秋も深まるころ…
すまきとすまりんは二見浦に日の出を見に行きました🚗
二見浦といえば夫婦岩が有名ですが そこからの日の出は格別美しいと聞きました
天気は もちろん快晴の予報 (^_-)-☆
夜明け前に二見浦に到着しました
日の出までにはまだ20分ほどありますが海岸の駐車スペースは車で混雑していました
邪魔にならないように車をとめ 寒くて暗い海岸沿いを歩きました🐾🐾
なんとなく『夫婦岩の間から初日の出が見える』イメージだったのですが…
夫婦岩の間から日の出が見られるのは夏至のころなのだそうです!
うっかりしていて そこまで調べていませんでした^^;
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の鳥居をくぐります
「富士見橋」と呼ばれる橋の上には すでに何人かのかたが三脚を構えていました
すまりんたちも富士見橋の上に行ってみました🐾🐾
ちいさな須磨も一緒です(^_-)-☆
ここから富士山が見えるにゃ!
晴れて空気が澄んでいる日限定ですが
この橋は夫婦岩の間から富士山が見えるスポットなのです✨
さて 今日は 見えるかな…?
🔍ラッキー✨ 岩の間に見えてますね!
夏至の日には(気象条件が良ければ…ですが)
太陽と富士山頂が重なって ダイヤモンド富士が見えるそうですよ!
こんな感じかな(笑)⤵
見てみたいけど 当日はきっとすごい見物客でしょうね^^;
見渡すと(伊勢湾の)対岸がよく見えていました
さすが信仰の山だけあって 目立っています!
以前 長野県で撮影した御嶽山⤵️
すまりんたちは噴火前に二度登りました
もちろん雪のない季節に…(^_-)-☆
だいぶ明るくなってきました
すでに夏至よりも冬至の方が近く 太陽は随分と南から昇るようです
橋の上で見物されていた人たちも皆 奥の方に向かっていきましたので すまりんたちも神社の裏手にまわってみました🐾🐾
夫婦岩が目の前に見えました!
天孫降臨の際に猿田彦大神が降り立たれた「興玉石」という岩が この海上650m沖にあるのだそうです
「興玉石」は3本の岩柱が立った楕円形の大きな平岩ですが 宝暦年間の地震で海中に没し 今は暗礁になっています
春の大潮の干潮時に うっすらと岩影が見えることがあるそうです
↑この写真は二見興玉神社ホームページよりお借りしました
ここに写っているようですが 正面の黒っぽい線がそれでしょうか…
夫婦岩は「興玉石」を拝する鳥居のような役割を果たしているようです
さて ようやく日の出を拝むことができました(*^^*)
夫婦岩とはかけ離れた場所からの日の出です
神々しい日の出を拝んだ後で すまりんたちは伊勢神宮の外宮に向かいました🚗
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伊勢神宮には外宮と内宮の二つの正宮があります
外宮の正式名称は 豊受大神宮(とようけだいじんぐう)
内宮の正式名称は皇大神宮(こうたいじんぐう)
本来は「外宮」→「内宮」の順に参拝するのが習わしだそうですが 今回は時間の都合で「外宮」のみ参拝しました
※以下5枚の写真は 以前「内宮」を訪れた時のものです(^_-)-☆
神聖な場所への入り口にある五十鈴川では手水舎と同じようにお清めができます
コロナ前ということもあってたくさんの人が参拝されていました
正宮 (皇大神宮)前にて⤵ ※ここから先は撮影禁止
伊勢名物 赤福✨
内宮の門前のおかげ横丁にある「赤福 本店」では 機械生産ではなく手作りの赤福をいただくことができますよ(^_-)-☆
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外宮
山懐に抱かれたような内宮と違い 外宮の前には古くから門前町が発達していて伊勢市の中心地となっています
外宮には広い無料駐車場があります
火除橋を渡って境内へと入っていきます🐾🐾
表参道から正宮まで行くことにします🐾🐾
朝の清々しい境内✨
休日ですが まだ早朝だからか 参拝者はそこまで多くはありませんでした
古殿地 (前回の遷宮まで正宮が立っていた場所です)
伊勢神宮の式年遷宮は20年ごとですが なんと1300年も続いているそうです
2013年(平成25年)に第62回の遷宮が行われたので 次回は2033年に行われます
それまで この状態が保たれるのですね…
隣に正宮が見えています
正宮(豊受大神宮)
お祀りされている豊受大御神は 天照大御神のお食事を司る神であるのと同時に 産業の守り神でもあられるようです
※この中は撮影禁止です
すまりんたちは正宮をお参りして もと来た道を戻りました
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さて 参拝のあとの朝ごはん(^_-)-☆
外宮の前の伊勢街道を横断して参道を進んだ所に「伊勢せきや」の本店があります
併設された「あそらの茶屋」で お粥をいただくことにします
7:30 オープンです
茶屋はすでに満席になっていて すまりんたちは1時間近く待つことに^^;
※「せきや」の店舗はまだ開店前でした
待っているうちに 8:30を過ぎ お店もオープンしました
鮑などの海産珍味や 炊き込みご飯の素など 三重県各所のお土産売り場で「せきや」の商品を見かけますが こちらが本店です!
「あそらの茶屋」はその二階にあります
ようやく席が空いて 案内されました
「せきや」は海の幸を扱うことから 海の神である 阿曇磯良(あづみのいそら)から3文字をとって「あそらの茶屋」という名を付けたのだそうです
そういえば対馬の和多都美神社を訪れた時 阿曇磯良のお墓という伝承のある場所がありました
すまりんたちはこちらのテーブルに着きました
お品書き
お粥と言えどもけっこうなお値段です
スタンダードの他に 鮑・鯛・伊勢海老・さざえ があります
すまきは「鯛」 すまりんは「さざえ」にしました
"トッピングあり"の中では いちばんお手頃な2つです(^_-)-☆
木箱で運ばれてきて 目の前で蓋が開けられます
神饌をイメージさせる立派な御膳です✨
御饌の朝かゆ
「饌」は 供え物 または 調えられた食物の意味
「御饌」とは"大切で尊い食べもの"という意味なのだそうです
外宮のところで触れましたが 外宮に祀られている豊受大御神は食と産業の守護神であることから 神様にささげるお食事のイメージなのでしょうか…
素焼きのお箸置きも お洒落です✨
【食前酒】ノンアルコールの梅無酒
梅無酒は「せきや」のオリジナルで 南高梅の搾り汁を熟成させた飲料です
甘すぎず すっとしたのど越しです
【小鉢】がんもの煮物
温泉玉子
【珍味】せきや厳選珍味
茎わかめの魚卵和え・青さと椎茸の佃煮・アカニシガイの醤油漬け
【焼き魚】イワシの干物
【ご飯】おかゆ(秘伝のたれ)
※たれは それぞれのトッピングに合わせてアレンジされています
※お粥とたれはお代わり自由です(^_-)-☆
すまきの「鯛」
霜降りにされた鯛と薬味ねぎをお粥に載せて たれをかけながらいただきます
たれは 鯛骨を火にかけて煮出した濃厚出汁に胡麻を加えたものだそうです
美味しくて すまきは大満足だったようです
すまりんの「さざえ」
食べやすい大きさにカットされたサザエが殻に盛られています
たれは"秘伝のたれ"を昆布と鰹の出汁で割ったものだそうで色は薄いです
さざえを並べて 海藻を添えて おいしくいただきました
【椀】赤だし
【香り物】地のお漬物
【ひと口】ぜんざい
小さなぜんざいなので 甘いもの苦手なかたでも大丈夫かと…
おなかがいっぱいになったので お粥はお代わりしませんでしたが 皆さんお代わりしておられました
朝からたっぷりパワーをいただいたすまりんたちは ふたたび観光に出かけました🚗
次回は
ちょこっと伊勢・志摩観光のお話です(^_-)-☆