屋久島は丸い形をした島です
一周約100kmを 車でぐるりと回るだけで3時間強かかります🚗
屋久島の真北を時計の「12時」と見立てると すまりんたちは「4時」のあたりからスタートして 時計回りに一周しました
※①~⑪まで観光地をご紹介しますが この数字は時計の数字とは関係ありません
- ①千尋(せんぴろ)の滝
- ②トローキの滝
- ③平内海中温泉
- ④大川の滝
- ⑤西部林道
- ⑥屋久島灯台
- ⑦恵比寿展望所・永田いなか浜(ウミガメの産卵地)
- ⑧一奏灯台
- ⑨ガジュマル公園
- ⑩屋久杉自然館
- ⑪そらうみ(美味しいジェラート屋さん)
ーーーーーー
①千尋(せんぴろ)の滝
スタート地点は時計で言うとちょうど「4時半」の位置
島を周回する県道から少し山道に入って まずは千尋の滝をめざします...
時刻はちょうど8:30
正面に見える特徴的な岩山はモッチョム岳 ⤵
漢字では"本富岳"と書くそうです
広い無料駐車場があり 売店もありました
お手洗いも綺麗ですがチップ制です
展望所まで100m
遊歩道の途中に モッチョム岳の登山口がありました
モッチョム岳の標高は940mです
登山道の途中に"樹齢3000年の万代杉"や "モッチョム太郎"という屋久杉があって 頂上の展望は抜群らしいそうですが すごい急登で 往復7時間もかかるとか…^^;
こちらはまた別の機会にして 遊歩道を滝へとすすみます🐾🐾
すぐに 滝が見えてきました!
千尋(せんぴろ)の滝は鯛ノ川にある落差60mの滝です
特徴的なのは左側のモッチョム岳の東斜面に広がる250m×300mの巨大な花崗岩の岩盤です!
岩盤の大きさが千尋もあるということで 滝の名がつけられました☝
屋久島を代表する景色のひとつです✨
ーーーーーーー
②トローキの滝
千尋の滝から流れ下った鯛ノ川が 海へと注ぐところがトローキの滝です
「トローキ」とは「とどろき」が なまった言葉だそうです☝
県道沿いにある「ぽん・たん館」の前からアクセスできます
屋久島は ぽんかん と たんかん が特産品なのだそうです🍊
「ぽん・たん館」の駐車場に車をとめました
道をはさんで向かいに遊歩道があります
木々の間から 小さな滝が見えました
写真スポットの表示の前で すまきが背伸びして写真撮影中
気が生い茂っていて すまりんには見づらかったです^^;
もう少し進むと 展望所があるので 進んで行きました🐾🐾
最後 ちょっとだけですが足場が悪くなります
展望所に着きました!
青く澄んだ海の入り江に 鯛ノ川が滝となって流れ込んでいます
赤い橋とモッチョム岳… 夢のような景色です✨
海に直接注ぐ滝は「海岸瀑(かいがんばく)」と呼ばれ 珍しいそうです!
潮の干満で滝の落差が変化し 満潮時には6m 干潮時には8mになります
この時は何mだったのかな...
日本では知床にもいくつか海岸瀑があり 知床観光船から見学することができます
こちらはカムイワッカの滝(温泉の川であるカムイワッカ川が海に注いでいます)
そしてカシュニの滝
北の果てから 南の屋久島にもどって...
もう一度 トローキの滝をご覧ください(^_-)-☆
南には太平洋が広がっていました
ーーーーーーー
③平内海中温泉
「6時半」の位置にあるのが平内海中温泉
ちょっと上に数台とめられる駐車場がありました
「平内海中温泉」のバス停からもアクセス可能です
すまりんたちはちょっと見物に来ただけなので道の広い所に車をとめました
この道⤵を歩いて20mほど下ると...
海中温泉の案内の看板がありました
干潮の前後2時間のみ入浴可能な 海中に湧く温泉♨です
入湯協力金は 200円
温泉分析表
屋久島温泉は単純温泉で無色透明・わずかに硫化水素臭のあるアルカリ性のお湯です
泉温46.5℃ PH9.0 低張性
脱衣所もなく 着衣禁止なのでハードル高めです^^;
現在は満潮に近い時間帯なので 普通の海です
海の中に湯舟が沈んでいるのが見えました
ーーーーーーー
④大川の滝
さらに進んで「8時」の位置にあるのが大川の滝(おおこのたき)です
現在時刻は10:15
名水百選✨ 大川湧水の石碑がありました
環境省選定の名水百選には「昭和の名水百選」と「平成の名水百選」がありますが 昭和の名水百選では 屋久島宮之浦岳流水として 屋久島一円の水 全てが名水とされました
無料の駐車場があります(茶色の建物は確か障がい者用のお手洗いだったと思います)
一般のお手洗いは駐車場からちょっと下に降りたところにあります⤵
舗装された道を1~2分歩きます🐾🐾
落差88mの 屋久島最大の滝 大川の滝
日本の滝百選✨に選ばれています
石をよじ登っていくと滝壺のそばまで行けます
水しぶきで虹が出ていました⤵
マイナスイオンたっぷりです(*^^*)
顔を洗う(ように見える)すまき ⤵
すぐにおふざけしてしまうすまりんたちです...
ーーーーーーー
⑤西部林道
「8時半」から「10時」の位置までは 県道も含めて自然遺産の構成要素となっている西部林道となります
運がよければ固有種の「ヤクザル」と「ヤクシカ」が見られるそうですが…
いました!
サファリパーク状態です(*'▽')
慣れているのでしょうか... 車が近づいても避けてくれません^^;
猿を恐れない 田舎育ちの すまりんが車を降りてお猿さんの撮影をしました
団らん中... 近くに行っても平気のようです
ヤクザル(ヤクシマザル)はニホンザルの亜種で本土のサルに比べると小型でずんぐりしています
可愛いですね(*^^*)
右のほうに写っているお猿さん⤵が すまりんのことを警戒して威嚇したので車に戻りました^^; となりに子ザルがいたのです
団らんする猿たちの間を縫うように通り過ぎました🚗
車から振り返ったところ↑
さすがに ちょっとは避けてくれたようです
ここにもこんな格好で...リラックスしています^^;
鹿にも出会えました(*^^*)
葉っぱを食べる鹿さん!かわいいです♡
ヤクシカはニホンジカの亜種のなかでも特に小型で オスでも体重30kgほどにしかなりません
屋久島では猿と鹿が共存しているそうで 猿が鹿に乗ったり👀 毛繕いをすることもあるようですよ(^_-)-☆
見てみたいです...
ところで すまりんたちすごい光景を目にしました!
猿と鹿が一緒にいますが...
この直後 鹿が相撲?を始めたのです!
そして 鹿の相撲を 猿が観戦していました...
衝撃的でした!
ーーーーーーー
⑥屋久島灯台
「10時」の位置から 横道へ入って永田岬の先端にある屋久島灯台に向かいます
現在時刻は11:30です
上の写真のちょっと手前に 左に入る道がありました
高さ19.6mの美しい灯台✨
40㎞先まで光が届くそうです!
裏側に回りました
階段を上って向こうに見える島を撮影するすまりん
木が邪魔でちょっと場所を変えたのですが 後ろがけっこう怖いということに気づいていません^^;
振り返ったらクラクラしました(笑)
海の向こうに見えているのは口永良部島です
周囲50kmの火山島で 行政区分的には屋久島町に含まれます
晴天だったので くっきりと見えていました
ーーーーーーー
⑦恵比寿展望所・永田いなか浜(ウミガメの産卵地)
灯台から少し進むと 白い砂浜の海岸が見えてきました
ここから 永田の集落に入ります...
見上げると屋久島第二の高峰 永田岳(1886m)の鋭い稜線が見えました
『恵比寿展望処』の看板に惹かれて車をとめました
風情のある展望台
双眼鏡がありますが コインを入れるのは やめておきました(笑)
肉眼でも充分美しい景色です(*^^*)
高峰から一気に流れ下る永田川の水は驚くほど澄んでいて 河口とは思えません
実際は 写真で見るよりも感動ものの景色でした✨
キラキラと輝く海... ずっと見ていたかったです
時刻は12:00です
車に乗ってさらに500mほど進むと...
ウミガメの産卵地で有名ないなか浜の表示がありました
ここはウミガメの上陸が日本一✨の浜です
ウミガメのオブジェ
10月のこの時期 まだ海水浴をしておられる人も数名いました
いつかウミガメの産卵 見てみたいです...
夜中なので 難しいとは思いますが^^;
ーーーーーーー
⑧一奏灯台
「12時」の位置にあります
屋久島をリンゴに見立てると ヘタのような形をした矢筈岬
その先端にある 一湊(いっそう)灯台に向かいます
無料の駐車場に車をとめて...徒歩で向かいます🐾🐾
入り口はこっちにゃ=^_^=
亜熱帯の草木が生い茂ります
5分程歩くと丘の向こうに灯台の先端が見えてきました
足元はこんな感じ⤵
見上げるとこんな感じです⤵
一奏灯台に到着しました
思ったより小さな灯台でした
さらに奥へとすすんで 屋久島最北端を踏みに行きます!
ここが屋久島の最北端です!
水平線の向こう...60km先には 本土最南端の「佐多岬」があるはずです
すまりんは 最近 若者風の このポーズにハマっています(笑)
すまき ジャンプしました!
中途半端な跳び方^^;
こんなの見たら ほうきに乗せたくなります(笑)
狙ったようにちょうどいいです(笑)
ーーーーーーー
⑨ガジュマル公園
現在時刻は12:30です
一湊から1㎞足らずで志戸子(しとご)の集落に入ります...
志戸子ガジュマル公園
5台ほどとめられる無料駐車場があります
入り口から入ってすぐの所で入場料を支払います
営業時間 : 8:30~17:00
料金 :大人 240円
小・中・高生 120円
園内は遊歩道が整備されていて 10分程で一周できます
大きなガジュマルの木がいっぱいありました
特に大きいものは樹齢500年以上といわれます!
ちょうど「1時」の位置に 島の中心地 宮之浦港があります
鹿児島港からの船便はここに着きます
このあたりにお土産物ショップや 食堂がいくつかあります
こちらは屋久島観光センター 2階にレストランがありました


現在時刻は13:30です
屋久島では12時前後にランチをとっておかないと14時ごろには店が閉まってしまうことが多いみたいです
何とか間に合いそうでしたが すまりんたちは 朝ごはんを食べ過ぎたので この日はお昼を抜きました
ーーーーーーー
⑩屋久杉自然館
空港を通り過ぎて「3時半」の位置
屋久杉の原生林を歩くコースがある「ヤクスギランド」へ向かう道の途中に 屋久杉自然館があります
現在時刻は14:15です
屋久杉自然館
開館時間: 9:00~17:00
休館日: 毎月第一火曜日・年末年始(12/29~1/1)
入館料: 大人600円 大・高校生400円 小・中学生300円(町民は無料)
屋久杉の事なら何でもわかる博物館(^_-)-☆
屋久杉をはじめ 屋久島の植物や森林の成り立ちなどを ジオラマやCGを駆使して解説しています
お土産コーナーもあります
屋久杉は成長がゆっくりで 年輪の間隔がものすごく詰まっています
普通の杉の標本も展示してありましたが 全くちがっていました
この切り株の年輪を数えると奈良時代をはるかに超えているそうです
サンドペーパーでこすって 屋久杉の香りを体験できます
縄文杉は 現在確認されている屋久杉の中で最大級の老大木として有名です
樹齢は2000年とも7000年とも言われ詳細は不明だそうです...
幹の下部(赤の線で囲まれた部分)のタペストリーが後方に展示されています
⇓ ⇓ ⇓
どれだけ大きな木なのでしょう!
絶対実物を見に行きたいと思いました
ーーーーーーー
⑪そらうみ(美味しいジェラート屋さん)
「4時半」の出発点の場所まで戻ってきました
現在時刻は15:00
出発して6時間半で一周観光して戻って来れました
ニワトリさんがお出迎え♡
車を降りるとずっとついてきました
実はこのお店のニワトリさんでした
4羽いるんですね!餌が欲しかったようです...
木のぬくもりのある店内
ジェラートのフレーバーは 一部 日替わりします
すまりんたちはモナカカップのダブルにしました
すまきは屋久島茶&たんかん / すまりんはグアバ&屋久杉+レモン
カップはモナカの皮で美味しくいただけます(*^^*)
あまりに美味しかったので すまりんたちは翌日もホテルから歩いてやってきました
⇓ ⇓ ⇓
翌日は すまきは 塩ミルク&モンステラ / すまりんはハイビスカス&たんかん
モンステラって観葉植物のイメージですが果実は幻のフルーツと言われるそうです
とっても美味しいシャーベットはお取り寄せも可能(^_-)-☆
種類は選べませんが6個入り 12個入り...の単位で 全国発送して下さいます
ふるさと納税のお礼の品でもいただけるようです
以上 屋久島ぐるりと一周 観光のお話でした!
長い記事を最後までご覧くださりありがとうございました
次回は素敵なホテル「サンカラ屋久島」のご紹介です(^_-)-☆