観光シリーズ最終は 知床のお話です
知床半島は 多様な動植物が息づいていることから 2005年にユネスコの世界自然遺産に登録されました
知床半島の全長は約70km 基部の幅は約25kmと言われます...
すまりんたちは 国後島を望む羅臼から 国道334号線(知床横断道路:冬季は閉鎖)を通って知床半島を横断します🚗
道の駅 知床 らうす
ここで一息
名産の羅臼昆布を購入しました


標高738m 最高地点の知床峠
ここから 知床半島の最高峰 羅臼岳(標高1661m)が一望できます
羅臼岳は知床富士ともよばれる活火山で 日本百名山のうち最も東に位置する山です
峠道を下り 知床半島西岸を代表する拠点 ウトロの少し手前...
「知床自然センター」で国道を右折し 道道93号知床公園線に入ります
眺めの良い快適なドライブ ♪
9kmほどで 知床の代表的な観光地「知床五湖」に着きます
今回の目的地はここではありませんが...
過去に訪れたことがあるのでちょっとだけご紹介します(^_-)-☆
知床五湖はその名の通り五つの湖からなっていて 一湖から五湖までの番号の名前がついています
知床の世界自然遺産認定後の2011年には一湖の湖畔展望台まで往復1.6㎞の高架木道が整備されて 湖に映る知床連山の景色を一望することができるようになりました
この時はすまりんの両親も一緒に...
一湖の湖面に映る知床連山 いちばん右が羅臼岳です
すまりんたちは 世界自然遺産に認定される2年前の 『2003年』にも知床に行ったことがあります!
当時は木道もなく 五湖を巡る遊歩道だけがありました
現在は 一湖から五湖の遊歩道に入るためには有料のレクチャーを受ける等の入場制限がありますが 当時は人も少なく 全く自由でした!!
一湖
すまりんのお気に入りの一枚です
二湖
三湖
四湖
五湖
以上... 大昔の写真でした!
今回すまりんたちは知床五湖には寄らず さらに奥を目指します🚗
ここから先(灰色に塗った部分の道)は無舗装です
約11㎞のダート道を ガタガタとひた走ります
シーズンにはこの道が渋滞することもあるそうで 連休期間などはマイカー規制されてシャトルバスが運行されます
道路わきに20台ほど車をとめるスペースがあります
観光客用に3基の簡易トイレが設置されているほかは 売店も何もありません!
携帯電波も通じません!
知床連山のひとつ 知床硫黄山
この活火山を源流とするカムイワッカ川は 川全体が流れる温泉になっています
河口部分も滝になっていて 直接海に流れ落ちています
この河口の滝は「カムイワッカの滝」といいます
(以前 知床遊覧船から撮影したものです)
カムイワッカはアイヌ語のkamuy(神)とwakka(水)から成り立つ言葉です
カムイワッカという地名は他にもありますが「神様しか飲めない水」つまり 飲用に適さない毒性の強い水のあるところに この地名があてられることが多いようです☝
源泉はpH1.6~1.8の強酸性の硫酸泉で 上流へ行くほど温度も酸性度も高くなりますので 皮膚の弱い人は注意が必要です
2003年に知床を訪れたすまりんたちは カムイワッカ湯の滝にも来ていました
けれど何の準備もしていなかったので 川床ウォークは断念(>_<)
当時は『裸足の方は登らないで下さい』との警告の看板がありました
川で滑ってずぶ濡れになったら悲惨ですし…
今回はこのために 滑り止め付きアクアシューズ(5280円)を持参して 完全武装で挑みました
カムイワッカ湯の滝は下から順に「一ノ滝」から「四ノ滝」まで およそ1㎞にわたる渓流の総称になります
こちらでは 毎年滑落事故が発生しています!
かつてはいちばん上の「四ノ滝」まで遡上できましたが 世界遺産登録後の観光客の激増と 落石で滝つぼが埋まるなど危険性が高まったために2006年から「一ノ滝」より上流への立ち入りが禁止されました
滑らないように慎重に進んで行きます...
運動靴のまま お水に浸かるのは 何となく快感です(笑)
すまりんたちは登場しませんが 滝の動画もご覧ください(^_-)-☆
滝の中で 警備されている方がいらっしゃって 二人の写真を撮って下さいました
もう なかなか来るのは難しいだろうと思っていたので とっても良い思い出になりました(*^^*)♡
以上 すまきとすまりんの道東観光シリーズでした
次回は 飛鳥ちょこっと観光のお話です(^_-)-☆