタートです

近鉄阿部野橋駅」から南大阪線古市古墳群に向かいます🚃

ちなみに天王寺駅阿部野橋駅です

大阪駅≒梅田駅と同じで 大阪あるあるの"同場所別駅名"ですね

 

準急に乗って20分弱で「土師ノ里(はじのさと)駅」に到着

駅名からも古代を感じさせられる素敵な名前ですね✨

改札口正面にもすでに古墳が見えていますが ここは後ほどに…

 

7時37分 眩しい朝日とともにトライアルスタートです

 

世界遺産登録の横断幕がありました

 

最初に向かうのは駅の北側にある「允恭(いんぎょう)天皇陵古墳」

仁徳天皇の第四皇子にあたる 第19代允恭天皇のお墓といわれていて

墳丘長230m 全国19位の大きさの前方後円墳です

柵の向こうに濠があって その奥に小山のような後円部が見えています

天皇陵はすべて 宮内庁書陵部の管理下にあり 敷地内への立ち入りは禁止されています

おそらく地方自治体が設置する案内板も 敷地内に設置することは許されないため ほとんどの天皇陵に案内板はありませんでした

ここでは後円部を望む位置に案内板がありました

天皇陵は拝所から見学するルール』です

前方後円墳天皇陵では前方部中央に向き合うよう拝所が設けられていますが 古墳の向きによってはぐるっと反対側まで歩かないといけません^^;

このルールは のちのち疲労が溜まったすまりんたちを苦しめました(笑)

允恭天皇陵の拝所の入り口は マップでは古墳の東からアプローチするように見えますが 実際には西を通る太い道から入るようになっていました

拝所は見えていたのですが柵に囲われて中に入れず 結局大きな古墳を一周するはめになりました^^;

 

允恭天皇陵 [1/49] 拝所にて…

考古学的には市ノ山古墳という名前ですが 宮内庁によって惠我長野北陵(えがのながののきたのみささぎ)として允恭天皇陵に治定されています

世界遺産の構成要素名は「允恭天皇陵古墳」とされました

 

駅まで戻って…

改札から見えていた古墳に向かいます

鍋塚古墳[2/49] は公園として整備されていて 珍しく墳丘頂に登ることができます

鍋塚古墳は「仲姫命陵(なかつひめみこと)古墳の 陪塚(ばいづか・ばいちょう)」です

※陪塚は 近しい人や家臣を埋葬した墓と考えられていますが 武器や宝物のみを納めたものもあったようです

ちなみに向こうに見える小山が仲姫命陵古墳です👇

仲姫命は仁徳天皇のお母さんです(*^^*)

 

次に目指すのは 同じく仲姫命陵古墳の陪塚。。。

3つ並んだ小さな古墳です

 

路地の奥に雑木林のような山が見えています

この丘が八島塚古墳 [3/49] なのですが 説明板はありませんでした

古墳の南東隅に"仲津山(=仲姫命)陵陪塚"とだけ記された碑がありました

宮内庁の管理で厳重に柵で囲われていたので望遠で撮影しました

 

お隣の中山塚古墳 [4/49] 

こちらも説明板はなく  宮内庁の陪塚の碑だけがありました

 

そのまた隣の助太山古墳[5/49]

こちらの古墳は 南側にまわると説明板がありました!

以上 3つの古墳(陪塚)をまとめて「三ツ塚古墳」と呼ぶそうで この説明板にそれぞれの古墳名の記載がありました

 

世界遺産認定にあわせて公衆トイレや休憩所も整備されているようです

 

そして こちらがご本家の仲姫命陵古墳 [6/49]

先にも書きましたが仁徳天皇のお母さんのお墓で 考古学的には「仲津山古墳」と呼ばれます

宮内庁的には仲津山陵(なかつやまのみささぎ)として第15代応神天皇皇后の仲姫命の陵に治定されています

墳丘長290mで全国でも9番目の大きさを誇る巨大古墳です✨

 

仲姫命陵古墳の正面は公園になっていて美しい前方後円墳が横たわっていました

古室山古墳 [7/49]

墳丘に登ることができます

墳丘長150mの 中規模前方後円墳です

大王に次ぐ身分の人を埋葬した古墳と推定されています

ここまでに費やした時間はおよそ45分で 移動距離は約3.3km

古墳の数ではまだ七分の一です^^;

 

続いては下図の古墳を巡ります

 

大鳥塚古墳 [8/49]

小さいですがこの古墳も陪塚を持っていて権力者の墓と推定されています

 

向かいに 応神天皇陵古墳 [9/49] の拝所への参道がありました

第15代 応神天皇の惠我藻伏崗陵(えがのもふしのおかのみささぎ)

考古学的には誉田御廟山古墳(こんだごびょうやまこふん)と呼ばれています

応神天皇仁徳天皇のお父さんです

墳丘長は約425mで 仁徳天皇陵に次ぐ全国第2位✨ですが 古墳築造に使用した土の量は仁徳陵をしのぐ約143万㎥と推定される超巨大古墳です!

長い参道を進むと 山にしか見えない巨大な墳丘が現れました👀

とても人の手で築いたものとは思えません

三重の濠があって墳丘が遠い仁徳陵と比べ 応神陵の墳丘は迫ってくるようです

折しも朝日が輝き古市古墳群のハイライトを盛り上げてくれました✨

 

神武・崇神・応神と「神」のつく天皇諡号には特別の意味があるといわれます

神功皇后三韓征伐のために産み月を延ばして出産されたという応神天皇八幡神そのものであるとされ 信仰の対象となりました

応神の子である仁徳の血筋は第25代の武烈天皇で途絶えますが その後を継いだ継体天皇応神天皇の5世の子孫(来孫)とされ 現代につながる皇統の祖にあたるかたでもあります

 

おや?

吸い寄せられるすまりん

おはようにゃ♡

 

参道の脇にあるこの茂みも 実は古墳です

誉田丸山古墳 [10/49] は応神陵の陪塚です

反対側に 説明板がありました

国宝 金銅透彫鞍金具✨はここから出土したのですね

 

応神陵をぐるっと廻っていきます🐾🐾

 

テニスコートの敷地みたいで入るのに躊躇しましたが 公園として開放されていました

人工芝の真ん中の丸い膨らみは古墳をモチーフにしているようです

中に入って右手にあるのが東馬塚古墳 [11/49]

 

正面に見えるやや大きな古墳は 二ツ塚古墳 [12/49]です

応神天皇陵はもともとあったこの二ツ塚古墳を壊さないように築造されたので 外堤が歪んでいるのだそうです⤵

一回り小さくするとか 別の場所に…なんてことにはならなかったのですね

 

栗塚古墳 [13/49]

 

誉田八幡宮の境内を通り抜けました

御祭神は応神天皇

御陵前に作られた神廟を起源としていて 最古の八幡宮なのだそうです

現在の社殿は 豊臣秀頼片桐且元を奉行として再建させたもので 大坂夏の陣で中断していましたが 江戸期に完成したのだそう

江戸時代にはここから 御陵の後円部頂まで石段で登れたそうです

 

応神天皇陵の東側から西側へ…🐾🐾

 

左側の森が 東山古墳 [14/49]のはずですが…

一周まわってみても石碑も看板も一切ありませんでした

 

気を取り直して 次の古墳へ🐾🐾

 

はざみ山古墳 [15/49]

濠を持つ前方後円墳ですが 後円部の濠は埋め立てられて草地になっています

 

公園になっている中宮山古墳世界遺産構成要素ではありません)を通り抜けます

 

住宅街の中にたたずむ 野中古墳 [16/49](※次の墓山古墳の陪塚です)

 

墓山古墳 [17/49]の濠端に出ました

ここらで記念撮影📷


隣にある 向墓山古墳 [18/49]も墓山古墳の陪塚です

羽曳野市役所の裏にあるこの古墳には羽曳野市文化財展示室が併設されて 付近の古墳から出土した埴輪などを見せてもらえるのですが 開館は10時からでした

冬の季節… ゆっくりしてしまうと日が暮れるので先を急ぐことにします

 

こちらも墓山古墳の陪塚 西馬塚古墳 [19/49]

 

先ほどの墓山古墳 [17/49]の前方部に出てきました

墳丘長225mで古市古墳群では5番目の大きさの立派な前方後円墳ですが…

この墓山古墳自体が応神天皇陵の陪塚に治定されていて宮内庁の管理下にあります

こちら側にも説明板がありました⤵

ここまでの所要時間は2時間17分 移動距離は7.8kmです

残る古墳は30基…

 

お次はこのゾーンへ🐾🐾

 

こちらも墓山古墳の陪塚 浄元寺山古墳 [20/49]

でも墓山古墳が応神天皇陵の陪塚なので"陪塚の陪塚"になってしまいますね

 

青山古墳 [21/49]

円墳に造り出しがついたホタテ貝型の古墳です

 

ため池を巡る遊歩道に水鳥がたくさんいました

追っかけっこ?

 

釣りをするおじさんの横に… 

釣り竿の先を見守るサギ


釣れたらちょうだいね!

ね!

 

埴輪を焼いた窯跡の説明です

これだけ古墳があると 大量の埴輪が必要になったことでしょう

 

第24代仁賢天皇の御陵

構成遺産ではありませんが ルート的に近いので見学しました

 

峰塚公園の中にある峯ケ塚古墳 [22/49]

説明板が二か所にありました

 

ちょっと早いけど お昼休憩をしようと思います

 

公園の隣にある「パティスリー フラワー 竹内街道軽里店」

カフェは9時半からですが ランチは11時からです

お目当てはこちらの古墳カレー

店内にはパンやお土産物などが販売されていました

美味しそうなメニューがいっぱいありましたが…

ブレずに古墳カレーを…

ランチ営業はまだ始まったばかりです

 

こちらが古墳カレー✨世界遺産登録記念メニューです

窓に近い席で並んで食べました

ため池越しに白鳥陵古墳と二上山が見える特等席✨

古代史ファン(すまき)にはたまらないロケーションのはずです

ちなみに こちら普通盛りで950円

)大盛の場合 ごはんは古墳型ではないそうです^^;

子供向けに甘いのかなぁなんて思っていたら けっこう辛くて♡ 

すまきにも満足のボリュームでした✨

おなかを満たして ウォーキング再開です🐾🐾

 

ため池に鵜が三羽…

 

道路脇すぐにある清寧天皇(※構成遺産ではありません)

第22代の清寧天皇は"白髪天皇"とよばれ生まれながらに白髪だったそうです

アルビニズム(先天性白皮症)だったと考えられています

 

白鳥陵古墳へ向かいます🐾🐾

白鳥陵古墳 [23/49]日本武尊(やまとたけるのみこと)の白鳥陵(しらとりのみささぎ)として宮内庁の管理下におかれています

考古学的には軽里大塚古墳(かるさとおおつかこふん)と呼ばれ 古市古墳群では7番目の大きさの前方後円墳です

東国征討を終えて疲れ果てた日本武尊(やまとたけるのみこと)は 帰路の途中 三重県能褒野で亡くなったといわれています…

魂は白鳥となって故郷を目指し 奈良県御所市の琴引原で羽を休めたのち ここ古市に降り立ったそうです

このため日本武尊には能褒野・琴引原・古市の三か所に御陵があります

古市に降り立った白鳥は やがて羽を曳くがごとくに天高く飛び去ったといわれます

羽曳野市の名は それがもとになってつけられたそうです

飛び去った白鳥が最後に香川県に行ったという伝説を以前にご紹介しました

 

歩道橋にいるのはアオサギでしょうか

 

実は 訪問していない古墳があと3つ残っています^^;

効率よく回ることを優先したため とばさざるを得なかったこれらの古墳を訪れるため (予定通り)電車を使いました🚃

現在時刻は11時41分で ここまでの移動距離は11.9km です

 

大変長くなりましたが もう少しだけお付き合いいただければ幸いです(*^^*)

 

古市駅から3駅戻って 藤井寺駅に到着

 

古市古墳群の残り3基を拾っていきます

藤井寺の古い街並みを抜けて...

最も北にぽつんと離れた津堂城山古墳に向かいます🐾🐾

 

こちらが 津堂城山古墳 [24/49]

津堂城山古墳は墳丘長208mの大きな前方後円墳古市古墳群の中で最古と言われています

二重の濠があったこともわかっていますが濠は埋め立てられて畑になっていました

そして 後円部は津堂八幡神社の境内になっていました

室町~戦国時代にかけて墳丘を利用した城郭(小山城)が築かれました

河内守護の畠山畿内を支配した三好支配下にあったようです

明治時代 後円部から竪穴式石室と巨大な長持形石棺が発見されたそうです

 

隣接する「史跡城山古墳ガイダンス棟 まほらしろやま」

石室の天井部分の石と石棺の複製が展示されていました



こちらが古墳の「前方」部です

歩いて登ることができました

栴檀(せんだん)の実でしょうか… たくさんありました

 

こちらが「前方」部の頂上!

 

次の古墳は 藤井寺駅の反対側にあります

疲れ気味の足に鞭打ってずんずん歩きます🐾🐾

 

鉢塚古墳 [25/49]

上まで登れますが 見るだけで充分…

 

古市古墳群のトリ✨ 仲哀(ちゅうあい)天皇陵が見えてきました!

けど 見えているのは「後円」部で 拝所のある「前方」部は向こう側です^^;

 

自分たちで決めたルールに従い 濠の周囲をぐるっと歩きます🐾🐾

大きな古墳がうらめしい…

仲哀天皇陵古墳 [26/49]

宮内庁の呼称は恵我長野西陵(えがのながののにしのみささぎ)

考古学的には岡ミサンザイ古墳と呼ばれ本当の被葬者は雄略天皇では?という説もあるそうです

※ミサンザイ は 陵(ミササギ)が訛ったものと考えられています

 

第14代仲哀天皇日本武尊(やまとたけるのみこと)の子で

神功皇后の夫であり  さらに 応神天皇のお父さんでもあります

まわりのかたが有名すぎますね✨

 

背が高くカッコいい人だったそうですが

『神託を無視したために神の怒りに触れて急死した』と 記紀に記されています

仲哀という変わった諡号ですが…

「仲」は次男の意味 「哀」は若くして急死したことを表すそうです

 

ーーー🐾🐾

 

季さら別邸 刻~Toki~(社宮司温泉~三重県)②

夕食の時間です

夕食17:30または19:30からを選ぶことができ 予約時に選んでおきました

すまりんたちは17:30スタートです

 

「季さら別邸 刻 ①」からの続きです

 

お部屋により「食事処」か「お部屋食」に分かれます

全10室のうち 専用ダイニングルームのある4室(お子様も宿泊可能)はお部屋食になります

 

すまりんたちは食事処でいただきました

個室になっています

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お部屋の隅にはお宿"刻"のロゴにもなっている砂時計が飾られていました

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前回も出てきたすまきの背中⤵
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和のようで 中華のようで…
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お品書き(本日のメニュー)

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タイトルはフランス語ですが 和と洋を融合したコースだということ...

どんなお料理がでてくるのかワクワクしました(*^^*)

 

ドリンクメニュー(一部)

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そのほか 白ワイン・赤ワイン・果実酒も色々ありました


すまりんはノンアルコールを…
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のんある気分 カシスオレンジ 440円

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たっぷりサイズです!

甘すぎずさっぱりしてとっても美味しかったです

 

すまきは三重の地酒飲み比べ 2000円

飲み比べというより単に真ん中の而今じこんを飲んでみたかったのだそうです

而今は風味がよくて…

いつも通り気の利いた感想はないようなので^^;

こちら⤵をご覧くだされば(^_-)-☆

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Hors-d'oeuvre  オードブル

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秋茄子と松坂牛のローストビーフ出汁ジュレ

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見た目も美しい一品✨

翡翠茄子と「黄金のいくら」と言われるイワナの卵がキラキラしていました

お味もとろける美味しさ(*^^*)

 

伊勢海老のチリソース 割りパン包み

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伊勢海老のエビチリはプリプリして肉厚!

ピリリと辛い味付けで フカフカの割りパンの相性も最高でした✨

 

伊勢鶏レバーペースト最中

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カラフルなお豆(※食べられません)が敷き詰められていてお洒落です✨

2つの最中の味は少し違っていました

手前はマロンピューレいりでほんのり甘く 奥は玉ねぎとバルサミコ酢が入っていてさっぱりと美味しかったです

 

 

※追加メニュー ※伊勢海老の干物は朝食の追加メニューです

前回の記事でお話ししましたが 伊勢まぐろの握りを1つ注文しました

"炙り”と"生”の数は好きなように選ぶことができたので"炙り”1つと"生”2つにしていただきました

すまりんは"生”を1ついただきましたが とろける美味しさでした(*^^*)

1貫800円という贅沢です…

 

 

Poisson cru Style Japonais (お造り)

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トラフグのお刺身
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伊勢まぐろ・間八 

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あわび

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木の枝の「泡」は海水から作ったものなので食べても大丈夫ということでしたf:id:aranciarossa:20221107074500j:image

ほんのりしょっぱいような気もしましたが 海水の味はよくわかりませんでした

けれど ふんわりと不思議な食感でした

 

お刺身はおすすめに従ってお醤油と煎り酒でいただきました

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ワサビは自分たちですりおろして使います(^_-)-☆

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さすが鳥羽!写真からもお分かりかと思いますが お造りはどれも新鮮で絶品でした✨

 

 

Fruits(貝類…)

1品目) あこや貝の貝柱とホップの"KAKIAGE"

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アツアツでサクッと軽い歯ざわり
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あこや貝は真珠の養殖が盛んな場所でよく出てきますね

すまりんの故郷 愛媛県宇和島市でも食べることができるので これまでに何度か食べたことがありますが 味が濃くて弾力があり すまりんは大好きです

 

カルダモンの塩をつけて美味しくいただきました
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2品目)鯛の片面焼き ハーブソース

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鯛は香ばしく揚げ焼きされていました(*^^*)
手前の赤い丸いのはトマトです

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トマトはドライフルーツのようで でも中はジューシー… 面白い食感でした

奥の丸い鈴のようなものは「パニプリ・パパド」と言います

ご存知のかたもおられるかと思いますが 「パニプリ・パパド」はインドのお菓子✨

中は空洞で 軽い歯触りでした

もちろん飾りのハーブも食べれますよ(^_-)-☆

 

パンも運ばれてきました(すでに気分は洋食です)

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お皿のハーブソースまたはこちらのバターで食べて下さいとのこと

バターもバターナイフもおしゃれ✨

※パンはお代わり可能です

 

 

Soupe ブラウンマッシュルームのカプチーノ仕立て

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横から見たらUFOみたいなお皿にこんもりアワアワのスープ
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お皿の周りには伊勢茶やパプリカの粉が散らされていて 混ぜながら食べました
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底の方はだんだんブラウンマッシュルームの濃厚な味が強調されました

これもユニークで美味しくて…(*^^*)

 

 

Viande(肉料理)松坂牛のステーキ

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おしゃれな蝶が添えられていましたf:id:aranciarossa:20221107074452j:image

お肉は柔らかジューシー✨

松坂牛にはなかなかお目にかかれないので じっくり味わって いただきました

焼き加減もちょうどよく美味しかったです

ペンネはトリュフ風味でした

 

写真を見るまで気づかなかったのですが すまきのに添えられていたのは葉っぱ型でした

 

 

Riz(ごはん) 吹き寄せご飯と京味噌仕立ての蕪汁

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蓋の上には 鮮やかな柿の葉と那智黒石が重しに飾られていました

ここで一気に和風になりました!f:id:aranciarossa:20221107074526j:image

パンも美味しかったけど ごはんもまた美味しくて 感動!

京味噌仕立ての蕪汁もほんのり甘くほっとするお味でした
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新しいおしぼりを下さいました

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食後の飲み物はコーヒーか紅茶を選べます

 

すまきはコーヒー

すまりんはミルクティーアールグレイ

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Dessert

ほうじ茶のシャーベット・しょう油クレームブリュレ・ライムデーツ

ほうじ茶のシャーベットは甘すぎずさっぱり✨

向こう側の小さいのはライムデーツ↓

ドライデーツの甘い実にフレッシュなライムの果肉が挟まれていてとっても美味しかったです

 

美杉こうじ屋のしょう油クレームブリュレ

しょう油」は言われなければ分からないくらいの軽い風味でした

これも表面はカリっと 中はとろとろで 絶品でした

 

とにかく出てくるもの全て感動!全て美味しかったです

スタッフさんも皆さん親切で 気持ちよく食事ができました♡

ごちそうさまでした(*^^*)

 

21時以降…

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フリーラウンジがナイトタイムに変わりました

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新しく追加されたのがこちらのオリーブとサラミのピンチョス

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チーズトーストは個別のカップ入りに変わっていました
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それ以外はお昼間と変わりないように思いました


利用時間は23時までなので 夕食が19:30~の場合でも 食後にゆっくり利用できると思います(^_-)-☆

 

ミニライブラリーの横の棚の中で 火が赤々と...?
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もちろん 電気式なので  触っても大丈夫です(^_-)-☆



ドリンク等は お部屋に持ち帰ってからいただくこともできますが すまりんたちはテラスでいただきました
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ビールのグラスの中は…

 ↓ ↓ ↓

ジンジャエールとりんごジュースです(笑)
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鳥羽湾の夜景が美しかったです✨

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ちいさな須磨がベッドに一番乗りしていました!

ちいさな須磨は プチ整形いたしましたので この顔での登場は今宵限りです

今回の旅では 大活躍してくれました✨✨✨

 

今後は ちょっと女の子らしくなった新顔(※お目目などのパーツはこのまま使用)で登場しますので 引き続きあたたかく見守って下さいますよう よろしくお願いいたします m(_ _)m 

 

ーーーーーーー

 

翌朝も良いお天気でした

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朝食の開始時刻は 8:00/8:30/9:00/9:30から選ぶことができました

 ※チェックイン時に選択

すまりんたちは8時スタートです

 

朝食会場に行く時 すまりんはリバーシブルの帯を反対側に変えてイメージチェンジ

 

夕食と同じお部屋です

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席について 全ての蓋をはずしていただいたところ↓↓

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朝食にもお品書きがありました

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すりおろし林檎ジュース

 

「お水もいかがですか?」と聞いて下さったのでお願いしました

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氷の有無も聞いて下さいます(*^^*)

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お重箱

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↑松坂牛の胡麻煮・伊勢マグロのそぼろ・アカモク

↓青菜となめこのお浸し・あおさと柿の土佐酢和え・女将特製 地元あらめのピリ辛

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お浸しには海ぶどうが 土佐酢和えにはベビー帆立も入っていました

 

季節の一皿

 

季節の炊き合わせ
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蛸ちりめん


鯛のあら炊き
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鮑ソテー〜バター醤油

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銀杏と松茸の茶碗蒸し
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焼魚〜地魚二種 ・ 伊勢海老 出汁巻き
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伊勢海老入りの出汁巻きなんて リッチです(*^^*)

 

温豆腐
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出汁がかかっていますが 醤油をかけても良いとのこと

 

伊勢海老の味噌仕立て
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アツアツをお椀によそいながら いただきました
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伊勢海老の風味がすごかったです

 

契約農家結城さんのコシヒカリ
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入り口のテーブルでよそって下さったので 中の写真はありません

おひつのご飯がなくなったらボタンで知らせてお代わりをいただけます

 

つやっとした美味しいご飯でした(*^^*)

 

地物鳥羽桃取産海苔~炙り焼き~
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コンロで炙りながら パリッといただきました
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焼魚には火が通っていましたので 海苔を炙るためだけに準備されているのだと思います

 

香の物

 

フルーツ

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美味しいイチジクでした

 

朝食も美味しくて大満足です(*^^*)

 

 

チェクアウトは11時でしたのでお部屋のお風呂でまったりできました

お部屋に用意されていたヒノキリボンを浮かべてみました

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香りが分かりやすいように内風呂に入れてみましたが いまいち映えないので^^;
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露天風呂に浮かべました(^_-)-☆
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青空と海とお風呂にリボン…いい感じです(*^^*)
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顔を近づけるとふんわりヒノキの香りがしました

 

チェクアウトの際は皆さん笑顔で見送って下さり 遠く離れて見えなくなるまで手を振って下さってました

(高台まで上がってきたところで木のむこうに手を振る人影が…!)

 

いつか再訪したいお宿になりました(*^^*)

 

 

次回から『てくてくシリーズ🐾🐾』となります

まずは「世界遺産 百舌鳥・古市古墳群を歩く」の巻です

 

季さら別邸 刻~Toki~(社宮司温泉~三重県)①

本日ご紹介するのは 鳥羽の海沿いの素敵な温泉宿です(*^^*)
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季さら別邸 刻 ~Toki~三重県鳥羽市

チェックイン15:00  チェックアウト11:00
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2019年にオープンしたそうで まだ新しい施設です

今回 期間限定20%OFFのプラン✨でお得に宿泊することができました(*^^*)

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建物の目の前が広い駐車場になっています

20分も早く到着してしまったにもかかわらず^^; すぐにスタッフのかたが出てこられ とても親切に対応して下さいました

 

電車利用の場合は鳥羽駅まで迎えに来て下さるようです

 ※14:45~16:45の間で30分毎(無料 要予約)

 

広いロビー✨

右手の機械で検温と手指の消毒をしました

 

その奥にフロントがあり すまきがチェックインの手続きをおこないました

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こちらは16時から23時までフリーラウンジになります

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販売コーナー

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滞在中にお部屋やラウンジなどで見かけるものが多いので 気に入ったらお土産に購入できます(^_-)-☆

 

テラスからは青い海が見えていました

ドリンクをいただきながら海を眺めるのもいいですね(*^^*)

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「お天気も良いので」とスタッフさんが二人の写真を撮って下さることに…

後ろの椅子が写らないようにと 椅子を端に寄せて下さっています↓

 

まだ15時前でしたが 「もうお部屋の準備ができていますので(^_-)-☆」ということで 早速にお部屋に案内して下さいました

 

客室数は10室で 色んな青色の名前がついています

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すまりんたちは こちらの 錆浅葱 (さびあさぎ)に宿泊します

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館内に大浴場はありませんが 全室 温泉露天風呂と温泉内風呂付きです

ダイニングルーム付きの客室(4室)では食事はお部屋食です

※子供さんの宿泊はダイニングルーム付き客室のみ可能です 

 

お部屋はロビーの両側に分かれていて こちらが西棟の入り口

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※西棟では「千草」と「縹」に専用のダイニングルームがあるようです

 

すまりんたちのお部屋は"ダイニング無し"です

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客室 錆浅葱 sabiasagi

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木製のルームキーをドアにかざして開錠します
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開錠時 ランプが赤く光ります(緑色がロックなので ちょっと不思議な感じ)

ルームキーは1枚だけでしたが 大浴場がないので不便は感じませんでした

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広々とした玄関✨

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懐中電灯は壁の分かりやすい場所にありました

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館内履きは少しだけ大きさに違いがあり 履き心地も良かったです

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リビング入り口

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クローゼット 
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いちばん上の棚の毛布は 寒かったら使って下さいとのことでした
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黒い箱は 確認し忘れましたが貴重品BOXだと思います

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室内履き
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ディスポの柔らかいスリッパです

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色違いの無地の浴衣のサイズは L と M 
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伊勢木綿の浴衣帯がお洒落です(*^^*)f:id:aranciarossa:20221107073103j:image

リバーシブルなので 気分を変えられますね(^_-)-☆

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すまりんはメインは お気に入りのチェック柄の方で…

すまきは何もこだわりなく(笑)

半纏の背中には"刻"のロゴ(砂時計⏳)

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ハンガーにかかったような半纏は すまきの背中です(笑)

 

室内着(S・M・Lが1枚ずつありました)※セパレートタイプです
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この写真からは分かりませんが大きな窓からは青い海が綺麗に見えていました

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テレビも大画面(すまりんたちは一度も見ませんでしたが…)

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琉球畳には床暖房がついていて ぽかぽか気持ちよかったです
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大きく膨らんだ座布団   背中には ひざ掛け

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テーブルの上にはおすすめのお酒「鈿女」の案内と スクラッチカード

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クラッチカードは はずれでした^^;

 

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ベッドはシモンズ社製のハリウッドツイン✨
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枕元に虫除けやスマホの充電器などがありました
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コンセントもあり便利でした(*^^*)

枕は2つ( 短い方は柔らかいめ・長いほうは片面が硬いめ)

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足元には加湿機能付き空気清浄機と 壁にテレビもありました

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お茶コーナー

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グラフィックデザイナーで指文字作家の遠藤美和さんの絵が飾られていました

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お部屋の「青色」と宿のコンセプト「刻の流れ」をイメージして描かれたそうです

 

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カウンターの上には常温のミネラルウォーター(無料)
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刻のオリジナルコーヒー TOKI ORIGINAL

ドリップタイプではなく ディップスタイルでした!

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追加料理の案内 ※伊勢海老の干物は朝食の追加メニューです

せっかくなので 夕食に伊勢まぐろの握りをお願いしました

(あらかじめオーダーしなくても夕食の途中までならオーダー可能)

 

ちょっとフライングして写真を載せちゃいます(^_-)-☆

"炙り"と"生"の数は好きなようにオーダーできました

すまりんは一つだけ "生"を食べましたが とろけました(*^^*)

 

断熱性のある紙コップと砂時計⏳
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砂時計は計ってみたら4分計でした

 

湯沸かしポットの中はカラの状態でした
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トレーは フリーラウンジのドリンクなどをお部屋に持ち帰る時に使います
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「中森製茶」のこだわり伊勢茶は個別パックで茶筒に入っていました
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虫対策もばっちりです(^_-)-☆

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お部屋に虫が出て困ったらどうぞ連絡してくださいともおっしゃって下さいました

虫嫌いのすまりんには 心強いです(*^^*)


冷蔵庫の中に冷えたお水も入っていました
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↑左側のは ウェルカムのお菓子です


紫芋の水まんじゅう

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伊勢茶とともに美味しくいただきました

洗面所へ…

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奥の扉はお手洗いです⤵
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脱衣所は床暖房がついていて素足でも気持ちよかったです(*^^*)

洗面台のカウンターも広々✨
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蛇口からの水は飲用可能と記されてました
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オールインワンジェルは売店にもありました

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すまりんは使用しませんでしたので 感想をお伝えできません^^;


大鏡があるのもありがたいです(*^^*)
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使いきりのアメニティー
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スキンケア用品(POLA 最高峰ブランド??の B.A)

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左が夜用 右が朝用です

お肌しっとりしました(*^^*)

 

小箱に入っていたアメニティーを並べてみました

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マウスウォッシュ・歯ブラシ・フロス・シャワーキャップ・髭剃り・ヘアブラシ2種・へコットンセット・綿棒・ヘアゴ

 

ボディータオル・ヒノキリボン

ヒノキリボンはヒノキ製品を作る際に出る”かんなくず”を利用してあるそうです

お風呂に浮かべて香りを楽しむものだそうで 翌朝お風呂に浮かべてみました


バスタオル・フェイスタオル・ドライヤー・体重計
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タオルも”刻”のロゴ入りです

肌触りは普通でした

ドライヤーの横にはヘアアイロンもありました
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バスローブもあるので タオルは余るくらいでした

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お手洗い

ハンドソープも設置してあり清潔感がありました


浴室入り口(バスマットは2枚です)
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パネルで浴槽の湯温を0.1℃単位で調整できますf:id:aranciarossa:20221107073734j:image

お部屋の案内時に調整の仕方を説明して下さいました

※内風呂と露天風呂の温度をバラバラに設定することはできません



内風呂(温泉

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洗い場以外は畳敷きです

ボタンでシャワーとカランの切り替えができます
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シャワー圧が若干弱いめでした

シャンプー等はBVLGARI✨の使いきりタイプf:id:aranciarossa:20221107073802j:image
もう1セットあれば嬉しかったかも…

 

内風呂の浴槽は1人でゆったりサイズですが 詰めたら二人でも入れます
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上に給湯口がないタイプで 浴槽内に段差はありませんでした
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露天風呂まで畳敷きが続いています
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滑りにくく 足にやさしいので ありがたいです

 

露天風呂(温泉

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鳥羽湾を見渡せる最高のロケーション(*'▽')

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宮司温泉は

ナトリウム―炭酸水素塩冷鉱泉

無色透明・無臭アルカリ性のお湯です

泉温 18.8℃ PH9.2

 

運び湯ですが肌触りはトロトロ!

かなりのものでした(*^^*)

お湯の温度を39.7℃にしていたので 長湯できました
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結局利用しませんでしたが テラスに椅子とテーブルがありました

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ここで飲み物をいただきながら海を眺めるのもよさそうです…

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16時を過ぎましたので フリーラウンジに行きました

 

フリーラウンジ

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すでに数組のかたが利用されていました

カウンターでの密を避けるため しばらく待つことに…

 

利用可能時間は16:00~23:00ですが夕食時の利用は控えて下さいとのこと

(お部屋食・食事処に関わらず 持ち込みはできないということです)

また 21:00からナイトタイムのメニューに変わるということでした

(ナイトタイムは おつまみがちょっと増えたくらいでドリンクメニューは変化なかったと思います)

 

夕食開始時間が17:30と19:00に分かれていますので 17:30スタートの場合は早い目に利用したほうが良さそうですね(^_-)-☆

 

グラス色々

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イタリアンレモンサワーの作り方などの説明書きもありました⤴

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TONIC WATER・SPARKLING WATER・ジンジャエール

アップルジュース・ライムリキュール・リモンチェッロ・オレンジジュース

 

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ミックスナッツ・柿の種
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牡蠣せんべい(プレーンと大和橘味のが売店で販売されていました)
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紅茶・ハーブティ色々…

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どれも気になりました…

 

エビスの生ビールサーバーもあり!

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すまき… 注ぎ方の説明を見ずに入れたら 泡だけになり やり直し^^;

 

パン・コン・トマテ(トマトとガーリックのチーズトースト)f:id:aranciarossa:20221107074140j:image

ぴーかんなっつは売店にもありました

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熱湯と氷

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トレーでお部屋に持ち帰ることもできますが  すまりんたちはテラスでいただきました

 

すまきが 嬉し気に撮影していました

すまりんも合流! (ずっと飲み物で迷っていました

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すまりんが選んだのは森いちごのハーブティー
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ほんのりいちごの味と香りで美味しかったです

 

夕食は次回に(^_-)-☆

   ...

伊勢 志摩をちょこっと観光~天空のポスト・鎧崎灯台・オウム岩~

すまきとすまりんは「伊勢 志摩のちょっと穴場の観光スポット」を巡りました🚗

 

  ①天空のポスト

  ➁鎧崎灯台

  ③オウム岩

 

 

天空のポスト伊勢市朝熊町)

このポストは 伊勢神宮の内宮から鳥羽に向かう「伊勢志摩 e-POWER ROAD」(旧名 伊勢志摩スカイラインの途中の 朝熊(あさま)山頂展望台にあります

 

※「伊勢志摩 e-POWER ROAD」について

2022年11月 日産自動車ネーミングライツを獲得したことで名前が変わりました

通行料金がかかります(車両によって料金は異なります)

 

外観の写真を撮り損ねましたが

朝熊山山頂には大きな売店があり 地元のお土産が販売されていました

 

駐車場から階段を上がった山頂広場にそのポストはありました

まさに「天空のポスト」ですね ✨

綺麗な青空に真っ赤なポストが映えています(*^^*)♡

 

上がってしまえば 普通のレトロなポストです(現役なので投函可能 )

 

朝熊山頂展望台

東に開けていて伊勢湾が一望できますが 空が澄んで素晴らしい眺望でした✨

遠くに渥美半島が見えました

🔍望遠レンズなので距離が圧縮されて見えますが右の島は神島です↓

神島は三島由紀夫の『潮騒』で有名な島ですね(^_-)-☆

 

うっすらとですが富士山も見えていました⤵

主に冬季の空気が澄んだ日でないと見えないそうで すごくラッキーでした✨

 

景色はいいけど 風が強くて寒かったです^^;

すまりんの背後にあるのは展望足湯です

利用可能時間:10:00〜17:00

利用料金:大人100円  子供50円(料金箱に納めます)

タオルを持っていなかったので利用しませんでしたが 利用しておられるかたがちらほらおられました

※タオルは売店で購入できるようです

 

その「売店」に 空飛ぶほうきが置いてありました !

消毒済みのホウキ🧹が無料でレンタルできます♡

 

7年ほど前 小豆島でホウキに乗ったことがありますが… 

まともに飛べてる写真は すまりんパパだけです 笑

 

今回は魔女の宅急便みたいな写真が撮れるかな??

 

ロングスカートとヒールで来てしまったけど^^;  

チャレンジしてみました(^_-)-☆

やっぱり うまく飛べるわけがありませんよね

今回は 靴は脱げませんでしたが(笑)

ギャラリーがいて すごく恥ずかしかったです(>_<)

 

場所を変えて すまきが飛びました!

調子に乗って ピースサイン

躍動感があって なかなかいい写真ですね✨

 

すまりんは… 

頑張ったんですけど 吊るされてるみたい(笑)

ジャンプの差もあるけど… 写す角度も悪いですよね?

めちゃくちゃ芝が写ってるじゃないですか!

 

最後は 天空のポストの横をビューン💨

ちょっと 飛べてますか? 雲がいい仕事をしています✨

 

すまきもビューン💨💨💨

 

  何か飛んでったにゃ!

  ...

 

ホウキは売店の入り口にある返却口に返却します(^_-)-☆

売店のかたがアルコール消毒して店内のレンタル場に移動して下さってました

 

ーーーーーーー

 

➁鎧崎灯台鳥羽市国崎町

伊勢湾に突き出した志摩半島の 最東端にあるのが鎧崎です

鳥羽と志摩を結ぶパールロードの途中からわき道にそれて海岸を目指します🚗

強引に岬近くまで行くと 観光客も駐車できる町内会の駐車場がありましたが 道が狭すぎて突っ込むのはかなり勇気がいります^^;

すまりんたちは早々に断念して ずいぶん手前の海岸べりのスペースにとめさせていただきました

他県ナンバーの車が何台か 突入しては立ち往生して戻ってくるのを見ました

あ〜やっぱり… って感じでした

 

気持ちの良い浜辺の道を歩くと…🐾🐾

伊勢神宮 御料鰒調製所」という看板がありました

「あわび」の漢字は「鮑」ですが

伊勢神宮では『延喜式』に記載される「鰒」という字が使われるそうです

 

ご存知のかたもおられると思いますが 熨斗(のし)のお話を…

略式では"のし"と字で書いた「わらびのし」もありますが 立派なものでは「折り熨斗」といって 紅白の紙で黄色い短冊を包んだものになります


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この黄色い短冊は あわびを薄く伸ばした「のし鮑」をかたどったもので 古来 贈り物に添えられていたのし鮑が略されて「のし」になりました

実はこの鎧崎という場所は「のし」の起源に深いかかわりがあるのです!

 

豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)倭姫命(やまとひめのみこと)は母娘二代にわたり 天照大御神をお祀りする場所を探し 各地を巡行されました

最終的に今の伊勢内宮の地に落ち着かれるのですが 畿内各地に「元伊勢」としてその跡が残っています

伊勢神宮の初代斎宮になられた倭姫命がこの地を訪れた時 海女のお弁さんからあわびを差し出され その美味しさに感動して それ以来伊勢神宮に献上するように命じられたのだそうです

以来 この地でのし鰒が作られ 伊勢神宮に奉納されるようになったそうです

 

"あわびは100年生きる"とされ(※実際は20年くらいのようです)

長く伸ばしたのし鮑は長寿を願う縁起物とされ 広く祝儀に使われるようになりました

 

『志摩の国の先』にあることから国崎(くざき)とよばれたこの地は 1500年以上も前の倭姫命の時代から 伊勢神宮に納めるための「熨斗鰒づくり」が継承されています

古式にのっとって かつら剥きのように鮑の身を細長く削ぎ 干して乾燥させる技法は 県の無形民俗文化財に指定されています

ここで作業が行われているのでしょうか

 

御料鰒調製所の全景

一段上の広場に ヒノキでつくられた干し場がありました

 

さらに細い道を進むと倭姫命の碑がありました

 

鎧崎灯台(よろいざきとうだい)はその先にあります

高さ9.61mの八角形コンクリート造りの灯台です

※中に入ったり 上ったりすることはできません

 

「鎧崎」の地名は 倭姫命がこの岬で鎧をはずしたことから付けられたといわれます

岩礁に波が寄せるこの地は かつて舟の難所だったそうです

 

はるか南に波切の大王崎が見えました

 

 

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③鸚鵡岩(おうむいわ)志摩市磯部町

パールロードスペイン村の方へ進んだ 志摩磯部の近くにあります

 

案内板に沿って道をすすむと… 🚗

駐車場がありました⤵

ここからは徒歩で遊歩道をのぼっていきます🐾🐾

 

すぐに 右手に屏風のように立ちふさがる岩があらわれました

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和合山の鸚鵡(おうむ)

「言葉を返す岩」として古くから知られている岩で 高さ約30m 幅約130mの巨岩です

 

鸚鵡岩は 日本の各地にありそうですが こちらの岩はわりと有名なようで…

すまきは子供の頃からガイドブックを見て知っていて いつか来てみたいと思っていたそうです

 

この看板には おうむ「岩」ではなくて「石」と書かれています

でもやっぱり「石」より「岩」の方がしっくりきますね(^_-)-☆

 

左手に小さな建物が見えてきました

「語り場」だそうです

中に拍子木が置かれていました⤵

 

語り場で拍子木を打つと…♪

音が鸚鵡岩で反射して…

50m先の白塀の向こう(聞き場)まではっきり聞こえるというのです♪

 

こちらが「聞き場」です

 

さっそく実験です(^_-)-☆

 

すまきが語り場に下りて行きました🐾

いってらっしゃい

すまりんとちいさな須磨聞き場で待ちました

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 らくしたいにゃん♥♥

 

まもなく...

拍子木の音が聞こえてきました♪

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お約束通り すまきが須磨の名前を呼び始めました

ちなみにすまきは肺活量すごいくせに声は通りにくいです^^;

 

「すま〜!」

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「すま〜!」

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「すま〜!」

 聞こえるにゃ♡♡f:id:aranciarossa:20221106213257j:image

 

本当に鸚鵡岩のおかげなのか…

岩をなくすことはできないので 真相は不明ですが^^;

たしかに50mの距離のわりには聞き取りやすい気がしました

 

機会があれば

どこかで50mの距離を置いて会話できるか試してみようと思います(^_-)-☆

 

次回は

鳥羽の海沿いの温泉宿「季さら別邸 刻 」のお話です

二見浦の夫婦岩と伊勢神宮参拝のお話

秋も深まるころ…

すまきとすまりんは二見浦に日の出を見に行きました🚗

二見浦といえば夫婦岩が有名ですが そこからの日の出は格別美しいと聞きました

 

天気は もちろん快晴の予報 (^_-)-☆

夜明け前に二見浦に到着しました

日の出までにはまだ20分ほどありますが海岸の駐車スペースは車で混雑していました

邪魔にならないように車をとめ 寒くて暗い海岸沿いを歩きました🐾🐾

なんとなく『夫婦岩の間から初日の出が見える』イメージだったのですが…

夫婦岩の間から日の出が見られるのは夏至のころなのだそうです!

うっかりしていて そこまで調べていませんでした^^;

 

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の鳥居をくぐります 

 

「富士見橋」と呼ばれる橋の上には すでに何人かのかたが三脚を構えていました

すまりんたちも富士見橋の上に行ってみました🐾🐾

ちいさな須磨も一緒です(^_-)-☆

ここから富士山が見えるにゃ!

 

晴れて空気が澄んでいる日限定ですが

この橋は夫婦岩の間から富士山が見えるスポットなのです✨

 

さて 今日は 見えるかな…?

🔍ラッキー✨ 岩の間に見えてますね!

夏至の日には(気象条件が良ければ…ですが)

太陽と富士山頂が重なって ダイヤモンド富士が見えるそうですよ!

 

こんな感じかな(笑)⤵

見てみたいけど 当日はきっとすごい見物客でしょうね^^;

 

見渡すと(伊勢湾の)対岸がよく見えていました

蜃気楼のように見えるのは 日間賀島篠島でしょうか…

www.aranciarossa.work

 

知多半島の後ろに 御嶽山も見えました!

さすが信仰の山だけあって 目立っています!

 以前 長野県で撮影した御嶽山⤵️

すまりんたちは噴火前に二度登りました

もちろん雪のない季節に…(^_-)-☆

 

だいぶ明るくなってきました

すでに夏至よりも冬至の方が近く 太陽は随分と南から昇るようです

橋の上で見物されていた人たちも皆 奥の方に向かっていきましたので すまりんたちも神社の裏手にまわってみました🐾🐾

 

夫婦岩が目の前に見えました!

この二見興玉神社主祭神猿田彦大神だそうですが

天孫降臨の際に猿田彦大神が降り立たれた「興玉石」という岩が この海上650m沖にあるのだそうです

「興玉石」は3本の岩柱が立った楕円形の大きな平岩ですが 宝暦年間の地震で海中に没し 今は暗礁になっています

春の大潮の干潮時に うっすらと岩影が見えることがあるそうです

興玉神石

↑この写真は二見興玉神社ホームページよりお借りしました

ここに写っているようですが 正面の黒っぽい線がそれでしょうか…

夫婦岩は「興玉石」を拝する鳥居のような役割を果たしているようです

 

さて ようやく日の出を拝むことができました(*^^*)

夫婦岩とはかけ離れた場所からの日の出です

 

神々しい日の出を拝んだ後で すまりんたちは伊勢神宮の外宮に向かいました🚗

 

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伊勢神宮には外宮内宮の二つの正宮があります

 

 外宮の正式名称は 豊受大神宮(とようけだいじんぐう)

  主祭神豊受大御神(とようけのおおみかみ)

 内宮の正式名称は皇大神宮(こうたいじんぐう)

  主祭神 天照大御神(あまてらすおおみかみ)

 

本来は「外宮」→「内宮」の順に参拝するのが習わしだそうですが 今回は時間の都合で「外宮」のみ参拝しました

 

※以下5枚の写真は 以前「内宮」を訪れた時のものです(^_-)-☆

神聖な場所への入り口にある五十鈴川では手水舎と同じようにお清めができます

コロナ前ということもあってたくさんの人が参拝されていました

正宮 (皇大神宮前にて⤵  ※ここから先は撮影禁止

伊勢名物 赤福

内宮の門前のおかげ横丁にある赤福 本店」では 機械生産ではなく手作りの赤福をいただくことができますよ(^_-)-☆

 

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外宮

山懐に抱かれたような内宮と違い 外宮の前には古くから門前町が発達していて伊勢市の中心地となっています

外宮には広い無料駐車場があります

火除橋を渡って境内へと入っていきます🐾🐾

表参道から正宮まで行くことにします🐾🐾

朝の清々しい境内✨

休日ですが まだ早朝だからか 参拝者はそこまで多くはありませんでした

 

古殿地 (前回の遷宮まで正宮が立っていた場所です)

伊勢神宮式年遷宮は20年ごとですが なんと1300年も続いているそうです

2013年(平成25年)に第62回の遷宮が行われたので 次回は2033年に行われます

それまで この状態が保たれるのですね…

 

隣に正宮が見えています

正宮(豊受大神宮

お祀りされている豊受大御神天照大御神のお食事を司る神であるのと同時に 産業の守り神でもあられるようです

※この中は撮影禁止です


すまりんたちは正宮をお参りして もと来た道を戻りました

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さて  参拝のあとの朝ごはん(^_-)-☆

 

外宮の前の伊勢街道を横断して参道を進んだ所に「伊勢せきや」の本店があります

併設された「あそらの茶屋」で お粥をいただくことにします

7:30 オープンです

茶屋はすでに満席になっていて すまりんたちは1時間近く待つことに^^;

※「せきや」の店舗はまだ開店前でした

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待っているうちに 8:30を過ぎ お店もオープンしました

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鮑などの海産珍味や 炊き込みご飯の素など 三重県各所のお土産売り場で「せきや」の商品を見かけますが こちらが本店です!

「あそらの茶屋」はその二階にあります
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ようやく席が空いて 案内されました

「せきや」は海の幸を扱うことから 海の神である 阿曇磯良(あづみのいそら)から3文字をとって「あそらの茶屋」という名を付けたのだそうです

そういえば対馬和多都美神社を訪れた時 阿曇磯良のお墓という伝承のある場所がありました

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www.aranciarossa.work

 

すまりんたちはこちらのテーブルに着きました

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お品書き
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お粥と言えどもけっこうなお値段です

スタンダードの他に 鮑・鯛・伊勢海老・さざえ があります



すまきは「鯛」 すまりんは「さざえ」にしました

"トッピングあり"の中では いちばんお手頃な2つです(^_-)-☆

 

木箱で運ばれてきて 目の前で蓋が開けられます

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神饌をイメージさせる立派な御膳です✨

御饌の朝かゆ

「饌」は 供え物 または 調えられた食物の意味

「御饌」とは"大切で尊い食べもの"という意味なのだそうです

外宮のところで触れましたが 外宮に祀られている豊受大御神と産業の守護神であることから 神様にささげるお食事のイメージなのでしょうか…

素焼きのお箸置きも お洒落です✨

 

【食前酒】ノンアルコールの梅無酒

梅無酒は「せきや」のオリジナルで 南高梅の搾り汁を熟成させた飲料です

甘すぎず すっとしたのど越しです

 

【小鉢】がんもの煮物

 温泉玉子

 

【珍味】せきや厳選珍味

茎わかめの魚卵和え・青さと椎茸の佃煮・アカニシガイの醤油漬け

 

【焼き魚】イワシの干物

 

【ご飯】おかゆ(秘伝のたれ)

※たれは それぞれのトッピングに合わせてアレンジされています

※お粥とたれはお代わり自由です(^_-)-☆

 

すまきの「鯛」

霜降りにされた鯛と薬味ねぎをお粥に載せて たれをかけながらいただきます

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たれは 鯛骨を火にかけて煮出した濃厚出汁に胡麻を加えたものだそうです

美味しくて すまきは大満足だったようです

 

すまりんの「さざえ」

食べやすい大きさにカットされたサザエが殻に盛られています

たれは"秘伝のたれ"を昆布と鰹の出汁で割ったものだそうで色は薄いです

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さざえを並べて 海藻を添えて おいしくいただきました

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【椀】赤だし

 

【香り物】地のお漬物

 

【ひと口】ぜんざい

小さなぜんざいなので 甘いもの苦手なかたでも大丈夫かと…

 

おなかがいっぱいになったので お粥はお代わりしませんでしたが 皆さんお代わりしておられました

朝からたっぷりパワーをいただいたすまりんたちは ふたたび観光に出かけました🚗

 

次回は

ちょこっと伊勢・志摩観光のお話です(^_-)-☆

5月10日は 須磨の一周忌でした

すまきとすまりんの愛娘「須磨」がお空にいってから 昨日で一年が過ぎました

 

なんだかあっと言う間の1年でした

 

須磨がいないことをまだ 完全に受け入れることができない私たち

ふと 須磨の気配を感じたりすることもしばしば…

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ここにいるよ…

 

須磨は小さな姿になって このペンダントの中に入っています

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18年間 ずっとそばにいて すまりんたちを癒してくれた須磨

思い出の写真は数えきれません

↑ のびのびリラックス須磨

↑ 真面目顔の須磨

↑ ちゅ~るで満足顔の須磨

↑ すまりんのそばでくつろぐ須磨

 

見えない須磨の代わりに すまりんたちを癒してくれているのは...

すまきと作ったリアル須磨 と...

 

一緒に旅をするちいさな須磨

 

リアル須磨とちいさな須磨にも須磨の小さなお骨が入っています

 

昨年末にお話ししましたが ちいさな須磨はプチ整形済みです

※6月の旅記事から こちらの顔で登場予定

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ところで 須磨のお骨の話ですが...

これまで寝室の祭壇に二つの骨壺を置いていました

1年経ったら庭にお墓をつくって 片方のお骨をおさめようと決めていました

 

GWの休みを利用して 庭の片隅に須磨のお墓の準備をしました

 

そして 昨日 (10日)の早朝...

当初の予定通り片方(猫型骨袋でカバーしていた方)のお骨をお墓に納めました

お骨をタイムカプセルに入れ 須磨のシルエット入りのプレートで蓋をしました

 

ホットカーペットの上には 早くもリアル須磨とちいさな須磨が👀

 

離皮架とホットカーペットがお気に入りだった須磨の思い出の写真をご覧ください↓↓

 

落ち着かないから 早くお布団かけてちょうだいにゃ!

 

夏もここがいいにゃ…

クーラーの風がちょうどいいにゃ ♥

 

もうホットカーペットの季節にゃ♥

ここでちゅ~るが食べたい!

 

冬は ベッドの掛布団をめくると こうなっていました

お布団重くないから らくちん ♥

 

すまりんたちが寝る場所がないので^^;

須磨に別の布団を準備して ベッド横の畳コーナーにお引越ししてもらいました

すまりんに蹴られる心配もないからのんびりできるにゃ...

 

ぬくぬく♥

 

 

ーーーーーおまけーーーーーー

須磨が12歳の時の動画を添付してみます(^_-)-☆

名前を呼んでも しっぽでお返事...

でも「あそぶ?」と聞いた時の須磨の驚きようが ちょっと笑えます

いつもこんな感じでした(笑)

ちゃんと言葉を理解していたんですね

 

須磨のお話は またいずれ (^_-)-☆

 

須磨のこと  ずっと忘れないでにゃ♥

 

次回は

二見浦の夫婦岩と伊勢神宮参拝のお話です