本日は北海道の離島 利尻島の観光のお話です
空路を利用する場合は 丘珠(おかだま)空港からアクセスが可能です✈
※ANAでは 夏季限定で 新千歳空港⇔利尻空港の便もあります
道央の空港といえば「新千歳空港」が有名ですが
実は札幌駅からわずか5㎞の場所に この「丘珠空港」があります
滑走路が短いので 主に道内短距離路線の拠点となっていますが 将来の札幌オリンピック開催も視野に 規模を拡張する計画もとりざたされているようです
すまりんたちは 旅の初日「丘珠空港」から飛びました✈
(栄町駅からバスも出ています)
ところが…
到着地 (利尻島) が 霧で見通しが悪いとのこと
出航できるかも分からないようです^^;
飛ばなかったらどうしようと すまきがスマホにかじりついて代替プランを検索していました
そして…
「このまま列車で稚内まで行って あさイチで船に乗るしかない」と 恐ろしいことを言いました😱
結局 すまりんたちの飛行機は『着陸できない場合 丘珠空港に引き返す条件便』として定刻通り出発することになりました
係員のかたに先導されながら 飛行機まで歩きます🐾🐾
後ろに搭乗口がある ATR 42-600という飛行機です
最前列には向かい合わせになっているシートがありました
CA用ではなく 乗客用です!
飛行機に後ろ向きに乗ったことはないので ちょっと気になりましたが そこに座られたお客さんは 離陸の前に 空いている席に移動しておられました
やっぱり 前向きがいいですよね^^;
ちいさな須磨と一緒に 無事利尻島に着陸できることをひたすら祈りました
カムイポプニカ アーホイヤー
カムイポプニカ アーホイヤー
※アイヌ語で晴れを呼ぶおまじない(^_-)-☆
どうなることかと思いましたが 霧の中を無事着陸!
この日は もう夕方近いこともあり そのままホテルに向かいました
翌日は 朝イチのフェリーで礼文島に行きました🚢
礼文島観光の記事です⤵
礼文島ではこちらのお宿に宿泊しました⤵
そして 翌々日
すまりんたちは 再び 利尻島へと戻ってきました🚢
… が まだ 天気は回復しません^^;
美しいはずの利尻山(利尻富士)は厚い雲が垂れこめてほんの裾野しか見えません
梅雨のない北海道にも 蝦夷梅雨と呼ばれる現象があるそうで…
天気予報は 今日も明日も「曇りまたは雨」^^;
旅先では晴れて綺麗な景色に出会えることが多いすまりんたち…
きっと今回も奇跡が起きると信じていました✨
カムイポプニカ アーホイヤー
こちらが利尻島の海の玄関口 鴛泊(おしどまり)港です
フェリーターミナルはびっくりするほどきれいで立派でした✨
利尻富士町のマスコットキャラクター:りっぷくん と りっぷちゃん
道案内の標識など 島のあちこちで見かけました
港の前でレンタカーを借りて 島一周のドライブへスタートです🚗
周囲は63kmで 車だと だいたい1時間半ほどで一周できます🚗
結局すまりんたちは 2日間で島を2周しました
実際に観光した順番とは異なりますが
鴛泊港から反時計回りに 観光スポットを紹介していきます(^_-)-☆
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❶ペシ岬
鴛泊港のシンボル✨
北風から港を守る屏風のような役割を果たしている小高い丘がペシ岬です
20万年前にはじまった利尻火山の活動でできた溶岩ドームなのだそうです
最終日の早朝 お宿からペシ岬に行きました🚗
前日の夕方から天気が回復し 少しだけ日差しがありました(*^^*)
鴛泊港の駐車場に車をとめ 歩いてペシ岬へと向かいます🐾🐾
のっぺりとした独特のフォルムですよね…
標高90m… 20分ほどで頂上まで登ることができます(^_-)-☆
港から数分歩いた辺りに 登り口がありました
登山開始!
中腹の展望台
会津藩士の墓もありました⤵
※病気や海の事故で亡くなったかたのお墓で 戊辰戦争とは関係ありません
利尻島も花の楽園ですから あちこちにお花が咲いていて 楽しめました
ここで道が二つに分かれます(左:急坂 右:緩やか)
すまりんたちは直登コース (左) を行きました🐾🐾
足元はこんな感じなので 滑らないよう注意です!
頂上に到着🚩
先に登っておられたかたが写真を撮って下さいました(*^^*)
色んな方向から吹く風にそれぞれ名前が付いています
ちいさな須磨も風を感じているかな?
利尻山の山頂は なんとか見えていました⤵
下りは「なだらかコース」を行きました🐾🐾
正面に見えている白い灯台を目指します!
なだらかコースにも 石ころ区間があるので 歩きやすい靴で行かれることをおすすめします(^_-)-☆
映えスポットに到着✨
朝日が綺麗に見える場所ですが 今朝はちょっと残念^^;
それでも 雲の合間から差し込む光で幻想的な雰囲気がありました
ちいさな須磨と3人で💛
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❷甘露泉水
こちらは利尻山の鴛泊(おしどまり)コースの登山口
キャンプ場の駐車場があります
登山はまたの機会にして 今日は甘露泉を訪ねます(^_-)-☆
利尻山登山ではトイレがないので 携帯トイレを持参しなくてはなりません
そのためのゴミ箱がありました⤵
外来植物の侵入を防ぐための靴洗い場⤵
その先に 一面に黄色い花が咲いていました
背の高い タンポポそっくりの花…
おそらく 要注意外来生物の豚菜(ブタナ・タンポポモドキ)です^^;
群生すると芝が枯れたりの被害が出るため 駆除されることも多いそうです
かわいい花なのに 害草とか言われて かわいそうですね
目立たなかったけど あちこちにお花を見つけました(*^^*)
ミヤマキンポウゲ カラフトダイコンソウ
10分ほどで甘露泉水に到着!
鴛泊コースの三合目付近にあたるそうです
甘露泉水は日本名水百選の一つです✨
最北端の名水ですね(^_-)-☆
岩の間から 冷たい水が湧き出ていました
須磨も飲みたいにゃ♥
おいし…♥
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❸夕日ヶ丘展望台
冒頭の着陸時の写真にも写っている丘で 利尻空港からほど近い所にあります
手前が駐車スペースです⤵
観光バスも訪れていました
飛行機出発までの時間調整にも良さそうですね(^_-)-☆
すまりんたちは観光バスと入れ違いに 登り始めました
道は整備されていて 歩きやすいです
あっと言う間に頂上が見えました!
駐車場から5分ほどで三角点に到着🚩
まだ時間も早く天気もいまいちですが… 夕日が美しいスポットだそうです
長い岬は 先ほどご紹介した「ペシ岬」
利尻山はほぼ山頂まで見えていますが この天気では映えません^^;
右手の島はポンモシリ⤵
※ポンモシリはアイヌ語で「小さい島」のこと…
海鳥の繁殖地として知られているそうです
いつか夕日がきれいに見える時に来れるといいな…
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❹沓形岬 (くつがたみさき)
利尻島第二の港 「沓形港」に隣接する岬です
上の写真の左手前に 岬に向かう歩道があります
すまりんたちは 行列のできるラーメン屋さんの待ち時間にやってきました
※グルメのお話はまとめて後日にさせていただきます(^_-)-☆
沓形岬の広場に到着!
礼文島は12km離れていますが 肉眼でもはっきり見ることができました
利尻山の山頂は雲に隠れたり 現れたりしていました
6月上旬にはクロユリが咲いて さらに美しいのだそうです✨
展望所に行ってみます💨
真東の方向をカメラにおさめました
ここからの日の出は美しいでしょうね(*^^*)
右端に見えているのは礼文島です↗
礼文島をスマホで望遠すると前日宿泊した「花れぶん」が見えました
満足度は 70点(笑)
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❺見返台園地 展望台
利尻山の中腹にある展望台
展望台に車で直接行くことはできませんが 近くまで車道が通じています
終点が駐車場になっていて トイレも完備されています
ここから利尻山の登山ルート(沓形コース)も出ているそうです
今にも雨が降りそうな天気ですが 急いで展望台まで行ってみます💨
ゆっくり行ったら 多分10〜15分ほどの道のりです(^_-)-☆
道の真ん中にロープが張られていて 両側を一列で通行できるようになっていました
でも足元が草で塞がれている箇所があちこちに⤵
下りてくる人とのすれ違いが難しいこともありました^^;
展望台に到着🚩
山側の景色は 真っ白です^^;
ここは利尻山の五合目付近で 晴れていたら山頂が綺麗に見えるはずです
今の景色は ここまでですね(笑)⤵
反対側(海側)を見てみましょう…
無料の望遠鏡をのぞき込むすまきが 海賊🏴に見えました(笑)
先ほどご紹介した沓形岬
礼文島も見えています⤵
もう一度振り返った時 利尻山(利尻富士)のすそ野が見えましたが …
これ以上は無理そうなので あきらめました^^;
❻寝熊の岩・人面岩
利尻島の西海岸を南に向かって走っていると…
岩の上に赤い鳥居が見えてきました
道が広くなっているところに車をとめて 参拝しました
北のいつくしま弁天宮
この岩は「龍神の岩」と言うそうで弁天宮はその上に建てられています
海風にさらされながらも 人々を守って下さっているのですね
海岸には昆布が漂っていて 橋の上に立つと昆布の香りがしました!
お酒とお醤油をちょっと入れたら美味しいお吸い物になりそう!と思ったけど…
生きてる昆布から出汁は出ないのですよね^^;
すぐ近くに奇岩があるそうなので 見物に行きました🐾🐾
寝熊の岩・人面岩とあります
まずは「人面岩」から…
たしかに 鉢巻をした男性に見えますね…
お次は「寝熊の岩」
たしかに…
熊が寝ています 💤💤💤
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❼麗峰湧水
寝熊の岩のすぐ近くにあり 駐車スペースもありました
名水百選には含まれていませんが 大きな道沿いにあるので気軽に寄れるスポットです
二か所の注ぎ口から 冷たい水がけっこうな勢いで流れ出ていました
利尻山に浸透した雨水や雪解け水が長い年月を経て 湧き出しているそうです
須磨も飲みたいにゃ♡
須磨は流れるお水が大好きだったよね… 顔も洗ってたし^^;
※海洋深層水のペットボトルが丈夫だったのでこの時たまたま使用していましたが 中は普通のお水です
おいしかったかな?
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❽仙法志御崎公園
すまりんたちは利尻島の最南端に向かって走っています🚗
正面に仙法志御崎公園が見えてきました
海岸の岩は利尻山が噴火した際の溶岩でできたのだそうです
相変わらず磯では昆布の香りが漂っていて ウニ漁の船も見られました⤵
記念撮影スポットにて 利尻富士をバックに…
…のはずが^^;(笑)
ちょっとは晴れてきたんですけど…
こんな景色 見れたらいいな…
ところで こちらではアザラシの餌やり体験ができるのです
アザラシは一頭だけなのですが 政宗くんに会えるそうです
100円で 餌を購入しました
餌をあげている人は1人だけで あとは皆さん見物のようです
こちらが政宗くん⤵
プールの中をすごく早く移動していました
なかなか撮影が難しくて^^; 一瞬の動画です⤵
先ほどのかたが政宗くんに餌をあげましたが…
なんとカモメに奪われてしまいました!
このカモメさんたち…
餌を持っている人を見つけて 完全にインターセプトしてくるのです^^;
すまきも みんなに見守られながら頑張りましたが あげようとした瞬間 カモメがものすごい勢いで飛んできて 失敗しました (>_<)
今度こそ"一瞬"の動画(笑) 3秒なので よそ見しないでご覧下さい
奪われた瞬間 ギャラリーの残念そうな声も聞こえますね^^;
この一回であきらめました^^;
そうそう
この辺りの海岸では 天然のアザラシも見られるそうなのですけど この日は見当たりませんでした
その代わり 昆布が大量に漂っているのを間近で見物しました
※共同漁業権の漁場の区域内で貝類や海藻類をとることは 漁業権侵害になり禁じられています
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❾オタトマリ沼 / 白い恋人の丘
まずはオタトマリ沼から…
湖畔にはショップがあり ちょっとしたお食事も可能です(^_-)-☆
"ちょっとした"お値段ではありませんが^^; 美味しいウニの軍艦もありました
※グルメのお話は後日にさせていただきます
こちらがオタトマリ沼
利尻島最大の湖で とても透明度が高いことで知られています
周囲約1kmで 遊歩道があるので歩いて一周することもできます
さっきまで曇っていたのが 晴れてきて 見物する人が増えてきました
完璧ではありませんが 利尻島で初めて見る利尻山(利尻富士)の山頂✨
雲が流れて 刻々と様子が変わっていました
もっと綺麗に見えた瞬間もあったと思います
湖が凪いでいる時は"逆さ利尻富士"を見ることもできるそうです(^_-)-☆
ちいさな須磨は 山よりも鳥…
晴れてよかったにゃ…
続いて… 白い恋人の丘
すまりんたちは車で行きましたが
オタトマリ沼から歩いて行くこともできます🐾🐾
正式名称は沼浦展望台ですが 今では「白い恋人の丘」の方が有名みたいです
みんな大好き 北海道の銘菓「白い恋人」
パッケージに描かれている雪の利尻山はこの丘から眺めたものだと言われています
雲もありますし 雪山でもありませんが すがすがしい眺めを堪能できました
ここでプロポーズをして その写真を利尻富士町観光協会へ持参すると 石屋製菓公認の「プロポーズ証明書」が進呈されるそうですよ(*^^*)
素敵ですね💛
そういえば すまりんは プロポーズされた記憶がないのですが…^^;
すまきに言ったら はぐらかされました(笑)
撮影用に スマホを置くテーブルがあったので ちいさな須磨と3人で💛
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❿姫沼
美しい"逆さ利尻富士"を見られるスポットとして有名です✨
観光バスもとまれる広い駐車場があり トイレも完備されています
姫沼まではここから徒歩2分ほどです
橋を渡ります🐾🐾
売店がありました(早朝なので営業時間外)
利尻山の湧き水を使ったコーヒーをいただけるそうですよ(^_-)-☆
左手には 美しい姫沼と…利尻富士が見えました!!
姫沼は利尻山の北側にある神秘的な人口沼で 周囲は約800ⅿ
ぐるっと1周することもできます
にわかに明るくなって 綺麗な写真が撮れました
もっと美しい利尻富士の写真は世の中にいっぱいありますが 利尻富士が顔を出してくれただけで もう贅沢は言いません(笑)
こちらは前日 姫沼からほど近いお宿 雲丹御殿の前で撮影したものです
今回の旅のベストショットかもしれません(^_-)-☆
あぁ 最後に晴れて良かったです(*^^*)
次回は ウニづくし?
「雲丹御殿」のお話です(^_-)-☆