九州の右足「薩摩半島」のつま先に 砂風呂で有名な指宿(いぶすき)市があります
わずか10km四方ほどのコンパクトな場所の中に 開聞岳や池田湖など 火山が生み出す変化に富んだ景色が満載で 何度行っても飽きない観光地です
鹿児島市街を出発し🚗
桜島🌋の浮かぶ錦江湾を左手に眺めながらドライブすること1時間あまり…
「薩摩富士」とよばれる 美しい円錐形の開聞岳が見えてきました⤵
実は二重式火山で 真ん中から上は一度噴火で吹き飛んでいます
中腹の肩のような部分より上が あとから盛り上がった中央火口丘になります
すまりんたちは 2011年にふもとから登りました
※すまりんの両親も一緒です(^_-)-☆
4合目でかなりお疲れ…^^;
でも頑張りました!
各合目ごとに看板があるので 励みになります(^_-)-☆
重度の高所恐怖症のすまりんママですが 登るしかありません(笑)
すまりんパパが先導して すまりんたちが後ろから見守ります✨
写真撮ってる場合じゃないですが^^; こんな光景 めったにないので(笑)
無事 登頂🚩
曇っていましたが 素敵な思い出になりました(*^^*)
すまりんパパは富士山に登りたかったみたいですが…
薩摩富士🗻で満足したようです(笑)
以上は前置きで(笑)
今回は 以下のスポットを番号順に ご紹介していきます(^_-)-☆
❶ 池田湖と花壇
見て下さい! この景色…
お花畑から湖越しに見る開聞岳は 素晴らしくて感動しました✨
青空だったらどんなにか美しかったでしょう…
この湖は池田湖です
九州最大のカルデラ湖で 周囲は15km 深さは233mもあります!
ネス湖の「ネッシー」ならぬ 「イッシ―」という謎の生物がいると噂されています
イッシ―に会えなくて残念にゃ…
お花畑は春が見ごろですが 年間通じて色々なお花を楽しめるようです
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❷ 枚聞神社(ひらききじんじゃ)
薩摩一の宮として人々の信仰を受けてきた由緒ある神社です
県道をはさんだ向かい側に駐車場がありました
ご神体の開聞岳が社殿の向こうにそびえています✨
樹齢800年のクスノキ✨
枚聞神社の見どころや周辺の観光案内もありました⤵
急いでいて 駆け足で神社にお参りしただけなのですが^^;
宝物殿には「松梅蒔絵櫛笥(通称:玉手箱)」という室町時代の化粧箱があるそうです
※宝物殿の拝観料は100円です
さらに…
神社から700mほど離れた場所に日本最古の井戸と言われる玉乃井があります
記紀に登場する海神(わたつみ)の娘 豊玉姫が使っていた井戸と言われています
「山幸彦が豊玉姫との出会いの場面」はこの玉乃井だったそうです✨
※見学は自由ですが 駐車場がありませんので 神社から歩いて行かれるのが良いと思います(^_-)-☆
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❸砂むし会館 砂楽
世界でも珍しい 天然砂むし温泉♨
徒歩1~2分ほどの場所に専用駐車場があります
平日の正午でしたが 駐車場は混雑気味でした^^;
〜砂むしの利用方法〜
①エスカレーターで二階に上がり受付をします
すまりんたちは 砂よけ用とお風呂用のタオルを持参していましたので 最も安い「砂蒸しセット」を申し込みました
※「砂蒸しセット」の料金は 大人 1100円 小人600円
砂蒸しで着用する浴衣のみを貸していただけます
もちろん フェイスタオルやレンタルバスタオルなどが含まれたセットがありますので 手ぶらで訪れても大丈夫です(^_-)-☆
浴衣がはだけるのが気になる場合はレンタルインナーもあります
➁1階に下りて ロッカー室で浴衣に着替えます
靴を脱いで備え付けのビニール袋に入れ ロッカーに入れます
浴衣の下に着ていいものはレンタルのインナーだけです
※通気性の悪いものを着てしまうと火傷や体調不良になりやすいので 専用のインナー以外は着用しないようにとのことです
更衣室内は撮影禁止で 砂蒸し場へのカメラ・スマホなどの持ち込みは禁止されています
③ 砂蒸し場(屋外)へ向かいます
すまりんたちは砂楽さんでの砂蒸し体験は3回目ですが たしか以前から「撮影禁止」だったので 1枚も写真がありません
「指宿いわさきホテル 砂むし温泉」で撮影した写真を載せますね⤵
首の下に持参した砂よけタオルを敷いて砂に横たわります
上から砂をかけてもらうと ドスッと重いです!
一生懸命もがかないと手も足も簡単には動きません^^;
土砂に埋まってしまったら すまりんは一発アウトです😱
※いわさきホテルのスタッフさんが撮って下さった写真です↑↑↑
砂蒸しの時間は およそ10分
見やすい場所に時計があるので 時間を確認できますし 隣の人が起きる時間も目安になります
天然砂むし温泉は 海岸に自然湧出する豊富な温泉を利用して行われます
泉質はナトリウム塩化物泉で 泉温は80℃ほどあるそうです
数分で背中からじわーっと温まり しばらくすると汗がふき出てきます
もちろん時間より早く出ることも可能ですが すまりんたちは10分間頑張りました
出る時は 基本は自力で砂から出ます
えいや―っと足に力を入れると 無事に出ることができました(笑)
④大浴場の浴衣回収コーナーにてシャワーで砂を落とします
あとは 温泉にゆっくり浸かります(^_-)-☆
※温泉のみの利用も可能です
着替えた後も お肌サラサラが続いて びっくりします!
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❹長崎鼻
「長崎鼻」といえば大分県の国東半島の先端にもありますが こちらは九州の右足 (薩摩半島)の先っちょにある長崎鼻です(^_-)-☆
岬の500mほど手前に市営の無料駐車場がありますが そんなに広くありません
下調べをしてなくて もっと近くに駐車場がないかと探しながら車を走らせていると 自転車のおじさんが近づいてきました🚲
「100mほど先のお店の駐車場にとめて 店内でジュースでも購入すれば 駐車料金がタダになる」と教えて下さり すごい勢いで自転車をこいで誘導して下さいました
お店の前には別のおじさんが立っておられ 手際よく駐車場内に誘導して下さいました
連係プレイですね✨
すまりんたちが車をとめさせていただいたお店です
※岬に向かって左手にあるお店ですが 帰りに撮影したので向きが逆になっています
こちらで購入した 手作りの「鍋ふち黒糖」が 両親に大好評でした✨
こんな美味しい黒糖は久しぶりだとすごく喜んでくれたので また買いに行きたいのですが… なかなか 遠いです^^;
ここ長崎鼻は浦島太郎 伝説の地なんだそうです…
こちらのパネルによると…
浦島太郎のモデルは山幸彦で 乙姫様のモデルは豊玉姫✨
二人は竜宮城で出会って結ばれたということで 玉手箱は枚聞神社に奉納されたと書かれています
先ほどの「枚聞神社」の記述とはちょっと違っていますが いろいろ夢があっていいですね(^_-)-☆
岬に向かう遊歩道の分岐部に竜宮神社がありました
乙姫様である「豊玉姫」が祀られています
縁結びや夫婦円満にもご利益があるそうですよ(^_-)-☆
色んな神社でお祀りされている神々の名前がずらり✨
こちらの過去記事でも豊玉姫が登場します
竜宮神社をあとにして遊歩道を下って行きます ※振り返った写真です
浦島太郎と亀さん
竜宮神社で手厚く祀られている豊玉姫と比べ 山幸彦(火遠理命)の待遇はちょっと差があるような…^^;
写真スポットにて 記念撮影📸
たしかスマホを置ける場所があって 自分で撮りました
開聞岳が綺麗に見えていますが 晴れていたら最高ですね!
都合により写真2枚つなぎ合わせていますが 地上からの高さは10mほどです
「恋する灯台」とも言われます💛
灯台から さらに南に歩いて行くこともできます🐾🐾
元々は遊歩道があったようで その跡が残っているのですが…
その歩道もかなり朽ちていて快適ではありません
昔はもう少し歩きやすかった記憶があるのですが…
無理のない範囲で行ける所まで行ってみようということになりました
この辺りまで来るとかなり足場が悪く
パンプスで来てしまったすまりんは後悔しました^^;
これ以上は危険と判断⤵
灯台に向かって戻って行きました🐾🐾
ちなみに 2011年に両親と来た時は もっと爽やかな天気でした!
「開聞岳」を背景に 記念撮影✨(photo by すまき)
一方… すまりんママが撮ってくれた写真
いったい何を撮ったのでしょう^^;
💭人間岳(にんげんだけ)(笑)
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❺西大山駅
「JR日本最南端の駅」として 有名ですね(^_-)-☆
位置的に最南端ということで 終点の駅ではありません
小さな無人駅です
電車はめったに通ることはないですが ホームには自由に入ることができます
せっかく良い景色なのに風が強くて…
お天気もイマイチですね^^;
晴れてほしかった…
駅前には 幸せを呼ぶという黄色いポストが✨
指宿市の花「菜の花」の色なのだそうです💛
幸せの鐘も 素敵ですね(*^^*)
すまりんたち 知らなかったので写真がないのですが^^;
駅前にある「中園久太郎商店(兼 観光案内所)」で JR最南端駅到着証明書(100円)が購入できるそうです(^_-)-☆
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❻スヌーピー山 (・´`(●)
おや? 遠くに見覚えのあるフォルムが見えてきました!
これって もしかして…
この辺りで?有名なスヌーピー山のようです (・‘‘∪
たしかに スヌーピーに見えますよね?
すまりんは スヌーピーが大好きです(*^^*)
でも…
須磨の耳にも見えなくはないです(笑)
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❼唐船峡そうめん流し
すまりんたちは これまで何度となく訪れています(^_-)-☆
指宿市の市営の施設で「回転式そうめん流し」発祥の地なのだそうです
広い駐車場は500台近く駐車可能で 観光バスも訪れます
営業時間
4月~10月 10:00~15:30 (L.O. 15:00)
11月~3月 11:00~15:30 (L.O. 15:00)
※繁忙期または天気によっても営業時間が変わるようですので ご注意下さい
長い坂道を下って行きます🐾🐾
エレベーターもありますので 足に不安があるかたも大丈夫です⤵
こちらで食券を購入します
そうめんに おにぎりやマスの塩焼きなどがセットになった定食もあります
屋根付きの広いスペースにテーブルがたくさんあり 沢山のかたが食事を楽しんでおられました
名水百選の「唐船峡京田湧水」を使用したそうめん流しです✨
すまりんたちはそうめん単品 (580円)を2人前注文しました
流れるそうめんが気になる須磨 ⤵
美味しそうに食べる すまき⤵
3人前でもよかったかも(笑)
(開封後の写真ですが^^; )唐船峡めんつゆ✨です!
鹿児島のアンテナショップで見つけました
地元のスーパーでは200円台で売られているようですが ショップでは倍近くしました
でも すごく美味しくて 感動!!
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❽鰻温泉
池田湖の隣に 周囲5km足らずの円形の火口湖「鰻池」があります
鰻池のほとりにある鰻温泉は 征韓論が受け入れられずに明治政府の官職を辞した西郷隆盛が逗留した場所として知られています
西郷隆盛は13頭の犬を連れて 狩猟を楽しんだそうです…
鰻温泉の集落のあちこちに かわいい犬の像が置かれていました💛
1頭めのシロは 鰻池湖畔にある駐車場に居ました
温泉に向かう途中にいるのは #2 サワちゃんです
このあとも 次々とワンちゃんがあらわれました
#3 ゴン #4 テツ #5 クロ
鰻温泉の温泉街♨
この足跡は 誰かな…
#6 ツン
うさぎ狩りが得意なツンは女の子です💛
ピンと立った耳と尾っぽが特徴だったそうで この名前が付いたようです
東京上野の西郷さんがつれているのは この「ツン」なのだそうです
※ツンは雌ですが 銅像を製作する際のモデルは雄犬だったのだそうです^^;
#7 ユキ #8 ジョウイカ #9 ハヤ
ジョウイカは外国人に吠える犬で この名前(攘夷家)になったのだとか…
ところで 先ほどから案内板に『スメ広場』とありますが こちらです
「スメ」は天然の温泉の地熱を利用したカマドのことです
地元の人たちが野菜や卵を蒸すのに使われていますが 観光客向けのスメも設置されていて 蒸し料理を体験することができます
近くに食材を扱うお店があったのかもしれませんが すまりんたちはワンちゃん達を探すほうを優先したので 今回は利用していません^^;
広場から少し下がった場所に西郷さんの逗留した家の跡がありました
西郷さん… 犬を連れていますね
この子は やっぱりツンかな…?
お待たせしました
残りのワンちゃんたちです
#10 ツマ
#11 カヤ
西南戦争で亡くなった西郷さんですが 愛犬数匹を一緒に連れて出陣したそうです
諸説あるようですが 最後まで一緒にいたのが このカヤだったそうで 西郷さんが涙ながらに手放した後 保護されたようです
カヤは 浜辺で西郷さんを待って鳴き続けていたのだとか…(>_<)
#12 ブチ #13 トラ
ブチはかわいい首飾りをつけていました(*^^*)
ちょっと奥まった所にいる子もいて 探すのにちょっと時間を要しました
途中で雨が降ってきて焦りましたが 無事に13頭 出会うことができました(*^^*)
ツンと スマと 一緒に💛
指宿観光のお話は 以上です(^_-)-☆
次回は…