本日のお宿は倉敷美観地区にある老舗旅館です
チェックイン15:00 チェックアウト10:00
※温泉施設ではありません
江戸時代に町家として建てられたものだそうで 伝統的建物の一つとなっています
旅館内にうなぎ屋さん「うなぎ乱亭」を併設されています
美味しいと評判なので 翌日のお昼に…と思っていたのですが 残念ながら予約で埋まっていました^^;
お宿の玄関
入り口にて検温と手指の消毒を行いました
左手の席でチェックインの手続きを行いました
二階建ての建物です
江戸時代の建物ですが 旅館になったのは明治時代だそうです
客室数は6室(※やなぎ・やまぶきは食事処)
すまりんたちのお部屋は一階の「かえで」です
裏側⤵️
客室に案内していただきます
畳敷きの細長い通路を進みます
右手は貸切風呂で 左手に見えるのがすまりんたちのお部屋
なんと坂本龍馬が利用したお部屋なのだそうです!
※特に説明はなかったので確認したところ「そうなのですよ」とのこと
客室 楓 かえで
開錠後 ドアを押して開けます
床との間に隙間があり音や光が漏れてきました
いかにも昔のお部屋!という感じですね✨
正面は主室のドアで右の暖簾をくぐると洗面台とお手洗いがあります
洗面台
ドライヤーは壁掛けタイプと もう一台ありました
フェイス&ハンドソープ
歯ブラシ・ヘアブラシ・コーム・綿棒・シャワーキャップ・髭剃り
スキンケア用品は置かれていませんが 希望すれば持ってきて下さるようです
お手洗い
古いタイプと思っていたら なんとフルオートでした!
洗面台と近いので前を通るたびにドア越しに蓋が開閉していました
窓の鍵も昔懐かしいネジ式です
カウンターの下にエアコンがありました
主室
テーブルの上には お着き菓子
山方永寿堂の「きびだんご」です(*^^*)
テレビの横には加湿機能付き空気清浄機がありました
テレビに黒いカバーが掛かっていますが 翌朝 寝ぼけたすまきが「音しか出ない!」と焦っていました(笑)
龍馬は幕末の人なので この客室がまだ町屋だったころに宿泊したようです
何か龍馬にゆかりの物があるのかなぁと期待していたのですが…
特にそれと分かるものは見当たりませんでした
公式ホームページの客室案内にも『龍馬が利用したお部屋』だと記載されているので 龍馬ファンのかたが訪れることもあるかと思います…
龍馬の写真でも飾ってあれば雰囲気が出るのになぁと思いました
以前 犬養毅が行きつけだったという奥津荘に宿泊したのですが 客室にはなんと直筆の掛け軸がありました!
次の間
ちょっと低いアーチをくぐります…
すまりんはぎりぎりそのまま通れました
160年ほど前 このお部屋で龍馬が手紙を書いたりしていたのでしょうか…
小窓からは中庭が見えました
クローゼットの下に金庫 隣に冷蔵庫がありました
クローゼットの中
浴衣・半纏・足袋・タオル(バスタオル&フェイスタオルが各自1枚ずつ)
浴衣は男性用が「特大」で女性用は「中」でした
浴衣はこの一枚だけで 室内着(パジャマ)はなかったです
冷蔵庫の中のお水は無料でした
チュッピーウォーター
小机の上に お茶セット
湯沸かしポットには予めお水が入っていました
茶筒は 緑茶とほうじ茶(個別パックになっていました)
ドリップコーヒーもありました
歴史を感じる鏡台と 行燈・茶釜✨
行燈と茶釜は展示してあるだけのようです
吉井旅館のお部屋には お風呂はありません
無料で使える貸切風呂が2ヶ所あります
利用時間:15:00~23:30 / 翌6:00~9:30
・温泉ではありません
・スタートは30分おきで1時間利用できます
・到着時に予約できます
(当日と翌朝分同時に予約可能)
・全員予約後 空いていれば追加予約できます
すまりんたちは3回(チェックイン後すぐ・夜・翌朝)利用できました
①檜風呂(お部屋の正面でした)
脱衣所
アメニティーはシャワーキャップのみでした
ドライヤーはありません
タオルはお部屋から持参し 使い終わったら使用済みの籠に入れます
(夕食後に 次のお風呂用のタオルを運んできて下さいます)
内湯のみで 洗い場は3つでした
ヒノキの浴槽は二人でゆったり入れるサイズ(*^^*)
眺望はありませんのでお昼間でも暗いめです
②高野槙風呂(桧風呂の隣にあります)
備品は同じでした
こちらは洗い場は1ヶ所です
坪庭が見えるので開放感がありました
ただし庭の天井はほぼ覆われていて蛍光灯で照らされています
浴槽の大きさは桧風呂と同じか やや広く感じました
夕食前に散歩に行きました🐾🐾
お宿のすぐ近くの阿智神社
小高い丘にあります
まずは米寿坂(88段)を上がります
続いて還暦坂(61段)
すまきが還暦なのではありません(笑)
後ろに 数人下りてくる人がいたので すまきで隠しました(^_-)-☆
厄除坂(33段)
本殿に着きました
展望所から夕陽を見ました
夕日に映える白壁の町✨
観光川舟の風流な景色...
お宿に戻ってきました
すまりんたちの夕食はお部屋食で
17:30/18:00/18:30/19:00から選べました
少し前に電話があり準備に来られます
キャンペーン中でこちらの飲み物が半額でした✨
すまきは半額の倉敷ビール(330㎖)
すまりんは半額の梅酒 グラス夢二(ロック)
なぜか氷がかなり多かったです!
飲もうとしたら鼻に氷がのる感じでした(笑)
ドリンクメニュー(通常料金)
お品書き
【前菜】 ※食前酒は 吉井吟醸(飲み物メニューにもありました)
岡山県はマスカットの有名な産地ですね...✨
【造里】 季節の活魚
お魚の種類についての説明はありませんでした
鯛・サワラと ヒラマサ(?)でしょうか…
お刺身の味は正直 普通でした
【椀物】 蟹真丈
お品書きに表記されている「松茸」の代わりに「舞茸」が入っていました
そこ 大事ですよね(笑)
ほっとするやさしいお味でした(*^^*)
お宿からのサービス✨の ままかりの酢漬け
↓苦手な頭はすまきが外してくれました↓
【焼物】真名鰹丹波焼き
お魚の下には マッシュポテトと松の実が敷かれていました
右側の黒いのは "らっきょのシソ巻き"です
【酢物】
お品書きでは「鱧(はも)と蝦蛄(しゃこ)」のおろし和え
お宿のかたの説明では「蛸(たこ)と蝦蛄」
実際は「鱧と蛸」でした(笑)
ラディッシュ・和布(わかめ)・はすが添えられています
【油物】 牛蒡(ごぼう)磯辺揚げ
他は かぼちゃと青ジソの天ぷらです
美味しかったですが メインがごぼうなのはちょっと寂しい感じもしました
【蒸物】冬瓜万頭 木の子餡かけ
やさしいお味💛
あつあつで とっても美味しかったです(*^^*)
【食事】 じゃこ飯 香の物 赤出汁
ごはんのお代わりは 電話で連絡しますが すまきは面倒だと言ってすまりんの残りを食べて終わりにしました
【水物】 柿ゼリー 梨 ピオーネ
特にこれと印象に残るほどのものはなかったのですが
全体にやさしい味付けのものが多く 美味しかったです✨
ごちそうさまでした(*^^*)
すまりんは少食だから問題ありませんが 健啖家のかただと ちょっと物足りないかな?
食後 夜の散歩に行きました🐾🐾
下駄と提灯を貸して下さいます
提灯は もちろん電池式なので安全です(^_-)-☆
本当はもっと暗かったのですが スマホでは明るく撮影されました
綺麗な月夜でした…
川沿いに柳の木が植えられていて風流です(*^^*)
大原美術館がライトアップされていました✨
ちょっと寒かったので 20分ほど散歩してお宿に戻ってきました
布団を敷いて下さっていました(出かけるときにお部屋に入る旨確認がありました)
枕は大小ありました
大きいほうは柔らかい枕で小さいのはそば枕でした
貸切風呂用のタオルも追加されてました(*^^*)
二回目のお風呂は高野槇風呂
坪庭がライトアップされていて明るかったです(*^^*)
お風呂上りに お茶を飲みながら すまきと一緒に少し読書をしました
すまりんの高校時代の恩師がたまたまこの直前に下さった本!
龍馬が登場するので ちょうどこのお部屋で読むのが良いのではと思って持参しました
龍馬が座ったかもしれない場所で きびだんごを食べながら(笑)
その時代に活躍した故郷の偉人のお話を読みました
すまりんの故郷の宇和島市にもゆかりがあるそうです
眠くなったので お布団に入りましたが
龍馬と同じお部屋で…と思うと目がさえてしまいました
でも いつの間にか朝になっていました^^;
6時にもう一度高野槇風呂に入りました
朝食は食事処にて いただきました
(7:30/8:00/8:30から選択できました)
すまりんたちは7:30スタートですが 連絡があるまでお部屋で待機するように言われていました
5分くらい過ぎて連絡があり お部屋までお迎えに来てくださいました
乱亭にて(※うなぎ屋さんです)
ほんのりうなぎの香りが残っていました
温かい物が運ばれてきてお料理が揃いました
サラダ
別添えのゴマドレッシングをかけて いただきました
温泉玉子
ひじきの煮物
もずく
焼き鮭と明太子
湯豆腐
ご飯はおひつです
おひつがカラになったら お代わりも可能(^_-)-☆
すまきは2杯!
すまりんはちょっとだけ
でもごはんのお供が多かったので お代わりしようか迷いました^^;
お味噌汁はアツアツで美味しかったです
フルーツも甘かったです(*^^*)
チェックアウトはお部屋にて行いました
(訳あって 30分ほど待つことになりましたが^^;)
今回の宿泊では コスパの良さはあまり感じませんでしたが この立地の良さと老舗旅館であることを考えれば こんなものかなぁという気もしました(^_-)-☆
龍馬を近くに感じられたことは よい体験になったと思います(*^^*)
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明日 5月10日は 須磨の命日です
次回は 須磨のお話を書きたいと思います