今回から3回に分けて香川県の観光のお話をさせていただきます(^_-)-☆
瀬戸中央道を通って四国に入り まず見えてくるのはきれいな円錐形の山
標高422mの讃岐富士(飯野山)です
あいにくの曇天ですが 今日は朝からこの讃岐富士に登ります
登山口は坂出・飯野町・飯山町の3か所がありますが "最も距離の短い飯山町登山口"からアタックしました
登山口には無料の駐車場があります
登山口近くに美しい紅白の桃?が咲いていました
木の下は赤白ロゼの絨毯になっています
快晴だったらさぞかし美しかったでしょう✨
あの頂上を目指します…
富士山に似た形ですが 噴火でできた火山ではありません
長い年月の間に浸食されてできたビュートとよばれる地形です☝
映画「未知との遭遇」の舞台となったデビルズタワーもビュートだそうです
(⇓ wikipediaより)
海溝から沈み込んだプレートが 地球の深くでマントルと接するとマグマが発生します
(⇓ 気象庁HPより)
マグマが上昇して火山活動がおこるので 火山は海溝と平行な位置に並ぶことが多くなり この並びを火山フロントといいます
四国の南にある「南海トラフ」という海溝に沈み込むフィリピン海プレートの火山フロントは 現在は雲仙~三瓶山~大山~白山といった火山を連ねる日本海側にあると考えられています...
しかしこれはプレートの成長とともに北へ移動していったもので 今から1500万年前 日本列島ができたての頃には 石鎚山~二上山~室生山地~鳳来寺山に至るラインに火山フロントがありました!
この頃おこった瀬戸内火山活動により 讃岐平野は厚い溶岩台地で埋まりました...
それが何百万年という歳月を経て浸食されて台形の丘のような地形(メサ)となり さらに浸食されて円錐形の丘(ビュート)となりました!
讃岐富士には「おじょも」という巨人の伝説があるようです
頂上付近に「おじょも」の足跡がありますので のちほど...
登り口には菜の花がいっぱい咲いていました!
短足なので⤴
下からすくい上げて再度撮影 ⤵
歩く距離が最も短いということは・・・
ひたすら直登です
頂上まであと少し...
まっすぐ行くとなだらかだけど遠回り...
左に入ると 急だけど近道...
⇓
近道を選びました!
登り始めて およそ50分で頂上に到着🚩
新日本百名山です✨
頂上はそこそこの広場になっていて 薬師堂や不動尊があります
桜の花びらが絨毯のようになっていました
山頂の眺望はありませんが...
少し下ると展望台がありました
これは先ほど書きましたメサ(台形の丘)という地形です
右の方向を見れば瀬戸内海の島々...
それにしても香川は ため池が多いですね
展望台の背後に「おじょもの足跡」がありました!
おじょもが この飯野山と象頭山を跨いで小便をしてできたのが土器川だそうです...
下の写真の中央を流れるのが土器川ですが この川沿いに 讃岐うどんの名店が集中しています。。。川のお水がよいから?ですね(笑)
帰りはなだらかな遠回り道で...
途中に瀬戸大橋を望む展望スポットがありました
遠回りして正解でした(*'▽')
少し天気も回復してきたようです…
山を下りたら一気に晴れてきました
もしかしたら逆さ富士が見れるかもしれないと思い Googleマップを使って ため池越しに讃岐富士が見えそうな場所を探してみました
風が強かったので 残念ながら逆さ富士は見えませんでしたが…
きれいな讃岐富士の写真を撮ることができました(*^^*)♡
このあと讃岐うどんの名店で"名物さぬきうどん"を食べました!
純手打ちうどん よしや
営業時間:7:00~14:50 火曜休
「すまき!マスク!」(笑)
ぶっかけうどん(冷)の中サイズ(うどん2玉入り)と げそ天・ちくわ天
すまりん⤵
珍しく 機械を一切使わず 手で練って 足で踏んで 包丁で1本ずつ手切りされているそうです!
さすが本場のうどんは しこしこ絶品 でした✨
次回は 絶景の鳥居や 江戸時代から続く銭形砂絵などをご紹介します(^_-)-☆
...続