すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

足摺岬で七不思議探検!

皆さま お正月は楽しく過ごされましたでしょうか?

本年も どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)

 

2025年は足摺岬のお話からスタートです✨

 

四国の南には二つの岬が突き出しています

たまに間違えられますが 左が「足摺岬」で 右が「室戸岬」です

どちらも高知県にありますが 四国の左側 愛媛県宇和島市出身のすまりんとしては 足摺岬の方が親近感があります(^_-)-☆

 

足摺岬の拡大図🔍

こちらは すまきが飛行機から撮影した足摺岬

※中央右に四万十川の河口が見えています!

 

とはいえ 足摺岬は四国の南の果て…

 

ずいぶん高速道路が伸びてきたとはいえ 高知龍馬空港から3時間...

松山空港からは4時間以上車を走らせないと到達できません💦

銅像が切れちゃってますが ↗

これは龍馬ではなく 中浜万次郎(ジョン万)です

アメリカに渡った最初の日本人の一人と言われます

14歳の時に漁に出て遭難し 無人島に流れ着き...

その生涯はとてもドラマチックですが 長くなるのでここでは省略させていただきます

近くに「ジョン万次郎資料館」もありますのでぜひ訪れてみてください!

けっこう 楽しめますよ(^_-)-☆

余談ですが これ リアルでした👀✨⤵

余談ついでに動画も...(笑) ※37秒です

最後 びっくりですよね (笑)

 

足摺岬には 四国八十八か所霊場の第38番札所 金剛福寺があります

弘法大師の巡られたお遍路さんのお寺は 修行の場として山のてっぺんや岬の端っこにつくられているものも多いです

 

お寺の向かい側にある駐車場に車をとめて 岬の散策に出発!

 

まずは「21世紀に残したい日本の風景」四国第一位✨を見るために天狗の鼻に行ってみます

 

分かれ道ですが どちらから行っても30m...

左は平坦な木陰の道で歩きやすく 右は海岸沿いの道で景色が良いです

すまりんたちはまず右に行き ぐるっと回って戻ってくることにしました

 

あっと言う間に展望所が見えましたが 手前のベンチに座ってみました

贅沢な眺めです✨

 

こちらが終点の展望所⤵

地球が丸いのが分かりそうなくらいの海...

日の出も日の入りもさぞかし美しいことでしょう✨

 

テレビや雑誌でよく紹介される足摺岬の景色です

 

帰りは木陰の道から戻って行きました🐾🐾

 

今度は 灯台に行ってみます(^_-)-☆

 

南国特有の 照葉樹の林の中を進むと...

ほどなく灯台に到着🚩

足摺岬灯台は 日本の灯台50選に選ばれています✨

高さ18mの白亜の灯台は 1960年に改築されたものです

登ることはできませんでした

 

灯台のすぐ近くには 太平洋を望む展望台がありました

 

端っこ好きの すまりんたち...

四国最南端も何度目かのクリアですが 今回はちいさな須磨も一緒(^_-)-☆

ちいさな須磨は2022年にお空に行った愛猫の分身です

 

『四国四極』のお話は こちらに書いています

www.aranciarossa.work

 

ところで足摺岬には 「足摺七不思議」と呼ばれる伝説があるそうです

岬の周辺に 金剛福寺弘法大師にまつわる「七不思議」が散在しているようで ガイドさんとまわる 七不思議ツアーもあるようです

すまりんたちも探してみることにしました(^_-)-☆

 

 亀呼場

展望台の横にありました

弘法大師がこの場所から亀を呼ぶと 亀が浮かび上がってきたといわれています

弘法大師は亀の背に乗って眼下の「不動岩」に渡り そこで祈祷をされたそうです

 

これが「不動岩」らしいです⤵

 

※写真は 金剛福寺の境内にある 弘法大師と亀の像です

 

 

②大師一夜建立ならずの華表(とりい)

弘法大師が一夜で華表(とりい)を造らせようとした時のこと...

夜明け前にあまのじゃくが鳥の鳴きまねをしたため 大師は夜が明けたと勘違いして造るのをやめたといわれています💦

 

確かに鳥居の石材らしきものと柱穴のようなものが雑然とありました

 

遊歩道を歩きながら 他の七不思議も探してみます(^_-)-☆

 

 

弘法大師の爪書き石

この岩肌に 大師が爪で「南無阿弥陀佛」と六字の妙号を彫られたのだそうですが 木の葉の陰と混然として よくわかりませんでした^^;

 

 

④地獄の穴

この穴に銭を落とすと チリンチリンと音がして落ちて行き その穴は金剛福寺の本堂のすぐ下まで通じているといわれています👀

特に期待せずに十円玉を入れてみました⤵

思ったよりも長い間 お金が落ちて行く音が響いてきました

最後 かすかになった音は拾えていませんが 動画を添付しますね

音をうまく伝えられないのが残念ですが これには 鳥肌が立ちました!

ぜひ試してみて下さいね(^_-)-☆

 


⑤ゆるぎ石

弘法大師金剛福寺を建立した時に発見した石で この石の"動揺の程度"によって「孝心」をためすといわれています

 

すまきが全力で押していますが 全く動きません^^;

「ゆるぎない孝行心」ということにしておきましょう...

 

あれ?ちょっと揺れたかも!? 

そんなわけはないですね(笑)

 

 

⑥不増不滅の手水鉢 

平安時代の中頃 賀登上人と弟子の日円上人が補陀落(ふだらく)に渡海しようとした時 弟子である日円上人が先に渡海したのを悲しみ 賀登上人がこの岩に身を投げ出して落とした涙💧が不増不滅の水になったといわれています...

補陀落とはお釈迦様の住む浄土のことで 南方の海の彼方にあるのだとか...

 

岩の上には窪みがありましたが 水は溜まっていませんでした^^;

さすがに晴天続きで 不思議も消えちゃったのかな...(笑)

 


⑦亀石

弘法大師が亀の背中に乗って不動岩に渡ったという亀呼場に向いています

ここで 大師に呼ばれるのを待っていたのでしょうか...

なんだか愛おしくなりますね...

 

 

⑧根笹 (七不思議の⑦を超えましたが...)

笹がたくさん生えていましたが この地の笹は根笹といって これ以上大きくならない七不思議のひとつなのだそうです

 

足摺岬はきれいな初日の出が見られる場所として有名です

この広場も 元旦の朝には人であふれるのかもしれません...

 

 

⑨犬塚

昔 お坊さんが「乱世を立て直すために一国一城の主となって生まれ変わらん」と言い 手の腹に「南無阿弥陀仏」と書いて足摺の断崖から身を投げたのだそうです

お坊さんを慕っていた犬がこの場所から動こうとせずに ついには息絶え 村人たちがこの場所に犬塚を築きました

土佐藩二代目の山内忠義には手の腹に黒いしるしがありました✨

言い伝えを聞いた忠義は 自分がそのお坊さんの生まれ変わりではないかと思うようになり 金剛福寺を深く信仰して堂宇を寄進し 山内家の三つ葉柏の紋を許したのだそうです!

 


⑩汐の満干手水鉢

岩の上の小さなくぼみは 潮が満ちているときは水がたまり 引いているときは水がなくなるといわれます

もう少しで干潮だったので

お寺をお参りして...

1時間後に様子を見に来ました(←暇人 

  ⇩ ⇩ ⇩

だいぶ干潮に近いはずなのですが…

変化は分かりませんでした^^;

でも 1時間で本当に干からびていたら 逆にびっくりですね(笑)

 

お話は以上です

七不思議といいつつ 結局10個ありましたが...

数に関わらず 不思議な言い伝えが多いということですね



次回は

ここからほど近い「足摺サニーサイドホテル」のお話です(^_-)-☆