北海道の形はマンタに似ているという話がありますが…
そしてその中間の口の部分からちょろっと飛び出しているのが野付半島です
すまりんたちは端っこが大好きなので 野付半島の先端 「野付崎」を訪れました
砂嘴とは 沿岸流によって運ばれた砂が堆積したくちばし状の地形を言います☝
【三保の松原】
【大瀬崎】
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ここは北海道の野付半島です
道端にエゾカンゾウが咲き誇っていました(*'▽')
半島の先端に近づくにつれて 立ち枯れて白くなった森が現れました
野付半島ネイチャーセンターに到着です
「野付半島」と「野付湾」は 水鳥の生息地に欠かせない湿地を保護するための"ラムサール条約"に登録されています
ここ ネイチャーセンターでは 野付半島に生息する動植物についての解説展示がされています ※入場無料(^_-)-☆
エゾシカとタンチョウのはく製
センターの裏に 野付半島の石碑がありました
この石碑の向こう側...
野付湾へと伸びた湿原の先にトドワラがあります
かつてトドマツの林だったところが海水で立ち枯れてしまい 荒涼とした湿原に白骨のような枯木が散在する特異な景観をなしています
望遠レンズで撮影してみると 遥か彼方に枯木の林があるような…
トドワラに行くには 木道を歩いて往復1時間ほどかかるので 今回はパスしました
※途中まではトラクターバスでも行けるようです(^_-)-☆
すまりんたちは過去に歩いて行ったことがあります...
ちょっとだけですが アッケシソウ(サンゴ草)が赤く色づいていました...
もう 17年前の秋のことです...
お面の下のすまきも若い (笑)
やはり天気はいまいちでした...
これが17年前のトドワラの風景です...
地盤沈下が進み 今ではさらに変化していることでしょう...
変わっていないのはすまりんくらいです(笑)
話は2021年に戻ります...
今回はトドワラはパスしましたが ネイチャーセンターからさらに進んで 野付半島先端の灯台を目指します🚗
行き止まり地点に駐車場がありました
最果て感満載の景色 (*'▽')
曇天でモノトーンに染まる中 ハマナスのピンクが目に染みます
ハマナスと言えば... すまりんは『知床旅情♫』を思いうかべます
すまりんたちがいるのは知床半島と根室半島の間の「野付半島」です
曇り空に白い灯台が見えています...
5分ほど歩くと 野付埼灯台にたどりつきました
野付埼灯台の高さは12mです
真正面に国後島が見えるはずですが 今日は全く見えません^^;
春から秋にかけて この地方は霧に包まれてどんよりすることが多いようです
おや? 湿原の中に何かいますよ!
🔍 エゾシカです! あちこちにいました!
鹿さんたちもソーシャルディスタンスをとっていますね...
それにしても 立派な角をお持ちです✨
さらに奥の方に動くものを発見!
望遠レンズで見たらタンチョウ(丹頂)でした!
名前の通り頭のてっぺんが赤いですね!「丹」は 赤で「頂」は 頭のことです
大人になったタンチョウは頭の部分が剥げてイボイボの皮膚が露出し 皮下血管が透けて赤く見えるんだそうです!びっくりです👀
ニワトリのトサカみたいなものでしょうかね...
※興味がおありの方は タンチョウ・頭 で検索してみて下さい
グロテスクで閲覧注意ではありますが^^;
野付湾に向かって 広大な干潟が広がっています...
ここは鳥たちの楽園ですね(^_-)-☆
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本日最後はおいしい天丼のお話です(^_-)-☆
野付湾と言えば「北海シマエビ」が有名です
水深が浅く アマモという藻が生い茂る野付湾では「打瀬舟(うたせぶね)」と呼ばれる 白い帆かけ舟でシマエビ漁がおこなわれます
別海町HPより
初夏(6月中旬)と秋(10月中旬)の2週間だけ漁が解禁され 「海のルビー」とよばれる濃厚な旨みのエビを堪能できます
根室振興局HPより
野付半島の付け根の尾岱沼(おだいとう)という町に シマエビの名店があるので そこで お昼をいただくことにしました
実は この「シマエビ」と根室の「花咲ガニ」 そして 知床の「エゾバフンウニ」のすべての旬が重なる時期を狙ってすまりんたちは北海道にやって来たのです(^_-)-☆
営業時間:11:00~20:00
店内にはカウンター席とテーブル席がありました
すまりんはえびほたて天丼 1350円
あさりのお味噌汁が付いています
えびはもちろんシマエビです(^_-)-☆
すまりんが苦手な「えびの頭」はすまきが食べてくれました
すまきはしまえび天丼 1350円
シマエビは甘くてプリップリで とっても美味しかったです(*^^*)♡
「えびほたて天丼 」と 「しまえび天丼 」 共に 6月中旬~10月末頃までの限定メニューです
次回は本土最東端のお話です(^_-)-☆
...続