すまりんの てくてく ふたり旅

部屋付き温泉のある素敵な宿と美食を求め 夫のすまきと全国飛び回ります!

シチリア旅行記⑤ ~アグリツーリズムのホテルのご紹介& 本日2度目のチェファルーで大聖堂見物

荷物預かり所にスーツケースを置いて

シチリアの宝石「チェファルーの絶景」を堪能したすまりんたち...

 

まさかの「荷物預かり所の昼休み」で...

スーツケースを受け取ることができませんでした😱

 

 

いろいろ考えた末...

当初の予定通り 14:37発の電車にスーツケースを持たずに乗りました

 

すまりんたちの本日のホテルはここから70kmも離れたカステルダッチャという所にあります

 

直通電車がないので テルミニ・イメレーゼ駅で乗り換えました

 

15:30 カステルダッチャ駅に到着

ホテルは駅からちょっと離れているので 本来は送迎があるようです

到着時刻確認のメールが自宅に来ていたけれど出国後だったので見れませんでした^^;

 

失望の中(笑)歩いてホテルに向かいます

ボコボコ道も坂道も 手ぶらなのでへっちゃら...

暑いのは嫌でしたけど^^;

 

歩くこと10分強で ホテルの入り口に到着しました

Hotel Agriturismo Villa Cefalà

※AZIENDA AGRICOLA:自家栽培のぶどうを使ってワインを作るワイナリー

 

ホテル名にもある Agriturismo アグリトゥーリズモ とは...

AGRICOLTURA(農業)とTURISMO(観光)からの造語で 日本でもアグリツーリズムグリーンツーリズムとして知られています

田園地帯の農家に宿泊するコンセプトの施設はイタリア各地にあって ぜひ泊まってみたいと思っていたのです

 

門をくぐると オリーブやレモンが実る果樹園の中に石畳の道が続いています

広い庭園にはレモンの木を中心に果樹が植わっていました

市街地のホテルとほぼ同料金で すごい贅沢感✨(観光にはちょっと不便ですが…)

ここはかつて貴族の邸宅として使われていたのだそうですよ

 

左手がレセプションで 正面の門のさらに奥にレストランがありましたが…

誰も見当たりません💦

 

レセプション

チェックイン可能時刻を過ぎているのに 閉まっていました^^;

席をはずしているのでレストランに連絡してほしいとのメモ書きが...

 

 

こちらがレストラン

扉は開いていましたが 電気が消えていて暗かったです

光の漏れている厨房に向かって 思いっきり大きな声で「ブォナセーラ ! 」と挨拶したら すぐ横のカウンターで返事をされて のけぞってしまいました😱

暗順応に時間がかかるので おられるなら先に声をかけてほしかったです(笑)

 

連絡を受けたオーナーさんが ワンちゃんと一緒にレセプションに来られました

全身で喜びを表現して突進してくるので 痛いくらいでした!

まだ子供で 現在しつけ途中のよう...

オーナーさんにも突進していました^^;

 

チェックインの手続き中も間に入り込んできます💛

 

スーツケースがないことについて事情を説明しましたが 特に驚かれたり同情されたりはなく(笑)(←よくあること?)

「駅まで車で送迎するので言って下さいね」と言われました

 

スタッフさんがお部屋に案内して下さいました

 

piscina(プール)脇を通って行きました

自由に使えるようで チェックイン時は何名か利用されていました

 

すまりんたちが宿泊するMelogranoメログラーノ

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メログラーはザクロの木や花のことです

ちなみに実はメログラーと言います(^_-)-☆

※イタリア語では 木と花は男性形  果実は女性形のことが多いです

 

共用の扉は夜間は鍵がかかるので自分で開錠する必要があります

セキュリティ面は安心ですね(^_-)-☆

 

すまりんたちのお部屋は上の階でした

 

こちらです⤵

「ふ」ではなく「3」です(笑)

 

リビングと寝室が分かれていてゆったりしていました

 

赤いのはvape(蚊取り機)です

フマキラー社はイタリアでも活躍していて テレビCMでも見かけました

ただし「ベープ」とは言わず ローマ字読みで「バーペ」です(^_-)-☆

 

ベッドルーム

 

小さいめのテレビと...

下には カラの冷蔵庫

 

クローゼット

 

洗面所入り口にバスタオルとフェイスタオル

日本のホテルのように美しくはたたまれていませんね^^;

ちなみに 公式ホームページの写真では綺麗にたたまれていました(笑)

 

洗面所

籠の中には 固形石鹸とボディヘア共用シャンプーが入っていました

 

トイレの手前はビデです

 

シャワールーム

水はけが悪かったのが残念です

※バスタブはありません

 

さて  スーツケースを取りに またチェファルーへと戻ります^^;

※面倒くさいことをしていますが 素敵なホテルなので明るいうちにチェックインして 写真を撮っておきたかったのです

 

お部屋に案内して下さったスタッフさんが車で駅まで送って下さいました

 

一瞬でカステルダッチャ駅に到着!

16:23の電車に乗りました

1時間に1本ぐらいしかないので これを逃すと大変です💦

そのまま往復するのもつまらないので さっき見れなかった「チェファルー大聖堂」を見物してから帰ってこようということになりました(^_-)-☆

 

途中 綺麗な景色が見れました

 

すまりんの故郷 愛媛県にある「下灘駅」と似ています

青春18きっぷのポスターで有名になった駅です(^_-)-☆

 

再びテルミニ・イメレーゼ駅で乗り換え

 

まもなくチェファルーです

17:16 チェファルー駅に到着

ちょうど向かいの電車も到着したところでしたが

「禁止!」と書かれていても 線路の上を渡る人が大勢👀 

 

再びチェファルーの町を歩きます

目抜き通りは 観光客でいっぱいです

 

大聖堂は「荷物預け所」と「高台の登り口」を通り過ぎた所にあります

※駅からは徒歩10分ほど

 

こちらが チェファル―大聖堂

世界遺産パレルモのアラブ・ノルマン様式建造物群およびチェファルー大聖堂 モンレアーレ大聖堂」の構成資産のひとつです

 

背後には お昼間に登った高台がそびえています

 

高台から見た大聖堂⤵

 

特徴的な二つの塔は 城塞のように重厚で 半円形のアーチ状の窓が特徴的なノルマン様式でつくられています

有料の上 預けている荷物も気がかりなので 入場はしませんでした

 

無事に荷物を引き取りました

昼間対応して下さったかたがおられ あっけなく返却されました

ちょっと腹立たしかったですが 時間のムダなので特に不平は言いませんでした

(やり合える語学力もなかった...^^;)

 

喉がカラカラだったので すぐ近くのバールでジュースを飲みました

残念ながら すまりんの大好きなブラッドオレンジはありませんでしたが...

こちらの搾りたてオレンジジュースも すご~く美味しかったです💛

すまき曰く

「今まで飲んだオレンジジュースの中で最高!

(すまりんの故郷の)愛媛のみかんジュースより美味しいかも!」

 

今まででいちばん喉が乾いてたんだよね(^_-)- ☆

 

荷物の件は とんだ災難でしたが💦

おかげで美味しいジュースにもありつけたし 大聖堂も見れましたので 塞翁が馬と申しましょうか...

 

17:55 チェファルー駅に戻りました

18:06発のインターシティ🚄(特急列車)を逃すと遅くなるので 値段が少し高くなりますが アプリで予約して乗車しました

 

全て指定席なのに満席で デッキに押し出されたすまりんたち💦

乗り継ぎ駅まで15分ほどなので 席はあきらめました

めちゃくちゃな感じでした^^;

 

お決まりの乗り継ぎで 25分待ち...

 

本日2度目のカステルダッチャ駅です

サマータイムもあって明るいですが 時刻はもう19:30... 

 

ホームに着くなり電話を入れたので ほぼ待ち時間もなく迎えに来て下さいました

今回は荷物が重いので助かりました(*^^*)

 

お部屋で一息ついたら ホテルのレストランに夕食に向かいました

予約なしで利用可能... 21時までオープンしていました

 

屋外に一組おられましたが  屋内はすまりんたちだけのようです

 

メニュー(イタリア語と英語表記でした)

 

飲み物はまずボトルの炭酸水acqua gassata(2.5€)を注文

ウェルカムサービスとのことで グラスにスパークリングワインも注いで下さいました!

アグリトゥーリズモの自家製ワインでしょうか✨

乾杯✨

 

こちらもウェルカムの1品だそうですが 日本の「お通し」と同じで 席料に含まれているということでしょうね

牡蠣料理と カナッペ

トマトソースをトッピングした岩牡蠣

 

こちらは バジルのタルト生地に 白いリコッタチーズのフィリングと ガーリックのトッピングだそうです

 

ここで飲み物の追加を...

すまきは nastro azzuro(ナストロ アズーロ) 4€

azzuro()って言うくらいだから 青いビールかと思ったけど普通の色でした...

でも とっても美味しかったそうです✨

 

すまりんは 最初のスパークリングワインで 半分おてもやんです(笑)

イタリアでは 「ブォーノ(=おいしい)」のポーズですね(^_-)-☆

 

acqua minerale(ミネラルウォーター) を注文

※消毒液は携帯しています

 

polpo croccante(タコのカリッと焼き) 13€

こちらの名物料理だそうです✨

香ばしく焼いたタコに 海藻っぽい緑がトッピング

下に敷かれているのはレンズ豆で オレンジのはスイートチリソースでした

 

Panepizza

香ばしいフォカッチャみたいで 塩気が効いて美味しかったです

 

本日のおすすめのスパゲッティを2種おっしゃっていただきましたので 注文して すまきとシェアしました

 

spaghetti carbonaraカルボナーラ 14€

お味は。。。

残念ながら ベーコンが硬くて脂っぽく 日本で食べるカルボナーラのほうが美味しかったです^^;

 

Spaghetti alle vongoleボンゴレ)20€

クリーム仕立てのボンゴレ

こちらもホテルのおすすめなのに 中身が落ちているのと閉じた貝だらけ💧

 

集めてみました⤵(笑)

こちらもちょっと残念だったかな^^;

 

席料 copertoは 4€

支払いは 計60€ で クレジットカードでの支払いが可能でした

 

※ほとんどのお店でクレジットカードが使えたので便利でした

なかには金額の確認がないお店もありましたが 全て目の前で処理して下さったので とりあえずは安心です

レシートは念のため保管し 後で確認しました(^_-)-☆

 

余ったお水は持ち帰りOK

 

今日は「荷物預かり所」「レセプション」 「アサリ」...

閉じているものが多すぎました^^;

 

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翌朝 5:40

お部屋のドアに「掃除不要」の札をかけ すまりんたちは出発しました!

今日は一日でパレルモ全部観光の予定なので またもや始発で出発です^^;

※ホテルでの朝食はこの翌朝にいただきましたので 後日のご紹介となります

 

東の空はもう明るく ひこうき雲が流れ星みたいにきれいでした

ハードスケジュールで ろくに睡眠もとれていないのですが 清々しい朝です

 

ところが!

 

出ようとしたら表門が閉じていました💧

脇の扉は溶接されていて開きません! 出られる場所がないかと探しまくり...

どうしようもなくて レセプションまで走りました💨

案の定 早朝のレセプションは施錠されて 誰もいません^^;

レストランにも行ってみましたが さすがにまだ閉まっていました💧

昨日から もうハプニング続きです💦

 

※後で気づいたのですが 緊急連絡先はお部屋に書かれてありました

 

電車の時間が迫ってきています...

もうだめかと思った時  すまきがレモンの木の陰にドアの開閉装置を発見!

ドラマのような展開✨

5:52 脱出成功しました(^_-)-☆

開け方は分かったのに 閉め方が分かりませんでした💦

まもなく6時だし 中の建物は宿泊棟も含め 全て施錠されているので大丈夫でしょう^^;

…ということで

ダッシュ💨

 

上り坂で スピードダウン💦

 

振り返ると 海からの日の出がきれいでした✨

 

カステルダッチャ駅はこの突き当りです

6:07 パレルモ行きの電車に無事乗ることができました(^_-)-☆

 

自転車ものせられる車両⤵

 

まだすいているので 席は選び放題です

この後 徐々に人が増えて パレルモに着くころには満員に!

 

次回は 一日でパレルモ観光をしたお話ですが 長~くなるので2回に分けて投稿します

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