本日は秩父ちょこっと観光・グルメのお話です(^_-)-☆
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羊山公園は広い敷地を有していますが 公園の一画にある「芝桜の丘」の一面には芝桜が植えられていて 春の開花時期には多くの観光客で賑わいます
秩父鉄道の「御花畑駅」や西武鉄道の「西武秩父駅」「横瀬駅」から30分ほどで歩いて行くこともできますが すまりんたちは車で行きました🚗
警備員さんの指示に従い 案内された駐車場に向かいます
※駐車料金は芝桜の咲く時期のみ有料で 普通車(軽自含む) 500円です
※公園への入場も通常無料ですが この時期のみ「芝桜の丘」への入園が有料になります
すまりんたちは芝桜の丘から少し離れた P1に駐車しました↘
駐車場前にも入園券売り場があったので 先にチケットを購入しました
一般の入園券は300円です
ここから 徒歩で「芝桜の丘」に向かいます🐾🐾
この公園の名前が なぜ「羊山公園」かというと…
戦前に県の綿羊種畜場が設けられていたからだそうです
園内マップの隅に羊の写真がありましたね
「ふれあい牧場」では羊に出会うこともできます(^_-)-☆
「芝桜の丘」へはP1からは10分ほどで到着です!
パッチワークみたいで綺麗です(*^^*)♡
色とりどりの芝桜…
現在10種類の芝桜が植えられているんだそうです
まだ成長途中の まばらな所もありましたが…
ほとんどの場所で 綺麗な芝桜を見ることができました
なかでも武甲山の雄大な姿をバックにするのが一番のフォトスポットです✨
標高1304mの武甲山ぶこうざんは 日本二百名山の一つに数えられます
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武甲山…
よく見てみると 細かい筋がついて山が削られているのがわかります…
北側斜面が石灰岩質で セメントの原料となる石灰岩の採掘が盛んに行われているのです…
ここでは渋沢栄一氏の肝いりで「秩父セメント」が設立され 武甲山の石灰岩が関東大震災や太平洋戦争後の東京の復興を支えました
渋沢栄一氏は2024年からの新紙幣では一万円札の顔になる人ですね!
産総研「シームレス地質図v2」で確認すると 武甲山は山頂を境に北半分が石灰岩(青) 南半分は玄武岩質の火山岩(緑)でできた不思議な地質であることがわかります
これは "昔 武甲山がハワイだったから⁉︎"なのだそうです
ハワイには マウナロアやキラウエアといった活火山🌋がありますが これは"ハワイ・ホットスポット"というマントルが湧き上がってくる特異点があるためだそうです
太平洋プレートが東から西にゆっくりと移動するにつれて ホットスポットで形成された火山島もしだいに西に向かって動いて行きます
やがて海に沈んでいく島はサンゴ礁となり サンゴ石灰岩を頭に乗せて海没して海山となります
ハワイの西側の海底をGoogle Earthで眺めてみると 点々と海山が連なっています
どんどん西に進んで やがて日本列島にぶつかった海山は横倒しになり 北側がサンゴ石灰岩 南側が火山岩でできた山となりました
武甲山は2億年の時間をかけて 5000km彼方のハワイ・ホットスポットからやってきた火山島のなれの果てと考えられています…
石灰岩のあるところには鍾乳洞があります
武甲山のふもとにも鍾乳洞があるので行ってみました
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鍾乳洞のすぐ隣に無料駐車場があります
もっと手前に 「橋立鍾乳洞観光駐車場」の看板のある 広い駐車場がありますが…
ここは鍾乳洞から遠いうえに有料です
おそらく登山されるかたが利用されるのでしょう
すまりんたちは 車で鍾乳洞前まで行きました
写真はないのですが 上の写真の左手前に カフェがありました
テラス席もあり 沢山の人が飲食しておられました
こんな山奥にもかかわらず 人気のお店…
気になって 後で調べたら メディアにも多数取り上げられている有名店でした!
名前は JURIN's GEO
すごくお洒落なメニューが多くて 立ち寄らなかったことを後悔(>_<)
コーヒーとアイスクリームが絶品のようですがフルーツのかき氷も気になりました
こちらは鍾乳洞の出入り口(料金所)です
営業時間:8:00~16:30 (3月1日~12月上旬まで)
料金:大人200円 子供100円
ここから1~2分ほど下ります
埼玉県内で唯一の観光洞なのだそうですが 内部の撮影は禁止です
洞穴の長さは約140mで "洞内の3分の2以上が竪穴"という大変珍しい鍾乳洞です✨
中の照明は暗いめで すごく狭い所がありました
誰もいなかったこともあるかもしれませんが ちょっと怖かったです^^;
鍾乳洞の内部にはよく"名前の付いた鍾乳石"がありますが 今回見たのは数個だけだったように思います
また 上りづらい階段があり(頭上注意で足元も注意!みたいな^^;)
変な姿勢で移動しないといけないので 注意が必要です
細心の注意を払ったつもりですが 結局 頭1回 背中1回ぶつけました^^;
すまきも ぶつけてました
撮影禁止 納得です!
10分後 出口にて…
高低差が30mもあり 出口はかなり上でした!
石灰岩の大岩壁のふもとには 秩父34ヶ所 28番の「石龍山橋立堂」があります
この辺りでは縄文時代から人が暮らしていたのですね…
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「続日本紀」に
和銅元年春正月乙巳 武蔵国秩父郡 和銅(にぎあかがね)を献ず
詔して日く「…東方武蔵国に自然に作成る和銅出でたりと奏して献れり」と
という記述があります
銅鉱山が発見されたことを記念して 年号が「慶雲」から「和銅」に改元され 和同開珎が作られたとされています
その場所がここ 和銅遺跡です!
聖神社の脇の細い道を登っていくと 路肩に遺跡見物用の駐車場がありました
案内に従って徒歩で少し道を戻ります🐾🐾
遠くに両神山のノコギリ尾根を望む 春ののどかな風景…
ここから下って行きます
かなり大きな和同開珎のモニュメントがあるようです…
階段をしばらく下ります
遺跡への案内がきちんと整備されていたので迷うことはなさそうです
林の中をしばらく進むと 和同開珎のモニュメントが✨
日本で最初の貨幣は和同開珎(わどうかいほう・わどうかいちん)というのが少し前までの常識でした
すまりんの時代は そう習いました
ところが 1999年1月19日に 奈良県明日香村から大量の富本銭(ふほんせん)が発見されたため 日本で作られた最古の貨幣として教科書に載るのは和同開珎ではなくなりました
さらに 今となっては 富本銭の前に無文銀銭(むもんぎんせん)という貨幣があったこともわかっています
ただ 富本銭や無文銀銭は 広い範囲には流通せず 通貨として用いられたかどうかも不明なため 確実に広範囲に貨幣として流通した日本最古の貨幣が和同開珎であることには変わりありません
直径4mのモニュメントは迫力抜群✨
和同開珎の「和同」は 年号の「和銅」を簡略にしたものとする説と 「天地和同」「万物和同」「上下和同」というような「和らぎ」とか「調和」という意味の中国の古典にある吉祥語が由来であるとする説があります(それでも年号と語呂を合わせようとする意図はあったと思われます…)
通常 "銅"は黄銅鉱などの化合物として存在しますが 稀に自然銅として単体の銅が見つかることがあります
和銅遺跡で発見された銅は自然銅で 「にぎあかがね」と呼ばれました
今も露天掘りの鉱山跡が残っています
「聖神社」について書かれた看板がありました
発見された自然銅は 今も聖神社の御神体として祀られているそうです
一旦車をとめた場所に戻り ふもとの聖神社に移動しました🚗
実は すまりんたちは2018年にも聖神社に参拝したことがあります
その時はお祭りの日で賑やかでしたが この日はゆっくり参拝できました
「御神宝はむかで」と書かれています↘
ムカデ(百足)が家に出ると縁起がいいなんて聞いたことがありますが…
すまりんはムカデは大の苦手です(虫全般がダメなので^^;)
すでに ご利益薄そうです…
「銭神様」である聖神社は ご利益がすごい!と有名のようです
お金の神様なので しっかり手を合わせてお祈りしました
御神体は「自然銅」 御神宝は「自然銅」と「むかで」
和銅のムカデならまだ大丈夫ですが 本物には絶対お目にかかりたくありません!
まもなくムカデにかまれることになるとは…
その時のすまりんに知る由はありませんでした
(詳細は後日の記事にて…)
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残りは美味しいお話です(^_-)-☆
営業時間:平日 11:00~20:30 / 土日祝 11:00~20:00
国内産の高級蕎麦粉を使用した 打ちたて茹でたてのお蕎麦を味わうことができます
こちらはテーブル席とカウンター席
お座敷もありました
すまりんたちはお座敷にていただきました
お品書き(一部)
お店のホームページに詳しいメニューが載っています
すまりんたちは くるみのつけ汁 もり(860円)を注文しました
冷たいつけだれには 擦った"くるみ"が入っています
くるみのつけ汁は ちょっと甘いのかなと想像していたら 醤油風味のタレでした
麺は細くて のど越しがよく しっかりこしもあって 美味しかったです✨
ボリュームも充分でした(*^^*)♡
もちろん そば湯もいただけます
お蕎麦を食べておなかいっぱいになったのですが…
すぐお隣に美味しい天然氷のかき氷屋さんがあるので このあと行ってきました
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※駐車場の向こうに見えているのは 「❺そば処 味里」です
すまりんたちは2018年にも来ましたので実は2回目です
営業時間:10:00~16:30(木曜休)
※休日には行列ができるお店です
ガチャガチャとおみくじあり⤵
向かいの花が咲いている木に おみくじが結わえられていました
入り口で受付をします
メニューも見ることができます
前回はこちらの建物の中でかき氷をいただきましたが …
今回はお庭にて…
奥にセルフサービスの飲み物コーナーがあります
茶釜には熱い麦茶が入っています⤵
注文を済ませ かき氷を待っている間に 代金を準備しておきます…
すまきは秘伝みつ 極みスペシャル
すまりんはアールグレイ紅茶&ミルクキャラメル
かき氷を持ってきて下さった時に お金を支払うシステムです(^_-)-☆
かき氷が運ばれてきました!
1個ずつ運ばれてきますが 時間差は1分程度でした(^_-)-☆
手前が すまりんので 右は すまきのです
アールグレイ紅茶&ミルクキャラメル
ふわふわの氷は 冬に結氷した清水の池から切り出された天然氷です!
手前のはお口直しの梅干し
アールグレイをかけたり ミルクキャラメルをかけたり MIXしたり…
とっても美味しくいただきました(*^^*)♡
秘伝みつ 極みスペシャル
※白玉トッピング(5玉)は別途200円です
秘伝みつが入っています⤵
抹茶あん・白あん・あずき粒あんを添えながら美味しくいただきます
ちなみに こちらが前回お座敷でいただいたかき氷です↓
四季のプレミアム生果汁かき氷 ミニ白玉あんみつ付き(1600円)
季節限定のメニューも色々あるので また季節をかえて行ってみたいです
次回はこの日宿泊した「新木鉱泉旅館」のお話です(^_-)-☆