すまきとすまりんの海外旅行シリーズ✨
今回はイタリアです(^_-)-☆
〜はじめに〜
すまりんは イタリアが大好き...
イタリアを自由に旅したくて 10年ほどイタリア語の勉強を続けています
実は 最初にイタリア語の勉強を始めたのはすまきでしたが すまりんが異様に興味を示して引き継いだ形になっています
すまりんたちは これまでに何度かイタリアを訪れましたが 今回は
2015年の「”ちょっとだけ穴場” の観光地」
のお話をさせていただきたいと思います(^_-)-☆
ところで...
イタリアで観光地といえば 皆さんはどこを思い浮かべられるでしょうか
せっかくなので定番の観光地もちょこっとご紹介させてください...
以下の8枚の写真は 2013年 家族でツアー旅行に参加した時のものです
天気は良くなかったですが 美しいゴシック建築の大教会を見て感動...
ローマのシンボル「コロッセオ」
2000年も前に建てられた円形の闘技場です
ローマの休日でも登場する「真実の口」
偽りの心があるものが手を入れると抜けなくなるという伝説があります
ローマで最も巨大な人工の噴水「トレヴィの泉」
元は古代ローマの水道の終端点でした
後ろ向きにコインを投げるとローマ再訪が叶うといいます✨
「ピサの斜塔」での両親のお遊び写真(笑)
有料ですが斜塔に登ることもできます(^_-)-☆
水の都「ヴェネツィア」
ゴンドラにも乗りました(^_-)-☆
カプリ島の「青の洞窟」
天候や波などの条件が良ければ入ることができます(^_-)-☆
ただ 高確率で入れるシーズンだと順番待ちが長い上 洞窟の中も船がいっぱいで水面が見づらいとか言われますね💦
イタリア南部の「ポンペイ遺跡」
西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火で埋まった町ですが すでに高い文明が発達していたのには驚かされます👀
さて ここからは 2015年の6月...
夫のすまきとふたりでイタリアを旅したお話を5回に分けてさせていただきます(^_-)-☆
※今回は 翌日の夜までのお話なので ちょっと長いめです💦
夜遅くに到着したローマのRepubblica駅
いきなりスリっぽい人にマークされたようで 駅を出るまでずっと真後ろをつけられました^^;
スリの被害はしょっちゅうあるみたいです
カバンを握りしめて早足で歩きましたが💨💨 うす暗いし 人通りも少なくて怖かったです💦
日本人観光客はターゲットにされやすいらしいので気をつけないといけないですね
※こういう言い方をしてしまうとイタリアが怖いイメージになってしまいそうですが そうではありません!
イタリア人はとても気さくで親切なかたが多いです(*^^*)
本日のホテルはRepubblica駅出口から徒歩1分...
ローマの中心 共和国広場(Piazza della Repubblica)に位置しています
BOSCOLO EXEDRA ROⅯA(ボスコロ エクセドラ ローマ)
19世紀の宮殿を改装したホテルなのだそうです✨
なんと 予約が見当たらず^^;(ダブルブッキング?)
しばらく待たされましたが こちらのお部屋に案内されました
明らかにアップグレード✨✨
夜中に到着したので ほぼ寝るだけです^^;
テーブルにはフルーツと 確か別のお客さん宛てのウェルカムメッセージが置かれていました^^;
前日のメッセージが残っていたのか 当日キャンセルされたのか...
バスルームも広々です✨
ベッドは二階にありました
テンション上がりまくりの すまりん
こんな素敵なお部屋に連泊でしたが...
翌朝は早朝に出発し 戻ったのは深夜でした(笑)
窓から見る共和国広場が美しかったです✨
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翌朝...
時間の都合で ホテルの朝食は棄権して^^; 早速観光に出かけました
朝の共和国広場
今日はイタリア人のツアーガイドの予約をしているので ガイドさんの待つボマルツォまで行きます
ローマからは 電車でちょうど1時間
Attigliano-Bomarzo アッティリアーノ ボマルツォ 駅に到着
すまりんたちはこちらでガイドの Lさん(イタリア人女性)と待ち合わせをしていました(*^^*)
普段は教師をされていて 休日に副業でガイドをされているかたでした
彼女の運転する車で 本日は観光地巡りをします🚗
すまりんたちは勉強のため あえてイタリア語でお願いしましたが 英語でもOKです(^_-)-☆
彼女はすまりんたちを気遣いながらゆっくり話して下さいましたが 運転スピードはものすごく速く バンバン前の車を追い抜いていきました👀
まず 駅から7kmの場所にあるボマルツォの怪物公園 を見物します
Parco dei Mostri パルコ・デイ・モストリ
※入場料が必要です
怪物公園は 16世紀にこの地を治めていたオルシーニ家のピエール・フランチェスコの命により造られたといわれています
最愛の妻を亡くした苦痛から開放されたいと この公園を造ることにしたのだそう...
森の中には40ほどの巨像があるそうです
すまりんたちの自由時間は30分ほどでしたので 全部をまわることはできませんでしたが お目当ての像を急いでチェックしていきました💨💨
ガイドさんは車で待機です
すまきとふたりで 公園の中に入りました
園内には不思議な形をした像があちこちに...
プロテウス・グラウコス
海神ネプチューンの子供と言われ 頭の上に地球がのっています
その上にあるのは オルシーニ家の城なのだそう...
熊の紋章
オルシーニ家の象徴である熊が オルシーニ家の紋章を持っている像です
そんなことは知らず 勘違いして変な手つきで熊の真似をするすまき(笑)
もちろん 撮ってるすまりんも知りませんでした^^;
人食い鬼 (オルコ / オーガ / オルクス)
冥界の神だそう...
口の中に入ることもできます(^_-)-☆
舌のように見えるのはテーブルですが ここでくつろげそうにはありませんね^^;
上唇には「OGNI PENSIERO VOLA」(全ての思考は飛びたつ)と刻まれています
口の中でひそひそ話をすると(反響して)外に聞えてしまうの意味とも...
確かめてはいませんが^^;
ところで以前のCMでこの場面をご覧になったことはありませんか?
オルコにお水を飲ませてあげてるのは上野樹里さんです💛
すまりんは お水をあげるどころか 口をこじ開けて意地悪してるみたいな図ですね^^;
傾いた家
すごく傾いているんですよ!
中を歩くと平衡感覚が狂ってうまく歩けないのです💦
なかなか面白いので 経験する価値ありです(^_-)-☆
ふたたびガイドさんの車で次の観光地へ🚗
本日のメインの目的地は イタリア中部の「オルヴィエート Orvieto 」
世界一美しい丘上都市といわれます✨
その前に
オルヴィエートの玄関口にある「チヴィタ・ディ・バニョレージョ Civita di Bagnoregio」を観光します
途中の展望台で二人の写真を撮って下さいました
すまりんたちの後方にそびえるのが チヴィタ・ディ・バニョレージョ
約2500年前 高文明を持ったエトルリア人が暮らしていたそうです
「天空の町」とも言われますが「死にゆく町」とも言われます
村の土台がじわじわと崩壊していて 今も台地の建物が崩れる危機にさらされているそうで 残っている住民は10〜20人ほどと言われています
町に行くには あの細長い橋を歩いて行くしか方法はありません
ふもとに車をとめ すまりんたちも歩きました🐾🐾
橋の長さは約300m... 急な坂道が続きます
建物が大きく見えてきました
まるで 中世にワープしたみたいです✨
さすが見晴らしは素晴らしかったです!
そして...
町のいたるところに猫がいました
この子はグレーで うちの須磨にそっくり!
須磨💛
※わが家の愛猫 須磨は2022年にお空に行ってしまいました💧
この辺りが 町の中心部だと思います⤵
ほとんどが空き家で 見かけるのは観光客ばかり...
ランチができるお店があるということで 連れて行ってくださいました
Osteria al Forno di Agnese
住民がほとんどいない町にこんな素敵なお店があるとはびっくりしました!
現在も営業されています
ハードチーズの盛り合わせ
トッピングは トマトの他 やトリュフやレバーペーストをオリーブオイルと合わせたものだったと思います
この辺りでは黒トリュフが名産品だそうです✨
パスタ
ウンブリケッリという太い手打ちパスタが有名のようです
トマトソースのパスタの上にはたっぷりの粉チーズがトッピングされています
手前のパスタの上には "生"のポルチーニ茸!
生で食べたのは初めてですが イタリア人は大好きなんですって
地元でもこの時期にしか味わえない貴重なものだそう✨
デザート
ティラミス 2種
Tirami su!
イタリア語で「私を上へ引っ張って!」⇒「私を元気づけて!」の意味...
イタリアドルチェの定番ですね✨
イチゴのティラミスもフレッシュで美味しかったです(*^^*)
足もとには猫さん...👀💛
お料理目当てでやってくるようです
皆さん お料理をおすそ分けしていました
もちろん すまりんたちもバスケットの中のパンなどを少し...
チーズは塩分が多いので ちょこっとだけです(^_-)-☆
車に戻って 🚗
いよいよ 世界一美しい丘上都市と言われるオルヴィエート に向かいます
展望所からのオルヴィエートの全景✨
本当は二人の写真も欲しかったのですが ガイドさんはご家族とメールのやり取りで忙しかったようで 車にこもられたままでした^^;
オルヴィエートは 先ほどの「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」と同じく エトルリア人が築いた要塞都市だったそうです
こちらは いまだに2万人を超える住人がいるそうで ガイドさんもオルヴィエートのかたでした
標高328mの岩山...
オルヴィエートは中世の街並みを残しつつ 生活感が漂っていました
見晴らし最高です(*^^*)
町の西端にある サン ジョベナーレ教会
1000年以上前に建てられたと言われるオルヴィエート最古の教会です
中に入ることもできました
いかにも歴史のありそうな空間で神聖な空気に心が洗われる気がしました✨
※一部修復は行われているみたいです
そして おそらく今回のツアーの目玉✨
町の中央にそびえたつ オルヴィエート大聖堂です
すまりんたちは正面で車から下ろしていただき ガイドさんはいったん帰宅されました
1時間ほどで戻って来られるとのこと...
建物が巨大な上に 正面の道がそんなに広くないので なかなか写真に全体を収めることが難しかったです💦
オルヴィエート大聖堂の建設には なんと300年も費やしたと言われ イタリアで最も美しい大聖堂の一つ また 3大ゴシックの一つと言われています
正面の4本の大きな柱の浮き彫りは それぞれテーマをもったものだそうです
どうやら見どころ満載だったようですが すまりんたちは下調べしていなかったので 結論から言えば 大事な所を見落としたまま見学を終わりました^^;
内部も広々として います ※入場は有料です
バラ窓が美しく輝いていました✨
バラ窓とは 特にゴシック建築においてステンドグラスで作られた円形の窓のことを言います☝
ちなみに 外からだとこんな感じです⤵
フレスコ画も 素晴らしかったです
天井も美しい✨
何を描いているのかは知りませんでしたが^^;
イタリア最大級のパイプオルガンも設置されていたようですが 記憶にありません^^;
まだまだ見残したものがあるみたいなので いつか機会があればリベンジしたいです
正面に見えるのは オルヴィエート大聖堂の近くにあるモーロの塔(Torre del Moro)
1200年に建てられた四角い塔で きっちり東西南北を向いているそうです
写真がありませんが 塔の入り口は本屋さんになっていました
内部の「階段」で頂上まで登ることができます ※有料
目が回りそうな長いらせん階段が245段も続きます
時計の裏側までやってきました
間近で見ると とっても大きな時計です👀
光が差し込んで 明るかったです✨
ようやく空が見えました!
ちょっと天気が悪いですけど^^;
到着🚩
1866年の修復後 機械仕掛けの時計と2つの鐘が塔に設置されたのだそうです
塔の高さは47m...
ここからだとオルヴィエート大聖堂の全容を見ることができました
とても美しい町並みでした(*^^*)
オルヴィエートで最後に訪れたのは このゾーン
※外部から見ただけです
オルヴィエートで最も古いサン・アンドレア(サンタンドレア)教会
12角形の鐘楼とともに 12世紀ごろの建築物と言われています
右側に一部写っているのは市庁舎のようです
この辺りにはお土産物のショップもありました
オルヴィエートは白ワインの産地として有名で オリーブオイルやトリュフなども名産品です(^_-)-☆
オルヴィエート観光の最後に二人の写真を撮って下さいました
200年以上の歴史を持つ木工工房「ミケランジェリ」前にて...
時間の都合で お店には入らなかったのですが 工房前のこの「トロイの木馬」が有名な写真スポットらしいです
子どもは座ることできるそうですよ(^_-)-☆
駆け足で巡りましたが 普段は行けない穴場スポットも効率よく連れて行って下さりとてもありがたかったです(*^^*)
後日知ったのですが オルヴィエートには「地下都市」が残っていてたくさんの洞窟めぐりもできるそうです
行ってみたかったなぁ...
オルヴィエート駅の前でガイドさんとお別れし 電車でローマへと戻りました
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ローマに戻ってきて これから夕食を食べに行きます
トレヴィの泉は相変わらず観光客でいっぱい
でも何か雰囲気が違うと思ったら...
なんと 工事中💦
噴水は止まって 泉は涸れていました^^;
ローマ再訪の願いを込めたコインが投げれない...^^;?
⇩ ⇩ ⇩
こんな所に「ミニミニ トレヴィの泉」がありました
ここにコインを投げるんですね(笑)
冒頭にも写真を載せましたが 本来はこんな感じです
もうとっくに修復は終わっていますので 今は普通にコインを投げられると思います
夕食はすぐ近くのお店でピザを食べました
店の外のテーブルに座りました
大きなピザ👀
以前もピザのお話で書きましたが...
今から130年ほど前 ウンベルト1世とその王妃マルゲリータがナポリを訪れた際 当時最高と言われたピザ職人がこのピザを献上したようですが...
赤(トマトソース)・白(モッツァレラチーズ)・緑(バジル)の3色がイタリア国旗の色合いと重なり王妃が大変気に入ったそうで 「マルゲリータ」と呼ばれるようになったのだそうです☝
でも 本場のイタリアのマルゲリータにバジルがのっているのをほとんど見たことないかも(笑)
この後 夜の町を散歩しました
ライトアップがとても美しかったです✨
ローマの休日にも登場しますね(^_-)-☆
さて いざホテルに戻ろうと地下鉄の駅に行ったところ 入り口が閉鎖されていました💧
イタリアでよくあるストライキかと思ったら どうやら最終時間を過ぎていたようです
”てくてくのすまりんたち”と言えども とてもこんな時間に歩いて帰れる場所ではなく 最寄りのホテルでタクシーを呼んでもらって タクシーでホテルに戻りました
運転手さんの運転がすごく荒くて(イタリアでは普通?)すごいスピードで縫うように走るのがとても恐ろしかったです^^;
この日は 大変な1日としてすまりんたちの記憶に残りました(笑)
・・・続