飛騨と言えば... 白川郷 (^_-)-☆
独特の景観をなす合掌造りの集落は 1995年に 山向こうの五箇山地区と共に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として ユネスコの世界文化遺産に登録されました✨
かつては陸の孤島とよばれた秘境ですが 2008年 東海北陸自動車道が開通し 最寄りの白川郷インターチェンジから簡単にアクセスできるようになりました(*^^*)
朝霧の出やすいこの季節...
朝もやにかすむ合掌造りの里が見られるのでは…と思い すまりんたちは早朝に白川郷を訪れてみました
ポスター写真などでおなじみの白川郷の撮影スポット 荻町城跡展望台に向かいます🚗
日の出前なのに 駐車場には何台も車がとまり 三脚を並べて人だかりが^^;
みなさん 朝陽が射すのを待っておられるのでしょうか...
天気予報に反して あいにくの曇り空...
山に囲まれた谷底の集落に陽が照るまでずいぶんと時間がかかりそうです
皆さんのお邪魔にならないよう 横からちょこっと撮影させていただきました
朝もやは ありませんでしたが 紅葉に染まる山々に抱かれた静かな山里の風景を見ることができました(*^^*)
すまりんたちは里には下りず この後 "ガッタンゴー"に乗りに行きました
過去に 白川郷を訪れた時の写真があるので載せておきますね(^_-)-☆
この時は すまりんの両親も一緒に来ていましたので 写真にちょこっと登場します
せせらぎ公園駐車場
真冬でしたが あいにくの?晴天続きで 雪は融けかけています^^;
すまりんが手に持っているのは 飛騨の名物「五平餅」です
五平餅は 半つきにした米を串に刺し 味噌や醤油のタレをつけて焼いたもので 中部地方の山間部に伝わる郷土料理です
焼き立ては 香ばしくて とっても美味しいです♡
白川郷 野外博物館 合掌造り民家園
貴重な合掌造りの建物が移築・保存され 一般公開されています
入場料:大人600円 小人400円
営業時間や休業日は季節によって異なりますのでホームページをご覧ください
豪雪を見てはしゃぐ父と娘 (笑) ⤵⤵
雪に覆われた白川郷は綺麗でした✨
背後には遠く奥飛騨の山々が見えています
真っ青な空...
日当たりの良い場所では 屋根の雪が融けてしまってました
合掌造りの建物はだいたいが同じ方向を向いています
これは風の抵抗を最小限にすることと日照量の調節のためだということです
青空バックの写真も いいですね...
茅葺(かやぶき)屋根から 今にも雪が落ちてきそうです!
屋根の傾斜を急にすることで雪が落ちやすくし屋根がつぶれるのを防いでいます
合掌造りの建物の中に入りました...
勾配の急な階段です↗
居住スペースは主に1階で 上の方の階では 養蚕を営んでいたようです
最上階の屋根裏部屋⤵
屋根の固定に釘などは使用されずマンサクの若枝や縄で縛られています
それによって弾力が生まれ耐久性が増すそうです
庄川にかかる「であい橋」を渡って荻町地区に向かいます🐾🐾
天気が良いので橋を渡る人の影がくっきり見えていました
さて すまりんたちは どこにいるでしょう(笑)
白川郷の荻町地区では 合掌造り集落が今も実生活の場として使われています
すまりんたちの背後に見える小高い丘が冒頭で紹介した 荻町城跡展望台です
雪でできた合掌造りが展示されていました
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秋の飛騨のお話に戻ります...
翌日 世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」を構成するもうひとつの地区「五箇山」に行きました
白川郷インターから車で20分ほど 五箇山インターを降りてすぐに 「越中五箇山 菅沼合掌造り集落」があります
※ここはもう富山県です
駐車料金:普通自動車 500円
見学時間:4月~11月 8時~17時
12月~3月 9時~16時
駐車場前の建物のエレベーターで崖の下の集落に向かいます


地下道をすすむと…


合掌造りの民家が現れました!
観光バスで賑わう白川郷と比べ 人も少なく どことなくうら寂しい五箇山の里...
立ち寄ったお土産やさん⤵
集落の人々は実際に生活されながら 土産物店や食事処を営んでおられます
川の水を利用して野菜を冷やしています
こういうのもちょっと憧れます(*^^*)♡
こちらは塩硝の館
白川郷や五箇山では 火縄銃にも使われる黒色火薬の原料となる硝石が生産されていました
水溶性の硝石は雨の多い日本では天然に産出しないので輸入に頼っていましたが 尿素を硝酸に分解するバクテリアを利用して(お便所の)床土から硝石を生成する方法が編み出されて国産化されました
合掌造りの家では 囲炉裏の下に穴を掘り 蚕の糞や枯草を積んで尿をかけ 囲炉裏の熱で発酵させながら数年かけて硝石が生産されていたそうです
加賀藩では隠れ里の五箇山で秘密裏に硝石を生産し 塩硝と称して金沢へと運んでいたそうです
籠渡し(野猿やえん)がありました!
歌川広重の「飛騨籠渡図」にも描かれています⤵
加賀藩の隠し里であった五箇山には架橋が許されず 往来には籠渡しが使われたのだそうです
残念ながら 現在は 動かすことは できません…
籠に乗って記念撮影しました


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飛騨古川は高山の奥座敷とよばれ 高山の北に連なる盆地を中心とした古い街並みを残す町です
秀吉により飛騨一国を与えられた金森長近の養子 可重(ありしげ)が一万石を拝し この地に高山に似た城下町を築きました
"一国一城令"で城は廃されましたが 江戸期以降も天領として 町並みは残りました…
駅前に無料の広い駐車場があります
ここから徒歩にて散策しました🐾🐾
福全寺跡の大イチョウの木
見事に色づいていて青空とのコントラストが最高です✨
名前の通り 大きな木です⤵
瀬戸川と白壁土蔵街
白壁土蔵の立ち並ぶ 瀬戸川沿いの小径は飛騨古川を代表する景色です
川は柵で区切られて たくさんの鯉が泳いでいます
1000匹いるそうです!
鯉のえさも売っています
11月下旬から4月下旬までの寒い時期には 鯉は別の場所に避難するそうです
かなりの速さの水流に負けず泳ぐ鯉たち
池の鯉より鍛えられていそうです
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美味しいお蕎麦があると聞いて すぐ近くのこちらのお店にやってきました
営業時間:10:30~ 売切れ次第終了
火曜休
盛り蕎麦の見本⤵
7寸(120g 900円)・8寸(180g 1100円)・9寸(240g 1500円)
さらに大きい尺盛り(360g 2400円)もあります
グラム当たりに換算すると(笑) 8寸が一番お得のようですね(^_-)-☆
店内も賑わっていました
奥の席もこの直前まで埋まっていて すぐに次の方が入ってこられました
メニュー
「盛り蕎麦」が一押しメニューです↘
もちろん「盛り蕎麦」にしました(^_-)-☆
~ 盛り蕎麦の食べ方 ~
何もつけず 蕎麦のみ食す
塩がけつけて 甘味を味わう
塩とわさびで おつまみに
汁と蕎麦との相性を楽しむ
最後は粋にお酒を蕎麦にふりかけて
...だそうです
左から 紅岩塩・黒岩塩・ゆず胡椒
すまりんは7寸で すまきは 8寸です
7寸だと量はちょっと控えめです
すまきのお蕎麦 8寸
驚くほどコシがあって のど越しつるりと香りも高く 格別に美味しいお蕎麦でした✨
すまりんが自分のをさらに分けてあげたにもかかわらず すまきはまだ もの足りなかったみたいで^^; 次回は9寸にすると言ってました...
蕎麦湯も濃くて美味しかったです!
次回は 飛騨高山にあるお宿「花扇別邸 いいやま」のご紹介です(^_-)-☆
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