本日は 十六島岩のり のお話です(^_-)-☆
島根半島の北西部に突き出た岬に位置する十六島
難訓地名として有名なこの場所は「うっぷるい」と読みます☝
~不思議な「うっぷるい」の語源について~
アイヌ語説や古代朝鮮語説などもあるようですが根拠は薄いようです
一方 出雲大社の神である大国主命が出雲の国造りをするときに 海のかなたから少彦名(すくなびこな)という小人の神様がやってきて協力する話があるのですが 少彦名がこの地で剥ぎ取った岩海苔を海水に何度も打ち振るって大社に持参したことから「打ち振り」がなまったとも言われています…
出雲風土記には於豆振(おずふれ/おつふり)と記されていて
岬の尖端の岩場は古来から大社に献上する海苔の産地でした
十六島海苔は最も歴史が古い海苔で 天然岩海苔の最高峰なのだそうです✨
これはパンフレットの写真です⤵
厳冬の12月~2月の間に 荒れる日本海の冷たい波の合間をぬって「島子シマゴ」と呼ばれる人達が一枚一枚 手で海苔を摘み取っておられます
出雲市の 十六島岩のり直売所
海産物まつむらさんの岩のり工房SHOP
店内には十六島の岩海苔の他にも海産物の加工品が色々売られていました
十六島海苔は 冷蔵コーナーにありました⤵
こちらにも 島子さんの記事が…
たしかに 命がけの作業ですよね…
感謝しつつ ありがたくいただかないといけません
今回は十六島海苔限定で 以下の3つを購入しました
左から あら福 800円・紫菜 1200円・岩のり焙り 1000円
真ん中の「十六島紫菜」は10g入りです
20g・30gのもありましたが けっこうなお値段なので 一番小さいのを購入しました
商品と一緒にいただいたパンフレット
商品紹介
レシピもありました!
十六島岩のり 焙り(10g入り)
裏におすすめの食べ方が書いてありますが おにぎりで食べるのが美味しそう♡
…ということで さっそくおにぎりにしてみました
『一口サイズがおすすめ!』と書かれているのに気づかず ちょっと大きめのを作ってしまいました^^;
海苔は薄い昆布みたいに硬さがあり 温かいご飯にくっつけようとしてもパリパリ割れて 綺麗に巻くことはできませんでした^^;
でも 磯の風味と歯ごたえがすごく 味も濃くて...
普段食べているおにぎりとは別物の高級おにぎりに仕上がっていました(*^^*)
さすがです✨
十六島紫菜(10g)
こちらはお汁に入れる用の海苔です(^_-)-☆
レシピにも載っていた出雲風お雑煮がおすすめのようです
ちなみに
こちらのあら福はお餅と海苔が入っていて手軽にお雑煮ができるセットです
食べ方に書いてあるように お餅を茹でるか電子レンジでやわらかくするのですが...
電子レンジを使ったらうっかり加熱しすぎて
お餅が二つともくっついてアメーバみたいになってしまいました😱
なので 写真はありません^^;
お餅は残念なことでしたが お汁は磯の風味がすごく良くて 本当に美味しかったです
十六島紫菜は 繊維に沿って縦方向に切ると手で綺麗に切れました(^_-)-☆
後日 松茸麩を入れてお吸い物にした時の写真です
これがお餅なら出雲風のお雑煮と同じです(^_-)-☆
わが家のスーパーシェフ?の すまきがイタリア風にしてくれました
牡蠣と十六島海苔のパスタ✨
海の幸同士 相性ももちろん良くて こちらも美味しかったです
十六島海苔は 磯の香りがとても強くて コシのある食感が特徴!
とっても扱いやすいので お料理にも重宝します(*^^*)
通販も可能です (^_-)-☆
次回は