すまきとすまりんは岡山県総社市の 鬼ノ城 きのじょう にやってきました!
まずはビジターセンターで鬼ノ城の歴史のお勉強を…
鬼城山ビジターセンター(入館無料)
開館時間 9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日 月曜(月曜が祝日の場合は翌平日)
年末年始(12/29~1/3)




鬼ノ城全体や西門の模型が展示されています…
鬼ノ城は 標高397mの鬼城山きのじょうさんに築かれた古代の山城(神籠石式山城)です!
663年(天智2年)の 白村江の戦いで 日本が 唐と新羅の連合軍に大敗した後...
天智天皇は日本の防衛のために水城や山城を急いで造らせたということが日本書紀に記されています☝
鬼ノ城の築城年は不明ですが 発掘調査によると やはり7世紀後半に築かれたとする説が有力だそうです!
いざ鬼ノ城へ🐾🐾
ちょうど11時のスタートです!
杖の貸し出しもありました
すまりんたちは『自称健脚』なので使用しませんでしたが…
いきなり きつい登り坂からのスタートです!
ただし長く続く急坂ではありませんでした
あとで思えば 歩き出しのこの坂がいちばんきつかったです(^_-)-☆
すまき...
こんな大きな城だと 瀬戸内によくあるような高地性集落がもともとあったのかもしれないね…
すまりん...
空を見る
8月の暑い日でした
城マニアはその後も喋り続け すまりんは適当に相槌でかわす(笑)
5分ほどで展望台に到着…
すまりんの後方に見えているのは西門跡
西門跡に到着しました
すまきは足長に写っているつもりでいますが…
ちょっと高い所から振り下ろして撮影しましたのでむしろ短足です
西門をあとにして再び てくてく🐾🐾
次のポイントは 管理棟跡 (到着時刻11:20)
現在は柱の跡くらいしか残っていません…
ところで鬼ノ城は 桃太郎の鬼退治伝説のモデルとされる
吉備津彦命による温羅退治の伝承地として知られています
伝承によると…
温羅(うら)は異国から飛来して吉備に至り 製鉄技術をもたらしたそうです!
そしてこの鬼ノ城を拠点とし一帯を支配して 西国から都へ送る物資を略奪したりしたそうです!
このため温羅一族を討伐するために吉備津彦命が吉備の国に派遣されました!
桃太郎のお話は
桃太郎=吉備津彦命
鬼=温羅一族
として童話化したものだといいます…
...ということは この鬼ノ城が鬼ヶ島と言う事ですね(^_-)-☆
こういうお話は kagenogoriさんが専門であられまして…
もっと深くお知りになりたい方はこちらをどうぞ!
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音楽と歴史をこよなく愛し 両者共に驚くほど精通していらっしゃるkagenogoriさんの"歴史のほうの"ブログ (メインの音楽ブログ🎶も素敵です)
1年前の記事を掲載させていただきました!
このブログはもちろん現在進行中で 同じく日本の歴史に精通していらっしゃるぴーちゃんさん(id:gracedusoleil2525) が愛読されています(^_-)-☆
すまりんもありがたくお勉強させていただいてますが すまりんには"ちいと"難しいです(≧▽≦)💧
鍛冶工房跡
先ほど書きましたが吉備の国は温羅の影響で製鉄技術が発達していました…
鬼ノ城東山麓の鬼ノ城ゴルフクラブの調整池(⇓写真の〇)の底に日本最古の製鉄遺跡のひとつと言われる「千引カナクロ谷製鉄遺跡」があるほか 多数の製鉄遺跡が発掘されています
城から見下ろすと無数の製鉄炉から鉄を溶かす煙がもくもくと立ち昇る景色が目に浮かんでくるようです…(←勉強後の感想)
東門跡 11:35
ふたたび見晴らしの良い場所に出ました!
南門跡
正午に西門跡に戻ってきました
普通に歩いて1時間くらいのコースです…
過ごしやすい季節だと運動にもよさそうですね(^_-)-☆
ちなみに すまりんの故郷の宇和島(たまに間違えられますが 島ではありません!)にも鬼ヶ城山(標高1151m )という山があるんですよ(^_-)-☆
でも こちらは桃太郎とは関係なさそうです…!
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こちらは翌日に訪れた 岩井滝(岡山県苫田郡鏡野町)
岡山県の北部にある 別名 “裏見の滝”
駐車場(無料)に車をとめて 山道を10分位上がったところにあります…
ここから滝までの距離は400mです!
名水 「岩井」
滝の100m手前には日本名水百選に選定された「名水岩井」が湧き出ています!
この水を21日間飲み続けたところ念願の子供を授かったという伝説があり「子宝の水」と呼ばれています☝
岩井滝に到着しました🚩
滝の 高さは約10m 幅は6mです
滝裏の岩窟には不動明王が祀ってあります
冬には滝が凍り“氷瀑”が現れるそうですが…
冬季(12月下旬~4月上旬)は積雪のため行くことができないようです
滝を内側から眺めることもできます(^_-)-☆
しばし涼しい空気に触れることができてリフレッシュしました✨
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最後に訪れたのは 鳥取砂丘
✨一面に広がる砂の世界✨
本当は広大な砂丘の写真を撮影したかったのですがあまりの暑さにすまりんたちは砂丘入場をあきらめました(>_<)
これは見晴らし台から背伸びして眺めた砂丘の一部です
コロナ感染拡大予防のため現在の入館時間は以下の通りです(2020年7月~)
開館時間:午前9時〜午後4時 (最終入場は午後3時30分)
※土曜日は午前9時〜午後6時 (最終入場は午後5時30分)
入場料: 大人600円 小・中・高校生300円
世界初の「砂」を素材にした彫刻作品を展示する美術館で…
テーマは 砂で世界旅行
館内に入るといきなりどーんと大きな砂の彫刻がお出迎え👀
ぐるっと周りを眺めます…
裏側はこうなっていました⤵
プラハの天文時計と骸骨教会 セドレツ納骨堂
他にも迫力のある素晴らしい彫刻がたくさん!
ゴーレム伝説はプラハの旧ユダヤ人街に伝わるお話がもとになっているそうです!
細かいところまで精密に作られています!
✨今回の展示の中で最大の砂の彫刻✨
プラハ城/カレル橋とヴルタヴァ川
プラハ城は神聖ローマ帝国の首都として栄えたプラハのシンボルです☝
ヴルタヴァ川はドイツ語のモルダウ川の呼び方の方が有名ですね(^_-)-☆
川に架かるいくつもの美しいアーチ橋 ⇘
神聖ローマ皇帝ルドルフ2世
ルドルフ2世が見ているのは自分の肖像画…!
この絵 美術の教科書に出てきませんでしたか??
ルドルフ2世が果物や野菜で描かれていますね…!
二階から全体を見たところ⤵
19個の作品に過去最大3000トンの砂が使われているそうです👀
いつまで見ていても飽きない素晴らしいものでした(*^^*)
今回の旅のお話は以上です
次回は兵庫県の星が見える(かもしれない)宿泊施設のお話です(^_-)-☆