すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道 ②

夕方… 

曇っていて 残念ながら綺麗な夕焼けを見ることはできませんでした

「ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道①」からの続きです

 

夕食会場は3つあります(全て外来利用も可能)

  メインダイニング「Erretegia(エレテギア)

  鮨  双忘(sobo)

  瀬戸内  双忘(setouchi sobo)

 

 

今回 すまりんたちは 特別料金プランで宿泊したのですが

「夕食は 瀬戸内 双忘にて 料理長おまかせ日本料理」ということでした

時間は17:30/18:00/18:30/19:00 / 20:00 から選択できましたが

予約の時点であらかじめ決めておきました

 

すまりんたちは18:00スタートです

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いちばん奥が厨房… ライブキッチンになっています

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すまりんたちは 厨房に近いこちらの席に案内されました

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最初に 食材の紹介をして下さいます

大きな鯛や 脂がのった秋アジ

冬瓜や青ナス…

手前の座布団みたいなのはアワビ茸です✨

 

 

お品書き

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素材が書かれていますが 具体的な料理名は書かれていません…

こういうのもワクワクして楽しいですね(*^^*)

 

冬瓜汁

乾杯のドリンクの前に飲んで下さいということで すぐに出てきました

とろみがあって ほっとするお味…

胃にも優しいお吸いものです(*^^*)

 

 

ドリンクメニュー

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すまりんはシャンピン烏龍茶(台湾のウーロン茶)

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すまきは 日本酒ペアリング 3種

 1杯目:龍勢 涼風生生 山田錦

広島サミットの乾杯で使用されたお酒だそうです

すぅっと入る感じで すごく飲みやすい …という すまきの感想です

 

揚げたての「ひろうす」でした

器は 鳴門海峡うずしお🌀をイメージした徳島の"鳴門焼き"です

「ひろうす」は 「飛龍頭(ひりゅうず)」や「がんもどき」とも呼ばれますね

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ニラ・地エビ・豆腐をベースにして揚げたもので 表面がカリッとして香ばしかったです

お品書きが なぜ 「萩」なのかはちょっと分かりませんでした^^;

 

 

無花果

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無花果(いちじく)の昆布蒸し」でした

地元 尾道のイチジク「蓬莱柿(ほうらいし)」が使われています

この辺りはイチジクの生産が盛んで「蓬莱柿」の出荷量は県内トップ!

全国でも2位なのだそうです✨

料理長特製の胡麻味噌がかけられていましたが ジューシーでやさしい甘さのイチジクとよく合っていました(*^^*)

 

地鯵

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「地鯵のたたき」でした

今が旬の鯵に 大葉・茗荷・食用菊が添えられています

出汁醤油をつけながらいただきました

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脂がのっていて美味しかったです(*^^*)

 

すまきの2杯目:秋櫻(コスモス)

"富久長"の醸造元である 今田酒造本店が手掛ける純米酒

杜氏(とうじ) 兼 社長の 今田美穂は 女性杜氏の先駆者!

2020年 英国のBBC英国放送協会)にて「世界に影響を与えた100人の女性」に日本人として唯一選出されたそうです✨

これからも 頑張っていただきたいですね(*^^*)

 

… で すまきの感想を 聞き損ねました^^;

(いつものごとく 参考になるような答えは返ってこないでしょうけど…

 

穴子

穴子のお刺身」でした

穴子の刺身は なかなかお目にかかることはありませんよね…

すまりんたちも 今回が二回目です

見た目の通り わりとさっぱりしたお味でした✨

 

※初めて穴子のお刺身を食べたのは 対馬の食堂です

www.aranciarossa.work

 

 

(はも)
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「鱧の揚げ出し」でした

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青ナス・舞茸・ごぼうが入っていて 菊の花びらがトッピングされています

味付けも濃すぎず 美味しかったです(*^^*)

 

 

ちい烏賊(いか)

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「ちい烏賊の溶岩焼き」でした

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片面を10秒ずつ焼きます

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ジューっと音がして イカの香ばしい匂いが広がりました✨

でも…

すまりんは 見た目が苦手なので すまきが分解してくれました

  ⇩ ⇩ ⇩

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これなら 大丈夫(^_-)-☆ おいしくいただきました

 

 

すまきの3杯目:寳剱(ほうけん)

広島の宝剣酒造が手掛ける純米酒

超辛口ということですが すまきはこれがいちばん好みだったようです

感想は 以上^^;(笑)

 

神石牛

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秋の収穫を祝う福山の郷土料理で「うずみ」というものだそうです

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江戸時代… 華美な生活を戒める倹約令が発せられたため ご飯の下に具を埋めて質素に見せかけていたそうです

今回のお料理では ご飯の代わりがレンコンのすりおろしになっていて すき焼き風のお肉(神戸牛)が隠れていました

今回 最初に「すまりんは赤いお肉が苦手」であることを伝えておいたため すまりんの分は しっかり火を通して下さっています

 

 

すまりんは 瀬戸内蜜柑ジュースを注文しました

"せとか"と"いよかん"のブレンドだそうです🍊🍊
出して下さる時に「宇和島のみかんジュースです!」とおっしゃられたので嬉しくなって「私は宇和島市の出身なのですよ」とお話ししたら ちょっと話がはずみました(*^^*)

 

このあと ボトルも持ってきて見せて下さいました!

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松山市の興居島のみかんでしたが^^; 宇和島市の愛工房で製造されていました!

みかんの濃厚な甘さと ほどよい酸味がマッチした美味しいジュースでした

 

そういえば…

ウェルカムドリンクでいただいたブレンドジュースと同じ物かもしれません

 

 

「鮑」と「アワビタケ」の食べ比べ でした👀

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「アワビタケ」はアワビにそっくりの食感なことから名付けられたキノコだそうです

たしかに コリコリッとした歯ごたえはありましたが…

本物のアワビと同時に食べると やはり違いました^^;

でも アワビタケだけだと わからないかも!?

 

なんちゃってレシピといえば…

メディアでも紹介されるので ご存知のかたもおられると思いますが

すまりん家では 毎年 松茸シーズンになると「エリンギ」と「松茸のお吸い物の粉末」で "なんちゃって松茸ご飯"を炊いたりします(^_-)-☆

超安くて超簡単なのに すまきにも好評です✨

気になるかたは 永谷園のお吸い物のレシピを検索してみて下さい(^_-)-☆

 

 

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メイン料理は「鯛の塩釜」でした✨

自分たちで とんかちでトントンします(*^^*) 

スタッフさんが動画撮影して下さいましたが ここでは写真だけ掲載させていただきます

強くしすぎると身が崩れるので あまり強く叩いてはいけません

  ⇩ ⇩ ⇩

無事 きれいな鯛が出てきました✨

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一旦 下げられ

 身を取り分けてから再び持ってきて下さいました

※塩釜のカケラは 飾りなので 食べないように…

 

 

光信米

「光信米(みつのぶまい)広島県東部の神石高原町 光信地区で作られるコシヒカリ

平成30年には皇室へ献上されたそうです✨

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土釜で 美味しそうに炊きあがっていました✨

 

赤出汁とともに美味しくいただきました(*^^*)

ツヤツヤしていて ほんのり甘味のある美味しいお米💛

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お代わりの時も スタッフさんがよそって下さいました



甘味

アイスクリームとフルーツ(シャインマスカット)です

 

バニラアイスの上に梨のコンポートが添えられていました

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梨の栽培が盛んな世羅町の梨 (豊水) が使われています

 

ボリュームも充分で 地元の食材を堪能できました

おいしく楽しいお料理 ごちそうさまでした(*^^*)

 

 

夕涼みに デッキに出てみました

 

ボックスの中央からは 炎が上がっていました✨

チェアで自由にくつろぐことができます(^_-)-☆

 

このあと お夜食のサービスもありました(*^^*)

ロビーにて尾道ラーメン🍜をいただけます

※提供時間:21:00〜22:30 

 

すごく本格的で ボリュームもあって びっくりしました👀

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背脂たっぷりで チャーシュー・メンマも入っています

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濃い味かと思ったら… わりとあっさりですごく美味しかったです✨

尾道市街の名店に負けないくらいのお味✨

 

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翌朝

港にはまだ 動く豪華ホテル guntû が停泊していました

 

朝食は チェックイン時に「和食」か「洋食」かを選べましたので「洋食」にしました

※すまりんたちは今回 宿泊予約サイトから特別料金プランで予約していましたので スタンダードのプランとは異なっているのかもしれません

 

開始時刻は7:00/7:30/8:30/9:00から選択できたので 7:00スタートでお願いしました

 

和食なら 夕食をいただいた「瀬戸内  双忘」でいただくことになるのでしょうか

すまりんたちは 「メインダイニング Erretegia(エレテギア)に向かいます

 

離れのレストランになりますので ロビーからいったん外に出ます

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ロビーでは無料のドリンクサービスがありました

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氷・オレンジジュース・水出しアイスコーヒー・アップルジュースf:id:aranciarossa:20230926110040j:image

残念ながら このあと朝食を食べ (飲み) 過ぎて おなかに余裕がなく 利用しませんでしたけど(笑)

 

青空と水盤✨ とっても良い雰囲気です(*^^*)

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メインダイニング Erretegiaは デッキのもっと向こうにあります

 

さらに進んで行きます🐾🐾

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長い通路ですf:id:aranciarossa:20230926110229j:image

 

外から見るとこうなっています⤵

 

到着!

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食事は 室内でも プールサイドでもということでした

天気も良いので リゾートっぽくプールサイドのテーブルでいただくことにしました(^_-)-☆

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いい感じですよねー(*^^*)

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茂みの向こうにユニークなチャペル💒が見えています

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こんなところで挙式なんて…とっても素敵ですね✨

ホテルのあちこちのスポットで 素敵な写真がいっぱい撮れそうです!

 

瀬戸内レモン🍋✨

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ハーフビュッフェのスタイルで 固定メニューもありました

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※一部は 選択メニューです

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すまきは「広島サーモンのバジルタルタルソース」

すまりんはムール貝のパエリア」をチョイス(^_-)-☆

 

室内のビュッフェコーナーで パン・サラダ類や ジュースを取ります

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サラダのドレッシングも豊富✨

アゴ出汁・みかん・すだちヨーグルト・ごま・オニオン…f:id:aranciarossa:20230926105235j:image

 

パンもいろいろ…

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クロワッサンも バリエーションがありました✨

 玉子サラダ ・ ツナ&クリームチーズ ・ ソフトサラミ&チェダーチーズ

 

こちらは シャンピニオン

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かわいいキノコ型です🍄

 

向島はちみつ・グラナパダーノ・みかんジャム・レモンジャム

パンのお供もいろいろ気になりました…

 

シリアル&フルーツ

 

スイーツ

フィナンシェ・シュークリーム・コーヒーゼリー・プリン

ドリンクコーナーにはシャンパンもありました✨

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ソフトドリンクも充実✨f:id:aranciarossa:20230926105142j:image

ゆずレモンシトラスジュース・トマト・牛乳・ロースト緑茶・アイスコーヒー・アイスティー・水

温州みかんジュース・不知火(しらぬい)ジュース

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手前は シロップとミルクです

 

たくさん取ってきました

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オーダーのお料理も運ばれてきて 朝食が揃いました

すまきのチョイス⤵

選びきれず 本能のまま たくさんのパンをとってきましたが…

せっかく取ってきた「バター」をつけるパンが ありません^^;

 

神勝寺卵のオムレツかぼちゃのスープ

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広島サーモンのバジルタルタルソース(選択メニュー)

 

結局 デザートついでに シャンピニオンをお代わりしてバターを消費していました(笑)

デザートは プチシュークリームとプチフィナンシェです



すまりん⤵

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いつものごとく 飲み物がいろいろ(笑)

あとは サラダとデザートです(笑)

 

オムレツ&かぼちゃスープ

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ムール貝のパエリア(選択メニュー)

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アツアツのパエリアは 貝の旨みが効いてとっても美味しかったです

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食後にコーヒーをいただきました

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昨日とは打って変わって 素晴らしい天気になりました(*^^*)

青空がプールの青と一体化してとても綺麗でした✨

※プールの利用は無料ですが 営業は夏のみです

 

本館のデッキも 青空に映えていました✨

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幻想的な写真が撮れました(^_-)-☆

 

チェックアウトは正午なので 大浴場に行って岩盤浴をしたりして ゆっくり過ごせました(*^^*)

とても快適な滞在でした

 

 

次回は鞆の浦観光のお話です(^_-)-☆

ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道(広島県) ①

今回ご紹介するのは 尾道にある素敵なリゾートホテル✨

港を見下ろす丘の上にあるので 案内に沿って坂道を上がって行きます🚗

上の写真の右奥に造船所のクレーンが見えていますが このホテルは もともと世界第9位(2022年 国交省データより)の造船メーカー「常石造船」の迎賓施設でした

現在もツネイシホールディングス傘下にあって 幾度かの大規模リニューアルや増設がなされています

 

ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道広島県尾道市

チェックイン15:00 チェックアウト12:00

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※以前は温泉施設でしたが 現在は温泉施設ではありません

 

広い駐車場に車をとめたら 自分たちでホテル玄関に向かいます

 

左は待合室で 右手前がフロントです

フロントで名前を告げると 正面奥のラウンジ(ザ・ロビー)に案内して下さいました

 

待合室

 

ブティック(営業時間:7:00~22:00)

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ホテルオリジナルの商品や瀬戸内の名産を使った加工品などが並んでいました

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系列ホテル guntû の模型

海を動く超豪華ホテル🚢✨

さすが造船会社系列のリゾートです!

ここに来る途中 港に停泊している"実物"を見かけました

利用料金は 2泊3日 (食事込み) で 「一室100万円ほど」です👀

残念ながら すまりんたちは 一生利用することはないと思います^^;

 

 

ザ・ロビー(営業時間:7:00-23:00) 

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こちらは有料ドリンク⤵
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すまりんたちは通路を挟んで反対側に案内されました

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ウェルカムドリンクは二種類のみかんをブレンドしたジュース🍊

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甘くて濃厚でした(*^^*)

 

ザ・デッキ(夜は23時まで 翌朝は7時から開放されます)

「ベラビスタ」といえば この景色です(^_-)-☆

デッキの中央に 海につながる水盤✨

 

左右には ボックス席や一人用のチェアもあります

夜にはボックスの中央から炎が上がります✨

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館内着で寛ぐすまき   ※後で撮った写真です

 

客室に案内していただきます

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日没から22時までプールサイドのテラスにて星空観賞会があるようですが 本日は雲が多いので 多分 無理のようです^^;

 

客室へはこちらのエレベーターを利用します

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13室のスイートを含む 全45室

すまりんたちは宿泊予約サイトから特別料金プランで予約していました

「3〜6階のラグジュアリールーム ルームタイプはおまかせ」

 ※夕食は 瀬戸内双忘

 

案内されたのは 6階のお部屋でした!

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客室1615

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ドアはオートロックです

鍵は2つですが 一つは照明用で 壁のBOXに差し込んでおきます

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ドアを開けた瞬間  錯覚をおぼえました

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右手前は鏡です

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部屋の奥から見ると こんな風に見えます⤵

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何度か入りそうになりました(笑)

 

タオルハンガーの隣に クローゼット

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上段にはバスローブがありましたf:id:aranciarossa:20230925203929j:image

 

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室内用のスリッパはフワフワ💛

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しかも表面がビロードみたいにサラサラで気持ちよかったです(*^^*)

 

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カップラーメンは有料ですf:id:aranciarossa:20230925224431j:imagef:id:aranciarossa:20230925203846j:image

 

エスプレッソマシーン・湯沸かしポット(中はカラの状態)

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ミネラルウォーター・ 紅茶2種・煎茶・ドリップコーヒは無料です

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※後ろの ミックスナッツとドライフルーツは有料

 

コーヒーカートリッジ (追加は有料だと思います)

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冷蔵庫の中身も全て有料

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洗面所

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広々としています✨

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トイレがオープンなのがちょっと気になります^^;

 

バスタオルはカウンターの両サイドに2枚ずつ置かれていました

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ドライヤー&ヘアアイロン

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ベラビスタオリジナルの オイルバスソルト・フェイスマスク(2枚)

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ベラビスタオリジナルの スキンケアセット

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クレンジング・洗顔・化粧水・乳液・ボディミルク

箱入りのアメニティー

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ボディタオル・ヘアブラシ・シャワーキャップ&ヘアバンド・歯ブラシ・髭剃り・コットン&綿棒

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ソーイングキットも一つありました

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オープンなトイレ✨

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向かいが バスルームです

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バスアメニティも ベラビスタのオリジナル

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浴槽が深いのでちょっと入りにくかったですが ゆったりして寛げました

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お部屋は広々していました✨

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奥のドアは施錠されています(おそらくコネクティング用)

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ベラビスタオリジナルベアはプレゼントだそう(*^^*)

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※ブティックでも販売されていました

 

SATSUKI Dried fruit 

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こちらは 一緒にいただいたドライフルーツ🍊

尾道の障害者施設"尾道さつき作業所"の手作りだそうです

 

ベッドの両側にコンセントがあり便利でした(*^^*)

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エアコンのスイッチはオンオフのみで温度調整はできなかったです

 

引き出しの中には 室内着(セパレートタイプ)

 

こちらは 館内着 

※大きさが違っていて 襟元に青タグが付いているのが男性用です

 

広げるとこんな風で ちょっとお洒落(*^^*)

 

Bluetoothスピーカー

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金庫は引き出しにありました

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加湿機能付き空気清浄機が設置されていました

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テーブルの上に置かれていたのは宿泊予約サイトの特典

 NF(natural foundation)の バスアメニティです

シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ボディミルク

 

※もう一つ「13時チェックアウト」という項目もありましたが "チェックイン時の空き状況による"と記載されていて 特に案内はありませんでした

 

窓から見下ろすと 港にguntû が停泊しているのが見えました

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🔎本日戻ってきたところなのでしょうか…

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大浴場にまいります

 

先ほどの 一階のエレベーターの奥にSPAがあります

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ジム(無料)

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レンタルのウェアは有料ですが シューズは無料です

 

 

大浴場

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営業時間:〜24:00 / 翌6:00〜

内風呂・露天風呂・岩盤浴があります

 

※以下7枚の写真は全て公式ホームページからお借りしたものです

 

脱衣所

入り口近くに 貴重品用のロッカーがありました

バスタオルとフェイスタオルは脱衣所に備わっています

 

洗顔や化粧水などのスキンケア用品は 男女で異なりましたが共に備わっていました

使い切りのアメニティー

 男湯:ヘアブラシ・髭剃り・歯ブラシ

 女湯:ヘアブラシ・ゴム・ヘアバンド・コットン&綿棒・シャワーキャップ・歯ブラシ

 

岩盤浴着と大判タオルが一組ずつセットで置かれています

ペットボトルのミネラルウォーター(常温)も自由にいただけました

 

岩盤浴 

岩盤浴は4ヶ所あり 各所に時計と砂時計が置かれていました

 

内湯

ボディタオル(個包装)は浴室内の棚に置かれていました

洗い場は10か所ほどで バスアメニティーはNF 

 

ヒノキの浴槽で ジェットバスの吹き出し口が2ヶ所ありました

※スタッフさんに確認したところ 以前は温泉でしたが 枯渇したため(?)残念ながら現在は温泉ではないのだそうです

けれど なんとなくお湯がやわらかい気がして 快適でした(*^^*)

 

露天風呂

瀬戸内海を見渡せるロケーション✨

気持ちよかったです(*^^*)

 

 

エス

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すまりんたちは利用しませんでした

 

 

湯上り処

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ドリンクやアイスを自由にいただけます(*^^*)

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炭酸水メーカー

 

瀬戸内レモン・ベリー・ミントのお水

 

ホテル手作りの ”天心山たまごアイス”

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お部屋に持ち帰って ゆっくりいただきました(*^^*)

 

 

夕食は次回に(^_-)-☆

   ...

休暇村 大久野島(せと温泉〜広島県)②

夕食は 一階のレストランにていただきました

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「休暇村 大久野島①」からの続きです

 

食事の開始時刻はチェックイン時に第三希望まで記入しフロントに提出します

すまりんたちは第一希望が通りまして

夕食は17:30スタート  朝食は7:30スタートとなりました

 

席は自由なので 窓際のこちらのテーブルにしました

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西日が眩しいのでカーテンが閉じられていましたが 間もなく開けて下さいました

 

ドリンクメニュー

※夕食時 宿泊者はソフトドリンクが無料です(ドリンクコーナーにあります)

 

ビュッフェスタイルです✨

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着用は任意ですが マスクケースや手袋も置かれていました

 

たくさんのお料理に目移りします!

 

お刺身

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豪快な船盛り✨

左はイカのお刺身で 右は鯛です⤵

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小鉢

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もずく酢・さんま甘露煮・しめじの胡麻和え

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サラダ

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ドレッシングも色んな種類がありました✨

 

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美酒鍋⤵️

広島県の郷土料理で 水の代わりに日本酒を使用するお鍋料理だそうです

味付けは塩と白こしょうのみのシンプルなものですが 鶏肉・豚肉・野菜などのお出汁と合わさって とっても美味しいのだとか…

今回は 二人とも食べ損ねました^^;

 

島風つけ麺

自身で麺を温めて完成させます

"つけ麺"のはずですが 麵の上からスープを掛けるスタイル

つゆは唐辛子が効いていて ちょっと掛けただけでもピリ辛でした

掛け過ぎには注意かも…

 

 

新庄みそのお味噌汁や出汁茶漬けセット

 

握り寿司コーナー

手前のグリーンのは広島菜寿司

広島菜は日本三大菜漬のひとつだそうです

すまりんは 大好きです(*^^*)

 

 

手前のは"せんざんき"

お向かい今治市 (愛媛)のご当地からあげです✨

 

牡蠣フライ⤵️

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広島と言えば牡蠣✨ですよね(*^^*)

 

茶碗蒸し

 

蒸し栗🌰

 

リンゴとドラゴンフルーツ

 

ミニシュークリーム・レモンのデザート・わらび餅(←表示がプリンになっています!)

 

かき氷

 

アイスクリーム(ストロベリー・バニラ・抹茶)

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ドリンクコーナー

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※先ほどのメニュー表に載っていたソフトドリンクです

 

お茶(ほうじ茶・煎茶)・紅茶のティーバッグ

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ライブキッチン✨では…

さざえのつぼ焼き ⤵

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広島牛 & 本日の天ぷら(カボチャ・舞茸・海老・キス)⤵

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出来立てアツアツを すきなだけいただけるのはうれしいですね(*^^*)

 

 

すまきのセレクション(1回目)

カキフライも せんざんきも ちゃんと取ってきましたね!

横のお皿は 何でしょうね…

ライブキッチンからいただいてきたようですが 写真を撮り忘れているようです^^;

 

2回目 

天ぷらも全種類取ってきていました!

こちらも写真が見当たりません(笑)

 


すまりん⤵️

※すまりんは写真撮影で忙しかったので すまきがすまりんの好みを考えながら白い大皿に盛ってくれました

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今の気分とはちょっと違いましたが^^; 内緒です(笑)

広島菜寿司が入っていなかったので 自分で追加しました!

 

二人揃って 広島風つけ麺もいただきました(^_-)-☆

ツルツルとのど越しは良かったけれど からんだスープがかなり辛くて刺激的でした!

 

 

食事の途中ですが まもなく夕日が沈みます

 

ちょっとお行儀悪いですが 中座することをスタッフさんに告げ 夕日の写真を撮りに行きました💨

綺麗な夕日が見れました(*^^*)

 

日帰りの観光客はもういない時間帯…

島に泊まられるかたが あちこちでウサギと触れ合っておられました

夕方少し涼しくなってウサギさんもちょっと活発になってきたようです

すまりんたちも食後に触れ合いたいと思います(※抱っこは禁止)

 

 

その前に デザート💨

 

すまきは レモンのデザートと…

ミニシュークリーム

抹茶のアイス

 

すまりんも レモンのデザートと…

ミニシュークリーム&いちごのアイス

 

おなかに余裕があれば まだまだ気になるものがいっぱいでしたが 少食につき これにて終了です^^;

すごくワクワクのビュッフェ✨

連泊でも楽しめそうです(^_-)-☆




夕食後 外に出て ウサギさんにエサをあげました

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※うさぎの餌は島では売られていません

フェリーに乗る前に港で販売されているものを購入します

過剰に餌をまくと 残った餌を食べて猪が増え ウサギを襲うのだそう…

あげすぎを防ぐため 島内では販売されないのだと思います

残った餌は放置せず 持ち帰らないといけません(^_-)-☆

 

人懐っこい子も いますよ(*^^*)

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手から餌を食べています⤵

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※手からあげると噛まれることがあると注意喚起がありました!

良い子の皆さんは 真似してはいけません

すまりんたちは 自己責任で おこないました

 

 

穴の上で伸びてる子💛

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寝るときは穴を掘って中で寝るようです

 

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毎晩20時に行われる ホテル恒例の無料イベント

「ウミホタル発光観察会✨」に参加しました

時間になったらロビーに集合します

 

以前宿泊した時は館内の会議室で行われましたが 現在は玄関前で行われています

20人くらい集まりました

まずはウミホタルについてのお話を聞きます

 

この中にウミホタルが入っています(※写真・動画撮影OK)

毎朝 この観察会のために海岸からとって来られるのだそうです!

だから ウミホタルがとれない日は中止です

 

刺激(電気ショック)を与えると 美しく発光します✨

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一瞬の動画です⤵(歓声が入っていますので再生時ご注意!)

感動の声がすごいですね✨

 

少し時間を置いて もう一回発光させて下さいました

(短時間での2回目はウミホタルの反応もやや悪くなるようです)

初回に比べると ギャラリーの反応も 少し落ちたかな(笑)

 

ウミホタルじゃなくて こんな美しいカクテルがあったら素敵ですね

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広場ではウサギが駆け回っていました💨

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すまきは可愛いウサギさんに餌やり中…

港で買った餌は200円でしたが たっぷり入っていて長時間楽しめました

今まで 餌やり体験を色々してきましたが(鯉・鹿・熊・キリンetc) 一瞬でなくなることがほとんどなので 今回の満足度はかなり高かったです

 


ーーーーーーーー

 

翌朝

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まだうす暗いうちから起き出して すまきと散歩に行きました🐾🐾

※7時にロビー集合で 「朝のお散歩会」も実施されているようです

 

日帰り観光客のいない時間帯ですから おなかをすかせたウサギに囲まれ放題です

 

並んでstand-up✨✨

丘まで日の出を見に行こうと思っているのですが なかなか進めません(笑)

 

なんとか間に合いましたが雲が多く 感動的な日の出は見れませんでした

ウサギさんにいっぱい会えたことのほうが嬉しかったです(*^^*)

 

※先に観光のお話をさせていただきましたので お散歩のお話はこれくらいにさせていただきます(^_-)-☆

www.aranciarossa.work

 

朝食は いちばん早い7:30で予約していました

夕食と同じレストランで ビュッフェスタイルです

 

散歩から戻ってくるのが遅れましたが ギリギリ窓際の席をゲットできました

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和食系のおそうざい

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洋食系(ジャーマンポテト・ウインナーetc)


焼き豚と玉子と甘ダレで 今治名物焼豚玉子飯風のどんぶりができます

 

鯛のほぐし身や刻み穴子に熱い出汁汁をかけて「瀬戸内のっけ丼」に!

 

お味噌汁とお茶漬けの出汁もありました

 

薄切りバゲットには トマトと生ハムとブロッコリーのアヒージョの食べ方の提案が…

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ミニ食パン・クロワッサン・ライ麦パン・ロールパン

右端に写っているジャムはアヲハタジャムです⤵

大久野島の対岸の竹原市忠海アヲハタジャムの本社工場のある所です!

サラダ

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ヨーグルトと果物

 

フルーツ

 

玉子がゆ

竹原市名産の竹焼塩が添えられていました

手作りカレーもありました!

 

朝食にもライブキッチンがありました✨



じゃこ天 と ししゃも

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隣はハムステーキ⤵

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ドリンクコーナー

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野菜ミックスジュース・牛乳

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コーヒー と ソフトドリンク各種

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すまりんのチョイス⤵

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アヒージョをバゲットに乗せてみました(^_-)-☆

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ちょこっとカレー

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すまきのチョイス⤵

焼豚玉子丼を作ってきています

 

〆は 瀬戸内のっけ丼のだし茶漬け!(ミツバたっぷり✨) 

 

食後に カレー!(笑)

 

朝食も バラエティーに富んだメニューで ぜひ連泊したいと思いました

 

全国の国民休暇村共通の『Q会員』に登録し Webアンケートに答えると…

ウサギのポストカードをプレゼントされます🐇

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※全4種類の中から2選ぶことができました(*^^*)

 

前回「翌朝 ホテルのカフェでソフトクリームを食べた」と書きましたが...

こちらが オリジナル ジョークソフト ⤵

ウサギのはなくソフトクリーム 500円

北海道バニラ+ココアピーナッツのトッピングです

先日の観光記事でも ご紹介しましたね(^_-)-☆

 

売店は10時オープンで 港までの送迎バスが10時10分発だったので すごく焦りました^^;

バスの窓にもフェリーと同じように ウサギさんがデザインされていました


久しぶりの大久野島ステイ…

とっても良い思い出になりました(*^^*)

 

 

次回は

尾道の素敵なホテル「ベラビスタ」のお話です

休暇村 大久野島(せと温泉〜広島県)①

すまきとすまりんは ウサギの楽園 大久野島にやってきました🚢

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大久野島については 前回の観光の記事をご覧ください(^_-)-☆

www.aranciarossa.work

 

お向かいにある忠海港から大久野島までの所要時間はたったの15分程度…

なので 日帰りで遊びに来ておられるかたも大勢います

お宿から1時間に1本くらいの頻度で送迎バスが出ていますが 徒歩でも15分かからないくらいなので 歩いて行くことにしました🐾🐾

ホテルの送迎バスとすれ違いました

 

島には700羽ほどのウサギが生息しています

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暑すぎて 日陰で伸びてる子もいました

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ホテルの敷地にあるキャンプ場

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駆けてきたウサギさんに ごはんをおねだりされました(*^^*)

※島では餌を買うことはできませんので フェリーに乗る前に港で購入しておく必要があります

過剰に餌をまくと 残った餌を食べて猪が増え ウサギを襲うのだそう…

あげすぎを防ぐため 島内では販売されていないのだと思います

残った餌も 持ち帰らないといけません(^_-)-☆

 


お宿に到着です!

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休暇村 大久野島

チェックイン15:00  チェックアウト10:00

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玄関の隣に喫煙所がありました 

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広いロビー✨

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フロントの脇に チェックイン用紙を記入するための机がありました

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この用紙を記入してフロントに提出します⤵

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食事時間は第三希望まで記入するようになっていて チェックイン時に時間が決められます

 

フロント

一通りの説明を受けて 鍵をいただきました

鍵は2つですf:id:aranciarossa:20230924162354j:image

 

シャワーキャップ・髭剃り・ヘアブラシはフロントでいただけます

※客室には歯ブラシ以外のアメニティーは置かれていません

 

ウミホタルの観察会など 無料の体験プログラムもあります(*^^*)

実は すまりんたちは20年以上前にもこちらに宿泊しました

ウミホタルの観察会は当時もありました!

現在 島は観光客であふれていますが 昔は静かだった記憶があります

 


フロントの奥に 食事会場があります

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建物は4階建てです

階段を使うこともできます

 

反対側…

チェックインカウンターの横にエレベーターがあります

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奥に 喫茶や売店があります

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撮影コーナー

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すまりんも やってみました (^_-)-☆

立つ位置が全然ダメですね^^;

背後に迫る巨大ウサギの顔(笑)わけわからん写真です^^;

これは 撮影者にも責任ありますよね?(笑)

 

スタンプラリーもありました

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2つはこちらの館内にありますが あと1つはフェリーに乗った忠海港にあります

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3つ集めると「忠海港」にて かわいい絵葉書と交換していただけます

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売店

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瀬戸内のレモンを使ったお菓子やジャムなど いろいろありました

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ウサギのぬいぐるみも たくさん!
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USANCHU COFFEE

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営業時間:10:00〜18:00

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奥の券売機で食券を購入するシステムです

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翌朝 名物のソフトクリームを食べました(^_-)-☆

 

客室には自分たちで行きます

お宿は4階建で 客室数は65室

和室がメインのようですが ベッド付きの和室もあります

客室は全室南向きです(海側を向いています)

 

すまりんたちは二階のお部屋でした

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大浴場は東西に二か所ありますが 東の大浴場の隣のお部屋でした

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客室 225(和室ツイン)

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オートロックではありません

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必要ならば 茶色の札を18時までにドアに貼っておけば お布団を敷いていただけます

そうでなければ 自分で敷くことになります

 

こちらのお部屋は2021年にできたそうです

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館内ばきは全て同じ大きさでした

 

下駄箱の真裏がお手洗いです

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和室の手前に洗面所があります

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洗面カウンターの上はすっきりしています

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アルコール消毒薬と歯ブラシf:id:aranciarossa:20230924162909j:image

ドライヤーの後ろにフェイス&ハンドソープ
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浴室

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※温泉ではありません

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バスタブには手すりが付いています

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居間

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10畳の和室に ツインのベッドが置かれています

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リモコンは テレビ用と 電気の調光用です⤵

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枕は小さいめのが一つ

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低反発枕希望なら フロントで貸し出して下さるそうです

 

枕元にコンセントがあるので便利でした(*^^*)

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到着時 お部屋の中がかなり暑かったので クーラーをつけようとしたら リモコンが見当たらず 慌ててフロントに電話したところ…

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テレビの横の壁にありました^^;

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クローゼット

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バスタオル・フェイスタオル・浴衣

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浴衣のサイズは 特大・大・中・小で 大と中は二枚ずつありました

すまきは「特大」の浴衣を着ましたが珍しくくるぶしまで隠れていました✨

大小の湯籠は大浴場に持って行く用です

※タオルの備えがありませんので客室からタオルを持って行く必要があります

 

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ボードには 虫除け・電気ケトル・USB付き電源タップなどが入っていました
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加湿機能付き空気清浄機もありました

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大人数 (家族連れ)でも楽しめるよう サービスも充実✨

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ネット環境はすごく良かったです✨

 

障子戸の向こうに広縁があります

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すまりんたちのお部屋は海から遠かったですが 西の方角に少し見えました

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二階なので カーテンは閉めていることが多かったです

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茶筒には一回分ごとに分けられたお茶っ葉が3つ入っていました

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冷蔵庫のスイッチは到着後に自分で入れないといけないのですが お部屋が暑かったからか扉を開けた時にスイッチが切れていることに気づかず^^; ペットボトルのお茶を入れてしまいました

あとで ぬるいお茶と再会しました(笑)

 

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お着き菓子は「たこせん」 f:id:aranciarossa:20230924163237j:image

ポットには氷水が入っていました

少なくなったら洗面所の水を足して使って下さいとのこと…

氷がなくなった場合のみフロントにポットを持って行けば氷水のお代わりを下さいます

(※7時〜21時のサービスです)

 

ーーーーーーー

大浴場にまいります

 

大浴場 (温泉)は二か所あり 二階の両端にあります

   大沓(おおくつ)の湯    /   小沓(こくつ)の湯

 ※営業時間:午前5時~午前0時

 ※外来入浴も可能ですが早朝や夕方以降は宿泊者専用になります

 ※ 男女の入れ替えはありません

 ※清掃のため 曜日や時間帯よりに片方しか使えないこともあります

 

〜大浴場の名前には由来があるそうです〜

むかし 神功皇后が遠征に向かわれる途中…

軍艦を床の浦(忠海町宮床)につなぎ 床浦神社で海路安全を願って ご自分の冠・大沓・小沓を海中に投じられたそうです

それぞれが流れ着いた場所は 冠崎大沓島(現在の大久野島)・小沓島(現在の小久野島)と命名されました

大浴場の名前はその伝説にちなんでつけられたそうです

 

鳥居の間にみえる鉄塔のある島が大久野島 その右側に小久野島があります

 

忠海の町と 瀬戸内海に浮かぶ大久野島・小久野島

右端の鉄塔の横に 先ほどの床浦神社があります↗

※これは忠海港の背後にそびえる黒滝山から撮影した写真です

 

わざわざ登ったのですよ

 

すまりんたちのお部屋の隣が 大沓の湯です

※以下 浴室内の写真は全て公式ホームページよりお借りしました

 

大沓の湯は 男女とも定員30名! 

こちらは男湯⤵

目隠しはありますが「端まで行って立つと多分外から丸見えになる」と すまきが言ってました^^;

 

こちらは女湯⤵

せと温泉

写真ではこちらも丸見えっぽいですが(笑) もちろん目隠しもありますし すぐ近くに木が茂っているので男湯ほどの開放的はありません(^_-)-☆

お湯の温度はちょうどよく 浴槽内に段差があるので 半身浴も可能です

カランは男女とも9箇所あり シャワーのお水は自動で止水するタイプでした

 

脱衣所にはウォーターサーバーが設置されていました

脱衣籠は30ほどあり 貴重品ロッカーもいくつかありました

洗面台は4か所あり 女湯にはスキンケア用品が置かれていましたが 男湯は髭剃りフォームと綿棒だけだったそうです

※髭剃りとヘアブラシはフロントでいただけます

 

 

反対側にある小沓の湯に行きます

途中に自販機コーナーがありました

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※自販機は各階にありますが二階のみアイスクリームや牛乳も購入できます


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小沓の湯

こちらは定員10名の小さいめのお風呂です

脱衣所の設備は大沓の湯と同様です

脱衣籠は20ほどで 洗面台は4つありました

 

カランは5か所ありました(公式ホームページの写真です)

せと温泉は

単純弱放射能鉱泉(ラジウム/ラドン温泉)

無色透明 無臭中性のお湯です

泉温19.5℃  PH7程度(記載なし)   低張性

 

小沓の湯は館の西の端にあるので夕陽が見れるそうですが…

特に女湯はあまり眺望がなかったので 見づらいかもしれません^^;

お宿から徒歩1分で海岸なので 夕陽は外でご覧になるのが良いかと思われます

 

夕やけの前に ホテルの前の丘に登って見た景色

青く透き通った海がとっても印象的でした✨(*^^*)

 

   ...

悲しい戦争の記憶を残す島 ... 今はウサギの楽園 大久野島観光のお話

今回訪れる大久野島は 

本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」のすぐ近く…

広島県竹原市忠海(ただのうみ)愛媛県の最北の島 大三島(おおみしま)の間に浮かぶ小さな島です

 

大久野島は 周囲4.3㎞の小さな無人島です

(※定住者なし・居住者あり)

 

今は平和な「ウサギの島」ですが…

 

砲台や毒ガス製造施設が置かれた「戦争の記憶を残す島」でもあります

 

前々回に「芸予要塞 小島」のお話をさせていただきましたが...

 

大久野島も かつて「芸予要塞」の構成要素でした

"毒ガス製造"という使命を課せられ 多くの人が動員され犠牲になってしまった悲しい記憶を残す島...

決して忘れてはならないことですが

あまり暗い印象にならないよう毒ガス施設の説明は最低限にさせていただきます

その代わりに癒しのウサギの写真をたくさん盛り込みました🐰

 

今回 目次はありません

長いですが(笑)サラッと読んでいただければと思います(^_-)-☆

 

 

まずは 大久野島へのアクセスについて...

 

すまりんたちは他の多くの観光客と同じように「忠海港」からフェリーで大久野島に渡りました (乗船時間は15分ほどです)

フェリーは 「忠海」ー「大久野島」ー大三島の「盛港」を往復するので 大三島側から渡ってくることも可能です(^_-)-☆

 

忠海

港には無料の広い駐車場があります

 

お土産ショップとカフェを併設した おしゃれなフェリーターミナル✨

ウサギの大時計🕜が目を引きます💛

 

ピンクのポストも映えてますね💗

時計と同じデザインのマンホールもありました

 

店内の自動販売機で 船の切符を購入します

予約制ではないので 混雑時に定員オーバーとなると乗れない場合もあるそうです

早めに桟橋に並ぶのがよさそうですね(^_-)-☆

 

明るい店内にはお土産品がたくさん(*^^*)

ウサギグッズ🐰や瀬戸内レモン🍋関連のものが多かったです

 

大久野島でウサギに触れ合うための「ウサギのおやつ」も販売されています

注)大久野島ではウサギの餌は購入できません

過剰に餌をまくと 残った餌を食べて猪が増え ウサギを襲うのだそう…

あげすぎを防ぐため 島内では販売されていないのだと思います

必ず乗船前に買っておきましょう!

そして 残った餌は島に放置せず持ち帰らないといけません(^_-)-☆

 

すまりんたちは3つ購入しました(※1個200円 中身は同じです)

たっぷり詰まっているので 一人一袋でも十分楽しめると思います(^_-)-☆

残った餌(カラ袋でもOK)をお店に持ち帰ると かわいいウサギのポストカードと交換して下さいます(*^^*)

 

さて 大久野島に出発します!

 

往復乗船券⤵


定員100名の客船と定員300名のフェリー (車載可) が ほぼ交互に運行しているようです

 

かわいいピンクの客船が来ました💗

フェリーの窓にはウサギ🐇がデザインされています

正面に見えるのが大久野島

すまりんたちは およそ20年ぶりの再訪となります!

 

船着き場は観光客であふれていたため 翌朝の写真です

日帰り観光客も多いですが すまりんたちは徒歩10分ほどの 休暇村 大久野島 に一泊しました

 

先にも書きましたが 大久野島の周囲の長さは4.3Km

外周路は3Kmほどなのでゆっくり歩いても1時間かからないくらいです

一般車は走行できません  (※写真はホテルの送迎バス)

レンタサイクルがあり 自転車の通行はOKです🚲

 

 

船着き場からビジターセンターまでの海べりには広いキャンプ場が整備されています

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島には700羽ほどのウサギが生息していますが🐰🐰🐰

日差しを遮るものがないので 日陰に隠れているようです

 

…と思ったら 元気な子が駆けてきました👀

立ち上がって ごはんをおねだりされました(*^^*)💗

 

もうちょっと行った所の日陰にも ウサギさん発見!

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暑すぎて 伸びてる子が多かったです

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柱の陰にも⤵

ベンチの下にも...

 

木陰の涼しい所には 元気な子たちがいました

 

可愛い"もぐもぐタイム"をご覧ください (約20秒の動画です)

噛まれたら怪我をするので手からあげないようにとの注意喚起がありました

あくまでも自己責任なので 真似をしないで下さいね(^_-)-☆

 

「休暇村 大久野島」の公式サイトを見るとモデルコースもいくつかありましたが すまりんたちは主な観光スポットを見学しつつ 翌朝と二回に分けて徒歩で島を散策することにしました🐾🐾

 

時間が前後することもありますが 順にご紹介していきます(^_-)-☆

 

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まずは島の南側...

 

大久野島ビジターセンター

入館時間:9:00~16:00 水曜休(1・2月は水・木 休み)

入館は無料でした(*^^*)

 

大久野島の生き物たちが紹介されています

ガラスの床の下には 大久野島の立体模型が...

模型上の各観光スポットにライトが設置されていて

 切り株の上のボタンを押すと光るようになっていました✨

 

階段を下りて 下からも覗くこともできます(^_-)-☆

 

大きな木が壁を貫いていました👀

 

木の下をくぐって地下通路へ...

頭上注意です!

 

地面の中で ヘビやウサギが眠っているのですね

 



大久野島毒ガス資料館

入館時間:9:00-16:00

入館料:150円(18歳以下は50円)

※この奥は撮影禁止でした

 

パンフレットの写真です⤵f:id:aranciarossa:20240122100011j:image

 

「芸予要塞 小島」の記事でも触れましたが...

大久野島は明治期にロシア艦隊の瀬戸内海への侵攻を防ぐために建設された「芸予要塞」の一部でした

芸予要塞は三原瀬戸を守る「大久野島の砲台群」と 来島海峡を守る「小島の砲台群」から構成されていました

後に大砲の性能が良くなり 新たに「豊予要塞」が築かれると 芸予要塞は不要となり棄却されることとなりました

しかし このころ

ヨーロッパを惨禍に陥れた第一次世界大戦では 新兵器として毒ガスが多用されるようになりました

旧日本軍も毒ガス兵器の研究を進めるため ここ大久野島化学兵器の製造拠点がおかれたのです

→棄却された要塞施設が利用できたことや 離島で万が一の場合にも被害の拡散が防げることなどが この島が選ばれた理由なのでしょう

 

以後 昭和4年~昭和20年まで 猛毒のイペリットやルイサイトなどが大久野島で製造されました

資料館には 当時の防護服やガスマスクなどが展示されていました

 

 

大久野島神社

毒ガス製造による犠牲者も祀られているそうです

 

 

大久野島海水浴場

暦の上ではもう秋なのでレジャーを楽しまれているかたは数名でした

 

医務室跡

木は以前に倒れてしまったようで 移設された消火栓だけが残っていました


ここから山道に入ります🐾🐾

階段を登りきった先にある広場に 小さな灯台がありました

 

大久野島灯台

立ち入り禁止区域のため記念撮影のみです(^_-)-☆

 

午後の日差しにきらめく瀬戸内の海がとてもきれいでした

 

夕日の丘

今日みたいな日は すごく綺麗な日の入りが見られるでしょう…

残念ながら ホテルで夕食のため ここまで来るのは無理そうです^^;

 

おやおや ここにもかわい子ちゃん💛

子ウサギっぽいです(*^^*)

 

ここまでも眺めの良さそうな所にはいくつかベンチが設置されていましたが ここが終点のようです

景色も最高でした(*^^*)


このあと 小さな丘を抜けていくと...🐾🐾

本日宿泊する「休暇村 大久野島」の前の広場に着きました

※お宿のお話は次回にさせていただきますね(^_-)-☆


夜に芝生の上を活発に駆け回るウサギたち🐰

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暗くて動画は撮れませんでしたが その速さにびっくりしました👀

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早朝6時

すまりんたちは朝食前に島の北部を散策することにしました🐾🐾

 

穴ぼこを掘って寝ていたうさぎたちが ごはんをねだりに起き始めました

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おはよ...

 

歩いているとすぐに かわいいウサギさんに呼びとめられてしまいます^^;

 

二羽同時にごはんをおねだりされてメロメロのすまりん(笑)

 

人が少ない「朝」は うさぎたちを独り占めできます(*^^*)

 

人懐っこいウサギさん💛

ちょいちょい!

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毒ガス貯蔵庫跡

ホテルから北へ向かうとすぐに毒ガスタンクの跡がありました

猛毒で皮膚がただれるびらん性ガス・イペリットマスタードガス)がここに貯蔵されていました

 

朝日を浴びて 瀬戸内の島が赤く染まっています✨

 

テニスコート (休暇村の運動施設) の隣を抜けていきます🐾🐾

20年前はこの道を自転車で走りました🚲🚲

※でも 自転車は苦手なので 今回は徒歩(笑)

吉備路でも転びましたし^^;

 

今回は島の最高所にある展望台に向かいました🐾🐾

 

ざらしの タンクの台座跡がありました

毒ガス製造施設は 戦後占領軍の指示により 毒性をなくすために火炎放射器で焼き払われて徹底的に破壊されました

残っていた毒ガスも土佐沖の太平洋に海洋投棄されたそうです

 

山道をのぼっていきます🐾🐾

 

すぐに見晴らしのよい尾根線に出ました

雲が多いですが 東の空は朝日に染まっています(*^^*)

 

 

ところどころに休憩所が設けられています

 

雨に削られて 道が荒れているところもありました

 

頂上はもうすぐ!

 

こちらが頂上の展望台です

北の方向には回転星座盤が設置されていました

ここは すごく星空がきれいなのでしょうね✨

 

これは三角測量の学習コーナーです

 

 

こちらは島の西側

右側の島は 小久野島(こくのしま)です↗

 

 

歩道を下りるとウサギが集まってきました💛(動画です)

一般車は通りませんが 自転車は通るので広場に誘導🐇🐇

 

最初はもっといたのですがカラスの鳴き声に驚いて逃げちゃいました💧

 

こちらは公衆トイレ

 

さらに奥に進むと 中部砲台跡がありました

中部砲台は 大久野島の山頂付近にあります

芸予要塞時代には6門の28cm榴弾砲が置かれていたそうです

司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」でも有名な”日露戦争の旅順攻略”の際に ここから2門の榴弾砲が運び出され勝敗の決定打となりました

 

地下式の兵舎が並んでいます

明治の建築物はなんだか丁寧でモダンにつくられているように感じます

この兵舎は毒ガス製造期には毒ガス製品や原料置き場として使われたそうです

 

兵舎横の階段を上ってみると...


見晴らしの良い広場に出ました(*^^*)

 

おや!黒うさぎさんが出てきました💛

ごはん どうぞ(^_-)-☆

 

少し進むと砲台跡の上に出ました

兵舎の並びに砲台があったようです

(小島砲台のつくりと似ていました)

 

そのまま進むと 島の北側へと通じています

 

高台から島の北端の岬が見下ろせました(*^^*)

向こう岸には本土の忠海(ただのうみ)の町並みが見えています

 

 

ふもとまで下ると 再び砲台跡が姿を現しました

 

北部砲台跡

北部砲台には12cm速射加農砲カノン砲)と 24cm加農砲カノン砲)がそれぞれ4門ずつ配置されていました

弾道が放物線を描く榴弾砲と違って まっすぐな弾道で長距離射撃ができる加農砲カノン砲)は海岸線近くに設置するのに適していました

毒ガス工場があった時代には ここにも大きな毒ガスタンク(砒素を原料とするルイサイト)が置かれていました

のちに砒素汚染が発覚しましたが(←進駐軍の廃棄処分もけっこういいかげんで 適当に埋められていたものもあったようです^^;)土壌の対策工事は1997年には終了し 周辺海水のモニタリングでもヒ素の存在は検出されておらず 今は安全になっています

 

うさぎは『毒ガス実験に使われた生き残りだ』という噂があるようですが 地元竹原の小学校で飼いきれなくなった8匹のうさぎを島に放したところ野生化して増えたというのが真相のようです 

 

少し先へと進みます🐾🐾

トンネルの手前と向こうに 24cm加農砲の砲座が2門ずつ置かれていました

 

トンネル内には砲側庫 (砲台の横にあって弾丸・火薬を格納する倉庫) が...

雨水で水没していました⤵

 

トンネルの向こう側

 

砲台跡に設置された毒ガスタンクの基部

 

観測所や指令所に向かう階段がありましたが 立ち入り禁止でした

 

そうこうしているうちに もうすぐホテルの朝食開始の時刻です!

 

ここは島の北部...

ホテルは南部にあるので 急がないと"一番乗り"できません^^;

海岸沿いを一周するサイクリングロードを慌てて戻ります💨💨

 

...と思ったら「関所」が!

「通りたければ通行料を払いなさいな!!!」


道が荒れて危険な所は 自転車に徐行を促すコーンが置かれていました

ウサギの交通事故も起きているので いつも徐行で🚲お願いします

 

海辺まで下りてきました

 

発電場跡

毒ガス工場の電力は ここに設置されたディーゼル発電機で発電されました

※足りない電力は本土の忠海から海底ケーブルも敷設されてまかなわれていました

太平洋戦争末期には 女子動員学徒によって 風船爆弾の気球の製作場としても使用されたのだそうです

 

遠くから視線を感じました

ウサギさんはどこにでも出現して通行料を徴収します💗

 

発電所を守るためか 周囲には土塁がめぐらされて出入り口はトンネルになっていました

 


芸予要塞時代の桟橋

当時はこの桟橋に 向かいの忠海港からの船が着いたのだそうです

ここは軍事機密の島だったので 向かいの忠海を通る呉線🚃は列車の鎧窓を上げて目隠しが命じられていたそうです

 

船着き場に戻ってきました

ホテルまで あと少し💨

 

時間ギリギリですがうさぎ耳集音器を見つけてしまいました^^;

 

スマホをセットできるようになっていたので記念写真を撮りました

音は...!?

耳をすますのを忘れてました(笑)

 

朝食バイキングの一番乗りはかないませんでしたが たくさんのウサギと触れ合えたのでよかったです(*^^*)

 

チェックアウトの間際にホテルの売店で購入したソフトクリーム

その名も ウサギのはなくソフトクリーム 

大きな「はなく〇」役は ココアピーナッツです(^_-)-☆

 

 

本土側 忠海に戻ってきました

 

ホテルに置いてあったプチ・スタンプラリーと ウサギの餌(こちらで購入したものに限ります)の袋を提出すると かわいいハガキに交換して下さいます

 

プチ・スタンプラリーの景品ハガキ✨

餌の袋の返礼品(1袋につき1枚)⤵

 

ウサギに癒されたいひと🐰🐰🐰

大久野島は おすすめのスポットです!

 

 

次回は 

宿泊施設「休暇村 大久野島」のお話です(^_-)-☆

尾道散歩〜千光寺と猫の細道〜

すまきとすまりんは 尾道 にやってきました

尾道は瀬戸内海に面した情緒あふれる街で 観光地としても有名ですね

 

まだ暑い盛りですが 山の中腹にある千光寺に参拝に行こうと思います(^_-)-☆

尾道は猫が多いことでも有名です🐈🐈🐈

千光寺まではケーブルでも上がれるのですが すまりんたちは猫を探しながら歩いて行くことにしました🐾🐾

 

国道2号の向こうは山陽本線です🚃

高架下の階段を進むと「天寧寺」というお寺がありますが 今回は時間がないのでパスして 左方向に進んで行きました←←

 

少し行った所に 踏切に続く階段がありました

 

ここからはじまる階段が「千光寺通」です

 

途中 階段が途切れましたが 先にまた階段が見えています

 

さっきからずっと辺りを見回しているのですが 猫はいないようです^^;

 

きっと暑すぎるから 日陰で寝ているのでしょうね

 

階段は続きます…

 

平山郁夫画伯のスケッチポイントがありました!

写真ではこんな画角でしょうか⤵

この塔は先ほど名前が出てきた「天寧寺」の三重塔です

 

階段の上から ふり返ったところ…

この時は まだ猫はいませんでしたが…

  ⇩ ⇩ ⇩

帰りに見ると ひさしに猫さんが💛

 

とても眺めの良い場所に出てきました(*^^*)

 

もう少し坂を上がると またまたスケッチポイントがありました✨

 

写真を撮って 少しトリミングして見ました(^_-)-☆

もうちょっと左から かな??

 

三重塔の向こうを ロープウェイが行き交っていました

 

ここから千光寺の境内のようです

※階段の上に駐車場がありました

 …ということは 車でも上って来られるようですね

 

毘沙門堂

 

すまりんの後方の階段を上がった所に千光寺の本堂があります

 

青空に映える本堂✨

ここから ペットはケージまたは抱っこにて同伴できます

すまりんたちは 今日もちいさな須磨と一緒です(^_-)-☆

ちいさな須磨は2022年にお空にいった愛猫の分身です

 

階段をのぼって 本堂へ…

 

本堂の裏には奇岩が迫っていました👀

本堂をお参りしたあとで 行ってみたいと思います(^_-)-☆

 

本堂からは 尾道の街並みが一望できました(*'▽')

すまりんの肩はまっすぐだから 乗りやすいにゃ💛

対岸は「向島」という島です 

間に挟まれた「尾道水道」は 古来から瀬戸内航路の要所として栄えました✨

 

境内を散策してみます(^_-)-☆

 

本堂の下をくぐります…

 

 

玉の岩

 

本堂の上には 岩山がそびえています

 

「御船岩」の看板がありました

上に見えているのはロープウェイの鉄塔です

 

梵字の刻まれた巨岩の横を通り抜けます

 

こちらが大師堂

 

先ほどの「玉の岩」の直下です⤵

 

さらに奥に進むと 鐘楼がありました

鐘を打つ須磨

 

ここからの景色も素晴らしいです(*^^*)

 

大師堂からさらに奥に進むと「鏡岩」がありました

岩の表面が鏡のように丸く削られています

 

道は上り坂となり「文学のこみち」の石碑がありました

 

多くの有名人が愛した場所だったのですね…

林芙美子の「放浪記」や…

志賀直哉の「暗夜行路」も尾道が舞台となっています

 

坂道を登り切ったところに ロープウェイの山頂駅と展望台が見えました

すまりんたちはロープウェイには乗らないので引き返します🐾🐾

本堂脇から鎖行場に行ってみました

 

石鎚山鎖行場」と書かれた看板があります

 

石鎚山にはむかし登りました

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鎖場も経験しましたので⤵

 

もちろん 今回もチャレンジします(^_-)-☆

階段を上った所⤵

夫婦岩」という巨岩が まず目に入りました

奥に「男鎖」のルートがありましたが そちらは閉鎖されていました

 

「女鎖」のルートが復元され 登れるようになっていました

 

男性の2人組がのぼっておられたので看板を見ながら待ちました

ところが すごくゆっくりで ^^;

体力ない人なのかなぁ…なんて思っていたら(笑)

 

実際登ってみると これがけっこう難しいのです^^;

岩はあまり凹凸がなくて足をかける場所がなく 鎖はぶらぶら動いて姿勢が定まりません💦

踏ん張れないので上半身の力でよじ登らないといけなくなりました^^;

(写真のすまきの左足は安定してなくて 腕を使って登っています)

 

ようやくすまきの左足が鎖に乗りました!

クリア✨

前を行く男性もなかなか進まないようで この時点でまだ片足が見えていますね^^;

 

すまりんも このあと なんとか 登りました^^;

※すまきは見守りに徹していたので すまりんの写真はありません

 

さらに 次の鎖が待っていました💧

 

要領は何となくわかったので 今度はすまりんが先に登りました(^_-)-☆

でも  長い鎖がすごく不安定…

どこに重心を置いたらいいのか分からず^^;

このあと ようやくクリア!


すまきも登ってきました



下を見たら お尻がきゅってなるくらい怖かったです^^;

実は高所恐怖症な すまりんです^^;

 

へっぴり腰で写真を撮るすまりんを すまきが撮ってました(笑)

 

 

背後には 最後の鎖が待っていました!

別のかたが登っておられるところです↗

上の写真でも分かるように足がものすごく不安定になるんですよね^^;

 

すでに変な格好ですが(笑) 今回も すまりんが先に行ってます

『すまりん ファイトにゃ!』

『ファイト…』

 

ちいさな須磨の応援もあって 無事登り切りました(^_-)-☆

 

ミニ石鎚山の頂上には 小さな祠がありました

 

すまきとちいさな須磨も上がってきました

まさに絶景✨

 

あとで気づいたのですが…

「最後の鎖」を登りたくなければ 横から回ってくることもできました!

 

下りは普通に山道を下って行きます🐾🐾

途中から墓地になります

 

下りてきて 岩を見上げた写真です


すまりんたちは 三重の塔の見える「千光寺通」へと戻っていきました

階段を下ると 三重塔の前に出てきますが 近すぎるうえに逆光でうまく写真に撮れませんでした^^;

塔は遠くから撮る方がいいですね(^_-)-☆


塔の横に 階段の小径がありました

その名も「猫の細道」🐈

ここは 宮沢賢治と縁がある フランス生まれの芸術家 園山春二が創り上げたイーハトーヴ(=宮沢賢治が掲げる理想郷)なのだそう✨

「猫の細道」と聞けば 松尾芭蕉の「奥の細道」を連想しますよね...

宮沢賢治の出身地 岩手も関係する「奥の細道」をもじって「猫の細道」と命名されたとのことです...

200mほど続く細い路地ですが…

いたるところに猫が描かれた丸い石がありました

これらは「福石猫」と呼ばれていています 

園山によって生み出される猫だそうで それぞれ個性があります

 

壁にも猫のアートが…

何やらネコだらけです💛

カフェがありました⤵

蔦が絡んで趣のあるカフェです✨

 

階段猫アート

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猫に餌やりをされている地元のお店のかたに出会い お話を聞くことができました

暑い時期は陰で寝ているから 猫を見たいなら朝の6時ごろに来るとよいとのことでした

今時分は 1〜2匹会えたらラッキーだよ!とのことで…

猫を6匹飼われているというお家の場所を教えて下さいました

 

さん見っけ!

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毛並みのきれいな三毛ちゃんでした💛

 

三毛ちゃんは「招き猫美術館」へ入っていきました

※すまりんたちは入りませんでした^^;

 

「猫の細道」はもう少し先まで続いています

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猫たちの紹介がされていました

 

このあたりに猫が多いらしいのですが…

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いました!!

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「にゃんか用?」f:id:aranciarossa:20230927092049j:image

 

結局「猫の細道」で出会えたのは2匹でしたが 

「1〜2匹会えたらラッキー」と聞いていたので まぁ良しとします(^_-)-☆

 

先に書きましたが 帰りにこちらの猫さんにも会えましたし(*^^*)

 

 

現在10時50分

お昼にはまだ早めですが 人気のラーメン店に並びにいきました

 

こちら 尾道ラーメンの名店だそうで 10時半開店ですが すでに行列ができていました

尾道ラーメン専門店 丸ぼし尾道市土堂)

 

待つこと20分ちょっとで店内に入ることができました

 

券売機で食券を購入します

定番の尾道ラーメンと すまきは追加でじゃこごはんを注文

 

テーブル席とカウンター席があり すまりんたちはテーブル席に案内されました

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じゃこごはん 尾道ラーメン

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瀬戸内産のじゃこが使われているのでしょうね
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ふわふわで美味しかったそうです

 

尾道ラーメンはちょっと濃い目の醤油味で 背油がたっぷり✨

麺は お店のオリジナルの"ちぢれ麺"で スープに絡みやすくなっています

スープも 地元瀬戸内の醤油を使用し 小鯛をベースに瀬戸内の小魚でしっかり出汁をとっておられるそうです

 

お店を出ると さらに長い行列ができていて びっくりしました

周辺にラーメン屋さんはいくつかありましたが

行列ができているお店と そうでないお店がありました

空いているお店のラーメンも きっとおいしいと思うのですが「行列が行列を呼ぶ効果?」もあるのかもしれませんね

 

丸ぼしさんのラーメンも美味しかったけど 

機会があれば 他のお店のも食べ比べてみたいと思いました

 

 

すまりんたちは尾道をあとにして 大久野島へ向かいます

 

次回は大久野島の観光のお話です🐰

芸予要塞跡「小島」と三大急流 来島海峡の渦潮見物

すまきとすまりんは 瀬戸内海に浮かぶ小さな島を訪れました

その名は 小島 (おしま)

小さくても 歴史的には大変重要な役割を果たした島です✨

ーーーーーーーーーー

 

明治期の日本において

帝都東京が「頭」だとすれば...

瀬戸内海一帯は 重要臓器の入った「体幹」だったと言っても過言ではないでしょう

   当時の日本で最も工業化が進んでいた大阪

   横浜と並ぶ一大国際貿易港 神戸

   東洋一と謳われ 後に戦艦大和を作る呉海軍工廠

   日本の火砲の砲弾を一手に製造した大阪砲兵工廠

 ・・・・・

 

  ロシア ウラジオストック艦隊 Wikipediaより

もしも瀬戸内海に ロシア艦隊の侵入を許してしまえば

柔らかな ”はらわた” を食い破られるがごとく 日本の命運は尽きてしまうに違いありません!

(ちょっとホラーっぽくなっちゃいました😱)

 

そこで...

明治日本は瀬戸内海を守るため 入り口となる海峡に要塞を築きました

   ⇩ ⇩ ⇩

※幅の広い"豊予海峡"を守る豊予要塞日露戦争後に (大砲の性能が向上して射程が伸びてから) 築かれました

 

豊予要塞の構成要素 「鶴御崎砲台」の記事はこちら⤵

 

大小多数の島からなる芸予諸島では 戦艦のような排水量の大きな船が通ることのできる海峡は限られていました

本州側の「三原瀬戸」と 四国側の「来島海峡」以外は 浅くて哨戒艦ぐらいしか通れなかったようです

「三原瀬戸」と「来島海峡」

このふたつのチョークポイントを守るため大久野島 (広島県) と小島 (愛媛県) に砲台が築かれました

 

今回すまりんたちは 来島海峡急流観潮船に乗って「小島」で下船し 芸予要塞の砲台跡を見学してきました(^_-)-☆

 

しまなみ海道西瀬戸自動車道)の「大島南インター」を下りてすぐ「道の駅 よしうみいきいき館」 があります

観潮船はここから出航します! 

 

『みきゃん』は愛媛県のイメージアップキャラクター🍊 ※ワンちゃんです

 

一方 こちらは今治市バリィさん

ちょっと色あせてしまってますが(笑)第1回ひこにゃん 第2回くまモンに続く 第3回ゆるキャラグランプリ王者✨なのです

頭には来島海峡大橋をイメージ したクラウンをかぶり タオルのハラマキをしています

今治といえば 「今治タオル」が全国的に有名ですが…

実は 「焼き鳥の町」でもあります!

バリィさんは今治のスターなので 焼き鳥になることはないですね

 

すまりんは愛媛の出身なので 久しぶりの故郷入りにワクワク(^_-)-☆

 

こちらで乗船券を購入しました

 

多くの人は観潮船に乗るだけで 小島には上陸しません

※観潮船は予約なしでOKですが 小島に上陸する場合は7日以上前に予約の必要があります

 

「小島行き」とスタンプが押されたチケットと 上陸時の注意書き

大人(中学生以上)の料金は

観潮船 1800円 + 小島上陸 700円 → 2500円でした

※小島見物の際 さらに5000円追加で ガイドさんに解説をお願いできます


ガイダンステープならプラス500円でOK⤵

※ガイダンステープの場合 保証料1000円も一緒に支払いますが 破損なく返却すれば 返金されます

すまりんたちはガイダンステープを貸し出していただくことにしました

 

「日本三大急潮」というものがあります

関門海峡鳴門海峡と ここ来島(くるしま)海峡が挙げられるのだそうです

もしかして豪快な渦潮🌀が見られるのでしょうか!

 

小島には売店がないとのことで 水分補給用のペットボトルを購入

※島では自販機を一台見かけましたが 使えなくなっていたら困るのでこちらで購入しておくことをおすすめします(^_-)-☆

 

観潮船乗り場に移動します🐾🐾

 

待合所もありました

 

いざ 乗船!

 

ちいさな須磨も楽しそう!

ちいさな須磨は2022年にお空にいった愛猫の分身です

 

まずは直上にある 来島海峡第一大橋をくぐります

来島海峡大橋は 第一・第二・第三の三つの長大橋で構成された 世界初の三連吊橋なのだそうで 全長は4105m

橋は高速道路なのですが側道は徒歩や自転車でも通れるので 尾道から今治まで全長70kmのしまなみ海道サイクリングをされるかたも多いです🚲

 

船はまず港からピンクのラインを通って 波止浜(はしはま)湾に向かいます

 

造船所の立ち並ぶ 波止浜湾が見えてきました

 

湾内に入って造船所を見学...

細長い湾に造船所が7社並んでいて "造船長屋"と言われます

 

いちばん奥にあるのが有名な今治造船

現在国内最大✨ 世界第4位の造船会社だそうです!

 

Uターンして造船長屋の外に出ます...

正面に見える小さな島が 来島海峡の由来となった来島(くるしま)です

ここに「来島村上水軍」の根拠地 来島城がありました

村上水軍と言えば どうしても海賊🏴のイメージがありますね^^;

 

島に残る八千矛神

 

今治側の岸には 向かい合うように厳島神社の弁財天が祀られています

🔍

 

→→→ 目的地の小島が近づいてきました

小島上陸者がいなければそのまま通り過ぎるのですが すまりんたちのために港に一時停泊していただきます

ただいま12:20 

ここで降りたのはすまりんたちだけでした

 

迎えは80分後... 次の便で同じ船が来てくれます

またにゃー💗

 

何軒かの家はありましたが ほとんどが空き家のように見えました

多くの人は本土に家を持っていて こちらには通いで来られると聞きました

 

ガイダンステープを頼りに 芸予要塞探索スタートです(^_-)-☆

 

ちょっと怖い💧⤵

 

港の前は広場になっていました

移動時間の目安も書かれていました

一周65分くらいのようですが 写真を撮る時間も要りますし 道を間違えたりするかもしれないので 80分後に間に合うよう ちょっと早歩きで巡ることにしました💨

ひと様に迷惑をかけることは許されませんから...^^;

 

28cm榴弾砲のレプリカが置かれていました

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第11話「二百三高地」の撮影で実際に使われたものだそうです✨

 

トイレのある休憩所(ここに自販機がありました)

休憩所の内部には 往時の写真が飾られていました

 

まずは島の南側... 南部探照灯跡に向かいます🐾🐾

 

正面に見えるのは来島海峡第三大橋

カニさん🦀 発見!

 

海岸沿いの道はちょっと荒れ気味でした

 

ちょっと上級者向けっぽいキャンプ場

 

その奥に 探照灯がありました

夏草が生い茂っています!冬に来るべきですね^^;

クモの巣が多くあまり近寄る気にはなれませんが 往時の石組がそのまま残っていました

南部の遺構はこれぐらいなので 一度港に戻ります💨

 

結局 最後まで どなたともすれ違うことはありませんでした

猛暑の中 砲台巡りで小島に上陸する酔狂な人は いないようです(笑)

 

一方 こちらは 港からまっすぐ島の中央に向かう道

 

古いトイレがありましたが さっきの港のトイレのほうが綺麗そうです

 

遊歩道を登って行くと🐾🐾

発電所がありました⤵

レンガ造りの建物がきれいに残っています

冒頭でも紹介しましたが  日露戦争後 大砲の射程が伸びたおかげで幅の広い「豊予海峡」を守る豊予要塞の建設がはじまりました

それに伴い この「芸予要塞」は不要となり廃止されることになりました

 

広島側の大久野島は のちに毒ガス製造施設が建設されたため 敗戦後 占領軍の指示により火炎放射器で徹底的に焼き払われました

 

一方 小島は すでに廃された施設だったために建物がそのまま残されたようです

太平洋戦争の戦中戦後 疎開してきた何組かの家族がこれらの建物を利用しておられたそうです 

かまどなど 生活の跡も残っていました

 

発電所跡を奥に進むと…

南部砲台跡がありました⤵

砲弾を貯蔵した地下室でしょうか

 

その横に大きな砲座がありました

上から見ると丸い砲座が二つ残っているのがわかります⤵

 

南部砲台の横には集落がありましたが 人の姿は全くありません

 

椿のトンネル

夏なので花は咲いていませんが...

実がいっぱい成っていました✨

 

「明治三十二年 陸軍省」と彫られた標石

弾薬庫跡です

敵から狙われないよう 両側が遮蔽された谷あいの場所に設置されています

そのせいか道がぬかるんでいて向こうまで行くのはちょっとはばかられました

...ので 標識のみ撮影🔍

 

けれど この後 隣に伸びる遊歩道を進み 坂の上まで行くと...

レンガ造りの弾薬庫が見下ろせました⤵

湿気がこもらないよう床がアーチで底上げされた構造です

今は屋根が落ちていますが かつては菊間瓦で葺かれていたそうです

 

山頂近くにある 中部砲台へと向かいます

...と ハンミョウ発見!

たくさんいて 道案内してくれました

ハンミョウを追いかけて写真を撮っていたら時間が押してきたので^^; これ以上はあきらめ 中部砲台を目指しました💨

 

島の最高所まで登っていきます🐾🐾

 

見晴らしの良い場所に出ました!

橋の向こうに見えているのは 潮流信号所の電光板

 

上向きの矢印は今後流速が早くなるという意味だそう...

この後の 急流観潮巡りに期待が持てそうです(^_-)-☆

 

「N」は北流(九州側に向かって潮が流れる)を示しています

 

中部砲台跡に到着

夏草が茂っていますが 石組は往時の面影をそのまま残しています

明治時代の海岸要塞としては”完全に近い状態で残っている日本唯一の場所”なのだそうです✨

こちらに6門の28cm榴弾砲が設置されていました

日露戦争では旅順要塞攻略の際にこのうちの2門が移送され 勝敗を決定づけた二百三高地の陥落に重大な役割を果たしました

 

奥に向かい3つの砲座が並んでいました

 

各砲座にはそれぞれ2門の榴弾砲が置かれていたそうです

榴弾砲は高い仰角で撃つ砲で 砲弾は放物線を描きながら目標に到達します

このため海上の敵艦から大砲は見えないようになっています

 

砲座と砲座の間には 地下室がありました

 

砲座間の連絡のために 伝声管が備えられています

宮崎駿アニメっぽいですね✨

 

さっそく あそぶ すまき

すまー  すまー すまー

!!!

聞えるにゃ♥

 

砲座の奥には レンガ造りの地下兵舎が並んでいました

 

兵舎と砲座の間に 指令所へ向かう階段がありました

猛暑の中 急な階段に げっそりでしたが^^;

頑張って上がりました

 

平らになったと思っても さらに階段^^;

 

ようやくゴール🚩 

 

ここが島のてっぺんです✨

 

来島海峡を一望のもとにおさめることができました

 

こちらは南東側... 今治方面⤵

 

こちらは北西側... 敵が来るとすればこちら側からです!

 

ここにも伝声管の穴がありました

 

一段下にある 指令所の地下室

伝声管はこちらに開いていました⤵

上の観測所から弾着の位置を伝えたりするのに使われたのでしょうか

 

※島の北側には北部砲台跡もあるようですが

この砲台が廃された後に爆撃訓練の的とされたため破壊が進んでいるようです

 

そうこうしているうちに上陸から1時間が過ぎていました

お迎えまでに20分弱しかないので 急いで港に戻ります💨

約束の5分前には港に着きましたが 船が遅れていて 迎えが来たのは10分遅れでした

 

再び観潮船に乗って急流の来島海峡見物です→→→

急流ポイントを見ながら港へと戻って行きます→→

 

要塞のある小島に別れを告げ…

 

第三大橋をくぐって西水道を進みます

 

海が波立って流れています

船の両側に渦潮が巻いていました🌀

 

18秒の動画です  ※音量にご注意下さい!

 

船は中水道に向かいます

 

こちらは第二大橋

 

ちょっとのっぺりした所がありますね

海底から潮が湧き上がる場所は平らな水面になるのだそうで「湧き潮」と呼ばれます

嵐の前の静けさみたいな不気味な感じがありました

 

ここで船は引き返します

最大7ノット(時速13km)という潮の速さに船は一瞬で流されてしまいます

 

エンジンを切って流されるままに回転中の動画です 

※こちらも音量にご注意下さい

 

ちなみに 鳴門海峡の潮の速さは最大10ノットだそうです

※記事に添付のインスタで動画もご覧になれます(^_-)-☆

 

今回の「来島海峡クルーズ」では ちょっと小さめでしたが鳴門の時よりもたくさん渦が見られたような気がしました(*^^*)

鳴門へは 渦潮が現れやすいタイミングを調べてから行きましたが 今回は下調べしていなかったのに迫力のある流れが見れてラッキーでした✨

 

今回のお話は以上です(^_-)-☆

 

長い記事をお読み下さりありがとうございました

 

次回は 尾道散歩のお話です(^_-)-☆