対馬観光シリーズ第2弾は...
①和多都美(わたづみ)神社
わたつみは「海の神霊」の意味で 海の神の住む宮殿の名です
中国文化の影響を受けて「竜宮城」のイメージと重ねられるようになりました...
ということは ここが竜宮城だったのでしょうか?
初代天皇である神武天皇のおじいさんは山幸彦(やまさちひこ)で おばあさんは豊玉姫(とよたまひめ)です
お二人が恋文を交わしていたといわれる宮崎の青島神社の記事はこちら↓
豊玉姫は鵜戸神宮の岩窟でウガヤフキアエズノミコトを産みました
「絶対に産屋をのぞかないように!」と言われていたのに 約束を守れなかった山幸彦は ワニの姿になった豊玉姫を見てしまいます^^;
これを知った豊玉姫は生まれた子を海辺に置いて 海の彼方へと去ったのでした...
豊玉姫のお父さんは綿津見大神(わたつみのかみ)で この神社と同じ名前です
対馬がご実家だったのですね!
宮崎から戻ってくるのは大変そうです^^;
この和多都美神社の裏手に 豊玉姫の墓所と伝わる磐座(いわくら)があります
参道の横に奇妙な鳥居が…!
めずらしい三柱鳥居です
鳥居の下に「磯良恵比寿」という うろこ状の亀裂が入った不思議な岩があり 安曇氏の祖といわれる 安曇磯良の墓と伝えられているそうです
素朴で清らかな雰囲気の神社です
竜宮城の朱印がありました
社殿横にも三柱鳥居がありました
この形の鳥居は 京都の木島神社(蚕の社)のほか わずかしかないそうです
本殿の裏手から社叢の森へと入る道を進むと 小さな鳥居がありました
鳥居の奥に先ほど書きました 磐座 があります
これが「豊玉姫之墳墓」です
神聖な気配がしました
和多都美神社を一躍有名にしたのは 海中に続く5つの鳥居.....
対馬を代表するビュースポットです!
神社側から参道を望むと 海に向かって鳥居が並んでいます
ちょうど大潮の干潮の時間だったので 入江は干潟になっていました
満潮の時だと がらりと雰囲気が変わります✨
いちばん海側の「一の鳥居」は 台風10号の被害で倒壊していました
鳥居再建のためのクラウドファンディングがなされ 目標額を大幅に上回る寄付金が集まり この8月に 無事再建されたそうです!!
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せっかくなので 翌朝 満潮の時間を調べて再訪しました
大潮の満潮だったので社殿近くまで海になっていました(*'▽')♡
前日の写真
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前日の写真
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前日の写真
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誰もいない朝の和多都美神社....
静かな入り江に浮かぶ鳥居....
海の神さまの住まう竜宮城を思わせる光景でした✨
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和多都美神社の門前の道を進んでいくと 烏帽子岳展望所があります
ここから階段をのぼっていきます⤵
かなり上がったつもりなのに 見上げると まだまだ続く感じの階段(笑)
ホームページによれば10分位かかるということでした
やっと 頂上に到着です🚩
疲れも吹き飛ぶ素晴らしい景色(*'▽')♡
日本三景の松島も脱帽しそうな 浅茅湾の美しい多島海がぐるりと見渡せます
写真 中央より少し右に 和多都美神社の赤い鳥居が見えています↓
望遠鏡が設置してありました
嬉しいことに無料です!
条件がよければ水平線の向こうに韓国が見えるんだそう!
望遠鏡で拡大してみました…
何か見えましたが タンカーのように見えました
でも 綺麗な風景写真が沢山撮れましたので 来た甲斐はありました!
東側の景色はこんなです!
南の景色です…
高い山に連なる尾根に岩肌が見えています
これは昨日登った金田城です
望遠鏡を覗いてみると綺麗に見えました⤵
次回も対馬観光のお話の続きです(^_-)-☆
...続