夕食はお部屋食で 18:00/18:30/19:00から選べました
すまりんたちは 17:00から貸切風呂に入ることになっていたので 余裕を持って18:30スタートにしていただきました(^_-)-☆
「数寄の宿 野鶴亭①」からの続きです
ドリンクメニュー(チェックイン時からお部屋にありました)
すまきは「今月のお任せ焼酎」
銘柄は 薩摩茶屋(芋焼酎)でした
メニューには 360ml 1650円とだけ書かれていましたが 半量の1合も選べたので 1合で ロックにしていただきました
料金は さすがに半額とまではいきませんでしたが 1100円でした
くせがなくて飲みやすい焼酎だったそうです
「鉄瓶が重くて どれくらい残っているか分かりにくい」と言ってました(笑)
すまりんはウーロン茶
お品書きにも鶴があしらわれていました✨
食事の前に氷出しのお茶を入れて下さいました
茶葉の上に氷を乗せて 溶けた水で抽出したものだそうです
少し甘みも感じられる まろやかなお茶でした
まずは 乾杯の写真を撮って下さいました
お品書き
【座付】甘鯛蕪蒸し
山葵が添えられ 鼈甲(べっこう)餡が掛けられていました
ふわっとした食感で 美味しかったです
【しのぎ 】銀杏粥 炙り明太子のせ
見るからに美味しそうでしたが お粥が最初に出てくるのは面白いです
【椀盛 】蒸し鮑 胡麻豆腐
美しい器に思わず気をとられてしまいましたが...
主役はこちら⤵
ごま豆腐の上にアワビが丸ごと乗っていました
お汁は 枕崎のカツオの1番出汁に 柚子の風味が効いて とてもほっこりしました
【向付 】
鰹焼霜造り 針玉葱茗荷和え
鮪漬け
土佐醤油・湿し海苔/山葵・昆布牛蒡
湿し海苔はお宿のオリジナルのようで海苔を土佐醤油に漬けたものです
昆布牛蒡は塩昆布と揚げたゴボウを合わせたもので カツオに乗せてもよいし そのまま食べても美味しいですよとのこと...
ごぼうが香ばしくて気に入りました(*^^*)
お造りはどちらも濃厚で 旨みがぐっと溢れていました✨
羽田(ハタ)
高級魚のマハタのお刺身です
お刺身には花穂紫蘇が美しく添えられていました✨
お供は 芽葱が添えられた鮟鱇肝ポン酢と 胡麻(ごま)※
※「浜比嘉塩」という沖縄の塩と白ゴマを合わせたものだそう
肝醤油も良く合っていましたが ゴマ塩でいただくのも白身魚の味が引き立って良かったです✨
先ほどのカツオもそうでしたが 味の変化を充分楽しむために もうちょっとお造りの枚数があると嬉しかったかな...という感想です
(コース全体としてのボリュームは問題ありません!)
【温物 】かすみ鴨 薄葛打ち
お肉は一人3枚ずつです
葉物は 芹と水菜
スタッフのかたが目の前で調理して下さいました
少し赤みがあるうちのほうが柔らかくて美味しいとのことでしたが...
赤いお肉が苦手なすまりんは しっかり目に火を通していただきました^^;
もったいないので すまりんは2枚にして 1枚すまきに寄付することに(^_-)-☆
下に 葉物が隠れています(^_-)-☆
お出汁なしでも しっかり味が付いていて 粉山椒の風味が良かったです✨
すまきはちょっと赤みが残る程度に仕上げていただき 美味しくいただきました
このあと 大きなお膳が運ばれてきました👀
【後八寸 】二人盛りです✨
八寸は 先付けの後で出される「前八寸(≒前菜)」や 献立の中間で出される「中八寸」などがありますが "後八寸”は 正式な懐石用語ではなく お宿のオリジナルの言葉だそう...
卵味噌󠄀漬け
柿長芋胡麻和え
衣被(きぬかずき)味噌󠄀射込み・車海老艶煮・ 揚げ銀杏
皮を剥いたら 味噌󠄀が射込まれているのがわかりました⤵
車エビはプリップリ✨ 揚げ銀杏も香ばしく 味噌入りのきぬかずきは トロっとしていて美味しかったです(*^^*)
栗渋皮煮・鳥松風・ 蟹砧巻き黄身酢・ 冬子椎茸当座煮・ 零余子(むかご)松葉
秋らしいお料理です✨
※砧(きぬた)巻きとは かつらむきにした素材で他の素材を巻いた料理のこと...
砧は 木槌で打って布を柔らかくしたりするのに用いる木や石の台のことで それに似た形であるのでそう呼ばれるそうです☝
見た目にインパクトのある豪華な前菜風?のお料理が コースの終盤に出てくる斬新なスタイルに驚かされました
満腹に近づいていましたが かわいい小皿だったので 食が進みました(^_-)-☆
【食事 】室鯵御飯 風味紫蘇 叩き梅
炊きたてです!
蓋を開ける前から シソの香りがしていました✨
すまりんは満腹につき 少ないめでお願いしました↘
↑すまきのは普通盛りですが お椀が大きいので 少なく見えますね!
【留椀・香物 】と共にいただきました
ご飯は シソや梅の風味が強いので アジの生臭さなどは全くなく とても美味しかったです!
残りは お夜食用におにぎりにして下さるとのことで お願いしました
留椀は 蓮餅三州仕立て
小さなれんこん真丈(蓮餅)が入っていました
香物は 浅漬け
【水菓子 】メロンスムージー 【甘味】餅プリン
ほうじ茶と 新しいおしぼりも下さいました
メロンスムージーはカクテルみたいで可愛い...💛
とっても甘くて美味しかったです(*^^*)
餅プリンは やや硬くて面白い食感でした
黒蜜が底に入っていて こちらも美味しくいただきました
特に食材が珍しいわけではありませんが これまでに食べたことのない組み合わせや調理法が斬新でした✨
食べる人を驚かせようという工夫がこらされていて とっても楽しい夕食...
もちろん どれもすごく美味しくて大満足です!
ごちそうさまでした(*^^*)
食後にお布団を敷いて下さいますが 主室でも次の間でもどちらでもよいとのこと...
ちなみにこちらが主室(夕食をいただいたお部屋)
こちらが次の間⤵
次の間のほうに敷いていただくことにしました
朝食は食事処でいただくので どちらにしてもお布団はそのままです(^_-)-☆
枕は標準的なもので 厚みのあるマットレスの寝心地が良かったです
枕元に懐中電灯も置いて下さいました
ご飯の残りが お夜食用のおにぎりになりました(*^^*)
※最初によそって下さった時点で「残りはおにぎりにして下さい」とお願いしたので お代わりしていない分 おにぎりが多くなっています
冷めてもおいしいご飯でした(*^^*)
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翌朝...
すまきは6時に起きて お部屋の露天風呂を楽しんだようですが すまりんはまだ夢の中...
朝食は7:00 / 8:00 / 9:00から選択できましたので 7:00スタートでお願いしました
日本庭園を臨むお食事処でいただきます
ややオープンではありますが スペースが広いので周囲は気にならないと思います
各テーブルにはお部屋名が書かれたプレートが置かれています
すまりんたちはこちらのテーブルに案内されました⤵
朝も豪華なお膳です✨
色とりどりの小鉢に 心が躍ります
まずは炊きあがって蒸らす前の「煮えばな」のご飯をひと口よそっていただきました
ねっとり感!伝わるでしょうか?
半分お粥のような アルデンテの食感で 甘みを感じました✨
これを食べ終わるころには御釜のご飯が蒸らされて炊きあがりになります
餡かけの湯葉
湯葉の下には サワラが⤵
銀だらの西京焼き
脂がのって とても美味しかったです
玉子焼きとお味噌汁もやさしいお味(*^^*)
(手前)切り干し大根&人参・赤こんにゃく・胡麻豆腐
※奥にあるのはすまきの分で こちらから見ると逆向きに並んでいます
かぼちゃ&揚げ巻き・もずく・イカめんたい
きびなごの南蛮漬け
さつま揚げ・青菜浸し・生ハム&トマト
ご飯のお供たち...
梅干しと椎茸昆布と お隣は特産の黒酢のピクルスでしょうか
カツオの粉をまぶした壺漬けに 鹿児島らしい切り干し大根の漬物
袋入りのは ちりめん山椒と海苔でした↗
⇩ ⇩ ⇩ 取り分けました
ご飯の水分が飛んで しっかりしてきました
ちりめん山椒を掛けたところ⤵
お茶は ほうじ茶です
デザートは 嶺山(みねやま)豆腐のマンゴーソース掛け
嶺山豆腐は ミルクを葛で固めたもので もっちりした食感です
レモンの果汁ともマッチして美味しかったです💛
朝食もボリュームもしっかりあってとても満足のいく内容でした(*^^*)
庭を一周してお部屋に戻ります🐾🐾
ちょうど朝の散水が行われていました
木々の枝伝いに 空中にホースを渡してあって 散水の水が霧雨のように苔の庭に降り注いでいます
動画(20秒)もご覧下さいね(^_-)-☆
朝日の木漏れ日に水滴が輝いて 夢のような景色を作り出していました✨
このあとは チェクアウトの11時まで お部屋でまったりと過ごしました(*^^*)
露天風呂も木の間から日差しが注いで気持ちよかったです
内湯 (温泉♨)も緑が映って いい感じでした✨
また季節を変えて訪れたいお宿です(*^^*)