露天風呂付き客室のある温泉宿に泊まる旅

すまりんが夫のすまきと"癒しと美食“を求め全国飛び回る

むかしむかしその昔(壱岐めぐり④)

壱岐めぐり第4弾は壱岐のむかしむかしのお話です

 ❶壱岐市一支国博物館

 ❷原の辻遺跡

 ❸古墳群

 ❹月読神社

 

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壱岐めぐり①~③の続きです

www.aranciarossa.work

 

まずは歴史のお勉強をするために

壱岐市立一支国博物館長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触)に行きました

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開館時間:8:45 ~ 17:30(最終入館17:00)

 月曜日休(月曜日が祝日の場合は翌日休)
  ※GWおよび夏休み期間中は無休
  ※12月29日~31日休館

入館料:大人410円 高校生310円 小中学生210円(その他割引あり)

 

壱岐めぐり①』でお話した鬼凧ですね...

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お土産ショップもあります

 

展示場は二階にあります

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ライトアップが美しい°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°と思ったら...

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お経のような文字がいっぱい(;''∀'')

これは魏志倭人伝です。。。

 

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すまきの愛読書を拝借

 

魏志倭人伝には 中国から見た 3世紀弥生時代の日本の様子が記されています...

冒頭近くに 壱岐について記された文章が残されています!

 

参考までに…

 全文引用すると以下のとおりです...

又南渡一海 千餘里 名日瀚海 至一大國 官亦日卑狗 副日卑奴母離 方可三百里 多竹木叢林 有三千許家 差有田地 耕田猶不足食 亦南北市糴

又渡一海 千餘里 至末盧國

    ⇩ ⇩ ⇩

対馬国から)南に瀚海(かんかい)という海を渡ること千余里 一大國(=壱岐国に至る

長官は卑狗(ひこ⇒彦?)といい 副官は卑奴母離(ひなもり⇒鄙守?)という

およそ三百里四方 竹木の叢林が多い 三千ばかりの家があり いくらかの田地がある 

田を耕してもなお食料が不足するので南北に行って買い入れている

また海を渡ること千余里で末盧國(=松浦国)に至る

 

※『魏志倭人伝』には「一大國」と書かれていますが 他の史書(魏略逸文梁書や隋書・北史など)では「一支國」と書かれていて 誤記という説もあります

 

 

中国の人はこんな船で日本にわたって来たんですね... 

大きな船ですが ちょっと不安^^;
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遣唐使の船がよく遭難したという話を聞きますが...

中国の祭礼の都合で日本出発の時期が台風の時期になることや荷物を沢山積んでいたことで危険が増したという説があるようです... 

 

シアターの上映を除き撮影OKです(^_-)-☆

 (フラッシュ撮影は禁止)

 

展示ホール

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 出土した土器が並んでいます...
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弥生時代の人々の暮らし... 
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 竪穴式住居に高床式倉庫...

すまりんはこういうのをずーっと見てても飽きません♡
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 表情が好きです...
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 釣り船がかわいい...♡

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巫女さんが祈祷中...
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稲作の様子...

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埋葬...
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ところで...

 一支国の中心的な場所だったと考えられているのが原の辻遺跡です

一支国博物館で撮影したこの写真では

 ほぼ中央(田んぼの真ん中)に見えています

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原の辻遺跡長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触)

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無料の広い駐車場があります

まずは原の辻ガイダンスで歴史のお勉強...

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 営業時間:9:00~17:00(最終入館16:30)水曜

 入場無料です

※館内撮影可能ですがフラッシュ撮影は禁止です

 

 こちらにも古代船の展示がありました!

一支国の象徴なのですね...

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 人面石のレプリカ⤵
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3~4世紀頃に作られたと考えられる人面石

ムンクの『叫び』😱🙀のような形をしています

 
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 館内には分かりやすい漫画もありました!

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『まんが日本の歴史』を思い出します...

 

お土産コーナーにも楽しい企画が...
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縁日にきたかのようです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°


向かい側には昔懐かしい駄菓子がありました(*'▽')
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 小さな喫茶もあります
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せっかくですのでジェラートをいただくことにしました!

 壱岐島限定 甘酒ジェラート 400円

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壱岐産の甘酒【一支国】と 原の辻遺跡古代米(黒米)を使った

ノンアルコールのジェラート

 コーンとカップが選べます(^_-)✩

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あっさりして美味しかったです(*^^*)♡

ちゃっかり駄菓子も買ってます(笑)

 

原の辻ガイダンスでは 有料ですが 土器作り・火起こし・勾玉作りなどの古代技術体験もできるようですよ(予約制だと思います)

 

原の辻遺跡(王都復元公園)

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こちらはいつでも自由に見学可能です(^_-)-☆

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魏志倭人伝』に記された「一支国」の王都に特定された遺跡

紀元前2~3世紀から紀元3~4世紀にかけて形成された大規模な集落で

約1km四方に広がっています...

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 登呂遺跡静岡県)や 吉野ヶ里遺跡佐賀県と同じく国の特別史跡に指定されています

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「鳥居」の原型は鶏(ニワトリ)の止まり木であるといいます...

ニワトリではないようですが鳥居のもととなるものでしょうか...

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青い空に高床式の建物が映えています✨

 

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ここからは2日目に巡った古墳を一気にご紹介します💨

 

古墳時代(6世紀)の 壱岐古墳群...

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 長崎県の古墳の半数は壱岐島にあるそうです!

そのなかでも以下の6基の古墳は 壱岐の他の地域に比べても群を抜いて大きな古墳で 中国・新羅産の副葬品も多く 当時の首長クラスの墓と考えられています...

また 壱岐島の経済力に似合わない巨石横穴式石室が採用されていて

ヤマト王権のバックアップがあったものと思われます!

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•掛木古墳 - 円墳(南北22.5m 東西18m)

•笹塚古墳 - 円墳(直径66m)

•双六古墳 - 前方後円墳(墳丘長91m:長崎県最大✨

•鬼の窟古墳 - 円墳(直径45m)

•兵瀬古墳 - 円墳(直径54m)

対馬塚古墳 - 前方後円墳(墳丘長63m)

ちょこっと…すまきのおしゃべりコーナーf:id:aranciarossa:20201123195155j:plain
6世紀後半といえば新羅が急速に勢力を伸ばした時代です

新羅の真興王は北の高句麗を攻めて領土を拡張し さらに百済軍を撃破して百済の聖王を敗死させ 漢城(現:ソウル)を押さえて朝鮮半島の西海岸にまで勢力を伸ばします

そしてその翌年に日本と縁の深い加羅任那諸国も滅ぼして占領しました

また当時の中国大陸は隋が起こる直前で南北朝に分かれて乱れていましたが 新羅北斉・陳の双方に朝貢して「高句麗王」や「寧東将軍」の称号を受けるなど活発な外交を行いました

これに危機感を募らせた高句麗は570年に初めて倭国へ使者を送り 対新羅での連携を探っています

こうした風雲急を告げる東アジアの情勢のなかで ヤマト政権の外交の最前線にあたる壱岐島には重要人物が配されたのだろうと思います

 

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おはようございます!

 

それでは古墳へ出発します💨

すまりんたちが巡った古墳は掛木古墳・百合畑古墳群(小さい古墳の集まり)・笹塚古墳・双六古墳・鬼の窟古墳です

 ※玄室の写真は掲示板の写真です

 

⑴ 掛木古墳壱岐市勝本町布気触掛木)

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築造当時は今よりも大きい直径30mの規模であったと想定されています
玄室には島内唯一のくり抜き式家形石棺がそのまま残っています!

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センサーライトがついていて玄室内も見えるようになっていました!

下の写真は玄室内から外を見たものです

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 ⑵ 百合畑古墳群(小規模は古墳の集まりです)

掛木古墳の駐車場に車をとめて5分ほど山道を歩いたところにあります

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そのうちの一つ...百合畑18号墳
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 ⑶笹塚古墳 壱岐市勝本町百合畑)

こちらも山の中にある古墳で 百合畑古墳群の近くにあります
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センサーライトはありませんでしたが玄室まで入ることができます

古墳内からは珍しい亀の形をした飾り金具や金銅製の馬具などの副葬品が多く発見されています

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玄室から外を見た写真です

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⑷双六古墳壱岐市勝本町立石東触)

駐車場から150m歩いた所にあります
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到着しました!墳丘長91mで長崎県最大の前方後円墳

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円墳の側面に玄室があります!

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前方後円墳を真横から見たもの⤵
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後円部は登ることができます(^_-)-☆

上りやすいように何となく階段状になっていました...

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先に登ったすまきが手を振っています...

写真だと かなり高く見えますね!実際は10mの高さです

上からの眺めは素晴らしかったです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

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 ⑸鬼の窟古墳 (壱岐市芦辺町国分本村触)

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自販機の後ろのお店は廃墟でしたが左手にお手洗いはあります

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円墳です

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島内では最長の石室を持ち 規模としては2番目の大きさです

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のぞき込むと玄室内はライトがついて見えるようになっていました 

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こちらは実際に撮影したものです⤵

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古墳巡り後 最後に訪れたのは...

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月読神社壱岐市芦辺町国分東触)

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壱岐には千を超える神社があると言われ日本一の神社密度を誇っています...

そして 壱岐島の月読神社が全国の月読社の 「元宮」とされています

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日本書紀』には壱岐月神が中央(京都)へ分霊されるいきさつが記されているようです

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御祭神は月讀命(つくよみのみこと)

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)によって天照大御神の次に産まれたとされる神さまです

暦・潮の干満など月にまつわる全ての行事...

安全や航海安全などの願いごとを聞き入れてくださると言われています

 

以上 長い記事でしたが...

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

次回は壱岐で見つけた紅茶など ゆるい記事です 

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