これからお話するのは
今からおよそ20年近く前…
すまきとすまりんがエジプト旅行に行った時のお話です
じつは ずっと 記事にしてよいものかと迷っていました
その理由は…
なんと 「食事」の写真を 全く撮っていないのです!
海外旅行と言えば特に食事は気になりますよね^^;
ガッカリされたかた… ごめんなさい(>_<)
けれど 数名のかたからリクエストをいただいたこともあり<(_ _)> 自分の忘備録を兼ねて できる範囲で作成してみました
※4回に分けました(エジプトには6泊しました)
※ 当時は 一般の携帯電話に初のカメラ機能が付いたころで 画質が粗く非常に見づらいので ほぼ「デジカメ」で撮影した写真です
→デジタルのデータがないものは 「写るんです」(笑)のプリントした写真を撮影して添付していますので 見づらい画像が混在していますが どうかご容赦下さいませ
※ 当時はSDカードのメモリー容量が小さく もちろんいくつか持参したものの 動画撮影の容量を気にするあまり 食事やホテルの写真をほとんど撮りませんでした^^;
→ざっくりメモを取っていたので 分かる範囲で記載させていただきます
では 8日間(機中2泊)の旅!
お楽しみいただければ幸いです
~ ~ ~ ~ ~ ~
実は エジプト旅行は すまきとすまりんのハネムーンでした
すまりんは 長く伸ばした髪を 式の直後に思い切りカットして…
翌日 身軽になっての出発です(^_-)-☆
1日目
エジプト航空の直行便でカイロへ向かいました✈
すまりんにとっては初の海外旅行!
飛行機の中の写真はありませんが 機内食は2回でした
「チキン?orフィッシュ?」の…
それと お手洗いが汚くて 2度目は入れなかった記憶だけ あります^^;
ちょうどサダム・フセイン大統領のイラクと ジョージ・ブッシュ大統領のアメリカとの緊張が極度に高まっていた時期…
シリアやイスラエルあたりの危なそうな上空を通過する飛行機に ちょっぴりハラハラしました^^;
(この時から1か月もたたずにイラク戦争が勃発しましたから もうちょっと遅かったら旅行は中止になる所でした)
.....
14時間かけて カイロ空港に到着です!
現地時刻は 20:30過ぎでした
2月の終わり… エジプトも 寒かったです (>_<)
現地のガイドさん(エジプト人)が迎えに来て下さっていて 車でホテルまで送って下さいました
こんなご時世にエジプトに来るツアー参加者は すまりんたちと あと1組(ご夫婦)だけの計4名でした^^;
ギザの町に入りました🚐
ピラミッドに気づかれたかたは いらっしゃいますか?
実は写真の中に二つあります(^_-)-☆
左のはなんとか見えますよね…
肉眼で見てもこんな感じでした
なので まだそれほどの感動はありませんでした^^;
疲れていたからかもしれません…
カイロ空港から35kmほど…ギザのピラミッドのすぐ近くのホテルに宿泊しました
メナ ハウス オベロイ
客室数520室の大きなホテルです
お部屋は撮影していませんが ピラミッドビューでした✨
メモ用紙に手描きで ざっと(笑) 間取りは書いていました
ご想像ください…
シャワーが固定されていて 水圧がものすごく強かったようです!
ーーーーーーー
2日目
未明…
窓の外に▲が現れました!
この時の感動✨は今でも忘れません!
ピラミッドが見えることは分かっていましたが…
えっ! こんなに近かったんだ? って 今さら びっくりしました👀
日が昇り…
朝のバルコニーからの景色…
「お山」じゃなくて 「(クフ王の)ピラミッド」です✨
ホテルの外観は携帯で撮影したものです⤵
↑ 狙って撮ったかどうかは分からないのですが… ホテルの屋根ではなくピラミッドです
中庭からの別の1枚⤵
朝食はホテル一階にあるレストラン↓にて…
写真はありませんが 日記によれば…
袋に入ったパン・チーズ・マッシュルームオムレツ・グリルトマトなどを ビュッフェスタイルで食べたようです
※ツアーの行程表にも書かれていたのですが
生水・氷・生野菜・生の魚介などは現地で食べないように…とのことで なかなか食べるものがなくて苦労した覚えがあります^^;
午前はギザのピラミッドとスフィンクスの観光でした
チケットには 切り取りの点線は入っていますが 完全無視で 引きちぎる感じでした^^;
他のも同様(笑)
先に折り目をしっかり付けておけばよかったかな…
そういえば お札の汚いのにもびっくりしました^^;
これが最大のピラミッドである「クフ王のピラミッド」
一般には「大ピラミッド」と呼ばれ 高さは138mです!
建設当時は147mだったそうですが頂上付近の石が持ち去られて ちょっと低くなったそうです
近くでは とても全体像を収めることができません…
↑ピラミッドの側面に人が写っていますが 大きさが想像できますでしょうか…
よく見ると 石に落書きがあります(>_<)
クフ王のピラミッドは 203段の階段状で 1つが2.5t程の石材が 230万個も使用されていると推定されています
1段あたりの高さは段ごとにまちまちで いくつかの段に大きな石が使われていて その理由は分かっていないそうです…
それにしても 綺麗な傾斜です✨
ピラミッドは 驚異的な精度✨で作られた基壇の上に建てられています
しかも方向も考えて 正四角錐に見事に計算して建てられたなんて…
昔の人は 驚くほど頭がよくて しかもすごい技術と労働力も備えていたのですね!
気が遠くなりそうです…
ピラミッドは 建設当時は化粧石で覆われ白く輝いていたそうですが イスラム時代にカイロの街をつくるための建材として剥がされてしまったようです(>_<)
「クフ王のピラミッド(大ピラミッド)」に入場しました
今回のツアーの目玉の一つです✨
大ピラミッドの構造(Wikipediaより)
1 正規の入り口 2 盗掘口 3・4 下降通路 5 地下室 6上昇通路
7女王の間と通気孔 8水平通路 9 大回廊 10 王の間と通気孔 11 竪孔
観光客の入口は 9世紀に アル=マムーンが掘ったと言われる盗掘口(2)で地上から7mの高さに開けられていますが 正規の入り口(1)はもう少し上です
まずは上昇通路(6)を上っていきます
1m四方ほどの狭い通路をガイドさんについて行ってます
急に大きな空間に出ました
大回廊(9)です
高さは8.7m 全長は46.7m
大回廊を登りつめた先に 王の間(10)があります
10.5m×5.2mで高さ5.8mの空間…
広い空間のなかに 縁の欠けた石棺がぽつんと置かれています
石棺の中には現在は何もありません
王の間の天井の上には重量軽減の間という 石を重ねた空間があり その石に「クフ」と記されていることから このピラミッドがクフ王のものであるとされています
クフ王のピラミッドの全景✨
パノラマ台にのぼりました
カイロの町が一望できます
プリントした写真をくっつけたものですが…
ギザの三大ピラミッドです
正面から見ると …
カフラー王のピラミッドは高さ136mで クフ王のピラミッドについで大きなピラミッドですが スフィンクスをともなうピラミッドとして有名です!
メンカウラー王のピラミッドは高さ61mで 2つのピラミッドに比べ 高さは半分くらいです
これはカフラー王のピラミッドの参道脇の道路から撮影した写真です
位置関係を図にしてみました⤵
↑いちばん左のピラミッドは「王妃のピラミッド」で高さは20m程です
写真では一つしか見えませんが実際には縦に3つ並んでいます
カフラー王のピラミッドの前で記念撮影しました
※守護神スフィンクスは上図で示したように ここから500mほど手前に鎮座しています
⇩ ⇩ ⇩
よく目にする このアングルの写真だとすぐ近くのように見えますね…
横から見るとこんな風です⤵
頭部は人の顔(カフラー王の肖像)で 胴体はライオンの形をしています
接写!
ナポレオンが見た時には首から下は砂に埋もれていたそうです…
鼻がかけているのは 風化とも 射撃訓練の的になったためだとも言われています
ちなみに当時の携帯で撮影したもの↓
拡大に耐えられません(^^;)
デジカメもそうですが この20年での写真技術の進歩は素晴らしいですよね!
今だったら もっと感動的な写真が撮れたに違いないです
ナイルの船着場に作られたので「河岸神殿」と呼ばれるそうです
ここで王のミイラが作られたようです…
ラクダに乗りました!!!
夢のようで あまり記憶にありません^^;
そういえば この辺りにも露店がありましたが エジプト人の売り子さんたちは 日本人を見ると「バザールでござーる」と声をかけてきました(笑)
当時 そんなCMが日本で流れていましたが エジプトで有名になっていたとは!
続いて…
クフ王のピラミッドの横に 分解されて埋められていた大型木造船が 組み立てられて展示されています
古代エジプトでは ファラオ(王)が死後の世界に旅立てるよう "太陽の船"を埋葬する習慣があったそうです
エジプトに行く前にお薦めの本があります!
クリスチャン・ジャックの「太陽の王ラムセス」のシリーズ✨
1冊が 500ページ前後あり読みごたえがありますが 一旦読み出すと 引き込まれるように読み進められると思います(^_-)-☆
予備知識になること間違いなし!
すまりんたちは もちろんエジプトに行く前に読んで行きました
納戸の隅に眠っていたので 久しぶりに読んでみようと思います
昼食はこのエリアのシーフードレストランにて…
メモによれば 袋パン・イカフライ・海老焼き・焼きナスみたいなもの・ヨーグルト・ミネラルウォーターなどでした
~古都メンフィスに移動🚐~
ラムセス二世の巨像の見学をしました
ラムセス二世は 第19王朝のファラオ(在位はB.C.1279年頃 - B.C.1213年頃)で 多くの巨大建造物を築いて勢力を広げました
映画「十戒」で 海を割って逃げるモーセを追ったのが ユル・ブリンナー演じるこのラムセス二世でした
とにかく巨大です👀
下に降りることもできます
真横から見学…
アラバスター(雪花石膏)スフィンクス↓はハトシェプスト女王がモデルと言われています
ハトシェプストはラムセス二世から200年前の第18王朝の女王で 幼い王(トトメス3世)を補佐しつつ 長く権力の座に君臨しました
スフィンクスに顎髭が付いていますが 彼女は在位中 公的な場では男装して付け髭をしていたと伝えられています☝
古代エジプトは4000年以上続きましたが 35もの王朝が交代しています
~サッカラに移動🚐しました~
「世界最古のピラミッド」と言われる ジェセル王のピラミッド
特徴的な階段ピラミッドです!
B.C.2600年 第3王朝に造られたそうです
~ダハシュールに移動🚐しました~
エジプト第4王朝の創始者であるスネフェル王(在位B.C.2613年~B.C.2589年)は変わり種のピラミッドを沢山建設しました
実験的なピラミッドを作ることで 試行錯誤をしていたようです
※その集大成は 彼の息子クフ王のピラミッドによって成されました
以下「変わり種のピラミッド」を幾つかご紹介します
屈折ピラミッド
積み上げている途中で崩れることが予想されたため 傾斜角度が変えられたとされています
白のピラミッド
現在は瓦礫の山のようになっています
プリントした写真を撮影したので 見づらいですね^^;
黒のピラミッド
遠方から眺めただけでしたが こちらも浸食が激しいピラミッドです
頂上部にあった花崗岩製のピラミディオン(キャップストーン)はカイロのエジプト考古学博物館に展示されているそうです
知らなかったので 博物館ではチェックしていません^^;
赤のピラミッド
直線のラインを持った初のピラミッドだそうで 高さはクフ王のピラミッドとカフラー王のピラミッドに次いで3番目だそうです
表面の花崗岩が赤く見えるので「赤のピラミッド」と呼ばれますが 建設当初は白い石灰石に覆われていたそうです
大部分が持ち去られて こうなったということです
通常のツアーでは入場しないようで リピーターが入るんだそうです!
このあと イクナーテン カーペット スクールで 絨毯作りの実演を見学しました
写真を見ながら 織っておられました
完成品を見てみたかったな…
ツアー参加者が2組だけだったので なかなか断るのが難しくて^^;
結局小さいマットを購入しましたが 引っ越しの時に処分してしまいました
この日は「メナハウス オベロイ」に連泊になります
夕食はバイキングでしたが 「あまり食べるものがなかった」とメモに書いてました
多分 生ものが多かったんだと思います^^;
パンとスパゲッティを食べたようです
翌朝(?)1:45
モーニングコールで起きました!
...続