2日目のお話です...
『雪の山形...1日目』からの続きになります
ホテルから見た 酒田港⇧ と 鳥海山⇩ です
ホテルの朝食はバイキング形式...
山形名物の芋煮や玉こんにゃくなど美味しいお料理がずらりと並んでいました
すまきのセレクト⤵(飲み物はトマトジュースです)
今日は 温泉宿へ行って沢山食べるので ちょっと控えめにしているようです
すまりんは山盛り...?
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フルーツとヨーグルトメイン (笑)
ブログにあげることが分かっていたらこんな取り方はしなかったでしょう💧
(出さないという選択肢もありましたね 笑)
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本日の観光は以下の順に駆け足で(車で)回っていきます💨
①旧割烹小幡
(おくりびとのロケ地)
②日和山公園
(日本最古級の木造灯台)
③本間家旧本邸
(本間様には及びもせぬがせめてなりたや殿様に)
④山居倉庫
(おしんのロケ地)
(国宝✨)
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2009年(平成21)にアカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」のロケ地となったことで有名です(^_-)-☆
駐車場は5台分あるようですが満車の場合や大型車は近くの日和山公園の駐車場にとめることになります
すまりんたちはこちらに車をとめて歩きました🐾🐾
内部見学は2014(平成26)年9月に終了しているため 外観の見学のみです
明治時代の建物のようです...
おくりびとのワンシーン⤵
真似したつもりですがぜんぜん違いますね^^;
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酒田港を一望できる②日和山公園
向こうに広がるのは日本海...
天気がいまいちですが晴れた日には飛島が見えるそうです!
前回の夕食のところでちょこっとお話しした島です(^_-)-☆
酒田は強風が吹くことで有名です...
見えている白い塔は防風林の松林に建つ灯台です
ここは灯台に沈む夕日のスポットとしても知られています(^_-)-☆
綺麗でしょうね...✨
日本最古級の木造六角灯台⤵
北前船の全盛期に建てられた洋式の灯台で 高さは12.83mです
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~西の堺 東の酒田~
鳥海山の伏流水に恵まれた庄内平野は昔から米どころとして有名です!
また 全国の生産量の半分を占めたという紅花や 青麻(小千谷ちぢみや越後上布の材料)などが最上川の舟運で河口の酒田に集積されました...
蝦夷の産物(昆布やニシンなど)とともに北前船で大坂や江戸に運ばれたこれらの産品は大変な利益を生みました
その繁栄ぶりは「西の堺 東の酒田」と言われるほどでした✨
町の一角に延々と続く立派な塀...
とにかく大きい...👀
この豪邸の主は…
③本間家です!
※内部の写真が1枚もないのですが たしか本邸内は撮影禁止だったのだと思います
スリッパがなかったので真冬の本邸の床は凍えるほど冷たかった記憶があります(>_<)
この酒田の町は三十六人衆という自治組織により運営される商人の町でした...
なかでも本間家は三井家・住友家に劣らぬ大商家として有名で
「本間様には及びもせぬが せめてなりたや殿様に」
...という俗謡が歌われるほどの繁栄を誇りました✨
本間様はお殿様よりもえらかったんですね... 👀
向かいにある別館にも行きました..
こちらは撮影OKです(^_-)-☆
昔のそろばん(下が五つ玉ですね...)
本間家は庄内藩の財政に参画して藩の危機を度々救ったほか 戊辰戦争の賠償金の支払いや 農民や小作人への農業指導など 収益の多くを社会貢献に投じたといわれています(*'▽')✨
戦後の農地改革までは日本一の地主でしたが GHQの指導により1750haもあった農地はただ同然で売り渡され 本間家には4haだけ残されたそうです...
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④山居倉庫(さんきょそうこ)
山居倉庫は1893年(明治26)に最上川と新井田川に挟まれた通称「山居島」に建てられた米保管倉庫です
もしぇのん(黒獅子) と あののん(赤獅子)
今回はすまりんの素顔?で (笑)
川に面した船着場は 最上川舟運の拠点のひとつでした...
舟運に用いられた小鵜飼舟が復元展示されています
舟から倉庫までは 女丁持(おんなちょうもち)と呼ばれる女性が荷物を運びました!
1俵60kgの米俵を背負って舟から倉庫まで運び 天井まで25段の高さに積み上げたそうです!
当時米1俵の値段は4円...
男性の給料が1日50銭だった時代に彼女たちの日給は1円だったそうです✨
日給の多さからもどれだけ重労働だったかがうかがえますね...
信じられませんが米俵を5つ(300kg💧)いっぺんに担いだ記録(写真)も残っています(;''∀'')
たしかにありましたが使用許可されている写真を見つけることができませんでした!
白壁・土蔵づくりの9棟からなる倉庫の米の収容能力は10800トン(18万俵)です!
背後にケヤキ並木を配して夏の日差しを和らげ 二重屋根にして風通しをよくするなど 自然を利用した低温倉庫として 現在も現役で使われています☝
「おしん」のロケーション舞台のほか...
倉庫の裏側の「ケヤキ並木」はCMやポスター等にも使われ 散歩道でも有名です
倉庫の一部は「庄内米歴史資料館」や「観光物産館」となっています
すまりんは「むきそば」が気になりました...
お土産をしっかり買い込みましたよ(^_-)-☆
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これから本日最後の観光地
⑤ 出羽三山神社に向かいます🚗
参拝客を迎える大鳥居は高さ24メートル!車の中からの撮影です
出羽三山は山形県にある「湯殿山」・「月山」・「羽黒山」の総称です
修験道を中心とした山岳信仰の場で 三つの霊山のそれぞれの山頂に神社があり これらを総称して出羽三山神社といいます
•「湯殿山」は裸足でお祓いをうけてからでなければお参りが許されず
山頂の湯殿山神社とその周辺の詳細については...
「語るなかれ、聞くなかれ」
と言われ写真撮影も禁止の聖地なのです!
•「月山」は標高1984mの高峰で月山神社参拝には本格的な登山が必要です!
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なのでここ 「羽黒山」山頂の出羽神社(いではじんじゃ)に3社の神を併せて祀る三神合祭殿があって ここから出羽三山をまとめて参詣できるようになっています
参道の入り口は雪に埋もれていました
五重塔まで 黄色の矢印を行きます⤵
山門を抜けて雪の階段を下ります
ふわふわの雪ではなくて凍っていたので慎重に降りていきます...
祓川と須賀の滝
雪道に赤い橋は映えますね✨
すごい⤵
見えてきました!
総高約29.2m...彩色のない素木の塔に杮葺き(こけらぶき)の屋根
雪に埋もれた杉木立の静寂の中に凛と立つ姿に鳥肌が立ちます!
五重塔の碑の『重塔』が隠れるほどの雪深さ👀
神社ですが 修験道で神仏習合のため別当寺というお寺があり 山門や五重塔が建てられたのです
明治時代の神仏分離により山内の寺院はほとんど取り壊されましたが 五重塔はかろうじて残されました
江戸時代にはこの塔の周囲に多くの建造物があったそうです
ここから2446段の石段を登って羽黒山頂まで登れば社殿にお参りできますが 雪と時間の関係でまたの機会に...
このあとすまりんたちはお宿へ向かいました...
この雪道で予想以上に時間をとられチェックインにかなり遅れてしまいました(;''∀'')
次回は赤湯温泉のお宿のお話です
...続