すまりんたちは 石川県の白山市を訪れました
平成の大合併で誕生した白山市は その名のとおり日本百名山の「白山」があることでも有名ですね(^_-)-☆
本日は この三本立てでまいります(^_-)-☆
❶日本金運3大神社✨金劔宮
❷白山信仰の中心的存在✨白山比咩神社
❸美味しいお蕎麦屋さん✨草庵
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❶金劔宮(きんけんぐう)(白山市鶴来日詰町)
崇神天皇3年に創建されたと伝えられる北陸最古の神社✨
かつては劔宮(つるぎのみや)と呼ばれ 鶴来という地名の由来となったそうです
金劔宮は白山七社のひとつで 白山信仰と深いかかわりがあります
金劔宮といえば…
倶利伽羅峠(くりからとうげ)の戦いに勝利した木曽義仲が大勝を奉謝したり
勧進帳でおなじみ奥州への逃避行の際 義経が神楽を奉納したという話も伝えられています
武運の神様でもあるのですね✨
境内の片隅に「義経腰掛石」が残っています⤵
※「義経 (牛若丸)の腰掛石」は 関西にもいくつかあるようです
拝殿前にて写真撮影📸
拝殿の横に 行列ができている小さなお社が…!
乙劔社(おとつるぎしゃ)といい 彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)が祀られています
神話の『海幸山幸』の山幸彦として有名な神様です!
船井総研の創業者 船井幸雄氏に金運の神様として紹介されたり ソフトバンクの孫正義社長がお参りしたという噂が広まって 金運アップのパワースポット✨として有名になったようです
すまりんたちも もちろん並びましたよ(^_-)-☆
こちらは 恵比須社
言うまでもなく商売繁盛の神様ですね✨
恵比須社の前に 天の真名井があります
古くから霊水とされ 干ばつでも長雨でも水位が変わらないそうです
拝殿と金運の神様だけお参りして授与所へ向かったすまりんたち^^;
参拝記念にお守りを買いました!
金運アップしますように…✨
...
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お次は
❷白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)へ
金劔宮から車で2分ほど…
白山の麓にある白山比咩神社は 全国に数千社もある白山神社の総本社です✨
広い駐車場! さすがは加賀一の宮です
すまりんたちは最初 こちらの鳥居から参拝しました
鳥居をくぐって直進すると すぐに神門にたどり着きます
奥に見えているのは 荒御前(あらみさき)神社
たくさんの人が並んでお参りしていました
「三の鳥居」の脇にある樹齢1000年の大ケヤキ✨
樹高30mほどあるようですが 数m盛土をされているそうです
神門をくぐり拝殿へ…
主祭神は
白山比咩大神(菊理媛くくりひめ)
ご本殿には 秋の稲穂がたくさん奉納されていました
おみくじを引いてみました
小吉✨
何事も初めが吉で終わりが凶という運勢…
こわい ^^;
そういえば…
拝殿の天井に「ヨゲンノトリ」が描かれた行灯が取り付けられていたそうですが…
残念なことに見落としていました^^;
後日 kagenogoriさん(id:kagenogori) のブログを拝見して知りました!
※音楽ブログなので 前半は音楽の話題ですが
後半の写真集に夜の拝殿とヨゲンノトリが出てきます
こちらは白山奥宮遥拝所
遥拝所には 大汝峰・御前峰・別山の「白山三山」の形をした大岩が祀られていて ここから白山山頂の奥宮を遥拝します
すまりんたちは 遠い昔に本宮より先に奥宮をお参りしました!
霊峰白山は古くからの信仰の山です
養老元年(717年)に泰澄が登頂開山して以来 多くの人が修行のために登拝するようになりました
修行のための登山道を「禅定道(ぜんじょうどう)」と呼び
白山には加賀・越前・美濃それぞれの国から 三つの禅定道がありました
越前禅定道の拠点「平泉寺白山神社」は以前ご紹介しました
ここ白山比咩神社は 最も長い行程をたどる「加賀禅定道」の拠点でした
白山登山道の観光新道ルートは 延々と続く尾根道で きつかったイメージがありますが 今の登山道よりはるかに長い距離を歩いた昔の人はすごいと思います
ところで
白山は一般に "はくさん" と呼ばれますが…
白山比咩神社は「しらやまひめ…」と呼びます☝
地元のかたからは 親しみを込めて「しらやまさん」と呼ばれたりするそうです
白山比咩神社と白山信仰についてkagenogoriさんが興味深いお話をされています
kagenogoriさんは音楽♪のみならず古代史にも精通されています✨
なんと 泉雄彦というペンネームで書籍も出しておられます👀
Amazonで購入しました
サイン いただきたかったな (*^^*)💛
こんなすごいかたに親しくしていただいて すまりんは光栄です✨
さて…
参拝を終えたあとは駐車場に戻らず 表参道を少し下ってみました
二の鳥居の横から 脇道を下りて🐾🐾
さらに土手道を進んで行きました
県道に出て少し歩くと お地蔵さんが見えてきました
かたがり地蔵です
白山を開いた泰澄の作ともいわれています
近くの舟岡山という場所に摩崖仏として彫られていたものが 明治時代にここに移されたのだそうです
"箸"を奉納して祈願すれば 歯の病気に霊験があるというお話です
コロナ禍になって持ち歩いている"割り箸"でお参りして
それぞれ 奉納しました
割り箸もいくつか納められていました
さらに歩くと 表参道の駐車場に出てきました
最初からこちらに駐車すればよかったのですが
カーナビに従ったら本殿に近い方の駐車場(北参道の駐車場)に着いてしまったのです
こちらが白山比咩神社の一の鳥居です
表参道を歩いて北参道の駐車場に戻ることにします🐾🐾
雨に濡れた参道が いい感じです✨
参道脇から清冽な水が滝となって流れ込んでいます
白山山系からの湧水でしょうか…
参道脇を流れていきます
立派な手水舎
順番が逆になりましたが もう一度ここでお水を使わせていただきました
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最後は美味しいお話 (*^^*)
地元で有名なおそば屋さんがあるというので行ってきました
❸ 蕎麦処 草庵(白山市鶴来日吉町)
金劔宮と白山比咩神社の間にあるお蕎麦屋さんです
営業時間 :11:30~15:00
木曜休(※木曜が祝日の場合 翌日休み)
平日でも開店前から行列ができると聞き 金劔宮参拝の前に 順番をとるため立ち寄りました(^_-)-☆
すぐ横の専用駐車場で お店のかたとすれ違いました
まだ開店まで時間があるので 順番待ちの紙を記入しておいて下さいとのこと
まだ開店の30分以上前なので さすがに人の姿はない…
と思ったら すでに何組か名前が書かれていました^^;
こちらのお店では 仕入れた玄そばを真空低温貯蔵庫で保存し それを毎日石臼で自家挽きされているそうです
そば練り用のお水は井戸水を使われているそうです
聞いただけでも美味しそうです(*^^*)
開店時間に間に合うように戻ってきたところ 20台分もある駐車場は けっこういっぱいになってきていました^^;
道路脇にも多くのお客さんが待機しておられました
すまりんたちは開店と同時に入店できましたが 全員は入りきれず 後から来られたかたは 待合室に誘導されていました
のれんの手前が待合室ですが 混雑していました
趣のある店内
築170年の古民家だそうです✨
コロナ対策なのか 店内はゆったりしたテーブル配置でした
※2〜4人用のテーブルが5つと 奥にお座敷がありました
テーブル席のいくつかは壁を向いています
最初パーティションがありましたが お店のかたがはずして下さいました
お品書き
注文したおそばが運ばれてきました(*^^*)
すまりんは 「つけとろ」1330円
いつも ひとくちめは何もつけずに風味と食感を楽しみます
細打ちのそばですが コシがあります!
ツルっとしたのど越しで さすが美味しかったです(*^^*)
すまきはネット情報からおすすめの「鴨せいろ」1890円
「鴨が苦手でも このそばは別!」と評判なのだそうです
ちなみに すまきは鴨が大好物です(^_-)-☆
熱々の鴨汁の中は やわらかくて香ばしい鴨肉と白ネギが…
おそばとも相性抜群✨
美味しくないわけがありませんね
写真でも美味しさをお伝えしたいのですが
店内の照明の関係で スマホではこれが限界でした^^;
そば湯も下さいました
とろり濃厚で これまた美味しかったです(*^^*)
~番外編~
帰りに お土産物を探して 道の駅「めぐみ白山」に寄りました🚗
いちばんのお目当ては「圓八」のあんころ餅 ✨
これまたkagenogoriさんのおすすめの一品です(^_-)-☆
せっかくだから本店に寄りたかったのですが ちょっと急いでいたので ネットで販売店舗を探したところ…
こちらに置いてあるという情報をゲットしました(^_-)-☆
あんころ餅!見つけました!
あと5つしかありません!あぶないあぶない^^;
大好きな加賀棒茶とともに 無事ゲットしました(*^^*)
「圓八」のあんころ餅は "日本三大あんころ餅"なのだそうです
創業は元文2年(1737年)✨
あんころ餅の由来について書かれた紙が添えられていました
包みを開くと 竹皮の良い香りがふわりとしてきます✨
こしあんがつやっとしてなめらかで 綺麗です
お餅も口どけがよく上品な甘さのあんこと相性抜群でした✨
賞味期限が当日中なので 買いだめすることができないのが残念^^;
そういえば まんまるの「阿ん古路餅」という商品も出されているようですね
次はどっちも食べたいです(*^^*)💛
次回は「吉備路サイクリング」のお話です