すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

京都で人気の「鈴虫寺」と お酒の神様「松尾大社」のお話

すがすがしい朝 …

すまりんたちは京都の道をてくてく歩いています🐾🐾

碁盤の目の京都の地図で言うと 左下の外れ…

これから 西山のふもとにある鈴虫寺に参拝します!

昔一度訪れたことがあるので 久しぶりの参拝です(^_-)-☆

 

前を歩いている人は皆さん鈴虫寺に向かわれているようです

 

お寺の入り口に到着

「鈴虫説法」といわれるお坊さんのお説教が人気で 朝から大行列です

 

このお寺は 正式には妙徳山華厳寺というのですが…

常時1万匹近い鈴虫を飼育しているので「鈴虫寺」と呼ばれるのだそうです

本堂まで行列が続いていました👀

鈴虫説法は朝9時から16時までの毎正時に人数制限の上 行われています

すまりんたちは 座卓がずらりと並ぶ広間に ぎりぎり入ることができました

禅宗の教えの一つである「茶礼」に基づいて お茶とお菓子をふるまっていただけますが コロナ感染防止のため できるだけ持ち帰って食べて下さいとのことで 今回はお菓子のみでした

定番の 寿々むしの落雁(白雪糕)

包みは白とピンクがあり 交互にテーブルに並べられていました

※後で二人分合わせて撮影した写真です⤵

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最前方にはガラスケースがいくつも並んでいて その中で1万匹近い鈴虫がリンリンと賑やかに鳴いていました 

~撮影禁止です~

お坊さんの法話は30分ほどでした

桂小枝っぽい喋り方の住職さんのお話は まるで落語を聞いているようで…

でも ちゃんと人生訓が心に残りました(*^^*)

ちなみに住職さんのお名前は紹寿さんというそうです!

 

寿々むしの落雁には秘密がありますが それは法話を聞いた人だけのお楽しみ(^_-)-☆

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※紅白で 味は同じです

 

法話のあと 堂内でこちらの「幸福御守」を購入しました

この御守は後で ふたたび登場します(^_-)-☆

 

まずは お庭をぐるりと散策しました

 

お庭を一周してきたら 次の回の人がもう席に着かれていました

 

"鈴虫説法"と並び もう一つの鈴虫寺人気の秘密が こちらのお地蔵さま!

どんな願いも一つだけ叶えて下さいます(*^^*)

ユニークなのは わらじを履いておられること…

願い事をした人の家まで一軒一軒 願いを叶えに訪ねて来て下さるのだそうです

 

ここで御守の登場です✨


法話の時に詳しく楽しい説明がありましたが

御守の中にお地蔵さまの御姿が収められていて「幸」の場所にお顔があるのだそうです

だからお祈りする時は お地蔵さまのお顔を隠さないように保持します

心の中で自分の住所と名前を告げてから お願い事を唱えなくてはなりません

 

京都でお泊まりするのだけれど 

今晩さっそく家に来て下さったらどうしよう…

予定も伝えておいた方がよかったかな(笑)

 

願いが叶ったら お礼参りに来てくださいとのことでした

 

そういえば すまりんは 昔に何をお願いしたのか もう記憶にありません^^;

なので 今回のお願いが叶ったら お礼参りに来たいと思います(^_-)-☆

 

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鈴虫寺をあとにして

趣のある西山の道を嵐山の方に向かって北に歩きます🐾🐾

 

月読神社の前を通って10分ばかり歩くと立派な鳥居が見えてきました

松尾大社です!

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御祭神は

 大山咋神おおやまぐいのかみ 

 市杵島媛命いちきしまひめのみこと の二柱です
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背後の松尾山の山頂付近に磐座があるそうです

松尾山の神を氏神とした渡来系の秦都理が山のふもとに神社を建てました

 ※秦と言えばkagenogoriさん(id:Kagenogori)が詳しく研究されています!

kagenogori.hatenablog.jp

 

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かつて葛野(かどの)と呼ばれたこの地方を拠点とした秦氏葛野川(今の桂川)に堰を築いて治水を行いました

湿地帯で川の氾濫も多かった京都はこれによって豊かな土地に変わったのだそうです

 

ここから1kmちょっと北の嵐山にある「渡月橋

秦氏の作った「葛野大堰」は この渡月橋から見える小さな堰(ダム)として 今も痕跡を残しています⤵

※以前 桜の季節に訪れた時の写真です

 

酒造技術にすぐれた秦氏にちなんで 松尾大社はお酒の神社としても有名です

 

鳥居を出たところに お酒の資料館もありました

 

良い水のあるところに良い酒ありと言われますが 境内には水が豊富にあります

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亀の口から手水が出ていました

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松尾大社では「亀」と「鯉」が神様のお使いとされています

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望遠で撮影したので見づらいですね^^;

 

境内の裏側には 名水「亀の井」があります

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庭園の拝観は入場料が必要ですが 井戸の見学だけなら無料です

この先の拝観受付で「井戸の見学です」と伝えるとそのまま通して下さいます
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「すぐ近くに滝もあるのでそちらも見て行って下さいね!」とすすめて下さいました

 

まずは井戸の見学を…

 

名水「亀の井」
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このお水を酒に混ぜると腐らないという言い伝えがあり 蔵元さんの信仰を集めているそうです

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こちらも亀からお水が出ていますね
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続いて滝の見学を…

滝は「亀の井」からちょっと上にある鳥居の横にあります

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鳥居の向こうの岩に天狗岩があるそうです

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パネルでは 確かに天狗の顔が浮き上がっていますが…

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木が茂っていたからか よくわかりませんでした^^;

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霊亀の滝
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滝の前には「御滝前」の祠が鎮座していました

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滝の方から「亀の井」を見た風景…
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参拝後 すまきが「樽うらない」にチャレンジしました(^_-)-☆

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樽に向かって矢を射て 矢が樽の"ど真ん中"に当たれば大吉✨

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初穂料は500円で 矢は3本いただけます

樽までの距離は5mくらいでしょうか…

 

今回 すまりんは 見るだけにとどめました

 

だって…

すまりんは 全くセンスがないのです^^;

これ以上恥をさらしたくありませんので (笑)

 

…ということで 「すまき 頑張って!」

※ 誰かが判定してくれるのではなく自己申告です

 

1射目

 下すぎました^^;

 

2射目

  ●●●●●で囲んだ所に矢が見えています(上すぎ^^;)

 

3射目

やった!赤い所に当たりました!

 

「当り」です(^_-)-☆

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こちらの「絵馬のストラップ」をいただきました(*^^*)
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負けず嫌いのすまきですが

最初の2本でよほど自信を無くしたのか(笑)

当りのストラップをもらって とっても嬉しそうでした

 

次回は 秀吉の墓所「豊国廟」のお話です(^_-)-☆