今日は 苔の美しい平泉寺白山神社(福井県勝山市)のお話をさせていただきます(^_-)-☆
平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)
寺なのか神社なのか気になる名前ですね...
地面がびっしりと苔に覆われた美しい風景が印象的です✨
参拝者用の駐車場に車をとめて 神社へ向かいます🐾🐾
駐車料金は300円です
料金の投入口がユニークです
ありがたく料金を支払いました!
「平泉寺のことがよくわかる資料館」は...
開館時間:9:00~17:00(最終入場は16:30)
※入館無料ですが年末年始は休館です
平泉寺や白山の歴史・自然・文化に関することが展示紹介されています
なんとも趣のある常夜灯...
白山は富士・ 立山とならび「日本三名山」のひとつに数えられて古くから山岳信仰の対象となってきました
白山(御前峰)⤵
昔の写真でごめんなさい^^;
20年近く前ですが すまりんたちも登ったことがあります
標高2702mです
白山は神聖な雰囲気の漂う山でした✨
白山山頂に至る信仰の道を禅定道(ぜんじょうどう)といいますが 白山には越前・ 加賀 ・美濃の三方向からの禅定道がありました...
平泉寺は越前側の禅定道の起点となった聖地で 室町時代後半の最盛期には48社 36堂 6000坊の院坊を備えた巨大な宗教都市だったそうです✨
明治時代に入ると神仏分離令により寺号を捨て神社として生きていくこととなり 寺院関係の建物は解体されて神社となりました
でも名前は「平泉寺白山神社」だからとてもややこしいですね...
梅雨時から夏にかけて一面に生える見事な苔がみられることから苔寺(←寺ですね)とも言われ 京都の西芳寺と共に有名です☝
二の鳥居
鳥居の中央に屋根がついているのは神仏習合の時代の独特なもので日本ではここにしか見られないそうです
※一向一揆で消滅後 1778年(安永6年)に再建されたものです
青い屋根の建物は拝殿です
江戸時代につくられた寄棟檜皮葺(よせむねひわだぶき)の拝殿は 一向一揆で全焼する前は 京都の三十三間堂より大きな建物だったそうです!
延々と美しい苔の道が続いていて所かまわずしゃがみこんで沢山写真を撮りました
拝殿横の杉木立と苔が特に美しかったです✨
この写真はお気に入りの一枚⤵
静寂の中で苔がキラキラと輝いていました✨
こちらが本社です
1795年(寛政7年)に12代福井藩主 松平重富により再建されました
屋根には細やかな龍の彫刻...
本社の扉は33年に一度しか開かれません
次に扉が開けられるのは2025年(平成37年)です☝
この本社の向こうに白山がそびえています
では 苔の美しさを間近でご堪能ください...♡
最後まで見て下さってありがとうにゃん (=^・^=)
観光のお話は以上です…
次回はお宿「越前満月」のお話です(^_-)-☆