夢乃井庵夕やけこやけをチェックアウト後すまきとすまりんが立ち寄ったのは…
その著書に由来した「妖怪」の町おこしに取り組んでいるようです
「夕やけこやけ」のお話はこちらです⤵
こちらは辻川山公園
無料の駐車場に車をとめて公園を散策します🐾🐾
前日のお宿にも妖怪❓がいましたが(笑)
今日の公園にも何か居そうですよ…(^_-)-☆
ただいま10時35分
とりあえず妖怪さんと記念撮影📷
ちょっと写真が見づらいのですが…
こちらの公園では定時に河童と天狗が出没するようです!
河童の出没時間は午前9時から午後5時までの毎時0・15・30・45分
(6~9月は午後6時まで)
天狗の出没時間は午前9時5分から午後5時5分までの毎時5・20・35・50分
(6~9月は午後6時5分まで)
いきなり怖い掲示板(⌒-⌒; )⤵
この池から河童があらわれるようです!
よく見ると河童らしきものが池に沈んでいます…
10:45分を待ちます…
カッパにまつわるお話がありました!
写真の字が見づらいので すまりんが代わりに読みますね(^_-)-☆
河童の河太郎(がたろう)と河次郎(がじろう)
福崎町には市川という大きな川が流れています。
この川の岸に駒ヶ岩という大きな岩がありますが、そこには以前河童の兄弟
兄の河太郎と弟の河次郎が住んでいました。二匹は川へ水遊びにやってきた子供たちの足を掴んで引きずり込み「尻子玉」を抜いてしまうのです。
やがて子供たちは河童を怖がって誰も駒ヶ岩で遊ぼうとしなくなりました。二匹の兄弟は自分たちのせいだと後悔しました。
ある日みんなの寝静まった後、河太郎たちは柳田國男先生に謝ろうと、駒ヶ岩から生家のあるこの辻川山公園にやってきたのです。
二匹は柳田國男先生に会いたくて、毎日毎日この池で待っていました。
兄の河太郎は池のほとりで、弟の河次郎は皿が乾くと困るので池の中でそれぞれ待つことにしました。
二匹は何年も何年も柳田國男先生を待ち続けました。とうとう兄の河太郎は頭の皿の水がなくなって固まって動けなくなってしまったのです。
こうして河太郎は池のほとりで動けなくなったまま今も巌橋の方を見て柳田國男先生の帰りを待っているのです。
一方弟の河次郎は池の中にいたので今でも池の中から出てくることがあります。
池の中をずっとのぞいていると尻子玉を抜かれるかもしれませんよ?
こちらが兄の河太郎さん
『また動くかもしれないので皿に水をかけないでください』と掲示板に書かれていました
やさしい子供はお水をかけてあげたくなりますよね…!
弟の河次郎さんは水の中にいて橋の上を見張っているそうです👀
『たまに脅かしに飛び出てくるので注意して下さい』とのこと…
反省してないのでしょうか??
...水面が揺れ始めました
河次郎さん登場!
3回くらい潜ったり出てきたり繰り返したあと元どおりの静けさとなりました
お次は妖怪小屋の天狗に会いにいきます🐾🐾
こちらもすまりんが代わりに読みますね(^_-)-☆
逆さ天狗ともちむぎどらやき
むかしむかし日本には天狗という妖怪が飛び回っていました。天狗は好奇心旺盛で人間界に降りてはいたずらをしていました。
ある日福崎町の空を飛んでいた天狗は一軒の家を見つけました。何かに惹き付けられるように天狗はその家へ降りていきました。
そこはすごく小さな家で、この家なら多くのいたずらができるぞ!と天狗はワクワクしていました。
天狗が家の中でいたずらをしようとしたその時!
「だれじゃ!だれかいるんか!」
天狗は驚きました。その声の主はそう、柳田國男先生だったのです。
「天狗か。何をしに来たんじゃ」
天狗はいたずらをしに来たとは言えず、とっさに
「お腹がすいて..」
とうそをついてしまいました。
すると柳田國男先生は
「そういうことだったのか。それならこれを食べなさい」
そういってもちむぎどら焼きを天狗に手渡しました。
もらったもちむぎどら焼きはとても香ばしくておいしくすっかり
もちむぎどら焼きのとりこになりました。
それから天狗は好きな時にいつでも食べられるように生家の近くに似たような小屋を建てお腹がすいたころに小屋から出てくるようになりました。
食べているところをみんなに自慢したいため逆さになってもちむぎどら焼きを見せびらかしています。
いたずら心はむかしから変わっていませんね。
一瞬何のことか分かりませんでしたが よく見ると宙吊りでどら焼きをかじっている天狗さんでした!
天狗の肘がお鼻に見えるからややこしいんです(笑)
10:50になりました
妖怪小屋がギギーと音をたてて開きました!
天狗さん登場✨
近づいてきました
どらやきを見せびらかしてますね…
無料だと思えば けっこう楽しめます(^_-)-☆
柳田國男・松岡家記念館
福崎町立神崎郡歴史民俗資料館
開館時間 9:00-16:30 (月曜日・祝日の翌日と12/28-1/4は休館)
入館無料
公園内に柳田國男先生の生家が残っています
明治8年にこの家で生まれ10歳まで過ごしたと言われています
4畳半が2間 3畳が2間しかないこの家に 両親と長兄夫婦を含め7人で住んでいたようです!
家具があるともっともっと狭かったのでしょう…
長兄の奥さんは耐えられず出て行ったそうです(>_<)
柳田國男先生はこの家を”日本一小さい家”といい「この家の小ささという運命から私の民俗学への志も源を発したといってよい」と語っているそうです☝
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JR福崎駅に河童が出没すると聞いてちょっと見物することにしました
アクリル製の円柱水槽は直径1.2m 高さは約2m
15分に一度 水泡と共にここに河童があらわれるようです!
時間がくるのを待ちます…
○o。○o。○o。○o。○o。
出てきました!
なんと現れたのはさっき辻川山公園で見かけた河次郎(がじろう)さんです
「ようこそ ふくさき江」と書かれたプレートを持っています!
どうやら歓迎されているみたいです(*^^*)♡
ところで河次郎さんが辻川山公園の池に現れるのは毎時0・15・30・45分でしたが
駅前に登場するのは毎時7・22・37・52分と中途半端な時刻…
実は河次郎さんが公園で一仕事を終えた後に駅に向かうという設定なのです👀
辻川山公園から JR福崎駅までの距離は約1.3㎞あります
河次郎さんが地下トンネルを通り抜けてやってくるというストーリー…
公園で1~2分お仕事をしていますからつまり5分の間に1.3㎞を移動していることになります
…ということは時速15㌔くらいでしょうか!
高校時代水泳部だったすまきに聞くと
100m自由形の世界記録の3倍くらいのスピードだそうです!
しかも長距離!
さすがカッパさんです(^_-)-☆
ちなみにすまきの記録はというと…
「恥ずかしいから公表しないで」とのことです!
よほど遅いのでしょうか^^;
ちなみにすまりんは『かなづち』です
こうやって全身を見るとちょっと怖いですね^^;
横から見ると…
後ろから見ると…
やっぱり怖い…^^;
子供さんとか平気なのかな…?
何度か上下した後 戻って行かれました…
水槽には常に泡が立ち 待ち時間も今にも河次郎さんが現れそうなワクワク感があります!
また15分後に戻ってこられます(^_-)-☆…
○o。○o。○o。○o。○o。○o。○o。○o。
お昼ご飯は『もちむぎのやかた』で もちむぎ をいただきました
売店9:00~17:00 レストラン11:00~17:00 月曜休
店内では福崎町の名物やもち麦製品が販売されています
レストランはお昼時で満員でした
メニュー(一部)
すまりんたちはいろんな味が楽しめるこちらのメニューを注文しました
五種麺 990円(税込)
山菜おろし ・ とびこ&シソ ・ 刻み海苔
とろろ&青のり ・ エビ天
もち麦は大麦の一種です
六条麦茶ってよく見かけますよね(^_-)-☆
大麦には1本の軸に穂が6列ついているそうです!
6列全てに実がつくものを「六条大麦」⇒小粒で穀物として食べる
2列だけに実が付くのが「二条大麦」⇒大粒で主にビールの原料に使われる
お米に「うるち米」と「もち米」があるように
大麦にも「うるち麦」と「もち麦」という品種があります☝
もち種は なんといっても もちもち・プチプチ感が特徴✨
さらにもち麦は食物繊維の含有率が高く白米の約20倍と言われます!
そんな素晴らしい食材であるもち麦の麺を食べた感想は…
ごめんなさい!普通でした^^;
すまりんたちは手打ち蕎麦が大好きなのでちょっと物足りなかったかも…
好みは人それぞれですよね(^_-)-☆
天狗さんがかじっていたもち麦どら焼きが気になっていたので こちらを購入しました!
賞味期限も余裕があります💛
1個133円(税込)
栗入りの粒あんです!
もちもちでびっくりするくらい美味しかったです👀 💛
お取り寄せはもちむぎのやかたのホームページからできるようです
以上
『もちむぎ麺のまち 福崎町で ちょこっと観光・ちょこっとグルメ』のお話でした…
次回は 愛知県のお宿「はづ合掌」のお話です(^_-)-☆