すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

エジプト旅行記③~王家の谷 ほか

4日目 

今日も良いお天気です(*^^*)

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あまりに朝日が気持ちいいので バルコニーで写真撮影しました

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これまでのお話⤵️

当時は 一般の携帯電話に初のカメラ機能が付いたころで 画質が粗く非常に見づらいので ほぼ「デジカメ」で撮影した写真です

デジタルのデータがないものは 「写るんです」(笑)のプリントした写真を撮影して添付していますので 見づらい画像が混在していますが どうかご容赦下さいませ

当時はSDカードのメモリー容量が小さく もちろんいくつか持参したものの 動画撮影の容量を気にするあまり 食事やホテルの写真をほとんど撮りませんでした^^;

→ざっくりメモを取っていたので 分かる範囲で記載させていただきます

 

アガサクリスティー’s Sweet のお部屋を見せていただきました

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こちらで『ナイルに死す』が執筆されてたんですね!

チップを支払って 一瞬だけ 中に入らせていただきました

すまりんたちの写真を撮って下さいましたが 残念ながらブレブレでした^^;

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しかも 中の写真はこれ1枚です^^;

 

朝食は 夕食会場と同じでした

「ダイニング1902」にて8:30からのスタートです

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メモによれば ビュッフェスタイルでの朝食で

パン(菓子パン・ドーナツ)・ソーセージ・クレープなどを食べたようです

感想は…

グァバジュースがぬるくてまずかった』とだけ書いてありました^^;

 

その後あわただしくチェックアウトして 本日の観光に出かけました🚐

 

サハラ砂漠で下車

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さすがサハラ砂漠鳥取砂丘とはスケールが違いました…

(この写真では全く分かりませんね ^^;

とにかくどこを見ても つまらないほど(笑)こんな景色でした…

 

記念に砂を拾いました!

 携帯にて撮影

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砂は今でも大切にとってあります(*^^*)f:id:aranciarossa:20220131051914j:image

 

午前便の飛行機にてアスワンから 古代テーベの都ルクソールへと移動

 ✈

ルクソールまでのフライト時間は30分程でした

 

まず フィリップス(Phillips)というお店に行って カルトゥーシュのペンダントを注文しました

カルトゥーシュ古代エジプトではシェンシェヌと呼ばれていたそうで「囲い」を意味するそうです☝

ヒエログリフ象形文字)では 王や王妃の名前は楕円で囲まれています

ヒエログリフについては前回の記事で触れました

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カルトゥーシュ(cartouche) はフランス語ですが これは 英語ではカートリッジ (cartridge) にあたります☝

 

カルトゥーシュがデザインされたTシャツも注文しました

後でホテルに届けて下さるそうです♡

こちらの記入用紙に 自分の名前をローマ字で記入して提出しました

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余談ですが…

かな ヒエログリフ変換 のアプリを使って 須磨と 須磨に仕える麒麟の名前をヒエログリフにしてみました(^_-)-☆

http://uenosato.net/~moji/php/kana_hrg.php

 

名前をひらがなで入力すると カルトゥーシュの中に絵文字で表記されます

 

女王 すま(須磨)

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王ではありませんが すまき(須磨麒)も…

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ついでに すまりん(須磨麟)も…
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便利な時代になりましたね(*^^*)

 

さらに余談ですが …

すまきとすまりんの名前の由来はこちらです⤵

 

昼食はルクソールのレストランで 名物「ハト料理」を食べました

ハト料理は パンスープの後で登場!

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ハトを食べたことがないすまりんは のけぞってしまいました(笑)

ハト肉のグリルの上下にあるのはシシカバブです

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温野菜ご飯が添えてあります

結局 怖がりつつも 美味しくいただきました(笑)

とってもあっさりしていました!

メモ書きによれば デザートにプリンを食べたようです…

 

.....

 

昼食後は 橋を渡り ナイル川の西岸へ行きました🚐

 

ホテルや町がある東岸とは対称に ナイル川の西岸は「死者の町」といわれます…

 

歴代のファラオが眠る王家の谷

岩山の谷にある岩窟墓群で 24の王墓を含む64の墓が発見されています

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紫外線がきついのでサングラスをかけての観光です

※駆け足の観光でしたので 写真は 少ないです

雰囲気だけお伝え出来たらと思います…

 

 王家の谷から ピラミッドの形の山が見えていました

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アル・クルン山といい テーベ丘陵地帯の最高峰(420m)です

 

王家の谷の中は トロッコみたいな連結バスに乗って移動しました

携帯の写真なので見づらいですね^^;

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 ラムセスⅣ (4世)の墓 の見学をしました

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天井まで美しく装飾されています… 

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見上げると 満天の星が描かれていました✨

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壁にはヒエログリフがぎっしり!

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※写真はありませんが ラムセス4世の石棺は王家の谷で最大と言われています

 

 

続いて ラムセスⅨ (9世)の墓

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船に乗る神々

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スカラベ甲虫

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スカラベはいわゆる"フンコロガシ"ですが 糞玉を転がす姿を太陽の回転を司る朝の太陽神『ケペラ』に見立てたといわれています

 

 

 ツタンカーメン(TUT ANKH AMEN)の墓 も見学しました

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※内部は撮影禁止でしたので写真はありませんが チップを支払うと撮影OKのこともあるようです…

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ファラオの名前には神の名前が含まれています

上の写真に TOMB OF TUT ANKH AMON とありますが…

ツタンカーメン」は正式には「トゥト・アンク・アメン」

トゥト(似姿)+アンク(生ける)+アメン(アメン神)で「アメン神の生ける似姿」という意味になります

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王家の谷のほとんどの墓が盗掘されましたが  ツタンカーメン王の墓では副葬品が完全な形で発見されました!

今ではとても有名なファラオですが 実は若くして亡くなったため 在位期間が10年弱と短く 昔はほとんど知られておらず そのために盗掘をまぬかれたと考えられています…

ミイラは墓の中に安置されていましたが 発掘された副葬品は カイロ博物館におさめられています(これは次回一部ご紹介します)

 

いろいろ怖いお話もあるツタンカーメンのお墓なので ちょっと緊張しました

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ハトシェプスト女王葬祭殿

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トトメス2世の王妃であったハトシェプストは 幼い息子トトメス3世(実子ではなく妾の子)を補佐する名目で 「マアトカラー」という名で即位し 22年間にわたり共治王を務めました

実際には在位中 ハトシェプストが絶対的権力を保有していました

「旅行記①」でも触れましたが ハトシェプストは 公的な場では男装し 顎に付け髭をしていたと伝えられています

 

葬祭殿は 後にトトメス3世によって壁画を一部削られるなど されたようです

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1997年 イスラム原理主義過激派の「イスラム集団」が このハトシェプスト女王葬祭殿で無差別テロ襲撃事件を起こし 日本人を含む60名もの観光客が殺害される「ルクソール事件」が起こりました

衝撃的なこのニュースを覚えておられるかたも多いのではないでしょうか…

事件から6年経っていましたが  なんだか怖かったです

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雨どいの遺構⤵

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鮮やかな壁画も残っていました

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天井には星が無数に描かれていました

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専用車にて次の目的地へ移動します🚐

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職人の町 デル・エル・メディーナの遺跡


王家の谷の墓などの造営にあたった職人が住んでいた町で 同じくナイルの西岸にあります

墓職人は 名誉な職であったそうで 暮らしに必要なものは 王から全て支給されていたそうです
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これはかまどの跡だったかな…

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トイレだったかも… (^_^;)

 

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デル・エル・メディーナでは 住居跡だけでなく職人の墓地も見られます

 

センネジェムの墓

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センネジェムは王墓の造営に関わる墓職人の一人

墓には綺麗な壁画が残っていることで有名です

 

こちらが入り口です

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墓の内部は写真撮影も可能でした!

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センネジェムとその妻の肖像が多く描かれています

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ミイラを作るアヌビス神

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壁画は 驚くほど保存状態がよく ほとんど損傷がありません!

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自分のために こんな立派なお墓を造ることができるなんて 素敵ですね✨

 

.....

 

途中 クルナ村アラバスター工房で買い物をしました

クルナ村は王家の谷からほど近い所にあり 先祖は墓の盗掘をして生計を立てていたという話を聞きました👀

別名「墓泥棒の村」と言われているそうです^^;

 

すまりんたちは観光の記念に このカップ&ソーサーを1脚購入しました

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高価なものではありませんがヒエログリフが可愛くデザインされていて とっても気に入りました

 

すまきは 日本から持って行ったシャーペンと 何かの原石を交換していました

エジプトでは日本のボールペンやシャーペンは大人気で とても喜ばれていました

現在は分かりませんが 当時はちょっとしたチップにもなりました(^_-)-☆

 

 

本日の観光はよくばり 盛りだくさん!

夕方近くに訪れた メムノンの巨象

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アメンホテプ3世の葬祭殿の入り口にある アメンホテプ3世の像です

 

こちらは 向かって右側の像ですが…

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紀元前27年の地震によりヒビが入り 夜明けに近くなると (おそらく温度差や朝露の蒸発によって)うめき声や口笛のような音を発していたようです👀

ギリシャ神話のエチオピアメムノンが 死別した母を呼ぶ声だと言われ なんと古代ローマ時代から観光地化されていて 様々な歴史上の有名人が訪れたという記録が残されています!

ローマ帝国時代に修復されていますので 今は音はしません(^_-)-☆

 

.....

 

本日最後の観光は ルクソール神殿です

 

神殿入り口にて記念撮影

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第1塔門には オベリスクが1本だけ立っていますが もう片方は 現在パリのコンコルド広場にあるそうです…

この(ラムセスの)オベリスクは高さ25mで ハトシェプスト女王のオベリスク(次回ご紹介します)に次いで2番目に大きなオベリスクだそうです✨

 

大理石でできたラムセス2世の坐像の一体は顔面が破損しています

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辺りは暗くなり ライトが点灯し始めました

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ラムセス2世の中庭では 円柱とラムセス2世の石像が交互に並んでいます

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たくさんの観光客です!

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ツタンカーメン王と王妃アンケセナーメンの像

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やさしい表情をされていますね(*^^*)♡

 

ヒエログリフがぎっしりと刻まれた壁

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紀元前に造られたものが こんな目の前にあるなんて…

『公園を散歩しているうちに いつの間にかタイムスリップしたかのような』気分になり 鳥肌が立ちました

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神殿の柱は下からライトで照らされています

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すまりんの携帯で撮影した写真です↓

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.....

 

本日のホテルは

「オールド ウィンターパレス ホテル」

今回も 名門ホテルです✨

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ドレスが似合いそう…

 

ロビーの椅子で寛ぐ すまき

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同じく すまりん⤵

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お部屋の写真はありませんがオールド カタラクトと似た雰囲気のお部屋でした…

殴り描きの メモがありましたが あまりにも雑で ^^;

 

夕食はガイドさんと一緒にホテル内のレストランでいただきました

チキンのコースデザートはアイスクリームとフルーツポンチだったようです

 

ルクソールのお店で注文していたカルトゥーシュのTシャツと ペンダントがホテルに 届いていました!

※自宅で撮影した写真です⤵

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ヒエログリフと言えど 変換表を見たら名前が分かるので カルトゥーシュの中は秘密です(^_-)-☆

 

そして こちらが金のペンダントです

反対側の面にすまりんたちの名前がヒエログリフで刻まれています

こちらの面は解読できないのですが おそらく王と王妃の名前が刻まれているのだと思います(同じデザインのものをネット上で見かけました)

金のペンダントは 20年近く経った今でも 色あせることなく神々しく輝いています✨

 

次回エジプトシリーズ最終回になります

   ...