5日目
今日も爽やかな朝です…
テラスで すまきの写真を撮りました
すまりんはロビーで …
まだ金ピカ✨のカルトゥーシュのペンダントを着けています
ふたりとも 普段着以下ですね(笑)
「エジプトで綺麗な格好をするとスリの被害に遭いやすいので できるだけ普通の格好で!」と言われていましたので こんな服装をしているのですが…
もう少しおしゃれでもよかったかも^^;
ちなみに このスヌーピーのシャツは20年近く経った今でも 大事に着ています
これまでの記事はこちら⤵
※ 当時は 一般の携帯電話に初のカメラ機能が付いたころで 画質が粗く非常に見づらいので ほぼ「デジカメ」で撮影した写真です
→デジタルのデータがないものは 「写るんです」(笑)のプリントした写真を撮影して添付していますので 見づらい画像が混在していますが どうかご容赦下さいませ
※ 当時はSDカードのメモリー容量が小さく もちろんいくつか持参したものの 動画撮影の容量を気にするあまり 食事やホテルの写真をほとんど撮りませんでした^^;
→ざっくりメモを取っていたので 分かる範囲で記載させていただきます
朝食はビュッフェスタイルでした
写真はありませんが 当時のメモによれば コーンフレーク・牛乳・蜂蜜・グリルトマト・ソーセージ・パンなどを食べたようです…
※行程表に注意事項が記載されていたため 食事内容は偏ったものとなりました
前日は死者の町である西岸観光をしましたが 本日は ナイル川の東岸の観光です
午前中は 「カルナック神殿」とその付属の「ルクソール神殿」の見物をしました
2つの神殿は 約3kmのスフィンクス参道で繋がっています
雄羊の頭を持つスフィンクスが 両側にずらりと並んでいます✨
すぐ横をナイル川が流れています⤵
まずはカルナック神殿から…
カルナック神殿はエジプト最大規模の建造物群と言われます
とにかく広大なので 見学したのは一部だけです
第1塔門
スカラベ甲虫
糞玉を転がす姿を 太陽の回転を司る朝の太陽神『ケペラ』に見立てたといわれています
この周りを反時計回りに3周まわると願いが叶うといわれています✨
神殿には134本のパピルス柱(パピルス草を模したもの)が立っています
※パピルスはカヤツリグサ科の植物の1種で古代エジプトでは紙に加工されていました
タウレト女神にパピルスを捧げるラムセス二世 ※アブシンベル小神殿の壁画
134本のパピルス柱のうち12本は写真のような開花状です
トトメス1世とハトシェプスト女王のオベリスク
たしか右側がハトシェプスト女王のオベリスクで 最も高いオベリスクです
壁の石にもヒエログリフがぎっしりと刻まれていました
↑左の方に写っている格子状の高窓より採光していたそうです…
倒れたオベリスクの先端部が展示してありました
.......
ルクソール博物館に入場しました
内部も撮影可能でした(現在は分かりません)
アメンホテプ3世の頭部(大きさは2m!)
アメンホテプ3世は 古代エジプト第18王朝の第9代ファラオです
ルクソール神殿を建てた王であり ツタンカーメンの祖父にあたります
前回ご紹介した「メムノンの巨像」の人でもありますね
(同じく)アメンホテプ3世
こちらは全身像です
アメンホテプ・ベン・ハブ書記の座像
書記の姿をしていますが アメンホテプ3世のために葬祭殿や神殿を建築した技師でもありました
お腹がたるんでいるように見えるのは 裕福だったことを意味するのだそうです!
アメンホテプ4世 (→改称後はアクエンアテン)
当時は アメン神(大気の守護神)の崇拝が盛んでしたが 首都テーベの神官の政治介入や専横が問題になっていました
そこで このアメンホテプ4世は テーベの守護神であるアメン神を否定し 「太陽神アテン」を信仰する宗教改革をおこないました
首都として 新しくテル・エル・アマルナを築き移転させ 自らも アメンホテプからアクエンアテン(←アテンに愛されるの意)と改称しました
けれど この宗教改革は定着せず 次のツタンカーメン王の時代には 首都も信仰も 元に戻ってしまったそうです…
トトメス3世 像
トトメス3世は アメンホテプ3世の3代前の王です
前回ハトシェプスト女王葬祭殿のところで 名前が出てきました
54年にわたりエジプトをおさめましたが 最初の22年間は継母であるハトシェプスト女王との共同統治でした
ワニの神ソベク
これはルクソール博物館の目玉展示の一つです!
ただし ワニの神ソベク単体の像ではなく真横にはソベクに伴われたアメンホテプ3世の等身大の像がある(二重像)のですが…
勉強不足のすまりんたちは そんなこと知る由もなく^^; ワニの横顔が可愛くて 正面からは撮影していませんでした(^_^;)
アテン神殿の壁画
アメンホテプ4世(アクエンアテン)によりアメン大神殿に造営された「アテン神殿」にあったものです
アクエンアテンがおこなった宗教改革は失敗し アテン神殿は破壊されましたが それがアメン大神殿の塔門の詰め物にされたために 直射日光による劣化を免れたのだそうです
これらの写真は壁画の一部の拡大ですが 全景は20mもある大きな壁画です!
(283個の)破片が組み合わされて展示されていました
パンやビール作りなど 当時の様子が細かく表現されている貴重な資料です
ホルス神
ホルスは"天空神" エジプト航空のシンボルです!
ホルスは これまでのお話にも何度か登場しましたが 「ハヤブサ」または「その頭をもつ人」として表現されます
その両目は"太陽"と"月”であり エジプトの神々の中で最も古い神だそうです
.......
続いて ルクソール神殿 を見学しました
前日の夕方に続き 二度目の見学です
前回 ライトアップされた写真をすでにご紹介しましたので 今回は説明は省略させていただき 写真も3枚だけ添付します(^_-)-☆
第一塔門
夕方とは違い 日差しがガンガンと照りつけていました
お隣のカルナック神殿に比べると シンプルな柱が多い印象です…
.......
お昼は ルクソールにあるソネスタ セントジョージホテルにて イタリアンの昼食をいただきました
今回も写真はありませんが^^;
トマトスープ
スパゲッティ
パン&グリッシーニ
温野菜
肉料理(チキン)
デザート(ワッフル生地にアイスとフルーツがトッピング)
食後は ホテルの部屋が空いているということで 3時間休憩させていただきました
写真はありませんが ごく普通の(ビジネスホテルみたいな)お部屋でした
これはベランダで撮った写真です
たっぷり昼寝をしました…
17時ごろ 起きてすぐの夕食!
寝ぼけて撮った写真… ではなくて笑
暗かったので…
窓からの景色はナイル川ビュー
スープとスパゲッティに続いて出てきたのは…
大きなPIZZAでした!(これだけは写真撮ってました 笑)
とにかく ずっしりと凄いボリュームでした!
デザートはフルーツでしたが 泣く泣くパスしました^^;
(別腹の用意はありましたが 生ものやお水に注意…と言われていたので)
.......
19:20 ルクソール発の飛行機で カイロへと戻りました
✈
本日のホテルは フォーシーズンズ
「フォーシーズンズ」は東京と京都にもありますが カイロも とてもゴージャスなホテルです✨
※これはホテルのお部屋にあったハガキの 裏面の写真です
ロビーにて…
エレベーターもゴージャス✨
お部屋も綺麗です(連泊します)
ハネムーンだったので サプライズで シャンパン・チョコレート・カナッペ・サラダ・お水が 届けられました👀
こんな格好なのに^^; 記念撮影まで!
すまりんは シャンパンに弱いのですが…
残すのがもったいなくて 笑 頑張って飲みました!
(/ω\)
ひどい写真 …
お部屋なのにカバンも離さずに飲んでたんですかね(^_^;)
頭痛がひどくて眠れなくて(脈打つ感じ…) 鎮痛剤を飲みました
やってはいけないことです…
最悪^^;
ーーーーーーー
6日目
エジプト最終日の朝…
※カメラ機能が搭載されたばかりの携帯で撮影
すまりんは 人生最初で最後?の 二日酔いでした…
朝食はオムレツ・パン・サラダ・生いちごジュース・オレンジジュースなどがありました
これまでずっと生ものは我慢してきましたが この日とうとう 手を付けました!
明日は未明に出発なので エジプトでは最後の朝食…
こんなに美味しそうだし もう帰るだけだし…と思って笑
実は 日本に帰り着くまで まだ30時間以上あるんですけどね^^;
結果は すまきもすまりんも 大丈夫でした(^_-)-☆
10:30 ホテルのロビーに集合して最終日の観光に出かけます🚐
これらの写真は見学後に撮影したもので 最初は入館待ちの行列ができていました
ガイドさんがすまりんたち4人(今回のツアー参加者)を連れて すっと割り込み^^; 早く入れました
エジプト考古学博物館には ツタンカーメン王の墓から発掘された黄金のマスクや玉座などの財宝をはじめ ラムセス2世のミイラなど 20万点にもおよぶ至宝✨が収められています
※この時は 写真撮影可能(動画撮影・フラッシュ撮影は禁止)でした
ハトシェプスト女王の頭部像
巨大です!
それとは対照的に…
クフ王の像
最大のピラミッドを建てたクフ王ですが 7.5cmのこのミニチュア像だけしか残ってないのだそうです
カフラー王座像
後ろから見ると…
かわいい(*^^*)♡
実は ファラオの後頭部をホルスが守っているのだそうです!
ホルスについては先ほども触れましたが 「ハヤブサ」または「その頭をもつ人」として表現されます
こちらもホルス⤵
ホルス… 大好きです(*^^*)♡
セネブと家族の像
セネブは古代エジプト王国の高官で クフ王やその息子ジェドエフラー王に仕えていました
セネブは小人症だったそうで その身体的特徴がうかがえます
隣には妻 足元には彼の子供がいます
ラヘテプ王子と妻ネフェルトの像
エジプト美術史上で最も美しいとも言われる夫婦像です✨
あまりにもリアルなので 発見した作業員がびっくりしたという話も…
カーアベル像
エジプト最古の木製彫刻だそうで ほぼ等身大の大きなものです
きらっと輝く目には石(水晶?)を用いているそうです
発掘時 当地の村長に似ていたため「村長の像」とも呼ばれています☝
こういうお顔の人って現代にもいますよね⁈
すまりんの知り合いにも2人います(笑)
ファラオ(王)が身につけていたサンダルや装飾品も多数展示されていました
ミイラ室は怖くてほとんど撮影していませんが…
どなたかの ミイラのようです…
椅子の背にはツタンカーメンと王妃アンケセナーメンが描かれています
椅子の脚はライオンですね!
二輪馬車
ツタンカーメンが乗っていたのでしょうか…
天蓋付きの馬車としては世界最古だそうです!
馬車の下にもホルスの置物がありました♡
カノプスの壺
ミイラを作る際に取り出した内臓を入れる容器です
綺麗だけど ちょっと怖いですね^^;
ツタンカーメンの黄金のマスク✨
ツタンカーメン王のミイラは三重の人型棺に納められていたそうですが 黄金のマスクはさらに内側で 直接ミイラを覆っていたものです
※一般に撮影禁止のようですが この時はフラッシュ撮影と動画撮影以外はOKでした
頭の方から接写⤵
アヌビスは 冥界の神と言われます
ミイラづくりの神であり「オオカミ/犬」や「その頭をもつ人」で表現されます
ミイラ作りの様子が描かれた壁画にも登場します
※前回のセンネジェムの墓に出てきた写真です↓
石棺(金箔で飾られています)
いちばん外側の石棺⤵
青色はラピスラズリが使用されています✨
全体に勉強不足で 何を見るべきか ピントがずれているものもありました^^;
可能なら もう一度 訪れたいです…
.....
昼食はラムセス ヒルトンホテル内の晶麗にて中華料理をいただきました
写真はありませんが…
餃子・イカの煮物・蒸しそば・魚料理・肉料理・青菜の炒めもの・春巻き・海老の唐揚げ・炒飯・コーンと玉子のスープ・オレンジ などを食べたようです
その後 シタデル へ 🚐
「シタデル」とは城塞や砦を意味する言葉です
城塞からはカイロの町を見下ろせます
この時は砂で煙っていましたが薄っすら ピラミッドが2つ見えていますよ
カイロのシタデルは アイユーブ朝の創始者「サラーフッディーン」によって建てられ 19世紀のモハメッド アリ朝時代まで ずっと統治の中枢となりました
モハメッド アリ モスク
中に入りました
見上げると 素晴らしいクーポラ(半円形の天井)が!
綺麗だったですけど…
モスクは土足厳禁で この時は足の臭いが酷かったです^^;
長かったエジプトの旅も終わりに近づいてきました…
市場で最後の買い物をして ホテルに戻ります🚐
カイロのシンボル カイロタワー(高さ187m)の横を通過しました
ハスの花を模して造られたそうです
夜はライトアップされて東京スカイツリーみたいです✨
最上階には回転する展望台とレストランがあり カイロの町を眺めることができます
ちなみに1回転にはおよそ70分かかるとのこと…
ハンハリーリ バザールに向かっています
トルコの市街地もそうでしたが 交通無法地帯みたいになっていました
携帯のカメラで撮影した市場の写真です↓
モザイクを入れるまでもなく人の顔は判別できません(笑)
すまりんは ハイビスカスティーとデーツをお土産に購入しました
この後 「ホテルフォーシーズンズ」に戻り ホテルに併設のショッピングモールで買い物をしました
クレジットカードを使ったとき 漢字でサインを書くと 珍しがられました!
最後の夕食はディナークルーズにて…
19時過ぎ 船が港を出発しました
見づらいですがカイロの夜景です
カイロタワーがライトアップされています✨(実際はもっと美しかったです)
ベリーダンス を見学後 …
くるくるショー (笑) の写真です⤵
お食事は ステラビールを飲みながら チキンのコースをいただきました
エジプトで最後に口にした デザートのチョコムース が甘すぎました^^;
カイロ空港にて
行きは14時間もかかったけど 帰りは 偏西風の影響で11時間半で日本に戻ってきました
以上…
すまきとすまりんのハネムーン♡ のお話 でした
須磨がうちにやってくるちょうど1年前のことです
最後までお読み下さって ありがとうございました
次回は須磨のお話です