すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

トロッコで 「黒部パノラマ展望ツアー」へ(後編)

黒部パノラマ展望ツアーに参加したすまりんたち…

ロッコの終点「欅平駅」で 電車を乗り換え

普段は立ち入れない関西電力の工事用トンネルを通って さらに奥へとやってきました (^_-)-☆

 

これまでのお話⤵

 

竪坑エレベーターで一気に200m上がったあと 徒歩でパノラマ展望台へ向かいます

併設の人員用エレベーターの横を通り まずは裏側の竪坑展望台へ…

途中にトイレがあります↘

これより先はトイレはありません

戻って来るまで1時間弱なので心配ならトイレをすませておきましょう

 

外に出ると一気にパノラマが広がりました(*'▽')

正面の雪山は白馬三山のひとつ 白馬鑓ヶ岳(2903m)です

写真撮影をすませたら再び隧道に戻り トンネルの中を歩いて行きます

約250m続く線路道は水に浸かっていました

レールの終点の階段を登ってトンネルの出口へ🐾🐾

高さが不ぞろいの階段で ちょっと歩きにくいので注意です

 

 

ここで重い荷物を置いて パノラマ展望台まで20分ほど山道を登ります

実際の距離は約370m(標高差50m)なので 健脚のかたには楽勝だと思います

欅平から直登してきた道と合流して 尾根筋へと向かいます🐾🐾

黒いフレームは雪崩避けです↑

黒部川第三発電所の電気を送電する鉄塔も見えています

 

途中 お猿さんがいました

 

あの鉄塔の下がパノラマ展望台だそうです

パノラマ展望台のすぐ横に「ここから先は上級者!」の看板が…

噂の"水平歩道"への分岐です!

黒部川左岸の断崖の標高1000m付近を「コ」の字型にくり抜いて作られた道…

道幅は狭く手すりも柵もない 片側は数百mの断崖絶壁という道が13㎞も続きます😱

転落事故がしばしば発生するルートですが「ケガはしない」のだそうです

つまり落ちたら死ぬということです^^;

 

昔は 吊り下げられた丸太の上を歩いていたのですね😱

この道の先の恐ろしさを想像するばかりです^^;

 

15分くらいでみんな揃ってパノラマ展望台に到着🚩

ガイドさんにお願いしたら記念撮影して下さいますが…

お忙しそうでしたので自分たちで撮影^^;

 

尾根ごしに西側に見えるのが毛勝三山(毛勝山・釜谷山・猫又山)だそうで 立山剱岳の北に連なる山です

青空も見えて 美しい景色が拝めました(*^^*)

 

パノラマ展望台の散策を終えて…

先ほど荷物を置いていた場所に下りてきました

 

再びトンネル内に入ります

竪坑エレベーターで降りる前に上部専用鉄道の見学をしました

この欅平上部駅から仙人谷ダムを経て黒部川第四発電所前までトンネルが続いています

約500mにわたるこの区間「高熱隧道」と呼ばれます

前編でも触れましたが 貫通までに多数の犠牲者が出ました

発破のための削岩機の跡が無数に見られます⤵

間近で見ると背筋の伸びる思いです…

 

ところで 皆さん おぼえておいででしょうか…

平成14年 NHK紅白歌合戦中島みゆきさんが「地上の星」を歌ったのは このトンネルの先黒部川第四発電所前駅からの中継でした

厳冬期の深夜 北アルプス山中にセッティングするのは大変だったようです

黒部川第四発電所(くろよん)の建設は戦後ですが これも大変な難工事だったそうで 石原裕次郎さん主演の「黒部の太陽」で その苦難の様子が映画化されました

くろよんから先はインクラインというケーブルカーに乗り換え さらに全長10kmの黒部トンネルを抜けて黒部ダムに至ります

黒部ダムは「立山黒部アルペンルート」のハイライトとして見学することができます(※写真は過去に撮影したものです)

 

欅平上部駅にとまっていたBB形蓄電池機関車

戦前からの骨董品のようなミニチュア機関車ですが 現役です✨

やはり運転は横向き…

こちらは客車↓(蓄電池なのでパンタグラフはありません)

最後尾の貨車は峡谷美人✨ ゴミの運搬用です↓

 

再び竪坑エレベーターで欅平下部駅に下ります

 

ED形電気機関車に乗って…

欅平駅に戻ってきました

 

欅平駅のホームから黒部川第三発電所が見えています

難工事だった「仙人谷ダム」からの水がここに落とされて発電します

屋上のポールは冬季雪下ろしの安全柵だそうです↓

 

欅平駅でしばらく待ち合わせ時間がありました

 

駅前のビジターセンターに行くと「水平歩道」の写真が掲示してありました

たしかに… 落ちたら「怪我」ではすみませんね😓

 

帰りのトロッコまで60分ほどあったので 駅の周りを散策しました🐾🐾

まずは奥鐘橋を渡ってみます

急峻な黒部峡谷に第三発電所がへばりつくように建っているのが見えました

 

送電線が山を越えていきます

いちばん上の鉄塔あたりが さっき行ったパノラマ展望台です↑

山から下りてくる黒いパイプは 仙人谷ダムから引いた水を落とす発電用の水圧管です

 

奥鐘橋を渡った所にある人喰い岩

人喰いというより ビッグウェーブに飲まれる感じですね

 

下に 足湯が見えます

日帰り入浴もあるようです

下りてみることにしました

 

残念ながら足湯は混雑していましたので撮影のみ📷

2.5㎞上流の祖母谷温泉から引いているお湯のようです

温泉分析表

 

さっき歩いて渡った奥鐘橋があんな上に見えています


ロッコの乗車までにまだ時間があったので もう少し散策することに(^_-)-☆

 欅平から黒部川を少し下流に行くと「猿飛峡」があります

あまりゆっくりはしていられないので 行ける所まで行くことにしました💨

日本語"以外"で「落石注意」を促す看板がありました 

せっかくヘルメットを持っていたので かぶった方が安心だったかも…

 

ところどころ真っ暗なトンネルがありますが 近づくとセンサーでライトが点きました

 

熊よけの金属棒!🐻

人通りがないとちょっと怖いです^^; 

 

ここから先は通行止めになっていました

🔍

猿が飛んで向こう岸に渡れるような峡谷なので「猿飛峡」というのだそうです

 

奥鐘山が錦に染まっていました

 

ロッコ出発の10分ほど前 無事に駅に戻ってきました

帰りのトロッコが到着

帰りも 「窓なし自由席」です(笑)

 

帰りの車内でも室井滋さんの観光案内が流れます♪ 

行きには見落としてしまっていた景色もありますし…

観光案内も ちゃんと帰り用になっていて 楽しめました(^_-)-☆

 

 


うなづき湖まで戻ってきました

 

そして ようやく宇奈月温泉の街並みも見えてきました

 

宇奈月駅到着は15時10分

まるまる6時間のツアーでした

普段できない体験だったので あっと言う間に時間が過ぎた感じです(*^^*)

 

 

新たな観光ルートして

黒四ダム~欅平の「黒部宇奈月 キャニオンルート」がまもなく一般開放される予定だそうですよ✨

f:id:aranciarossa:20221030225817j:image

 

次回は

「宇奈月温泉 延楽」のお話です(^_-)-☆

トロッコで「黒部パノラマ展望ツアー」へ(前編)

すまきとすまりんは 富山県黒部峡谷 宇奈月駅にやってきました

時刻は朝の7時45分

これからトロッコ電車に乗って観光に出発予定です(^_-)-☆

紅葉の季節のせいか すでに沢山の人が来ていて駐車場も埋まってきました

 

黒部峡谷鉄道は この宇奈月駅から黒部川の峡谷をさかのぼり 終点 欅平(けやきだいら)までの20kmをトロッコ電車で行く観光路線です

 

駅前にロッコの模型が展示されていました⤵

 

この黒部峡谷鉄道は もともと北アルプス山中にある黒部ダムの建設・管理のために建設された鉄道です

f:id:aranciarossa:20221030073830j:image

今日は終点の「欅平」からさらに先…

普段は立ち入ることのできない関西電力の工事用トンネルエリアを経由して

北アルプスを展望する「パノラマ展望ツアー」に参加します!

 

駅舎の2階に受付がありました

※予めインターネットで申し込みを行い 参加者名簿と同意書を提出しておきます

受付(写真右手↘)で本人確認後 参加証を受け取ります

 

休憩所(展望所)にて…

ロッコに乗車後の寒さ対策のため ゴアテックスを着ています

 

8時17分発の始発便を見送りました

 

すまりんたちのツアーの便は 9時ちょうど発でした

まだ時間があるので外に出て 駅前の電気機関車の展示を見学しました

ミニチュアではありません! 本物です

小さいので 運転席は横向きです

 

良い席をとるために 早いめに改札に並びました(^_-)-☆

どんどん人が増えてきて10分前にはすごい行列になりました!

天気は快晴(*^^*)  …でも 目的地の気温は一桁です!

欅平までは90分近くの乗車…

ロッコ電車にトイレはないので出発前にすませておきましょう

 

乗車する「号車」は指定ですが 「席」は自由です

1号車の一番前に乗ることにしました(^_-)-☆

吹きさらしなので かなり寒かったです

結局 ゴアテックスの上にウルトラライトダウンを重ね着してモコモコになりました

 

定刻通りに出発!

鉄橋(山彦橋)を渡っていきます

※平行して架かっているかつての鉄橋(山彦橋)は整備され遊歩道になっているのでトロッコを近くで見ることもできます

すまりんたちは翌朝 旧山彦橋までトロッコを見に行きました(^_-)-☆

 

車内には富山出身の室井滋さんの声で観光案内が流れます♪ 

 

最初に現れるのが宇奈月ダムダム湖であるうなづき湖

新柳河原発電所は ヨーロッパの古城をイメージしたデザインだそうです✨

前身の旧柳河原発電所が黒部川第一発電所に相当していましたが 宇奈月ダムの建設で水没しました

 

少しオレンジに色づいた山々と うなづき湖のエメラルドグリーンが美しいです

 

ダム建設で川を渡れなくなった猿用🐒の吊橋がかかっています↓

残念ながらお猿さんの姿は見えませんでした

 

このちょっと先に宇奈月温泉の源泉があるのですが 向こう岸を通っているのは7kmにもおよぶ温泉の引き湯パイプです

 

黒薙駅です

こちらが 宇奈月温泉の源泉の 黒薙温泉です

宇奈月温泉のお宿はここからの引き湯です

 

長い客車を引くため 機関車は2両つなぎで重連運転されています

ちなみにこの橋は後曳橋という橋で 下の黒薙川から60mの高さがあり 見下ろすと怖くて後ずさりをするということから この名が付けられたそうです

 

線路の脇に コンクリートのトンネル(冬期歩道)が続いています

12月から4月半ばまでの雪の期間 関西電力の人たちはこのトンネルを歩いて水力発電所の保守管理を行うのだそうです

ロッコだと1時間半のところが 徒歩では6時間もかかるそうです!

大変なお仕事ですね…(>_<)  ありがたいことです

 


出し平ダム

ここから落とした水が 新柳河原発電所の発電に使われます

 

そして こちらが猫又にある黒部川第二発電所です 

昭和11年に完成した発電所で 上流の小屋平ダムの水を引いて発電しています

 

ねずみ返しの岩壁

猫に追われたねずみが登れなかったという伝説のある200mの断崖です

猫もまた登れなかったので 猫又という名前がついたそうです^^;

 

東鐘釣山のトンネルを抜けると この景色✨

錦繍関と呼ばれトロッコ列車からしか見ることができない紅葉の名所です

戦前に訪れた 久邇宮妃殿下が紅葉に彩られたこの光景を見て名付けられたそうです

残念ながらこの時は鮮やかな紅葉は見られませんでした^^;

ちょっとタイミングをはずしてしまったかな…

 

鐘釣駅(※ここまでは過去にも訪れたことがあります)

終点の「欅平」まで行ってしまうと往復にかなりの時間を要するので ツアーなどでは「鐘釣」で折り返される人も多いようです

駅のすぐ横に万年雪展望台があるのですが…

最近は温暖化の影響か 夏になると雪が融けてしまうようです

どちらにしても今回のツアーでは時間がないので寄り道はできません

 

※昔 撮影した写真です⤵

雪はなく… 秋でしたが 紅葉もありませんでした^^;

 

お話 戻りまして…

さらに進むと小屋平ダムが見えてきました

黒部川第二発電所の発電用取水ダムです

 

上り列車(宇奈月方面へ向かう列車)の通過待ち…

こんな朝早くに乗っているのは山に宿泊されていた方たちでしょうか

 

出発してから1時間18分でトロッコ終点の欅平に到着🚩

パノラマ展望ツアーの人は 改札を出ずにホームで集合です

関係者以外立ち入り禁止の関西電力の工事区域に立ち入るためヘルメットを配布されます

※ツアーの時間帯によって色分けされていました

※マイヘルメット(色は自由)もOKなのですまりんたちは持参しました

 

乗客が下りて空になったトロッコ

同じホームに 欅平のさらに奥に行く電車が来るのだそうです

A(アンペア)V(ボルト)を組み合わせてW(ワット)をデザインしたという関西電力のロゴに レールの断面をあしらった 黒部峡谷鉄道のマーク↓

 

線路の幅は 日本に3社4路線しかない特殊狭軌ナローゲージ)です

 

小さな電車が到着しました

車両を牽引するのはED形機関車⤵

宇奈月駅前に展示してあったのと同じ 小さな凸形機関車です

戦前の昭和10年頃から90年近く現役で動いているという"走る文化遺産"です✨

 

出発です!

 

すぐにトンネル(下部専用鉄道)に突入…

欅平より上は すべてトンネル路線です

戦前に掘られたこのトンネルには発破のための削岩機の跡が残っています

数百mほど進んだ所でスイッチバックして後ろ向きに進行…

 竪坑エレベーター前(欅平下部駅)に到着しました

機関車の前で記念撮影📷

 機関車の内部は外から見学できました

小さいので操縦は横向きで行います

 

線路の突き当りには当時の工事で作られた竪坑エレベーターがあります↓

第二次世界大戦が始まる少し前の昭和11年

軍需物資の生産のために電源開発は急を要し 黒部川第三発電所の建設が開始されました

発電用ダムの「仙人谷ダム」は この欅平から6kmほど上流の険しい山中に建設されることになりましたが 勾配が急すぎて鉄道線路を通すことができませんでした

このため 山中を穿ってエレベーターを建設し 一気に200m上まで資材を運び上げるという方法が採用されたのだそうです

 

エレベーターにグループ全員で乗り込みました

コロナ対策のため 立ち位置マークがあります

ガイドさんがスイッチオン!  

上昇開始!

 

200mのエレベーターは 当時日本一でした✨

緊急時 壁から天井に上がれるようになっていてます

  ......

   ......

    ......

 

約2分で 欅平上部駅に到着!

ここから北アルプス山中を貫いて仙人谷ダムまでトンネルが続いています

 

吉村昭「高熱隧道」をご存知でしょうか

それによると この竪坑エレベーターから先のトンネル工事は想像を絶する難工事で 多くの死者が出たということです

温泉地の岩盤切削のため岩盤の表面温度が100℃を優に超える難所が続き (最高166℃にもなったそう…) 工事が行われる構内はサウナのようになり 発破に使うダイナマイトが目の前で自然爆発してしまうなど 凄惨な状況の中での工事だったそうです

250ページほどの内容ですが 完成の間際まで 目を覆いたくなるような恐ろしい記述が続きます…

当時 命の危険を顧みず(いや 顧みなかったことはないでしょうね…)トンネルを貫通させて下さった方々のおかげで 日本は大いに救われたのだと思います

本当にありがたいことです

 

この本を読んだ後に 黒部のダムやトンネルの観光をすると 見方がずいぶんと変わってくると思います

 

 

ツアー参加者は 併設されている人員用のエレベーターの横を通り抜けて 裏側にある竪坑展望台に向かいました🐾🐾

 

後編に続きます(^_-)-☆

内子町の屋根付き橋と美味しいお蕎麦屋さんのお話(愛媛県)

愛媛県内子(うちこ)には 屋根付きの古い橋がいくつか残されています

 

本日は 屋根付き橋のお話と…

山奥でも大人気のお蕎麦屋さんのご紹介です(^_-)-☆

 

①田丸橋愛媛県喜多郡内子町河内)

 

内子町の市街から車で10分ほど谷筋を山の中に入っていった場所にあります

バス停の横に車を置けるスペースがあります

向かいに田丸橋の案内板があるので すぐにわかると思います(^_-)-☆

矢印の所に 橋に向かう道がありました

橋はもう そこに見えていますね(^_-)-☆

ところで

マディソン郡の橋

という映画をご存知でしょうか

屋根付きの橋が出てくる映画なのですが…

田丸橋は 「 日本の "マディソン郡の橋" 」と言われて ちょっとだけ話題になりました

杉皮葺きの屋根は 元々木の腐食を防いで橋の耐久性を保つために設けられたそうです

やがて収穫物の倉庫や地域の集会所としても利用されるようになりました

今も人が通ることができます(*^^*)

ちいさな須磨と一緒に写真を撮りました(*^^*)

 

田丸橋は 当時の農村風景を留めるものとして NHKドラマ「坂の上の雲」のロケ地にもなりました

橋を間近で見るのも良いですが 離れたところから見るのもいい雰囲気ですね✨

 

ーーーーーーー

 

➁弓削池にかかる太鼓橋内子町石畳東)

 ※神社の参道なので名前はありません

 

田丸橋からさらに谷を上流にさかのぼり 細い山道をずんずん登って行きます🚗

山頂近くに 大きな緑色の池が現れました!

神社の駐車場はありませんので 道が少し広くなっている所に車をとめて見学させていただきました

 

道の傍(※上の写真の左手側)に 小さな大師堂がありました

 

池の向こう岸に向かって 趣のある橋がかかっています

この橋の長さは22ⅿで 「弓削神社」の参道になっています

老朽化のため残念ながら通行禁止でした

社殿を囲む弓削池にかかる 屋根付きの太鼓橋

内子町に多く作られた屋根付き橋は この太鼓橋がモデルになって広まったのかもしれませんね…

 

すまき 気をつけてにゃ~🐾

 

横から見ると 橋げたが波打っている箇所があって 確かに危なそうです

修理はなされるのでしょうか…

参道は通れないので 神社には池の縁をめぐって参拝します🐾🐾

 

光の関係かこちら側からはあまり映えませんね^^;

 

弓削神社は小さなお社です

境内には大きな椎木が茂って神聖な雰囲気が漂っていました

主祭神天照大神で他に7神が祀られているそうです

 

神社側から橋を見た風景

のどかな感じが良いです(*^^*)

いつかぜひ修復された橋を通って参拝してみたいものです…

 

「屋根付き橋」は新しいものや色々な形態のものも含めると全国に200以上あるようです

すまりんたちが旅の中で見た風景にも屋根付き橋はいくつかありました

その中からいくつか写真を載せますね(^_-)-☆

 

金刀比羅宮(香川)の鞘橋

f:id:aranciarossa:20210625162157j:plain

 

諏訪大社 下社春宮の下馬橋

※記事はありません

 

東福寺(京都)の通天橋

f:id:aranciarossa:20211229093135j:plain

※以前 湖東三山の記事で 紅葉の関連写真として掲載した写真です

 

和歌山城の御橋廊下⤵

 

屋根付き橋は総じて神社仏閣に多いように思います

けれど すまりんは愛媛県にある素朴な屋根付き橋がいちばん好きです♡

 

一方 世界的に有名な屋根付き橋といえば…

マディソン郡の橋のモデルの ローズマンブリッジアイオワ州)や

ルツェルン(スイス)のカペル橋などがあります

残念ながら ローズマンブリッジには行ったことがありませんが…

カペル橋は実際に見たことがあります

色とりどりのお花が飾られていてとっても美しかったです

 

ーーーーー

 

ここからは おいしいお蕎麦のお話です(^_-)-☆

弓削神社からすぐの場所では そばの花が満開でした

実際には風が強く吹いて 一面のそばの花が激しく揺れていました✨

(動画です↓)

 

このすぐ近くに 知る人ぞ知るお蕎麦屋さんがあるので行ってきました

駐車場もあるので もちろん車で移動しました🚗

 

お店は手前の建物ですが↓ お店の敷地が向こうまで続いています

 駐車場は端まで進んだ所にありました

5台分のスペースがあるようです

開店少し前に到着しましたが すでに車がとまっていました

※駅から遠い山奥にあるため車は必要です

タクシーで来られたかたも…

 

左手に大きなテーブルがあり外で食事ができるようになっていましたが そこではすでに何名かのかたがお食事されていました

そば処 石畳むら内子町石畳)

営業時間:11:00~14:00

※土・日のみ営業されています

※8名以上で予約すれば平日も開けて下さるとのこと

 

カウンターで直接注文をして先に代金を支払ってから席に着きます

f:id:aranciarossa:20221024213138j:image

石畳産の「挽きたて・打ちたて・湯がきたて」のお蕎麦は限定100食だそう!

かきあげも美味しいという評判で お蕎麦と一緒にかきあげも注文しました

 

木のぬくもりいっぱいの店内は テーブル席とカウンター席があります

f:id:aranciarossa:20221024213104j:image

屋外の席をのぞくこちらの店内は20名ほどが食事できるスペースでしたが 写真に写っていない所はお客さんでいっぱいで カウンター席もまもなく埋まりました

お蕎麦が運ばれてきました

すまきもすまりんも 同じものを注文…

実は「盛りそば」と間違えて「かけそば」を注文してしまいました^^;

これはこれでとっても美味しかったのですが…

 

どうしても「盛りそば」が食べたくて すまきは追加注文!

f:id:aranciarossa:20221024213123j:imagef:id:aranciarossa:20221024213056j:image

やっぱり「冷」でいただくほうが蕎麦の歯ごたえも香りも存分に楽しむことができますね(^_-)-☆

すまきのを少し味見させてもらいましたが 絶品でした✨

ただ 盛り蕎麦のたれがちょっと濃かったので…

食べ終わった「かけそば」のお汁につけてみたらものすごく美味しかったです!

すまきは 「次回も両方食べようかな…」と言っています(笑)

 

かき揚げ」
f:id:aranciarossa:20221024213113j:image

シシトウと玉ねぎとサツマイモだったかな…?

サクサクと軽い口あたりで おいしくいただきました

 

店内に飾られていた枝垂桜の写真⤵

丘の上に大きな枝垂桜の木が見えていました⤵


春になったら桜を眺めながらお蕎麦をいただくことができるんですね!

桜の時期は平日も営業されるようです

 

機会があれば 今度は愛媛の両親も一緒に

おいしいお蕎麦を食べに行きたいと思います(*^^*)

 

次回は     
「黒部パノラマ展望ツアー」に行ったお話です!

オーベルジュ内子(大登温泉〜愛媛県)②

夕食の開始時刻は18:00/18:30/19:00から選ぶことができました

 すまりんたちは18:30 からのスタートです

母屋のレストランにて いただきます

客室はすべて離れなので 少し外を歩く必要があります🐾🐾

夜もまた良い雰囲気✨

 

オーベルジュ内子」①からの続きです

 

薪火料理のライブキッチンです✨

f:id:aranciarossa:20221010224447j:image

すまりんたちは厨房横の席に案内されました

f:id:aranciarossa:20221010224302j:image

各テーブルに手指消毒薬がありました

f:id:aranciarossa:20221010225204j:image

 

おしゃれな食卓(*^^*)

ナプキンは和ろうそくの形に折られています♡

 

本物の和ろうそくも置かれていました

和ろうそくは内子町の伝統工芸品です

 

ドリンクメニュー(一部)
f:id:aranciarossa:20221010224954j:imagef:id:aranciarossa:20221010225529j:image
f:id:aranciarossa:20221010224444j:image

 

すまきは 梅錦ビール ピルスナー

 

すまりんは ブラッドオレンジ梅酒ソーダ割り
f:id:aranciarossa:20221010224338j:image

ブラッドオレンジの原産地はイタリアですが

すまりんの故郷 愛媛県でも近年ブラッドオレンジの生産が盛んです!

ちなみにイタリア語ではarancia rossa (赤いオレンジ)と言います

 aranciarossaはすまりんのidですよ(^_-)-☆

 

ソーダ割だし ちびちび飲んだので "おてもやん"にはなりませんでした(^_-)-☆

 

 

ろうそくに火が灯されました

f:id:aranciarossa:20221010225221j:image

 

Menu

f:id:aranciarossa:20221010224915j:image

 

モッツァレラフルーツトマト

添えてある赤い芽はアマランサスです

 

愛媛野菜20種 ハモンベジョータ

紅芯大根・スナップエンドウ・ズッキーニ・ラディッシュ・カリフラワーと生ハム(ハモンベジョータ)がカラフルに盛られています

ベジョータはイベリコ豚の中でも最高級で ドングリを食べて育ちます

f:id:aranciarossa:20221010224922j:image

ハモンベジョータの原木でしょうか↘

f:id:aranciarossa:20221013161802j:image

削っているところは見ていませんが 昼間からここに飾られていました

 

料理長手作りのバーニャカウダ には内子の「ひしお」が使われています

ひしおは味噌・醤油のもととなった日本古来の調味料です

とっても美味しい「バーニャカウダ」は売店で瓶入りで販売されていました

 

自家製 天然酵母を使ったパン3種

カンパーニュ・バゲットグリッシーニ

 

お水も持ってきて下さいました
f:id:aranciarossa:20221010224423j:image

 

次のお料理は燻製です

f:id:aranciarossa:20221010225423j:image

蓋を外すと 良い香りが…(*^^*)

さらに 柑橘のドレッシングをかけて下さいました
f:id:aranciarossa:20221010224537j:image

八幡浜で獲れた縞鯵 ・洋梨 ・自家製のカラスミ
f:id:aranciarossa:20221010224225j:image

白く丸いのが洋梨で 上に飾られているグリーンは セロリの芽です

洋梨の甘味が際立っていて さっぱり美味しい一皿でした

 

すまきは追加の飲み物を注文…

オレンジワイン 

愛媛のオレンジから作られたワインなのかと思ったら…

山形の「月山の兎」というオレンジ色のワインでした✨

「白ブドウ」を使い赤ワインの製法で作るワインなんだそうです

 

すまりんは じゃばらジャンジャー(ノンアルコールカクテル)

f:id:aranciarossa:20221010225344j:image

内子町はじゃばらの生産も盛んなのです

見た目もかわいくて 甘さもすっきり!

じゃばらジャンジャー…お代わりしたいくらい(*^^*)

 

 

イベリコ豚 タン 梶谷農園マイクロリーフ

f:id:aranciarossa:20221010224556j:image

牛タンはたまにいただきますが 豚タンは初めて食べました!

f:id:aranciarossa:20221010224520j:image

自家製のたまねぎドレッシングにレモンの果肉が合わせられていて これまたさっぱりと美味しかったです(*^^*)

このたまねぎドレッシングは 今まで食べた中で最高でした✨

売店で購入可能です(^_-)-☆

 

パンのお代わりをいただきました
f:id:aranciarossa:20221010224546j:image

お代わりの皿にはグリッシーニがなくて ちょっと残念

 

 

内子産 新牛蒡 (冷製スープ)

器が二重になっていてお洒落です✨

牛乳の泡.。o○の上に 小葱とキャビアが散らされていました

イヌリンたっぷり(*^^*)  ヘルシーで美味しかったです

 

 

愛南町で獲れたスジアラ ・ ビスク・ リゾットf:id:aranciarossa:20221010224147j:image

スジアラはクエやハタに似た赤い魚です

香ばしく焼き上げられ 山椒の実がトッピングされていました

下には もち麦を使った スパイシーなリゾットが…

f:id:aranciarossa:20221010225115j:image

鮮やかなペーストは にんじんのビスクです

ビスクは甲殻類がベースにされることが多いですが 野菜のビスクもあるんですね

グリーンの球体は噂の「わさビーズ 」…ツンときましたf:id:aranciarossa:20221010225511j:image
丸い葉っぱはナスタチウム   赤い葉脈の葉っぱはレッドソレル

 

テーブルの上に「はなが牛について」のパンフレットが置かれていました

f:id:aranciarossa:20221010225204j:imagef:id:aranciarossa:20221010225146j:image

熟成40日の「はなが牛」は 本日のメインで登場しました✨

 

はなが牛 交雑種 サーロイン 

パルメザンチーズと和えたマッシュポテトが添えられていました

ソースは赤は「ビーツ」で茶色のは「醤油」です

グリーンの芽は「ひまわり」で 左の黒いのは「トリュフ塩」

この焼き加減!お肉好きの人にはたまらない美味しさなのでしょうね

 

残念ながら赤いお肉が苦手なすまりんは…

 ウェルダンでお願いしていました

f:id:aranciarossa:20221010224409j:image

これなら大丈夫(^_-)-☆
f:id:aranciarossa:20221010225110j:image

ところが ひっくり返すと⤵
f:id:aranciarossa:20221010224246j:image

すまきのと比べると若干ましな気もしましたが…

すまりんには これでも無理でした^^;

すまきが美味しくいただきました

(次回行くとしたら 焦げるくらい(笑)とお願いしないといけないかも…)

 

ろうそくが短くなってきました

f:id:aranciarossa:20221010225035j:image

そして 消えました…
f:id:aranciarossa:20221010224711j:image

もうちょっとでデザートだったんだけど 残念^^;

※すまりんたちの食事が遅かったというわけではなく 同じ時間に食事が始められた他のテーブルのろうそくも消えていました

 

 

内子 ぶどう3種・フランボワーズジェラート 

f:id:aranciarossa:20221010224451j:image

スプマンテを上からかけて下さいます
f:id:aranciarossa:20221010225419j:image

※アルコールが飲めない場合ノンアルコールに換えて下さいます

すまりんは これくらいなら大丈夫です(^_-)-☆

f:id:aranciarossa:20221010225209j:image

ぶどうは内子産の 巨峰・シャインマスカット・クインニーナ

スプマンテとの相性もすばらしく すご~く美味しかったです✨

 

食後の飲み物は コーヒーまたは紅茶を選べますが

カフェオレ・エスプレッソ・ハーブティーといろいろバリエーションがありました

 

すまりんたちはエスプレッソをお願いしました

f:id:aranciarossa:20221010224418j:image

本日の小菓子
f:id:aranciarossa:20221010224532j:image

カシスのゼリーと生チョコ

生チョコも とろけるようで美味しかったです(*^^*)

 

愛媛の食材をふんだんに使ったお洒落で美味しいお料理に大満足のすまりん(*^^*)

 

… と ここで

メッセージプレートが運ばれてきました👀
f:id:aranciarossa:20221010224636j:image

すまきが事前に「デザートのお皿にメッセージを添えていただきたい」とお願いしてくれたのだそうです♡

さっきのブドウのデザートのお皿に何も書かれていなかったので 忘れられてると思ってやきもきしていたようです…^^;

思いがけず花束をいただいて ごきげんのすまりん!

花束はホテルからのサービスでした💛

 

レストランを出る時 スタッフの皆さんが揃ってお見送りをして下さり さらにお祝いのお言葉をかけて下さいました(*^^*)

年はとりたくないけど 誕生日も悪くないなぁとちょっと思いました(笑)

 

夜道が暗いのでランタンを貸してくださいました
f:id:aranciarossa:20221010225028j:image

 

一旦お部屋に戻りましたが…

大浴場が宿泊者専用時間になったので 混まないうちに行くことにしました

f:id:aranciarossa:20221010225306j:image

※大浴場の詳細は前回の記事をご覧ください(^_-)-☆

f:id:aranciarossa:20221010224902j:image

 

夜は雨が激しく降ったので お部屋からテラスに出ることはできませんでした

f:id:aranciarossa:20221010225851j:image

ちょっと肌寒くなってきましたので 薪ストーブをつけることにしました
f:id:aranciarossa:20221010225414j:image

すまき 初体験!
f:id:aranciarossa:20221010225405j:image

うまく点火できました!
f:id:aranciarossa:20221010225017j:image
冬にも訪れたくなります
f:id:aranciarossa:20221010225450j:image

 

いただいた花束と ちいさな須磨

f:id:aranciarossa:20221010224627j:image

誕生日の近い須磨とすまりんはいつも一緒にお祝いをしていましたが 須磨は18歳で お空にいってしまいました…

ちょっと泣けてきました (>_<)

 

お風呂に入ることにします…

~ヒノキ玉・ アヒルさん・ 日本酒~

f:id:aranciarossa:20221010225047j:image

日本酒を入れて アヒルさんを浮かべました
f:id:aranciarossa:20221010225142j:image

 

 

ーーーーーーー

 

翌朝

朝食は 8:00/8:30/9:00から選べました

すまりんたちは8:00スタートです

 

母屋に向かいます

 

夕食と同じ席に案内されました

 

奥にフリードリンクコーナー  手前に卵コーナーがあります

フリードリンクコーナ

f:id:aranciarossa:20221010224958j:image

牛乳・河内晩柑ジュース・じゃばらレモン水

 

すまりんは全種類いただきました(^_-)-☆

f:id:aranciarossa:20221010224928j:image

 

卵コーナー

インカの卵・人生これから卵・米っ娘たまご

愛媛のこだわり卵たちです🥚🥚🥚

 

左はすまきの「インカの卵」 右はすまりんの「米っ娘」

f:id:aranciarossa:20221010224908j:image

 

木箱が運ばれてきました

3段になっています

   ⇩ ⇩ ⇩

基本和朝食ですが 洋食のかたもおられたので事前にお願いすれば変更可能なのかも…

 

焼き明太子・自家製金山寺みそ・フルーツ(ぶどう・梨・りんご)

 

茄子の煮びたし・カブの酢の物・じゃこ天

 

出汁巻き玉子

 

ちょっと洋食風な一皿✨

ドイツのローテンブルクで修行した職人さんが 特産の内子豚でハムやソーセージを作っておられます

 

ローテンブルクは中世の街並みが有名な都市です(※昔 すまきが撮影)

内子町はその姉妹都市なのだそうです

 

焼魚(鯵)

 

土釜の炊き立てご飯

f:id:aranciarossa:20221010225023j:image

ツヤツヤです✨

f:id:aranciarossa:20221010224503j:image


すまりんには懐かしい味の麦みそのお味噌汁…
f:id:aranciarossa:20221010224202j:image

 

シェフこだわりのスパイスカレー✨

はなが牛の牛すじ入りで 卵かけご飯にも合うというカレーです

 

豪華な朝食が揃いました!

卵かけご飯まで たどり着けるかな…

 

まずは白ごはんのままで 少しだけいただきました
f:id:aranciarossa:20221010224459j:image


2杯目は卵かけご飯にします

f:id:aranciarossa:20221010224207j:image

「米っ娘」は黄身も白いのが特徴だそうです

写真だと色が薄い黄色に見えますが もっと白っぽかったです

f:id:aranciarossa:20221010225253j:image

全卵を使用しても白くなるこの卵を使って「白壁の町 内子」をイメージした白壁ロールケーキが作られているそうです

 

すまきはこちらの青白いほう…「インカの卵」

鮮やかな色でお味も濃厚だったようです

二人とも カレーをかけるのを忘れていて^^;

3杯目に カレーライスでいただきました

f:id:aranciarossa:20221010224307j:image

深みがあってとっても美味しくて 満腹!

 

飲み物はお隣のBarでいただきました

f:id:aranciarossa:20221010224428j:image

薪ストーブがあります
f:id:aranciarossa:20221010224857j:image

すまりんは紅茶アールグレイでした) すまきはカフェオレを…

f:id:aranciarossa:20221010224849j:image

宿泊予約サイトの会員特典で チェックアウトは12時でした(※通常11時)

すまりんたちは お部屋でゆったり過ごしましたf:id:aranciarossa:20221010224644j:image

お風呂にヒノキ玉を浮かべてみました
f:id:aranciarossa:20221010224401j:image

温泉にアヒルさんとヒノキ玉…

f:id:aranciarossa:20221010224528j:image
f:id:aranciarossa:20221010224651j:image
かわいいですよね(*^^*)♡

 

次回は 

内子町の屋根付き橋と美味しいお蕎麦屋さんのお話です

 

オーベルジュ内子(大登温泉〜愛媛県)①

今回は愛媛県にある素敵なオーベルジュのご紹介です(*^^*) 

f:id:aranciarossa:20221010215246j:image

オーベルジュ内子愛媛県喜多郡内子町

チェックイン 15:00  チェックアウト11:00

宿泊予約サイトの会員特典✨で すまりんたちは12:00 チェックアウトでした

f:id:aranciarossa:20221010215240j:image

チェックイン可能時刻より15分ほど早く到着しましたが 駐車場に車をとめると スタッフのかたが出迎えて下さり 建物へと案内して下さいました

 

こちらが母屋になります

f:id:aranciarossa:20221010220211j:image

内子町は和紙の生産で有名です

f:id:aranciarossa:20221010220236j:image

 

日帰り入浴も受け入れておられますf:id:aranciarossa:20221010220225j:image

玄関を入って左手
f:id:aranciarossa:20221010220151j:image

真ん中に見えているカウンターがフロントと大浴場への入り口です

 

売店
f:id:aranciarossa:20221010220113j:image

内子の特産品の和ろうそくや和紙 オリジナルの調味料など 気になるものが色々…

 

玄関の右手

こちらで検温と手指の消毒を行いました

BAR

f:id:aranciarossa:20221010220142j:image

右奥に薪ストーブがありました

先客のかたがそちらでチェックインの手続きをされていました

 

レストラン(普段ラウンジとして開放されています)
f:id:aranciarossa:20221010220146j:image

フリードリンクのサービスがありました(15:00~17:00)

f:id:aranciarossa:20221010220341j:image

スパークリングワイン(イタリア ピローヴァノ)

無茶茶園 温州ミカンジュース

ノンアルコールスパークリングシャルドネ種100% オーガニック・ノンアルコール)

f:id:aranciarossa:20221010220355j:image

 

レストラン(ラウンジ)は廊下の反対側にも続いています

f:id:aranciarossa:20221010220221j:image

すまりんたちは奥のテーブルでチェックインの手続きを行いました

先ほどのフリードリンクと一部かぶっていますが ウェルカムドリンクのメニューです
f:id:aranciarossa:20221010220104j:image

すまきはスパークリングワイン

すまりんはノンアルコールの赤ワイン にしました
f:id:aranciarossa:20221010220123j:image

ぶどうジュースを想像していたら… 渋かったです^^;


お口直しの みかんジュース(笑)
f:id:aranciarossa:20221010220346j:image

※お部屋に案内された後 戻ってきてから いただきました

 

宿泊予約サイトの会員特典✨でこの中から好きなものをいただけました

f:id:aranciarossa:20221010220206j:image

「地酒」ならどちらか1本

「シェフ監修オーベルジュ内子オリジナルソース」なら2種

 

すまりんたちはオリジナルソースをいただきました
f:id:aranciarossa:20221010220216j:image

バーニャカウダと玉ねぎドレッシング

売店でも販売されていました

のちほど食事でも出てきましたが どちらもすごく美味しかったです!

ネット販売はありませんがホテルに電話すれば取り寄せも可能(^_-)-☆

 

客室に案内していただきます

一旦 玄関まで戻り 写真右手の扉から小径に出ます

f:id:aranciarossa:20221010220151j:image

ホテルは「龍王公園」の中にあります
f:id:aranciarossa:20221010220118j:image

桜(八重桜です)の季節ならとてもいい散歩道だと思います
f:id:aranciarossa:20221010220157j:image

公衆トイレもあります⤵

f:id:aranciarossa:20221010220603j:image

客室は5室のみ

4棟のヴィラと1棟のスウィートヴィラから成っています

すべてのお部屋に温泉が付いています

 

すまりんの誕生日祝いで すまきがスウィートヴィラを予約してくれていました!

薪ストーブや大きなヒノキ風呂(浴室床暖房付き)があるお部屋で 二人泊だと一泊の宿泊代金がヴィラよりも1万円ほど高いです

すまりんとしては お風呂が開放的なヴィラの雰囲気のほうが好みだったのですが^^; 

すまきには内緒です…

 

※スウィートヴィラのみ子供さんの宿泊もOKですが 食事に関しては 特に子供用メニューというものはなく スパイスを除いたコース料理が提供されるようです

 

 

途中で道が分かれます

この坂道をのぼっていくとヴィラがあります

f:id:aranciarossa:20221010220615j:image

 

そのまま下って行くとスウィートヴィラのテラスが見えてきます

f:id:aranciarossa:20221010220558j:image

入り口は反対側にありますのでもう少し進んでいきます🐾🐾

 

ここからはすまりんたちのプライベートスペースです
f:id:aranciarossa:20221010220543j:image

※ここまでは宿泊者以外のかたも散歩で来られます


f:id:aranciarossa:20221010220551j:image

入り口は左側面にあります

 

f:id:aranciarossa:20221010220718j:image

客室 
f:id:aranciarossa:20221010220743j:image

ルームキーはありません
f:id:aranciarossa:20221010220805j:image

センサー式タッチパネルで自宅電話番号の下4桁に設定されていましたが変更可能
f:id:aranciarossa:20221010220722j:image

 

外出時は黒い部分を手動で開錠する必要があります

f:id:aranciarossa:20221010222812j:image

 

間取り

f:id:aranciarossa:20221010093408j:image

玄関から見て右手が寝室で 左手にリビングがあります

f:id:aranciarossa:20221010220813j:image

外出用の草履⤵

f:id:aranciarossa:20221010220739j:image

室内履きはディスポの柔らかいスリッパでした

f:id:aranciarossa:20221010222237j:image

 

上がって左側へ…
f:id:aranciarossa:20221010220809j:image

 

開放感があり木のぬくもりを感じるリビング
f:id:aranciarossa:20221010220817j:image

まだ寒い時期ではありませんが せっかくなので夜に薪ストーブを使ってみようと思います

f:id:aranciarossa:20221010220749j:image

 

外から見えていたテラス
f:id:aranciarossa:20221010220801j:image

※室内は禁煙ですが テラスはOKです(^_-)-☆

 

ゆったりサイズのソファー✨
f:id:aranciarossa:20221010220756j:image

 

本日のお菓子はフィナンシェマロン

f:id:aranciarossa:20221010221508j:image

しっとりとして栗の風味もつよく美味しかったです♡

 

お部屋にテレビや時計はありません

自然の中で日常を忘れてゆっくりして…ということですね

ついでにネット環境も悪かったです^^;

※テレビは希望すれば貸し出していただけるようです

 

ソファーの両側に棚がありました

f:id:aranciarossa:20221010221338j:imagef:id:aranciarossa:20221010222251j:image

マスクケースにマスクと除菌ティッシュが挟まれていました
f:id:aranciarossa:20221010222255j:image

 

ルームサービスメニュー(一部)f:id:aranciarossa:20221010225010j:image

夕食時のドリンクメニューの方が種類は多かったと思います

(価格は同じだったと思います)

 

カップとグラス

f:id:aranciarossa:20221010221405j:image

 

反対側の棚
f:id:aranciarossa:20221010221512j:image
湯沸かしポットとミネラルウォーター
f:id:aranciarossa:20221010221436j:image

ポットの中にもお水が入っていました

部屋の隅には 加湿機能付き空気清浄機も…

 

下の段にはお茶セット

f:id:aranciarossa:20221010221525j:image

豆から挽くコーヒーセット

ドリップコーヒー・緑茶・ダージリンティーティーバック

割り箸・ワインオープナー・栓抜き・カトラリー

 

後方は浴室ですが 先に左右のカーテンの中を…

f:id:aranciarossa:20221010221500j:image

左側
f:id:aranciarossa:20221010221443j:image

センサーでライトが点きます

上の段に バスローブ・バスタオル・フェイスタオル

f:id:aranciarossa:20221010221322j:image

肌触りのよい今治タオルです(*^^*)

 

パジャマ・浴衣 (浴衣は男性用が大 女性用は中)・足袋
f:id:aranciarossa:20221010221439j:image

浴衣の腰紐もありましたが すまきはいつものように短くすまりんはちょうどよかったので使いませんでした(^_-)-☆

 

湯籠 (布の袋にバスタオルとフェイスタオルが入っていました)
f:id:aranciarossa:20221010221521j:image

一番下には冷蔵庫
f:id:aranciarossa:20221010221356j:image

中のドリンクは無料です(*^^*)

f:id:aranciarossa:20221010221421j:image
じゃばらサイダー・缶ビール(小)・ウーロン茶・ミネラルウォーター

 

右側
f:id:aranciarossa:20221010221315j:image

こちらにもバスタオル・フェイスタオル
f:id:aranciarossa:20221010221307j:image

籠の中は…

f:id:aranciarossa:20221009214127j:image

カメムシバリア・虫コロリ・ムカデブロック・蚊いなくなるスプレー・サラテクトなど虫よけ対策ばっちりです

延長コード ・火バサミ ・スタンドライト も入っていました

 

下の段には毛布

f:id:aranciarossa:20221010221408j:image

セコムの非常ボタンが隅っこに置かれていました

公園内にある客室なので ドアのロックといい 安全性にかなり配慮されていて安心です

 

さて 浴室へ…

f:id:aranciarossa:20221010221529j:image

床暖房があるようです

f:id:aranciarossa:20221010221401j:image

お風呂用:ヒノキ玉とアヒルさんと日本酒
f:id:aranciarossa:20221010221533j:image

シャンプー・コンディショナー・ボディソープ
f:id:aranciarossa:20221010221345j:image

 

シャワールーム

f:id:aranciarossa:20221010221447j:image

f:id:aranciarossa:20221010221417j:image

シャワー横に石けん置き場はありましたが シャンプーを置く場所がなかったです

f:id:aranciarossa:20221010221537j:image

向こう側から持ってきたシャンプーを床に置きましたが ちょっと使いづらかったです

 

浴室内にはエアコンが完備されていました
f:id:aranciarossa:20221010221451j:image
浴槽をはさんで向かい側にお手洗いがあります
f:id:aranciarossa:20221010221349j:image

シャワールームと同様で ちょっと透けそうなガラス戸が半分まであるのみです💧


お手洗いからの目線
f:id:aranciarossa:20221010221432j:image
すまきも「落ち着かない」と言ってました^^;

 

客室風呂(温泉♨️です)

f:id:aranciarossa:20221010221718j:image

最初はカラの状態なので自分でお湯を張ります
30分くらいかかりますが 好きな温度でお湯張りができるのは便利です

 

眺望はありません(上にヴィラがあるので目隠しの木戸が固定されています)

 

リビング側の扉を開けてもあまり眺望はありませんが ゆったりと明るい浴室です

f:id:aranciarossa:20221010222223j:image

大登温泉は 無色透明 無臭アルカリ性のお湯です

 泉温 19.4℃  PH 10.6   低張性

f:id:aranciarossa:20221010222232j:image

※泉質は 温泉成分表には「低張性アルカリ性鉱泉」とのみ書かれてあります

f:id:aranciarossa:20221010222219j:image

諸条件により本来は環境省の定める泉質名はつかないのだと思います…

けれど 強アルカリ性のお湯なのでちょっとトロリとしています

 

寝室は玄関の右手にあります

f:id:aranciarossa:20221010221826j:image

すごく良い雰囲気です(*^^*)
f:id:aranciarossa:20221010221754j:image

カフカのベッドはシモンズ社製✨

f:id:aranciarossa:20221010221702j:image

窓は部分的に開けることができます

f:id:aranciarossa:20221010221838j:image

枕元には雑誌や音楽プレイヤー&CDが置かれていました

f:id:aranciarossa:20221010221814j:image

コンセントも充分ありました
f:id:aranciarossa:20221010221735j:image

後ろ側に椅子があり デスクワークも可能!

f:id:aranciarossa:20221010221722j:image

椅子に座ると障子から見える景色が絵画のように美しかったです

f:id:aranciarossa:20221010221759j:image

背後にはクローゼット洗面台がありました
f:id:aranciarossa:20221010221834j:image

クローゼットはもうちょっと高さが欲しかったです
f:id:aranciarossa:20221010221738j:image

羽織りの前にかけられているのは ヒノキの除菌消臭ミスト

f:id:aranciarossa:20221010094033j:image

その名も「アントキノヒノキ」

内子町の森林で育ったヒノキから香りの成分を抽出して作られたミストだそうです

売店でも販売されていました

洗面台

f:id:aranciarossa:20221010221822j:image

フェイス&ハンドソープとセンサー式のアルコール消毒薬がありました

f:id:aranciarossa:20221010221830j:image

木箱の上には「わく練り石けん はくろう」

f:id:aranciarossa:20221010221726j:image

白蝋(はくろう)は 昔は化粧品にも使われていましたが 希少な上 製造に手間がかかるため だんだん製造されなり 今では国内でもわずかしか生産されていないそうです

f:id:aranciarossa:20221010224825j:image

昔ながらの製法で作られた石鹸は とてもクリーミーな泡立ちでした♡

 

箱の中には 使いきりのアメニティー

f:id:aranciarossa:20221010221707j:image

歯ブラシ・ヘアーブラシ・コットンセット・髭剃り・ヘアバンド・スキンケアセット・ボディータオル

 

ダイソンのドライヤー(アタッチメントも色々ありました)
f:id:aranciarossa:20221010221730j:image

浴衣を着たすまき

このあとぶらぶらと散策に出て フリードリンクをいただいたりして過ごしました

 

続いて大浴場のご紹介も(^_-)-☆

※日帰り入浴があるため昼間は利用せず 夕食の後に行きました

お部屋からタオルを持って行きます

 

母屋のフロント横が大浴場への入り口です

f:id:aranciarossa:20221010222716j:image

オーベルジュ内子の施設は 内子町が建設したもので 運営を民間に委託されています

そのため大浴場は日帰り入浴施設として広く町民にも開放されています

 

日帰り入浴:11:00~20:30

宿泊者専用:21:00~0:00 / 翌6:00~9:00

※木曜が休館日のため 宿泊の場合も基本的には水曜と木曜は宿泊できないようです

 

カウンターでキーバンドを受け取ります

夜間はスタッフさんがおられないこともあるので 自分で勝手に取ります

 

浴室の向かい側にある湯上がり処

f:id:aranciarossa:20221010222722j:image


f:id:aranciarossa:20221010222741j:image

男湯

カウンターにはアルコール消毒薬とハンド&フェイスソープのみ

内湯

地元の青石が使われているそうです

サウナ

水風呂

露天風呂

露天風呂から内湯を見たところ⤵

すまきによれば 湯温は適温だったとのことです

 


女湯 (男湯と左右対称のようです)

こちらも アルコール消毒薬とハンド&フェイスソープのみでした
f:id:aranciarossa:20221010222656j:image
内湯
f:id:aranciarossa:20221010222705j:image
f:id:aranciarossa:20221010222824j:image

湯温はやや熱いめに感じました
f:id:aranciarossa:20221010222733j:image

サウナ

f:id:aranciarossa:20221010222710j:image

水風呂
f:id:aranciarossa:20221010222737j:image

露天風呂
f:id:aranciarossa:20221010222750j:image

こちらも最初やや熱いめに感じましたが夜風が涼しくちょうどいい感じでした
f:id:aranciarossa:20221010222804j:image

内子の街あかりが見えています✨

 

 

時間が前後しますが 夕食は次回に(^_-)-☆

  ...

 

内子町の古い街並み~内子座と和ろうそくのお店もご紹介~

愛媛県内子町(うちこちょう)は 古い街並みが 観光スポットとして整備されています

 ※JR予讃線内子線)を利用なら内子駅で下車

   車の場合は松山市から30分ほどです

 

街並みの入り口にある町営駐車場(料金:1日300円)

 

駐車場を出て まず目に入ってくるのは高昌寺

涅槃(ねはん)仏が有名なようで...

どーんと仏さまが寝ておられました!

 

参道脇にも小さな涅槃像が…

説明板は点字しかありません

目の不自由なかた用の「撫で仏」なのですね!

なるほどと思いました!

 

お寺を出て 50mほど歩くと街並みの入り口です

正式には「内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区」といいます

 

入り口の資料館で マップをいただきました

駐車場から南に歩いて行けば 端から端まで街並みが見学できるようです

 

趣ある旧家が軒を連ねています

平日だったからか 人通りは少ないめでした

うだつを並べた 塗り壁の立派な町屋が続きます…

※「うだつがあがらない」の うだつ です

 

なまこ壁で腰巻した家もあちこちにありました⤵

内子の町は 櫨(はぜ)の木の実からつくられる木蝋(もくろう)の生産で栄え とても裕福だったようです

 

しゃちほこをのせた ひときわ立派な入母屋屋根のお家…

この町の顔役 本芳我(ほんはが)です

芳我一族はろうそくの原料である木蝋作りを生業として栄えたそうです

上芳我・中芳我・下芳我といった分家もそれぞれ大きな屋敷を構えています

 

本家の内部は非公開ですが 門からお庭を拝見することができました

べんがら格子に 凝った(こて)の塗り壁の豪邸です✨

 

土蔵も「蔵」には見えないくらい立派でした👀

 

こちらは分家の上芳我家⤵️

見学時間 : 9:00~16:30
料金:大人500円 / 小・中学生250円
※お得なセット券もありました

(木蠟資料館上芳我邸・商いと暮らし博物館・内子座 共通)
 大人900円 / 小・中学生450円

 

早速 中に入ってみます

 

受付におられたかたが『ハゼの実から蝋をつくる工程』を分かりやすく解説して下さいました

ハゼの実を蒸して搾って得られたものが生蝋(きろう)です

生蝋はそのままでもろうそくの原料になりますが…

不純物を含んで品質が安定せず またウルシ科のハゼは かぶれる成分も含んでいます

そこで灰汁を使って何度も精製して純度を高めたものが白蝋で 化粧品や薬の基材などにも用いられました

 

芳我家は この精製技術に長けていて 明治時代に開催されたシカゴ万博・パリ万博に出品された製品は受賞して高い評価を受けました✨

JAPAN WAXとして輸出された白蝋は口紅などさまざまな用途に使用されたそうです

お座敷(お店)に上がらせていただきます

二階も天井が高く 広い間取りです⤵

一階からの大黒柱が三階(屋根裏部屋)まで伸びていました⇩

 

ふたたび一階に下りて 奥に抜けると中庭があります

さらに奥にも建物と廊下が続いています…

こちらは 昔のお手洗いです⤵ 二か所ありました

 

手洗いの水が風流です✨

でも 冬は寒そうですね^^;

 

お風呂もありました

 

母屋の反対側には広い炊事場

屋内に井戸もありました!

 

台所から裏手に出ると 別棟の収蔵庫があります

中は資料館になっています

昔のご飯を見るのは大好きです(*^^*)♡

これは愛媛名物鯛そうめん!

鯛を煮たおつゆをたっぷり吸ったそうめんが絶品のごちそうです

 

晒し場とよばれる広い庭には ハゼノキが植えられていました

英語では Sumac tree っていうんですね

これがハゼの実です

写真を撮る時 触れないように注意しましたが

このあと 目の周りが痒くなったすまりん…

どこまで敏感肌なのか 精神的なものか^^;

 

晒し場で天日干しされる蝋が盗まれないよう厳重な垣根があります

なので 蝋垣と呼ばれるようです

 

 

続いて立ち寄ったのは

内子町立 町屋資料館(無料)

どなたもおられなかったので さっと見ただけです…

奥にきれいなトイレがありました

 

 

商いと暮らし博物館

前を通ると「いらっしゃい!」と声が聞こえました

人形に声をかけられたようです…

「お薬ありますよ…」とかなんとか おっしゃってました

開館時間:9:00~16:30

料金:大人900円 / 小・中学生450円

※すまりんたちは セット券で入場しました

中にも蠟人形さん…

ご主人が今日の予定を話されています

(センサーで繰り返し音声が流れます♪)

こちらはお嬢さん”あっちゃん”のお膳⤵

白米が山盛りです✨

 

一方 土間に座って食事をしている”とうきちさん”のご飯は…

別のおひつで 中身は玄米でした

白米は高価なので お金持ちのお屋敷でも そうはいかないのでしょうか…

でも ご主人はとうきちさんにやさしく話しかけておられましたよ(^_-)-☆

 

二階へ…

客間にも ご主人がおられ   来客と話をされていました

お嬢さんの女学校のお話をされているようです…

 

内庭に面した廊下を歩いていきます…

 

二階へ…

薬屋らしく 薬瓶が並べられた仕事場で調合されています

こちらはどなたでしょうか… 横に薬研が置いてあります

こういうのを見るとなぜかテンションが上がります(笑)

 

二階も広いです✨

内庭を見下ろすこの部屋は隠居部屋だそうです

 

台所では女中さんが料理をしているようです

 

お風呂場

こちらは石鹸とへちまです

五右衛門風呂ですね⤵

風呂焚きの薪が積まれています

 

奥にトイレがありましたが こちらは本当に使えます

 


JR内子駅の近くまで歩いてきたところに 内子座の看板がありました

道から少し入ったところに 立派な芝居小屋が現れました

内子座は1916年に 大正天皇の即位を祝って創建されたそうです

こちらもセット券で入りました(^_-)-☆

 

まずは二階に上がってみました

向正面席は1列目は座布団席で2列目以降は腰掛になっています

二階正面から見た舞台⤵

 

すまりんは東桟敷に座ってみました(^_-)-☆

こちらも1列目のみが座布団席です

やっぱり正面からの方が見やすいですね…

 

舞台にも自由に上がることができるので皆さん交代で写真撮影しておられました

 

桝席に下りてきました

 

舞台には和傘などの小道具もあります

すまきに「何か一芸をして♡」とお願いしたけど 直立不動

つまらない…

 

すまきから見た景色  ※すまりんは前方席に移動しています

1桝6人です

 

舞台

ちゃんと回り舞台になっています

 

すまきと 奈落に下りてみました

地下迷路のような通路を進むと…

回り舞台の下に出ました

こんなふうに人力で回すそうです⤵

※もちろん 観光客が回すことはできません

 回してるふりをする すまき ↑

 

奈落から舞台へせりあがるための仕掛け(セリ)がありました

花道へ上がるためのセリを特に「すっぽん」というそうです

仕掛けの横にYouTubeQRコード掲示されていて

 そちらで詳しく見て下さいとのことでした⤵


www.youtube.com

 

こちらが花道の上にあるすっぽんの扉です

 

 

最後は和ろうそくのお話です

 

古い街並みの中に 和ろうそくのお店がありました

大森和蠟燭屋

昔ながらの手法でハゼの実から搾った生蝋からろうそくを作っているお店です

こちらが和ろうそく⤵

芯が太いですね!

 

ここにもハゼの実が展示してありました

これを蒸して搾って生蝋をつくります


ろうそくを作る作業を見学できます

※以下2枚の写真はお店のホームページからお借りしました

竹ぐしに 和紙と灯芯草(イグサの髄)を巻きつけ 真綿で止めて灯芯をつくります

   ⇩ ⇩ ⇩

40〜45℃に溶かした生蝋を素手ですくい上げ 灯芯を手のひらの上で転がしながら何度も何度も蝋を重ねてろうそくを作っていきます

熱いしかぶれるし 大変な作業です(>_<)

 

その後 つやを出して仕上げ 芯を整え 長さを切り揃えて完成となります✨

 

以前 撮影した和ろうそくの写真をご覧ください(^_-)-☆
f:id:aranciarossa:20221011120041j:image

1/fのゆらぎが心地よいです(*^^*)

f:id:aranciarossa:20221011120008j:image
f:id:aranciarossa:20221011115958j:image
f:id:aranciarossa:20221011120044j:image

和ろうそくは芯が太くてとても明るいのですが…

その分 芯が炭化して残りやすい特徴があります

炭化した芯を残したままだと 炎が大きくなりすぎてしまいます

f:id:aranciarossa:20221011115930j:image

そのため 時々火ばさみで芯をちぎり 炎の大きさを調節する必要があります

f:id:aranciarossa:20221011120059j:image
f:id:aranciarossa:20221011120023j:image

炎が少し小さくなりました
f:id:aranciarossa:20221011115949j:imagef:id:aranciarossa:20221011120052j:image

最後は…

火ばさみで根元をつまんで炎を消します
f:id:aranciarossa:20221011120036j:image
f:id:aranciarossa:20221011120103j:imagef:id:aranciarossa:20221011120016j:image

大森和蠟燭屋さんのろうそくは無地ですが お土産やさんには絵柄のついたろうそくも販売されていました

今まで何となく見ていた和ろうそくですが 実際に作っておられる所を見学して その貴重さを改めて感じました

この伝統がずっと続いて欲しいなぁと思います

 

次回は内子町にある「オーベルジュ内子」のご紹介です

名水 観音水 と 絶品うなぎ屋「あけまや」さんのお話

本日は 名水「観音水」と おいしいウナギが食べられる名店のご紹介です

 

すまりんたちは愛媛県西予市(せいよし)にやって来ました🚗

西予市は すまりんの故郷の宇和島市から北へ峠を一つ越えたところにあります

このあたりは南予を代表する一級河川肱川(ひじかわ)の上流部になります

川を渡って山道を5分ほどドライブすると無料駐車場があります

名水百選のアピールがすごいです⤵

観音水の源泉は 遊歩道を上った先にありますが 名水を汲みにくる人のために入り口にもホースで水が導かれています

この時には地元の人が数名 ポリタンクで水汲みに来られていました

休日には行列ができることもあるそうです

 

夏限定で観音水流しそうめんが営業されていて すまりんたちも食べたことがあります

ここ最近はコロナ禍により中止になっていましたが 2022年から そうめんは流さず水を張った鉢に入れての提供で営業再開されたようです

昔 どこかのそうめん流しで そうめんと一緒に薬味のネギが流れてきたことがあります^^;  

上流のどなたかのお箸に付いていたネギではと思うと 怖くて箸をつけることができなかった思い出があります(笑)

Withコロナの時代になると伝統スタイルのそうめん流しは難しくなりそうですね^^;

 

遊歩道を歩いて源泉に向かいます🐾🐾

結構な急坂もありますが 舗装されているので歩きやすいです

道の脇には水量豊富な清流✨

モードを変えると⤵

別物です(笑)

見た感じは二枚の写真の中間くらいでした

 

5分くらいで源泉に到着🚩 

滝の向こうには観音様が見えています✨

むかし… 戦国時代…

この地をおさめていた堂山城主の兵頭藤右衛門の家人が京都の清水寺を参拝したところ 満願の日に観世音菩薩のお姿を見たそうです

その話を聞いた藤右衛門が城に観音さまを安置し水のご利益を祈ったところ 山から水が湧きだしたと言われています

観音さまは観音堂に安置されていましたが 明治末期に焼失してしまいました

今は後世につくられた観音さまが見守っておられます

 

こちらが名水観音水の泉源です✨

お水は洞窟の内部から流れ出しています

水量は一日8000トン!

 

持参したプラスチックのコップですくってみました

水温は一年を通して約14度なのだそうです

 

須磨も飲みたいにゃ…

 ♡ ♡ ♡

 

観音水のPHは7.8で弱アルカリ性です

石灰岩の鍾乳洞を通じて出てくるために比較的硬度が高めの水です

おいしいお水を堪能したところで お昼ごはんの時間になりました

 

山を下る途中  肱川の対岸にお目当てのお店が見えていました

こちらが 知る人ぞ知るうなぎの名店✨

あけまや西予市宇和町明間)☎0894-67-0326

 営業時間:11時30分~21時 (電話にて要予約)

大正五年の創業✨メディアで紹介されたこともあります

駐車場は建物の隣に数台分あります

 

※最近 松山市にもお店を出されましたが もしかしたらそちらのほうがメインになっているかもしれません…

 

お部屋は5室

掘りごたつや椅子のお部屋など色んなタイプがあります

 

お店の奥で 観音水の名水を泳ぐうなぎたち…

国産うなぎ だそうです✨

※会計時に許可をいただき 撮影させていただきました

 

すまりんたちはこちらのお座敷に案内されました

呼び鈴もあるので便利ですね(^_-)-☆

西予店のメニューは「うな重」のみ

  うな重 (並)  3000円 

  うな重 (上)  5000円

   ※並と上はうなぎの量の差です

   ※蒲焼のテイクアウトもあります

   ※松山店には釜飯や鰻づくしのコースもあります

 

すまりんの誕生日祝いを兼ねていたので…

 すまきがすまきが奮発して"上"を予約してくれていました✨

すまりんの両親も お相伴(笑)


番茶は「観音水」のお水で育てられ手摘みされたものだそう…

ごはんはうなぎと別におひつで 登場です

 

うなぎは関西焼きで 皮目がカリッと香ばしいのが特徴✨

肝吸いは今引いたばっかりだそうです!

 

大正5年の創業以来 壺で継ぎ足しされたタレが食欲をそそります

 

いただきます!

そのままでも香ばしくて とても美味(*^^*)

ごはんにのせて…美味しくいただきました(*^^*)

お重だとご飯が残ってしまいがちですが ご飯を好きなだけ茶碗によそうことができるので 少食のすまりんも残さず食べることができます(^_-)-☆

 

最後のお楽しみは「うなぎ茶漬け」

テーブルに説明書きがありました

急須の番茶を注いで…

これまた美味しくいただきました♡

 

すまき! ごちそうさまでした(*^^*)(*^^*)(*^^*)

👆『いただきます』の写真ですね^^;

 

次回は

すまきとふたりで巡った内子町の観光のお話です(^_-)-☆