小雨が降ったりやんだりする中…
すまきとすまりんは「蔵王ハイライン」を走っています🚗
正面に見える蔵王連峰は 宮城県と山形県の県境にそびえる活火山です
そして 蔵王連峰の中央の最も高い所にあるのが
すまりんたちは 久しぶりにやって来ました!
※これは2005年の初夏に撮影した古い写真です
まだ雪が残っていますね ⤴
カメラに向かって笑顔を振りまいているのは⤵
ちょっとお茶目なすまりんの両親です(^_-)-☆
この時はリフトを利用して山頂に向かいました
上の写真からも分かるように 蔵王の御釜は宮城県と山形県の県境付近にあります
正確には宮城県ですが 山形県の名所として紹介されていることも多いです
今回も ちょっと天気が心配ですが 雲の切れ間から青空も見えてきました
山頂駐車場は広~い駐車場です!
1階は売店になっていて色んなお土産品がそろっています
2階はレストラン
『お釜名物 釜かつ丼』が気になります…
でも このあと温泉宿へ行くため 食事は抜きです^^;
蔵王の御釜は 刈田岳・熊野岳・五色岳の3つの山に囲まれています
左の道は展望台へ 右の坂は刈田岳山頂へ向かう道です
まずは展望台へ🐾🐾
今日はちいさな須磨も一緒です(=^・^=)
お水 飲みたいにゃ…
須磨が振り向いたのではなくて…
なんだか ねずみ男のような すまき(笑)
タグも 付いてます…^^;
下界は暑かったですが この地点の標高は約1600mで これでも寒いくらいでした
御釜は直径約400mの火山湖です
これまでに26回の噴火が記録されていて 最後の噴火は明治28年の2月15日です
現在も 火山ガスの継続した噴出が続いているそうなので またいつか噴火するのかもしれません
水深は火山活動により変化しているそうで 60mになったり30ⅿになったりと記録が残っているようです…
それにしても 美しいエメラルドグリーンの湖面にうっとりしてしまいます
何となく想像はつきますが 御釜の水はPH3.5の強酸性です
飲むことはできませんし 生物も生息できません
ちなみに蔵王温泉は全国で一二を争う強酸性のお湯として有名です(^_-)-☆
「蔵王の御釜」は様々に表情を変えるため「五色沼」とも呼ばれます
では 刈田岳山頂に向かいます🐾🐾
数分もかからず山頂に到着しました
ところどころに小石を重ねた塔があり …
むかし 恐山に行った時のことを思い出しました
この世であって この世でないような 不思議な感覚に襲われました
熊もいるんですね^^;
伊達宗高公命願之碑です
元和9年(1623年)
刈田岳が噴火し 伊達領内の田畑に甚大な被害をもたらしたと言います
噴火は翌年になっても収まる気配をみせません
伊達政宗の七男 伊達宗高は 蔵王のふもとの「村田伊達家」の当主として3万石を分封されていましたが
領民を救うために自ら刈田岳に登り 噴火をおさめるべく祈祷をおこなったそうです
当時 宗高は17歳の青年でした
火口直近の噴煙と降灰のなか 7日にわたって死を賭した祈祷が行われ
驚くべきことに ほどなくして噴火は終息を迎えました
人々の感謝の念はどれほどのものだったでしょう…
ところが3年後 宗高は疱瘡を患い 享年20歳で急逝してしまいました
領民たちは 宗高公が自らの命と引き換えに噴火を鎮めたのだと信じ
今に至るまで その偉業が語り継がれているのだそうです…
こちらが 宗高の居城 村田城跡です (2020年撮影)
※「道の駅 村田」に隣接して城跡公園があります
刈田嶺神社 (奥宮)
御祭神
天之水分神(あまのみくまりのかみ)
国之水分神(くにのみくまりのかみ)
冬になると 御神体は 遠刈田温泉街にある刈田嶺神社(里宮)に移されるそうです
お参りをすませて しばらくして ふと見たら…
シャッターが閉まっていました!
まだ14時前だったのですが…
この後 観光バスも来ていましたし 周りに観光客もいたので ちょっと早すぎる気もしました^^;
神社のとなりが 刈田岳山頂になります
三角点にて記念撮影📷
すごい強風で すまきは片足で立っているのが辛いようでした
別にこのポーズじゃなくて 全然いいんですけどね(笑)
すまきが山頂から すまりんを写した写真⤵
なんか 合成写真っぽいです(笑)
天気がだんだんあやしくなってきましたが
御釜がもう少しきれいに見える所まで行ってみたいと思います
一旦 レストハウスまで戻り 整備された遊歩道を歩きました🐾🐾
上の写真の道を右に行き ぐるっと回って正面の道から戻ってきました
御釜へと続く線路のような道…
絵になる景色ですが 歩きにくかったです^^;
進むにつれて だんだん御釜が大きくなるのかと思ったら そうではなくて
一旦 視界から御釜が消えました
再び 御釜が見えてきました
ここからは 左に進んで 小高い丘を登って行きます🐾🐾
そして…
丘の高くなっている場所からの眺めが最高に美しかったです✨
⇩ ⇩ ⇩
この世のものとは思えない神秘的な光景でした✨
お釜の水を飲もうとする須磨…⁉
まずくて飲めなかったにゃ…
飲んじゃだめです^^;
最後にお気に入りの写真を1枚
天気はいまいちでしたが こういう雰囲気も神秘的でいいですよね(^_-)-☆
また雨がぽつぽつと落ちてきました
すまきはすまりんを置いてさっさと戻って行ってます
(スマホで撮ると余計に小さく見えますね^^;)
レストハウスの裏まで戻ってきました
ちょうど観光バスが到着したところで 団体のお客さんがバスから降りてきました
刈田嶺神社は閉まってしまいましたが
せめて御釜が見えていますように…
次回は お宿「竹泉荘 」のお話です(^_-)-☆