群馬県の川中温泉・和歌山県の龍神温泉と並び日本三美人の湯と言われます
大国主神を慕って出雲国に来られた八上姫が湯の川温泉でさらに美しくなられたという伝説があるそうです✨
すまきとすまりん…
もちろん美しくなりたい願望もありますが
今回 神話の国 出雲の地で 古代にタイムスリップ✨してきました(笑)
出雲空港より車で約10分…
本日のお宿が見えてきました
この先に専用の広い駐車スペースがあります
車をとめて 本館へと向かいました
神話が息づく出雲ノ国
チェックイン16:00 チェックアウト10:00
※離れ:チェックイン15:00 チェックアウト11:00
JR荘原駅まで無料送迎があります
本館のエントランス✨
スリッパは大/中/小の3種類
「歓迎」の下に宿泊者名が書かれてました⤵
奥から女将さんと思しき女性が出てこられました
大雪でキャンセルが相次いだとのことで
「もしかしたら来られないのではと心配してました!」とのこと
時刻は16時ちょっと前…
宿泊予約サイトから予約をしていたのですが『チェックイン可能時刻は16時』となっていましたので 頑張って近所で時間を潰していたすまりんたち…
ところが離れの宿泊者は15時チェックインで良かったのだそうです^^;
フロントの前で検温をおこないました
恒温動物にはあるまじき数値でしたが 低いのはOK
「外 寒かったですから」(笑)
フロント横に自販機と売店がありました
玄関上がってすぐにある談話室
古民家の土塀をイメージしたものだそうで土団子で囲まれています
推察するに ご夫婦でメインに経営されているお宿のようです
女将さんが客室に案内して下さいました
(間違えていたら ごめんなさい)
旧館・本館・離れ があり 総客室数は6室
こちら本館客室は外から想像がつかないくらいモダンなお部屋のようです
どのお部屋か聞くのを忘れましたが ペットも泊まれるお部屋があるそうです
犬だけではなく うさぎ・インコ・リスざる…
いろいろ泊まられているようですが
猫はお部屋をひっかくのでダメみたいです^^;
離れは2室のみです
本館を出て道を横切り 左手の敷地に入ります
いきなり弥生時代にタイムスリップしたような眺め👀
本日泊まる離れはなんと古代の住居を模したお部屋なのです!
すぐ右手に竪穴式住居👀
床が土なので宿泊はできないそうです
以前は食事処の一つとして使われていましたが お手洗いがなく不便なので 今は展示用となっているそう...
高床式倉庫を再現した「宇夜都弁(うやつべ)」
定員2名で 中は居間とベッドルーム・お手洗いがあるそうです
見ての通り階段をのぼる必要があります
そして すまりんたちがお泊まりするのはこちらの建物✨
健部の郷の宮処(たけるべのさとのみやど)
※「健部」は出雲國風土記に登場する地名で現在のお宿の場所
門は 開いたまま固定されていました
古代の宮殿を模した宿泊棟✨
以前 吉野ヶ里遺跡で見た宮殿 ↓ を思わせます…
高床式なのでこちらも階段をのぼる必要があります
下には傘を置いて下さっています
階段を上がって右側⤵️
「宇夜都弁」が見えています
左側は 向こう側までぐるっと続くデッキがありました
お部屋に入ります
内部は 普通のお宿のお部屋とさほど変わりありません
定員は8名で ゆったりした造りです
女将さんがお茶を入れて下さいました
別に ティーバッグも置かれていました⤵
お茶菓子
すまきの食べかけで 失礼します^^;
お部屋の鍵は一つです
入り口には消毒薬・ 電話・懐中電灯・ティッシュボックス
花瓶は土器になっていました
右側にはキッチン・洗面所等があります
クローゼットの前には作務衣やタオル…
滑り止め付きの足袋
羽織は同じものが4枚・作務衣は LとM
バスタオルは各自1枚でした
ビニール巾着の中にはフェイスタオルと歯ブラシが入っていました
クローゼット
湯籠が入っています
※左半分には布団が収納されています
エアコン(内臓型)がありますが部屋の隅に石油ストーブも置かれてました
黒松の欄間✨
鎌倉彫りとおっしゃられたと思います
すごく重いので 設置するのが大変だったとのこと…
建物には一切釘は使われていないそうです✨
柱に字が書いてありました
松江城にもありましたが災害避けのおまじないのようです☝️
居間は二間続きになっていて 扉で完全に仕切ることができます
奥の部屋にも エアコン(内蔵型)と石油ストーブがありました
座椅子は回転します
置物は古代風✨
御簾が掛けられていて宮殿っぽさが出てますね
ユニークなゴミ箱の下に灰皿がありました
お部屋の案内をして下った時に
これは「ゴミ箱と 灰皿です」と説明があり 喫煙の有無を確認されました
正方形の窓からの景色がすごく良いです
田んぼの向こうをJRの線路が走っていて頻繁に電車が通っていました
室内にいても遮断機の音や電車の走る音は聞こえました
たまに飛行機も飛んでいました
飾られているのは雑穀のようです
ジェームス 三木さんの額が掛かっていました
灰皿はあるけど テレビの前に禁煙の札が!
フレキシブルなお宿のようです(*^^*)
金庫の前には銅鐸型の行燈✨
広いウッドデッキ(露台)✨
木の椅子がいっぱいありました👀
見事な茅ぶき屋根✨
茅ぶきの職人さんが少なくなり 葺き替えが大変だそうです
椅子は回転椅子でした!
寒いのでデッキに出ることもないからか 履き物がなく 撮影する時 足が寒かったです^^;
あ... 電車が通りました!
居間に戻って 先ほどの扉の向こうへまいります
二手に分かれていて
左は洗面所 右はキッチンです
どちらにもエアコンが設置されていました
キッチン
インスタントコーヒーのセット
棚にはリモコンやコーヒーカップの予備・懐中電灯がありました
赤い容器にはお茶セット ポットには常温の水が入っていました
冷凍庫付き冷蔵庫
この容器にも湯吞みやグラスが入っていました
案内時は「ここに冷蔵庫があります」とだけの説明でした
冷凍庫に 使いかけのちょっと古そうな氷が入っていました^^;
冷蔵庫には烏龍茶・ペプシコーラ・瓶ビール(各5本)
料金表は見当たりませんでしたし チェックアウトの時にも何も聞かれませんでした
手は付けていません
本棚
すまきの好きそうな本がいっぱい!と思ったけど…
いろいろ忙しくて 結局読んでいません^^;
お隣の洗面所へ
洗面台
凍結防止のためか キッチンも洗面台もちょろちょろと水を流していました
ゴージャスな洗面ボールは 残念ながら水はけがよくなかったです^^;
アメニティ
ヘアリキッド・ヘアートニック(ルシード)
アフターシェーブローション・ローション・ヘアリキッド・ヘアトニック(ポール スチュアート)
使い切りのスキンケアセット(アロマエッセゴールド)
紙コップ
綿棒がありましたが ちょっと清潔感にかける感じ^^;
ドライヤーの横のはハンドソープです
洗面台の向かいにユニットバスがありました
ドアは二重です
中は広さも充分で清潔感がありました✨
すまりんたちはユニットバスは使用しませんでした
奥に お手洗いがあります
左右に分かれていて 右は男子小用でした
センサーで水洗されます
左側は普通のトイレです
便座シートのケースの中にもペーパータオルが入っていました 笑
でも タンクの手洗いから水が出なかったので ペーパータオルを使うことはありませんでした
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本館には大浴場があります
特に案内はありませんでしたので 多分本館宿泊者専用かと…
※以下の大浴場の写真はホームページよりお借りしました
岩室の湯(男湯)
岩しずくの湯(女湯)
※男女の入れ替えはあるようです
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二か所ある貸切湯が 離れ宿泊者専用となります
この日は離れの宿泊者がすまりんたちだけだったので一か所のみ開放されたようです
口コミ・感想などを拝見すると二か所とも入れることもあるようです
夕食時にさりげなくもう一方のお風呂について質問したところ…
「片方は暗いし 寒いから… 」 みたいなお返事でした
コロナや大雪でキャンセルも多いようで 経営も大変でしょうし 仕方ないですね(^_-)-☆
階段を下りて貸切湯に向かいます
実は下りてすぐ左に行くと あっという間に貸切湯に行けるのですが…
気づかず 正面からまわって雪の上を歩いて行きました🐾🐾
いっぱい付いている足跡は きっと女将さんがお風呂の準備をして下さった時のものでしょうね…
貸切風呂
今回 使用できたのは 右側のお風呂ですが…
左も失礼して お写真だけ撮らせていただきました
健の湯(たけるのゆ)
ろうそくの燭台がありますね…
和ろうそくを灯しながら入浴ができるそうです
岩風呂風浴室で 岩の上にも和ろうそくが置かれています
※浴槽は濡れていますが この時はお湯は張られていません
今回使用させていただいた勾玉の湯
札を裏返して使用します
札も銅鐸の形でした!
ここ出雲は銅剣や銅鐸が多く出土している場所なのです
ドアを開けるとチリンチリンと良い音が♪
入り口の扉はちょっと低いので 頭をぶつけないように注意
脱衣所は狭いめ…
浴室のドアがある分 圧迫感がありますね
壁にビー玉が入れ込んでありました✨
アメニティーはコーム・シャワーキャップ・髭剃り
「タオルは持って行かなくても大丈夫」と案内がありました
防犯上からか「夜は23時〜翌朝 日の出まで」は使用できません
夜間にタオルが交換されることはなかったので 翌朝はお部屋から持って行きました
温泉分析書
加水・加温・循環一切なしとのこと…
文句なしの源泉掛け流しですね✨
浴室
勾玉のイメージの浴槽は玉石を敷き詰めたようなやさしい色合い✨
女将さんおすすめだけあって とってもいい感じです(*^^*)
窓は開けることもできます
⇩ ⇩ ⇩
人が入り込める場所ではありませんので 見えることはないと思います(^_-)-☆
浴槽の周りにもお湯が流れ出していました
洗い場は一か所です
洗い場の床は冷たいので シャワー使用時はちょっと寒かったです
ホームページには「キャンドルをうかべて入浴ができます」とありましたが…
ガラスなので 実際は浮かんでいるわけではありません
でも 湯舟からは いい感じに漂っているように見えました(^_-)-☆
ただ 夕食後に入ったら火は消えていて(交換はされていなくて)チェックアウトまでそのままになっていたのが 残念^^;
ひとつふたつ 替えがあるとありがたいですね…
早めに入って写真を撮っておいて良かったです
ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉
無色透明 無臭の 弱アルカリ性のお湯です
泉温50.5度 PH8.4 低張性
三美人の湯だけあって お湯は肌触りがよく気持ちよかったです(*^^*)
こちらのお風呂だけで 充分満足でした!
晩に外に出た時 幻想的な写真が撮れました✨
珍しい古代の夕食は 次回に(^_-)-☆
...続